2011/8/19

ジャズでもブレーキの効きはよいほうがいい・・・クロマチック・アプローチ・ノート  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第二百二十六回目の今日はコード奏法編『ジャズでもブレーキの効きはよいほうがいい』というお話しです。

ココまでの金曜クリニックをご覧になりたい人は左のカテゴリー(またはこの記事のタイトル右側にある)「金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック」をクリック。この記事に続いて過去の記事全てを見る事が出来ます。チェキラ!



それにしても昨日の暑さは尋常ではありませんでした。
日中ビブラフォンのレッスンをしている時は、どんなに頑張っても室温28℃。外気は39℃を示していました。
節電と熱中症のどちらを選択するか・・・なんて悠長な事を言ってる場合じゃありません。
即、電気予報をチェックしてエアコンの設定温度を下げましたが・・・・効果無し。

どんなに頑張っても28℃。

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レッスン後は新宿へ。
車の外気温計は35℃でピタリと動きません。

時刻は午後6時27分。

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渋滞の首都高をタラタラと走ってさらにヒートアイランド現象に拍車をかけてしまいます。

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でも・・・・

初台のランプで下の甲州街道に降りたら・・・

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マジっすか!?

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え〜!?

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ヲイヲイ。。。

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前に車が一台もいません!?

だから、初台のランプから一つも信号に引っ掛からずに新宿まで5分。

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夕方のラッシュ時とは思えない、シンドロームのような光景でした。
もっとも、この先はいつもの通りの大渋滞で再びノロノロ運転になったのですが・・・・



先週のコード奏法編『ジャズでは必須。転調感と移動ド感を遊びながら学ぶ』で、どうすれば移動ドに慣れますか? という質問をいただきました。

楽器を使っての相対的な音感トレーンニングとして僕が昔やったのは、こんな事でした。

(1)朝起きて最初に楽器に向かう時
(2)「どれでも良いから一音」を頭の中で描き鍵盤を弾く(念じた音と実際の音が合う=絶対音感の訓練)
(3)弾いた音を歌詞のつもりで「mi」と頭の中で唄う
(4)その並びにある半音上を「fa」、さらにその全音上を「sol」と唄いながら弾く(mi-fa-sol)
(5)次に新たな音を頭の中で描き鍵盤を弾く(以下(2)からの繰り返し)

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(クリック、さらに開いた画像をクリックすると拡大/以下同じ)

音階の中で半音と全音の音程が並ぶ「mi-fa-sol」をどんどん移調して唄いながら弾くトレーニングです。
これを高校の頃、毎日「アサイチ」にやっていたら移動ドに慣れました。お試しあれ。



車でも電車でも、何でもそうですが、動き出すものは動くのは簡単だけど「停めるのが難しい」といいます。
リニアモーターカーだって、走るだけならいくらでも早く走れますが、停めるという行為に対するレスポンスを安定させる所に凌ぎを削らなければなかなか実用化されないのです。停めるのは難しい・・・・

ジャズでも同じです。

たとえあなたがフレーズを繋ぎ合わせて演奏しようが、コードスケールをカッコ良く繋いで演奏しようが、それを何処で停めるのかがイメージ出来てないと、ただダラダラと音を出すだけで、聴き手に何の感動も、印象も、与えられません。

「停まった時の余韻」ほど流れる音の中で印象を残すものはありません。
ブレーキと呼べばわかりやすいですね。

ソロ(インプロ)の練習をするなら、まず、自分の演奏のブレーキの効き具合を確認してみましょう。
思ったところで「停まれる」練習にもなります。

■ターゲット・ノートとクロマチック・アプローチ・ノートでブレーキをかける

ターゲット・ノートやアプローチ・ノートの話はこの金曜ブログで何度も登場していますから省略します。
初めて聞く言葉だ、と思う人はこの金曜ブログに検索をかけてみてください。(左のブログ内検索を使って)

取りあえずターゲット・ノートを実音“A”として、アプローチ・ノートの種類を記しておきます。

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ターゲット・ノートに対して半音下、又は半音上からアプローチして来る音を設定するわけです。
このアプローチ・ノートは「装飾音」的なもので、ジャズではそれらの音をメロディーのリズムに組み入れて使う事が多いのです。アプローチ・ノートの事を「経過音」と翻訳しているものもありますが、経過ではなく設定して付け加える装飾に該当するので「装飾音」と呼ぶ事にしています。

アプローチ・ノートは上記の二種類に加えてコードスケール上にある音を使う場合を含めて三種類あります。
その中でクロマチック・アプローチ・ノートはコードスケールとは関係なく、ターゲット・ノートと半音の関係にある二つの音を示します。

さて、この単純な仕組みを使って、このところ課題に使っているジョン・コルトレーンの“モーメンツ・ノーティス”で実践してみましょう。

【MOMENT'S NOTICE】(冒頭16小節)
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前回の説明(2011年8月5日金曜ブログ『転調感をジョン・コルトレーンで学ぶ・・・・』http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20110805/archive参照)で、この曲の各段の2-3小節目の安定したII-V-Iを利用してブレーキをかけてみましょう。

・IMaj7のコードの3rdをターゲット・ノートとし、その音を全音符で伸ばす(=停める)
・最初はターゲットノートの半音下のクロマチック・アプローチ・ノートを設定する

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いちいち譜面にしなくても自分でターゲットノートを決めてクロマチック・アプローチ・ノートを入れる練習をする事。ターゲット・ノートはコードスケール上にあるアヴォイド・ノート以外のコードトーンとテンション・ノートが選択出来るので様々な音で試してみましょう。

クロマチック・アプローチ・ノートとターゲット・ノート以外のところは、ペンタトニック・リックを挿入して動き+ブレーキの練習をしてみましょう。

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どうです?
「動き」と「ブレーキ」。

ただ、まだ一直線な感じで効き具合はどうでしょう、まだまだな感じがしますね。
このブレーキを、次回はもっと効きの良いものに進化させてみます。
お楽しみに。


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やるぞ!ジャズプロ!
出るぞ!スペシャル!
今年は大トリ、応援宜しくデス
GOOD!

