2006/6/6

ぶらり旅で無謀な突撃は失敗す・・の図  火曜:街ぶら・街ネタ

ふらりと旅に出ると、大よその行程を立てたとしても、突然気が変わって変更する事もあります。まぁ、それが成功しようが、失敗しようが、結局はどちらでもいいんですけど

晩秋に「ふらり」と行ってみたくなるのが東北方面。特に理由はありませんが、何となく哀愁に駆られて休みを捻出し東北方面の新幹線に家人と飛び乗るわけです
東京よりも確実にひと足お先の「秋から冬へ」を体験出来るからでしょうね。

途中で盛岡とか角館とかお気に入りの街がありますが、取りあえず秋田まで足を伸ばしましょう。
秋田もなかなか面白い街で、この地に降り立つと美術館に直行し「藤田画伯」の絵を見るのが好きです。
泊まれば泊まるでなかなか味わいのある飲屋街があるので熱燗でキューっとしたいところですがこの日はその先まで足を伸ばします。
再び秋田駅。
待つ事しばし、ホームに入って来るのは随分と懐かしい形の電車です
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色こそ昔の赤とクリームではないものの、高校時代の一人旅からよくお世話になった由緒正しい「国鉄」の電車。JRになって全国各地の特急は随分と近代的な電車ばかりになりましたが、ココにはまだ「昭和」が残っています。

ドアが空いて中に入ると・・・・・

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ひゃ〜

当時のまんまですねぇ。淡いベージュ色の壁、網棚他随所に無機質なステンレス素材が使われ、ルーバーで囲われた照明に、天井のクーラーの吹き出し口なんか「こんなおちょぼ口で大丈夫かしらん」と思えるような小口がズラリと並んでます。しかもシートはブルー一色。それに純白のリネンがきっちり掛けられていて、、少なくともこのカットだけ見てると昭和50年代そのものの空間です。
現在の新しい特急車内のトータル・コーディネートとは違う「簡素な清潔さ」がかえって新鮮に感じるようになりました。何の飾り気もないから、車窓が一番の御馳走になりますね。

妨雪林が続く海岸線、広々とした八郎潟、そして山間部と、ぼーっと眺めていても飽きない時間がいくつか過ぎた頃、フト、悪戯を思い付きました

この列車はもうすぐ「弘前」に着きます。弘前には友人のマリンビストH田野さんが在住。少し前にはDuet w/Yuki Arimasa(p)のコンサートをこの地で開催していただいた。あの時は車で来たが今回はブラリブラリの電車旅。
今日はこちらもその先まで足を伸ばす予定なので、ほんの一瞬久し振りに“お茶”でもしようか、程度のつもりなんだけど、「今・弘前デス」って驚かすのが先に立った。

で、弘前に到着、この昭和的哀愁特急をココで捨てる事に。

早速駅前からH田野さんちに電話。
プルルルル、プルルルル、プルルルル
あれれれれ、、
プルルルル、プルルルル、プルルルル
ガチャン、
「あ、もしもし、、」
「只今留守にしております。御用の方はメッセージをどうぞ。ピー」
まぁ、そりゃそうだ。
なんせ平日の夕方だから、いるわけがないっかー
で、留守電に「只今弘前駅前からです。残念でしたー」
と、訳の分からないメッセージを残す。

メールで「残念モード」を送ろうと駅前で

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こちらが駅をバックに家人と「この角度でいい?もうちょっと右?」とか言いながら、残念モードの演出をしていると通りかがりのおばちゃんに「アンタら、何がそんなに悲しかねー」とツッコミ入れられてます。

で、それじゃその先に参りましょう、と駅に入って「唖然!」

次の特急は、もう夜まで無いのでした。。。
トホホ・・・突撃なーんて余計な事を思い付いたのが失敗の元。時刻表をもっと調べておけば・・・・

仕方ないし、まぁ、突然の街ブラは好きなので少し時間を潰して(弘前は少し土地カンがあるので街中まで行ったり、弘前公園にも寄ったり、なかなか美味しいポテト屋を発見したりで収穫あり)、夕方の快速列車でこの日の宿泊地「青森」を目指す事に。

当然の如くに「青森」到着は大幅に遅れてもう真っ暗
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青森は何年か前にアーケードが改築されてスッキリした街並になりました、、、って夜じゃ何にもわかんないよね
それでもパチリ。

流石にこの時間では人通りも少なく、食べる所もいろいろと思案するも無難にホテル近くで済ます事に。

と、その頃になって弘前のH田野さんから携帯に連絡が。
「今日は大学の講議の日でしたから、残念-」って。
また会いましょう!

で、翌朝改めて同じ付近をバスで通った時にパチリ
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かなり高めの屋根、道路と歩道の間に少し余裕を持たせているのは、この地の夏の風物詩「ねぶた祭り」のスタンドを設営する為のスペースを確保しているんだそうな。
前夜、以前訪れた時に寄ったこの地のローカルな百貨店を訪ねてみたら、、、ここも不況らしく閉店寸前だったのは少し悲しいが、夏の大イベントがある限りココの商店街は元気なようでした。

この時乗ったバスは十和田湖へと向かう。秋の澄み渡った空と、奥入瀬(おいらせ)渓谷の絶妙な紅葉は素晴らしかった。東北のいろんな街を経由しながら行く観光地もまた楽しいものです。帰りはそのまま盛岡に向かい夜は「南部百姓炉端」という居酒屋に行き、そこで“あまりにも旨かった”「どぶろく」の一升瓶を思わず購入し、
翌日かなり重たい思いをしながら東京へ舞い戻ったのであります

おしまい



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