2006/8/26

久し振りのCDウォッチング  日記

黄昏れの新宿。久し振りにプライベートで徘徊しました。ココ新宿は東京のジャズが一番熱かった土地。今では新宿ピットインも新宿駅近辺には無く、ちょっと寂しいですが黄昏れ時の新宿は昔からなにかソソラレるものがあります。

で、秋の気配を夜な夜な感じて来ると沸き起こってくるのですね、これが

CDウォッチング

なんせ心待ちにしていた大好きなクラシック・ピアニスト、サンソン・フランソワの『ラヴェルピアノ曲全集第一集』の復刻盤がリリースされた直後だし、「絶対夏になんか聴くもんか!」とリリース後2ケ月我慢していたマイケル・フランクスの新譜やら(リオをタイトルしているからボサノヴァ・タッチと予測。ボサノヴァは一番美味しく聴こえる秋まで我慢の子/笑)、他にもきっと「ワクワクする出会い」があるだろうと、人ごみも気にせずCDショップを徘徊する。僕にとって新宿はそういう街だ

なぜ今日がそんな気分になったかと言うと、家人が昨夜いろいろとCDを買ってきて昼間リビングで聴いていた。
ジャズなんだけど、キャッチコピーやライナーなんて、何となくいい加減な事だらけを書いてあったので無視して純粋に音だけ聴いてみた。
僕のあまり知らない最近のヨーロッパのジャズだったが、ごくフツーのジャズだ。ECMのような鉾先に輝きのあるインパクトなんて微塵も無い。録音も悪いし、要するに全体がチープなんだ。そういうパッケージ物には感心しない。知らない土地の物を日本で紹介する時の最低のマナーがレーベル(輸入販売)に無いって事だね。

自室のオーディオで何か聴こうと思って、随分久し振りに自分のアルバム「フォーカス・ライツ」を途中まで聴いた。発売前はいろんなチェックも含めて細部まで聞き込むんだけど、発売された後はリスナーのみなさんが決める事。だから自分のアルバムは聴かないんです。なので発売されてから10ケ月経って聴くと耳が客観的になっていていい。目指した物はちゃんと記録されているようで安心した。この時点が「フォーカス・ライツ」のプロジェクトが本当に完了した瞬間なんです。

さぁて
ちゃんとパッケージ(プロデュースも含めて)された最近のものや知らないものが聴きたくなってきたゾ〜〜

秋なんです

そして買いも買ったり
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クラシックとジャズの売り場を数店行き来する内に、手元はどんどん重くなり・・・
気が付くとラヴェル3枚、上記のフランソワとフランソワの別のフランス盤、それにラヴェル本人、解禁になった(笑)マイケル・フランクスの新譜、あらら、ラルフ・タウナー(g)のソロ新譜が出てたのね、、おや、Oregonの30周年記念盤やら、フランク・リコッティー(vib)入りのマイク・ギブス ビッグバンドの復刻盤やら、スティーヴ・スワロウが自作品をウッドウインズ・アンサンブルで共演?、、、、
またまた馴染みのミュージシャンばかり。。。。
でも、これらを季節分けしてこれから1年かけて聴く事になりそう
いやいや、楽しいもんです

で、CDショップさんに提言

クラシックはちゃんと楽器別にCDが並んでいるので(例えばピアノ曲の作曲家別で探せば新しい演奏者も出会う)探す楽しみがありお客さんも入っていましたが、ジャズのコーナーはミュージシャンのアルファベットのイニシャル順にしか並んでなくて、客が店員に尋ねている光景が目立ちました。
ずっと言ってるように、早く楽器別に陳列を変えなさい
あれじゃ名前を知らないと何も捜せないじゃないですか。
こちとら知らないプレーヤーを聴いてみたいと思って徘徊してるのに全然見つけられないよ。名前で買うのはネットショップで十分なんだから、ショップにはショップでの出会いの場所を設けてよ。
海外で大手CDショップが破綻するのも、そういう新しいマーケットの開拓に今のショップの環境が繋がらないからじゃないかなぁ。
ジャズは主流がインストなんだから「ピアノが聴きたい」「サックスよサックス!」「(間違って)ヴィブラフォン」(笑)って買いに来る人とか多いと思うな。
そんな時に「初めて」の出会いがあるのがCDショップだと思うんだ。
そこに行くまでの時間や雰囲気、気分、交通費というのも顧客は背負って足を運んでいるのだから、ね。絶対その方がいろんな人のアルバムが手に取られる確率が上がると思うなぁ。

下調べして買い物するのは、もうネットを十分活用している時代じゃないだろうか・・・ショップにはショップならではの良さがほしい、、、そんな事を少し思いつつ帰ったのでした。

おしまい



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