今年も開催決定。
日本最大級のジャズフェスティバル、

【横濱ジャズプロムナード2011】

2011年10月8日(土)〜9日(日)
横浜市内各ホール、ライブハウス、ストリート会場など連日100ステージ超、毎年10万人を超える観客で横浜の街がジャズに染まる二日間。

■フリーパス各種

<前売券>
10月8日券:ひとり券@4,000円,ペア券@7,500円
10月9日券:ひとり券@4,000円,ペア券@7,500円
10月8日・9日両日券:ひとり券@7,500円

<当日券>
ひとり券 5,000円
みらいパス(中学・高校生)1,000円 ※要学生証
小学生以下 無料

チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)等の各種プレイガイド、横浜市内文化施設等で販売予定です。

全体のタイムスケジュール、チケット情報等は横濱ジャズプロムナード2011の公式ホームページへ。
★最新情報 : ホール会場スケジュール(7月29日現在)

♪ 今年のテーマは『 ありがとう 』です。
お客様、出演者、協力各団体、運営ボランティア、
多くの方々から思いが集まり、無事に開催することができることに、
今年は、より一層の感謝の気持ち込めて、お届けします。

今年は以下のプログラムで出演します。

出演日時:10月9日(日)19:20〜20:20
会場:関内ホール(小ホール)
出演:赤松敏弘(vib) vs 道下和彦(g) & ユキ・アリマサ(p)
    TWIN DUO × TRIO


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左から : ユキ・アリマサ(p) 赤松敏弘(vib) 道下和彦(g)


今年の横濱ジャズプロムナードでは、赤松のデュオ・プロジェクト20周年を記念した、特別な二つのデュオと滅多に聴けないvib+g+pianoによるトリオをプログラムしました。


★赤松・道下デュオ
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赤松敏弘(vib)道下和彦(g) 1991年8月東京・千代田区/一口坂スタジオ

赤松・道下デュオは、日本のジャズ界が活性化していた1991年、当時の新進若手ジャズメン10組をピックアップしたファンハウス(現・Sony Music Entertainment Inc.)のアルバム『NOW'S THE TIME WORKSHOP』(二枚シリーズ)で、当時率いていたバンドA-Projectと共に紹介されてデビュー。
この写真はその収録時に収録現場だった一口坂スタジオで撮った宣材写真。ある意味ココだけのお宝(爆)。それにしても二人とも若い!(笑)
以来、全国津々浦々に出没してから早二十年。
デュオはその後バンドへと発展し、やがてそれぞれの道を進むようになり、今回約十年振りの再会が実現します。横濱ジャズプロムナードへのこのデュオでの出演は94年(第二回)の、はまぎんホール以来17年振り。

試聴赤松・道下デュオ“TRITON”1991年8月録音/同年11月リリース)


★赤松・アリマサDUO
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ユキ・アリマサ(p)赤松敏弘(vib) 2007年4月東京・世田谷区/クレッセントスタジオ

赤松・アリマサDUOは2000年の『NEXT DOOR』(Vega)でアルバム・デビューし、その後『Six Intentions』(2002年/Three Blind Mice)、『Still On The Air』(03年/同)、『Synergy』(05年/Vega)、『Tide Graph』(07年/同)と赤松のアルバムの中の要所要所で取り上げてきたマスターズ・デュオです。
横濱ジャズプロムナードへのこのデュオでの出演は、08年の横浜情報文化センターホール以来三年振りになります。

試聴赤松・アリマサDUOサンプル演奏(2005年4月録音/同年6月リリース)


横濱ジャズプロムナード2011の詳細は公式ホームページ http://jazzpro.jp/index.php へ!

お見逃しなく!


ガンバレ東北!

がんばろうニッポン!




只今絶賛発売中!
■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)2010年10月28日発売
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VGDBRZ-0044/3.000円(税込)

赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

New Album『AXIS』は全国の有名CD店のほか、ネットショップでも好評発売中!
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どうぞご利用ください。

CDレビュー→http://www.jazzpage.net/rireki/cd/akamatsu_axis.html

CDレビュー→http://www.jazzfusion.com/cd2010/axis.htm

CDレビュー→http://artist.cdjournal.com/d/axis/4110091003

クリックすると元のサイズで表示します→CDショートレビュー


【動画】と【試聴】世界のヴィブラフォン奏者と素晴らしい音楽仲間へ直結!
■赤松敏弘MySpace

そして、コチラはオフィシャルサイト
■赤松敏弘Vibraphone Connection

掲示板に替わって登場、オフィシャルな(?)つぶやきTwitter
■赤松敏弘 Vibstation's Twitter

新しく追加のコミュニティー
■赤松敏弘facebook

auの方はコチラの赤松音源で
≪■着JAZZ!■取り放題≫
 カテゴリ(メニューリスト)>着うた>クラシック・ジャズ
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SoftBankの方はコチラの赤松音源で
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 メニューリスト>着うた・ビデオ・メロディ>着うた>Jazz・クラシック・ワールド
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≪着JAZZ!フル≫ メニューリスト>着うたフル>洋楽・Rock・Club
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チェキラ!
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