2006/8/5

STORY  日記

やっと「夏」だろう、と信用して良さそうな暑さの東京です。
あっつ〜〜〜い
午前2時になろうとする頃なのに蝉が鳴いてます。
あ、鳴きやみました。
暑さで蝉まで寝ぼけてるのか?

古くからの友人が『STORY』(光文社)という女性月刊誌の今月発売号に載っています。
マリンバ奏者で九州を拠点にマリンバの普及に力を注いでいる田代佳代子さん。
「私の服にはストーリーがある」という特集コーナー。

音大を卒業後しばらく東京で演奏活動の後、子育ての為に出身地の福岡に戻ったのが十数年前。ちょうど僕はアメリカに留学中でした。
なので、後になって知合いからその話しを聞き「そうか、カーコ(彼女のニックネーム)帰ったんだ」と。
数年前に一度ネットサーフィンしてたら九州の楽器店でマリンバ教室をやっているところがあり、講師名にデ〜ンと「田代佳代子」と載っていたので、「お、やってる、やってる」と嬉しく思ったものです。

「タダで転ぶような奴じゃないよ(笑)」

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『STORY』9月号/8月1日発売(光文社)

それから暫くして何かの用事の時にカーコのメルアドを知合いから教えてもらってメールしたら、ちょうど移動の途中にガソリンスタンドで給油中の彼女から直ぐにレスが入りました。

「び、びっくした〜」

それから何度かメールの往復があり、これだけメールのレスポンスがいいのだからホームページ作りなよ、という話しをしました。

すると昨年の夏に突然「作ったから見て」と「勧誘」のメールが(笑)

っんまぁ〜、なんとCGとかバリバリに使って「オサレ〜」なページを作ったもんです。
「おいおい、カーコ。張り切り過ぎじゃないの? 大丈夫?」
という心配も何のその、特にコンテンツの中でも連日更新のブログは、今の彼女の年齢と自分の置かれた環境を等身大の目線で綴る今の感覚にフィットしたもので、その奮闘振りは「自分の夢をあきらめない現代の女性」から「かなりお茶目な女性」、はたまた「こんなお母さんいる、いる」まで、っんまぁ〜、1年365日、よくこれだけ小言(失礼)が続きますこと、、(笑)。

でも、その彼女のブログを見ていて、僕もブログを研究させてもらいました(^.^ゞ
とてもこんなに毎日の事を書き切るパワーはないけど、曜日別にある程度テーマがあればいろいろやれるかも、と。Mixiとブログのどちらかを始めようと思っていろんなブログを見たりMixiの話しを聞いていたのです。それでやっぱりブログの方が自由度があると思ったのでこうして始めたわけです。カーコを「ブログ師匠」と呼ばなきゃならんですね。

地方で一つの楽器を広めるのは、本当に大変な事だと思います。
僕らが演奏に行って交流を持つのとは全然関わり方が違うのですから。
ピアノやギターでも少子化の影響で地方の学校や音楽教室は大変な時代です。
ましてマリンバやヴィブラフォンとなると「CDは何処で売ってるんでしょう?」などと言われるレベルです。「見たり」「聞いたり」から入る音楽の世界で商品すら探すのが困難な楽器を普及させるというのがどんなに大変な事か。
さらに、新しいものがどんどん東京から地方に発信されて行きます。その流れだけを追っている人もたくさんいます。いや、関係者でさえその流れを追うだけで精一杯の情報量です。

でも、人間、いつまでも流れを追っているわけではないのですね。
思わぬ場所で「ふと」実物に出会って立ち止まって見たり、聞いたりするチャンスがあれば。
こういう事は「人目に触れる機会」さえあれば東京よりも地方の方がずっと出会う確率が高くなるかもしれません。
「何処そこの、誰」という事も浸透するのが早いかもしれません。
但し、そこに「存在する」のが大変なんだと思います。
それをフォローする意味で、ネットというのはマスコミとは違って「あるべき所に知りたいものがある」「もしも無ければ自らが作る事が可能」ですから、自在に時代を遡る(さかのぼる)事も時代の先を見つめる事も出来ます。調べたい事があればネットというのは今の時代のライフスタイル。生活の辞書としている人も多いはずです。

田代さんは福岡の地に拠点を作り、ネットを活用し、さらにマスメディアも「音楽一辺倒」では無いところから関わりを持っています。何よりも音楽誌ではないところに着目されたのが凄いですね

従来から、多くのミュージシャンが日本の何処に住んでいても「第一線であり得る方法」を試行錯誤していますが、何だか田代さんを見ていると、その逆に「ココに住んでいても」方法はいくらでもあるんだ、というヒストリーの始まりを感じます。
考えてみれば、アメリカ一つを取ってもニューヨーク、シカゴ、メンフィス、ウエストコースト、と様々な音楽や文化、ファッションが各地から発信されて成立しているのですから、これからの時代は日本も札幌ファッションや大阪文学、九州ブランド等、東京では実現出来ない「文化」が成立しそうな気がします。

既に企業はそのような環境になりつつあるので、後は生活に根ざした「文化」ですね。
地方の企業さんも地方に育つ「文化」や「人」を自信を持って全国に送りだすバックアップや地方の実情の中でリアルなリーダーを育ててほしいものです
今の地方に足りないのは、物や器ではなく、文化と呼べるものの中心となるリーダー的な人材だと思うのです。

おしまい



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