2006/11/8

デミじゃないよドミですよ!  水曜:これは好物!

先週のツアー中に久し振りに食べたものがある。
ちょうど瀬戸大橋を渡り名古屋に向かっている時の事。10月31日のブログに画像だけアップした「アレ」。

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君はやたらとカツ丼を食べているようだけどそんなに好きなのか?

そういうツッコミが聞こえてきそうですが、確かに好きが前提なのは否定しませんが、この食べ物って、ある時ふと気がついて観察してみたら、実に不思議なヴァリエーションがあって、しかも面白くてついつい手が伸びてしまうんですねェ。

ドンブリって日本独自のジャンクフード文化の頂点って言ってもいいかもしれない。ライスボウルって言わばハンバーガーやサンドイッチ、サブマリンと同じ。安い・早い・美味い(何処かのギュー店みたいだけど)を突き詰めると概ねある形に落ち着き、後は店舗や地域で調達する食材や味付けの違いを競うもの。
同じジャンルの中で地域の文化風習の違いが形に現れた例だと、関西の押し寿司系と関東のにぎり寿司系のように、明らかに完成形(姿)の違いがあるものがあるでしょ。他にも稲荷寿司、バラ寿司と、これらは「寿司」という名が付いても形が完全に違う。
ドンブリとなると、このジャンルは必ず「丼」に入らなければならないから寿司のような「姿」のヴァリエーションは望むべくも無い。牛丼しかり、親子丼しかり。個人的な感覚では関東の親子丼が「玉子しっかり固め・玉ねぎ系」主流に対して関西は「玉子半熟ツユだく・青ネギ系」が主流に思う。でも大筋では同じテイストの中にある。
ところが・・・・・

こと、カツ丼となると、一般的には「とんかつを玉子でとじた具」を載せたドンブリが標準とされるけど、全国各地を歩くと実に様々なヴァリエーションが存在していて楽しい。

西洋のカツレットがトンカツ(カツライス)として日本に浸透した頃にドンブリのヴァージョンが出来たというのだから、親子丼のように玉子でとじると言う発想の方が突飛だったのかもしれない。

随分前置きが長くなりましたが、今夜紹介するのは過去のブログに紹介した、福井のソースカツ丼、寄居の玉子でとじないカツ丼(醤油タレ)、そして名古屋の味噌カツ丼(未公開)とコレを加えて個人的「カツ丼・四天王」と呼ぶ岡山のドミカツ丼。

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ドミですよ、デミではありません
その名の通りドミグラスソースがかかったカツ丼。ほのかに香ばしく淡く甘く奥行きのあるソースが絶品。僕は高校の音楽科進学(作陽学園)で岡山県の津山市に住んだ時に初めて遭遇しました。5月のブログで紹介したように今では巨大な商業施設で分断されてしまった津山のアーケード街の片割れ(元魚町)にあった(店名失念)店でよく食べていました。
ドミカツ丼という名称ではなく「洋カツ丼」とメニューにはありました(勿論カツ丼と言うと玉子でとじたカツ丼が出てきました)。

その頃は別に名物という事でもなく、極フツーにみんな「洋カツ」と頼んでいたので昔からあったのでしょう。今考えると津山というのは山の中にありながら不思議にモダンな街でした。

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ポーチド・エッグか温泉玉子が付く。昔よく食べた頃はトッピングにグリンピースがあっただけ。今は随分お洒落になりました

元々洋食のカツですからこの組み合わせが合わないハズがありません。で、当時岡山県でドミカツ丼はどうかと言えば岡山市を除くと他では「ドミカツ丼、洋カツ丼」の名称を見掛けなかったので、どうやら岡山市と津山市だけに伝わっていたんじゃないかと思います。

今回食べた吉備SAのレストランの橋受けを見ると「岡山プラザホテル・津山鶴山ホテル」とありましたから、昔食べた味にそっくりなのも納得。

ソースカツ丼、味噌カツ丼に比べると知名度はまだ全国区ではありませんが、岡山〜倉敷〜津山の旅の折には是非御賞味あれ!
お薦めですよ

ううん。。。懐旨いゾ!!!

おしまい



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