2011/10/26

銀座じゃなくて、岡山の、ですけど・・・・  水曜:これは好物!


その昔、まだ瀬戸大橋の無かった時代に国鉄(現・JR)の宇高連絡船を使った人に「連絡船の思い出の味って何ですか?」と聞けば、十中八九が「後部展望デッキの立ち喰い“さぬきうどん”」と答えるだろう。

1960年代から1980年代まで、僕も数えきれないほど宇高連絡船を使ったから、“後部展望デッキのさぬきうどん”に異論はない。

本当に「おいしかった」のかどうかは別として、そのシチュエーションが良かった。
本州側の宇野駅と四国側の高松駅の間を結ぶ鉄道連絡船。
乗船しているのは一時間だから、そんなに凝った造りの船ではなかったが、グリーン船室と普通船室の二種で、椅子もまったく当時の特急列車の座席と同じというもので、その他の瀬戸内海航路の豪華客船や大型フェリーと比べるまでもなく質素な造り。

1時間の双方がターミナル駅という事もあり、船内にはレストランすら無かったが、その代わりにパーラーと呼ばれる簡単なフードとドリンクを販売する売店が二階のグリーン船室の手前にあった。

鉄道連絡船だから当然フードには“駅弁”が並ぶわけで、いわば駅構内の売店が二階にあったようなものだ。
そんなだから、「温かい食べ物」となると・・・・・

そう、

後部デッキの実演販売、立ち喰いの「さぬきうどん」に人気が集中するのは当たり前。
だから乗船すると、席も取らずに二階へ駆け上がり、そのまま後部展望デッキの「うどん」売店に並ぶ、という人が多数。
人というのは、流れにつられるもので、そういう「わけ知り」の人達がこぞって二階展望デッキへと向かうものだから、「なんだろう?」とついついつられて流れて来る。
すると、後部デッキで大勢の人が白い容器を片手に“美味そうにすするうどん”を見つけて「あ、讃岐うどんだ!!」と、これまた列の最後尾に並ぶ。
食べた人が一階に降りて「うまかった」などと話しているのを小耳に挟んだ人が今度は二階へ駆け上がって来る。
そして列の最後尾に並ぶ・・・・

そんなわけで雨の日ですらその後部展望デッキの立ち喰い“さぬきうどん”には列が出来るほどの盛況で、一時間毎に出る連絡船の名物でもあった。

また、瀬戸内海の上で潮風に吹かれながら食べる“さぬきうどん”というシチュエーションに加え、船尾を追って集まる白いカモメに、うどんをひとつポンと投げると上手にくわえて食べる、という愛嬌満点の役者が揃っているので子供連れには人気の的。

そんな後部展望デッキの立ち喰い“さぬきうどん”の事を「連絡船うどん」と称して航路が瀬戸大橋に切り替わるまで愛用した人も多いだろう。

あるんですねぇ、連絡船「うどん」のYoutube(笑)
1980年代末期の様子ですね (音声はオフで)


現在では、JR高松駅構内に「連絡船うどん」という店もあるくらい未だに人気がある。

と、

ここまで「連絡船うどん」の話しだから、今日の好物はさぬきうどん、と思いきや、そうじゃないところが一筋縄では行かないところ。(笑)

あまりの人気で並んでいたら売り切れになったり、このまま並んでいたら港に着いてしまう(なんせ船旅と言ってもジャスト1時間ですから)なんて事も多々あり、そんな時は早々に諦めて僕はコチラを愛好した。

サンドウィッチ。

先記のグリーン船室の手前にあるパーラーで販売していた何の変哲もないサイドウィッチ。

特に高校時代の長期休暇の時に岡山の津山の学校と実家のある松山との往復では必ず使っていたので「懐事情」を明かせば、
一番廉価で価値があるのが実演販売の「連絡船うどん」、当時の僕の記憶では高くても100円台で納まった。
次がこのサンドウィッチで300円前後だったと思う。
駅弁は無難な幕の内で500円台だ。

