2006/8/21

演奏者は皆せっかち?・・・・・譜面  月曜:ちょっと舞台裏

ジャンルを問わず演奏者の多くは皆“せっかち”かもしれません。
クラシック系の人がジャズ系インストルメンツの曲を「巻き物」のような譜面にして必死で覚えて演奏しているのをよく見掛けますが「みんな気が長いんだなぁ。。。」と思っていたのですが、それはどうも違うようです。

普段ヴィブラフォンで演奏する曲の大半(譜面)には僕らなりの「掟」があります

(1)譜面は出来るだけ最大4ページ以内に納めるのが理想
(2)極力反復記号を用いて「全体の構成」を分かりやすく
(3)なるべく「見やすい音符」で記す

ハッハハ、そんなの簡単じゃんって思うよね。
ところが曲によっては、曲は完璧に出来たけど、さて、譜面をまとめる段階で、何処に反復記号を使って、どのようにコーダやセクション(リハーサルレター)をレイアウトするかで、作曲している時以上に頭を使う事があります。
それと言うのも(1)の最大4ページ以内が理想、つまり演奏中に「譜めくり」なんて誰もやってくれないわけで、どの部分で次のページに進むのか(譜めくりの必要な箇所)を考えなきゃならんのです。
3ページだと譜面台になんとか広げられるけど(1ページA4サイズ)、4ページとなると1枚はどこかで譜めくりする事に。いろいろと考えて演奏者が覚えやすい構成で譜面を作るしかないですね。

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しかし、それは曲やアレンジも完成した時の話しですから、あれこれ考える、と言ってもまんざら楽しくないわけでもないんですが、クラシック系の人と演奏する時はかなり事情が違います。
「譜面に書けば何でも弾けます」

確かにそれは最初からわかってはいるのですが、これが結構面倒だ、と思えるんですね。
10年以上前にクラシックの人とユニットを組んで演奏活動をやった事があります。
ジャズの人とは違う「音色」へのこだわりと「音の表現」の多彩さに普段とは違う充実した時間が持てました。何か新鮮で飽きない音楽に近付けたと思います。
が、、、、
このユニットでライブやラジオ、イベント等をこなして行く内に、新しいアイデアはどんどん浮かびますが、他にもいろいろとやっていると、このユニットの為に譜面を作っている時間が足りないのです。アイデアじゃなく、譜面を書く時間がないのです。。。。トホホ、、

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その時に思いました。
「どこかにヘッドギアでも付けて頭の中の音を自動的に譜面におこしてくれる機械はないのか〜〜」

・・・・・・

そんなのありません


あったら絶対にバカ売れです


誰か作ってちょーだい

結局、譜面に何でも書く、というのは限界があるなぁ、と実感しました。作曲家やアレンジャーの「その」根気を尊敬します。ホント。
所詮、コードネームを見て大半の時間をその場で作っているジャズ屋ですから、根気というものが、この方面で欠けているのでしょう。

ヘッドギアの代わりにコードネーム、そういう事だったのですね。

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時代はどんどん“せっかちに便利”になり、今では手書きの譜面を書く事もなくなり、全てパソコンに入力するだけ。

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こんな僕ら演奏者は“せっかち”なんでしょうね。


と、


思っていましたが、

クラシック系の人も、結構“せっかち”なようです。

お願いだからコードネーム覚えてよぉ。。
ちょっとでも自分で和音ぐらい分析しなよぉ。。

もとい

ねぇねぇ、ミクシィーやブログもいいけど、せっかくパソコンあるんだから自分達の演奏する譜面ぐらいパソコンで作りなよぉ。。。(未だに手書きとは・・・・)
出来ればアレンジも自分達でやりなよぉ。。パソコンで音が出るんだし。。。

譜面依存症から脱却しようぜ


パソコン持って無いって、、、、
ううん。。。。。。

実は意外と若い人に多いんですよ。
ううん。。。。。。どーする

あっ、また譜面探しに行くの?
自分で作ればいいのになぁ。。。。やっただけ何が足りないかわかるのに。
演奏するだけしか考えてないって、ひょっとすると僕らよりも“せっかち”じゃない?

おしまい



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