2006/5/12

(続)こんなに違うBar Suspension Cord・・・取り替え編  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック

毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。金曜第八回目の今日は先週からの続きで“Bar Suspension Cord”(紐)の話しです。

先週「代用品」からA社のバー・サスペンション・コード(以下BSコードと略)に取り替えて試用してみました。初日は安定した響きがありましたが、翌日からは「やや音色が詰まった感じ」に

ライブもあり、このままではダメなので以前購入したB社のストックに張り替える事にしました。
市販されているBSコードは、やはりメーカー毎に特徴があるようです。

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左がB社、右がA社の「BSコード」
先端のガイドもB社がコーティング式なのに対してA社はワイヤーガイド式

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太さも微妙に異なります。左のB社の方がやや細め

この太さの違いはヴィブラフォンのメーカー毎に鍵盤のホールの大きさが異なる事に起因しているのでしょう。A社からB社に替えると、響きは伸びやかになり、かなり改善されたように思いました。

これでめでたく解決、と思いきや。。。。。
実際にこのままライブで使ってみないとわからないのです。




そして




ライブで使った結果は




「当面様子をみる必要あり」


なぜかと言いますと、暫く鍵盤に装着したまま使わないと、BSコードは「必ず伸びます」から本性?が現れるまで、じっくり待つしかないのです。

じっくり、じっくり、じっくり、じっくり、じっくり、じっくり、じっくり、じっくり、。。。。


ライブ翌日の事です。装着して鍵盤にも馴染んできた頃なのですが、なぜか満足しません。もちろん「締め直し」も行って、本来であれば「絶好調」に向かうところなのに、倍音の余韻と減衰のカーブが望むべく形ではないのです。
続いてスタジオの仕事もあり、張り替えると最低1日は準備(馴染ませる為に演奏する)が必要。ううん・・・・・こまった


ふと、ストック入れを見ると、先日外した「代用品」と同じストックが


ダメ元で試してみよう・・・・

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再び「オレンジ」のBSコードに転身迷ってる時間はないのだ。

すると、「これはイケる感じ」

一日慣し演奏をし、十分細部をチェックした結果、「よし!コレで行こう!」と結論。



そして今夜は都内某レコーディングスタジオ
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しっかり手前に「オレンジ」のBSコードが・・・

本日はお馴染みオリジナルラブの録音。田島氏のまたまた面白いアイディアを随所に感じる作業は深夜まで続く。

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レコーディングされた音をモニターしながら「良い状態」で鳴っている事を確認。


「オレンジ」君、キミはエ・ラ・イ
僕がもっと君を信じれば良かったんだね


かくして、A社、B社とメーカー品を立続けに試用したものの、
やはりこの一年を共に過した「オレンジ」君はタダものではなかった
よしよし、よしよし。
鍵盤とBSコードの相性は、ひょっとすると純正品よりも「相性」の良い「代用品」が世の中には潜んでいるかもしれません。僕の今の状態では「代用品」が徐々にメインとなりつつあります。

みなさんもいろいろと試してみる事をお薦めしますよ

ふと、見上げると、今夜スタジオで使っているマイクがとても変わってたので思わずパチリ
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凄くアンティークな感じのマイクロフォン
これも田島氏の策略であろうか・・・

おしまい



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