なにも船の中で駅弁食べるのもなんだしなぁ、それでいて高いし、となると気軽なサンドウィッチに手が伸びるというもの。パーラーはゆったりとしたソファー席が並びホットコーヒーを追加しても100円くらいだったので結構サンドウィッチの利用は多かった。「行き」がうどんなら帰りはサンドウィッチとか、ね。

しかも、それがなかなか美味しかったという記憶があった。

で、もう、すっかり連絡船など無いこの時代に、何を急に懐古してるんだ、こいつ、とかって思うよね。
はい、はい。

連絡船の無い今なら、岡山からはJR四国の特急で直通。

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松山までならこの特急「しおかぜ」号で約二時間半

岡山で降りた時、見つけてしまったんだねー、これが。

あの頃の「味」。

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岡山・木村屋 http://www.okayama-kimuraya.co.jp/

パンです、製パンメーカーです。
あの、銀座木村屋総本店とは違いますが、ちゃんと「のれんわけ」された木村屋です。

なぜあの味が「岡山・木村屋」だとわかるかと言えば、当時四国側の高松駅手前の予讃本線が大きくカーブする所に「岡山・木村屋」と看板を掲げた大きなパン工場があった事と、サンドウィッチの箱に印刷された木村屋のトレードマーク(銀座と同じ)をしっかり覚えていたから。

なので、久しぶりに「岡山・木村屋」でサンドウィッチを購入。
はっきり意識して買うのは、連絡船以来かもしれない。

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昔に比べれば随分簡素なラップ包装だけど、確かに見覚えのある具がある。。

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価格は三種で220円也。
記憶によれば、ハム、玉子、カツ、ポテトサラダ、ハムサラダ、の五種だったように思う。
物価を考えれば、恐ろしく値上がりの無い分野だ。

このまま瀬戸大橋を渡るまで我慢しようかと思ったが、お腹が空いているのに我慢もヘンだな、と瀬戸大橋の手前でラップを開けた。(岡山からの30分が我慢出来ないとは。。。。とほほ)

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ハムサラダ

なんでハムとキュウリなんだろう・・・? と昔から思うものの、この組み合わせ、飽きが来ないんですよねぇ。
キュウリのさっぱり感とハムの塩梅に微量のマヨネーズ。
それを上手く受け止めるマーガリンによって水分が弾かれたふわっふわのパン。

ああ、このパンだ、これ、これ。
この、ちょっと甘みのある、口に入れるとふわーっとイースト菌の香りがする。
この味覚、僕の脳裏にしっかりと刻まれた「岡山・木村屋」のパンの味だよ。

っんまい!GOOD!

緑の中を快走する特急「しおかぜ」号の車内で一人悦に浸る。

続いて・・・

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玉子サンド

こりゃボリューム満点。
昔はこんなに具がテンコ盛りじゃなかったなぁ。
でも、この色の付いたパン、変わり無いねぇ。。

っんまい!OKOK

具も美味しいけど、やっぱりここのはパンだね。
パンがふわっふわで、ほのかに甘みもあって、実に美味しい。

時代は変わっても、変わらないものっていいねぇ。。



あっと言う間に岡山から30分を走った「しおかぜ」号はトンネルに入り、「このトンネルを抜けると瀬戸大橋です」という案内放送の通り、、

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トンネルを抜けて一瞬目が眩む光のシャワーが降り注ぐと・・・

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そこは瀬戸内海の真上!

連絡船が1時間かけて渡った海を、たった13分で渡り切り四国入り。
「連絡船うどん」で待ってる暇はもうない。

快調に飛ばして岡山から220キロ、二時間半で松山に着いた。

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岡山・木村屋のパンに感激しながら「しおかぜ」号の終点、松山へ





ガンバレ東北!

がんばろうニッポン!




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