2006/9/12

こういうのは悲しいね。。。  火曜:街ぶら・街ネタ

本日は実家松山から。
いやあ、悲しいなぁ。。。

ナニがって?

実家から100mもない所にある「ナイトショップ」が今月16日を最後に閉店してしまう。
「ナイトショップ」って何? 
と思う人も多いよね。
要するに夕方から朝まで営業するコンビニ。

今ではチェーンのコンビニが全国津々浦々まで24時間営業だけど、1960年代なんてコンビニそのものが無かった。

70年代に入っても24時間営業のコンビニは東京ですら殆ど無し。店名の通り朝7時から夜11時まで。夜間に開いている店は皆繁華街の個人商店だった。

80年代に入ってやっと24時間の店がポツポツ主要都市に点在する程度。東京でも大半は午前1時には閉まっていた。いわゆるTBOでサンチェーンがローソンに統合されたりもした。

90年代に入ってそれが24時間で当たり前になって、今世紀になってからはどんな山奥でも24時間営業するようになった。しかし実際にはどう見ても過剰供給気味で店舗の閉鎖と新規開店を繰り返している。

で、実家の近くの「ナイトショップ」も1960年代に誕生した。
「日が暮れてから営業する店ってど〜よ」
と思われつつも、繁華街の中という事もあって深夜族から綺麗なおねィさんまで足しげく通い大繁盛。その内に隣りにまで似たような「ナイトショップ」が出来てお互いに競った。

僕がこの「ナイトショップ」に通うようになったのは70年代中盤の高校の時の帰省中から。夜中にお腹が空くと、ホイホイと出掛けいろんな食品や惣菜を買った。
午前2時だろうと午前4時だろうと、店内は買い物客で溢れていた。まあ店の外も不夜城なんだけど。

少なくとも30年以上も続いたこの「ナイトショップ」が閉店するには訳がある。


コンビニだ 

実家界隈の200m四方に現在何軒のコンビニがあるか?・・・

軽く10軒はある。Lの付くコンビニなどは電車通りを挟んで同じ●ーソンが向かい合っている。しかも両方とも同じオーナーだ。その周りを今度はFの付くコンビニが取り囲んでいる。。。その隙間にSの付く店やPの付く店、Dの付く店が入り込む。
いつの間にかコンビニ激戦区になってしまった。
繁華街だから朝まで人が絶えないので商売になるんだろう。

コンビニは確かに便利。無いと困る時代だ。
しかし良い面だけでは無い事も確か。
風紀上の事は仕方ないとしても、全国津々浦々までまったく同じ造り、同じ商品、同じ味。
コンビニの弁当って温めないで食べるととにかくまずい。温めたからって旨くなるわけじゃなくて誤魔化されてるだけ。こんなので満足してたらブロイラーだよ。これは仕方がなくて食べるもんだよ 僕もそう言う時は食べる。

その点「ナイトショップ」の弁当は(これだってそう美味いものではないけど)温めなくても食べられる最低限の味覚を保っている。

味覚って大切だよ。人間の五感に影響を与えるし、全国一律の味覚なんて「ありえない」し、あったら非個性の固まりになってしまう。だから地方に行くとどうしてもその地域だけのコンビニやナイトショップが贔屓になる。

全国一律の物もあって、地域独自の物もあるのが一番正常な形だと思うのは僕だけじゃない。「比較対象」を失ったら文化は滅びるだけ・・・・。

さっき(午前2時半)に行ったら、殆どの惣菜は売り切れ。店の人に「なんだか今夜は凄い事になってるねェ」と声をかけたら、今朝の新聞で記事になって今日は入る商品は瞬く間に売れてしまって困惑している、という。「閉店って騒がれてもちっとも嬉しくないのよね〜」とも。
明日には東京に戻るので、唯一残っていた弁当を購入。ホント、これが今夜最後の一品だった。

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『巻盛弁当』(ナイトショップさくら)
温めないでも食べられる弁当。巻き寿司に10種目のオカズ。ボリューム満点。これで税込み525円

もう無いよ、これで最後よ、、、
こんな時間にさようなら・・・と味を記憶に残しつつ、、、いっただっきま〜す。

ああ〜、うまかなし〜

おしまい





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