2006/5/26

BSコードのスプリングフックは・・・  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック

毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。金曜第10回目の今日はBSコードのフックのお話しです。

ヴィブラフォンやマリンバには必ず鍵盤を結ぶBSコードがあり、音色に与える影響が少なくない事を述べていますが、今日はBSコードを最終的に繋ぐフックについて。
ヴィブラフォンでもマリンバでもフックはスプリング式になっています。
BSコードを張替えた時に1週間程度様子を見るのもBSコードの伸び具合と関連する
フックのスプリングの落ち着き具合も同時にチェックする必要があります

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L:Vibraphone(saito製) R:Marimba(yamaha製)

フックの形状はメーカー毎に若干の差異はありますが、概ねフックから伸びるスプリングがすり鉢状になって、その中にBSコードを通しストッパー代わりに結び目を作って引っ掛けるものです。

ところが、、、、

この結び目という奴が経年によって「うんとも、すんとも」言わないくらいに硬く結ばれてしまう経験って、、、、
ありませんか?
あるいは、張替えで結び目を出そうにも「しっかりスプリングの中に引っ掛かって」出てこない。。。
また、結び目を作ったのに「すっぽり」と抜けてしまったな〜んて経験ありませんか?

硬くなってしまうのは演奏する度にBSコードが常に振動を与えられてグイグイ締められるからで、抜けてしまうのは張替えが頻繁でスプリングの穴が緩くなっているわけです。

そのどちらにも応用が利く結び方を書きますよ〜〜

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(musser製)
まず2つあるスプリングフックの片方は通常の通り硬結びにして・・・

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スプリングの中を通して底(鍵盤側)に引っ掛け抜けないようにします。

続いて、もう片方のスプリングフックは・・・

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スプリングフックの中を通したBSコードをフックに絡ませて硬結びを作り締めます。

これで出来上がり

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左のフックが「絡ませ結び」で右のフックは通常の形

BSコードは張り替え1週間程度で伸びた分を締め直すので、その時は左のフックだけ外して締め直せばOK。
また、経年による結び目の硬化も左側は殆どありません。
スプリングの耐久性が気になる場合は左右を交換する事で耐久力を伸ばします。

まあ、BSコードが切れるまで気にしない・・・・という人は
ザックリ切っちゃいますからハッキリ言って関係ないですが、

その時にでも是非お試しあれ

おしまい



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