2006/8/20

目黒でザッツ・マリンバ!  日記

今夜は目黒へ行ってきました。目黒は20代の半ばから渡米するまでと、帰国後しばらくの間は頻繁に通った街です。帰国後の3ケ月は知合いのスタジオに居候させてもらった事もありバブル以降の日本の事情はココで勉強させてもらったものです(笑)。
「へぇ〜、今、日本ではOLの人が投資ファンドに夢中なんだ〜」
「ボディコンってなに? お立ち台ってな〜に?」
「イカ天ってナニ?」・・・・・

たった数年間で浦島太郎になってしまう不思議の国、ニッポン。
目黒で過した時間は驚きの連続でした(半分以上はなぜか腹を立てていましたが・・・笑)
言わば今日の原点が目黒だったと言えるでしょう。

で、街を歩きながら随分久し振りだと思ったら、一昨年の12月にベースの須藤満氏の「STEPS NIGHT」でBlues Alley Japan(BAJ)に出演した時以来、実に1年半以上も目黒は御無沙汰していた事になります。

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目黒と言えば「権之助坂」

今夜は同じBAJで、僕の弟子界隈では通称“王子”ことSINSKE君のBirthday Live にお呼ばれでした。
時間の都合で後半の1セットしか見れませんでしたが、途中EMPを1曲使っただけで、ほぼ全編をマリンバで奮闘していました。

今回は彼の新しいアルバムの発売記念も兼ねているようで、アルバムのコンセプトが「マリンバ1本」に絞られた事から興味深く見る事ができました。
編成もピアノとパーカッションのみなので音響的にもバランスは良いだろうと。

僕がSINSKE君のマリンバを見るのは、これで二度め。前はまだ彼がベルギー留学中の一時帰国の時のリサイタルでした。もう4年以上も前の事です。
その時に彼の演奏を見て、従来のマリンビストには無い「空気」を感じて大変興味を持ったのでした。なぜか女性の多いマリンバの世界にあって、彼独特の表現方法が新鮮でした。不思議なものでネットを通じて彼とのやりとりもあって、その数年後にはそんな彼を教える事になったわけです。

偶然にもデビュー前とデビュー後のステージを定点観測(?)しているような感じになりましたが、マリンバという楽器を使った現在の若手の中では最も意欲的な存在になったと思います。元々SINSKE君の中に潜んでいた「空気」が衣装を着て楽器の前に出てきたのでしょう。

マリンバという楽器は実に多彩な音楽に順応します。その表現力の幅はヴィブラフォンの数倍はあるでしょう。
ステージを見ていて、その「幅」というものを、これからどのようにSINSKE君がコントロールして行けるのかによって、この楽器の将来の一つの道があるように見えました。

偶然にも前回のマリンバ、バイオリン、ピアノという小編成と今夜の編成はその比較にちょうど良い大きさでしたから、ホールとライブハウスの違いは差し引いても経過はかなり正確に把握できたと思います。

まぁ、毎週会ってるわけなのでそこから先は本人とゆっくり。

マリンバという楽器の今までの素性をギッシリと詰め込んだ彼のアルバムを是非チェキラ!
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ズバリ、そのもの、
『SINSKE/That's Marimba』(SONY)
8月23日発売

詳しくは左のリンクにある彼のブログから。

おしまい



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