2006/9/10

括りは「昭和」じゃなくて「1960年代」でしょー  日記

只今名古屋駅に滑り込んだところ。時刻は午前2時24分。広い構内には誰もいません。

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昨日に引き続きヴィブラフォンのレッスン生が攻めてくるゾ〜(笑)。

ゴゴイチはI本君。ヴィブラフォンだけでなく最近はドラムセットも習っている。ドラムの先生には小山太郎君を紹介した。全身を使ってリズムを体得中で、最近ヴィブラフォンのアドリブがそれらしくなってきたところ。

続いてやって来たのはASUKAちゃん。最近いろんな事で疲れ気味のようです。若い時は何かと悩むものだけど勇気を持って自分を信じて乗り越えて行くのだ〜。がんばれ

次のNATUMI嬢がやって来た。ドアをあけると満面の笑顔。ホントに周りまで明るくさせる子です。さっそくリビングでASUKAちゃんと盛り上がっているから女性というのはやはりお喋りが何よりもストレスの発散のようです。昨夜客人がお土産に持ってきたチーズケーキ・ファクトリーのスティック・チーズケーキを出したら
二人とも“あっ”と言う間にたいらげた 
ううん、、お喋りに油を注いだようなものだ(笑)。

「はいはい!じゃレッスン始めるよ」と“お開き”にしてNATUMI嬢とレッスン室へ。このところNATUMI嬢もアドリブがそれらしくなって来た。確実にみんな前進している。

NATUMI嬢が帰ってからそそくさと旅支度。必要最小限の身支度を完了しタクシーで駅に向かう。時刻は午後7時半。

京王線で新宿に出て駅の横の「黄色い」CDショップに駆け込む。今夜個室で聞くお供を買ってから列車に乗り込もうというわけだ。こういう時は思わぬ物に出会う確率が高い。ザザザ〜っとジャズとブラジルのコーナーを見ていたら「へぇ〜」というアルバムを見つけてしまった。

中央線で東京駅に向かい構内のチャイニーズレストランで遅い夕飯。構内の本屋を覗いたりする内に出発の午後10時ジャスト。

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個室でいつものようにパソコンをセットし、備え付けの寝巻きに着替えるとちょうど車掌の検札タイム。これを過ぎるともう誰もこの部屋にやって来ない。冷たい飲み物を飲みながらさっき新宿で買ったCDをベッドに転がって聞く。列車は横浜に着いた。

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『メガロポリス/松本浩・市川秀男カルテット』(Victer/1969年)
このシリーズタイトルが凄い!
題して「昭和ジャズ復刻シリーズ」。時代はノスタルジックに昭和なんでしょうか?そのあたりは疑問もありますが、とにかく市川さんは現在演奏を御一緒させてもらっているし昔から市川さんの曲は邦楽ジャズっぽくなくて好きなんですが、この松本さんという方、実はヴィブラフォン奏者なんですね。時々お名前は耳にしていましたがまったく演奏を知らないのです。当の市川さんからも出なかったし。それで今夜の就寝までの楽しみに。

1969年ですよ。僕は子供ながらに記憶があります。アメリカは月にまで人類を送り込んじゃうし、学生運動しきりで僕の通う小学校の隣の大学もバリケード封鎖されて授業中に火炎ビンが飛び交ってました。凄い時代だったのですね。空模様に例えると「どんより曇り」かな。

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ここで聞ける音楽にどのような意図があるのか、僕は正しく理解してないかもしれませんが混沌とした音楽。ああ、これがきっと当時の東京のジャズの音なんだろうな〜、と感じさせてくれます。もしも10年早く生まれていれば、僕も間違いなくこの音の中に身を投じていたのでしょう。
24歳の市川さんの演奏。「あ、これこれ」という感じがそこかしこにありますが、まだいろんな事を試している姿が聞こえます。松本さんのヴィブラフォンは初めて聞きましたが、そうか〜こういう演奏だったんだぁ〜、と思いながら楽しみました。

21世紀風のハイテク寝台列車で昭和を聞くというのも不思議です。藤沢を過ぎ車窓から大きな建物が消え、個室の照明を消して真っ暗な中で月夜を見ながら昭和の音を聞くと昔二段寝台で東京にレッスンに通った頃の事を思い出しました。

このまま昭和のままでは混沌として寝れないのでパソコンに入れてたマイケル・フランクスの新譜を聴いて寝る事に。。。。うん。今のアメリカが見えます。

あ、あの「昭和」という括りですが、「復刻1960年代の東京ジャズ」が正しいと思いました。1970年代で音楽が一層進化の速度を速めたのと一致しませんね。


おしまい



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