2007/2/6

階段繋がりで“じんだん”紀行  火曜:街ぶら・街ネタ

先週の街ぶら街ネタの四国、高松から東北は山形へ。。。。。
無茶苦茶な繋がりのようですが、これには深い?わけが・・・

キーワードは階段

香川県を訪れる人の、恐らく8割は必ず行くのが“金比羅山”。(旅行で)
行くと待ち構えているのが約1300段の階段。日本は島国ですから土地の隆起が激しく、何かと山に神が宿る言い伝えがあります。

で、山形!
山形県と言えばフルーツ王国。西日本の岡山県と並んで季節のフルーツが美味しい。

山形市は人口約26万の特例市で近辺には蔵王が控える居住環境の良い街という印象がある。(蔵王は隣接の上山市や宮城県との結びつきも強い)
城下町で、初めて訪れた(いや、通った)のは山形新幹線の開通する遥か前、まだ東北新幹線が大宮発着の時代に福島で在来線の特急「つばさ」(山越えをして秋田に直通していた)に乗り換えていた1980年代前半だ。
春先だったので山形駅(旧)を発車して間もなくに城壁のような所で咲き誇るサクラを鮮やかに記憶している。

で、今では東京駅からダイレクトに行けるようになって山形駅も様変わりしている。
山形市に“ずんだ餅”がある。東北では仙台の“ずんだ餅”が特に有名で、この山形〜仙台エリアの郷土味なのだろう。エメラルドグリーンで見た目も鮮やかな“ずんだ餅”は人気の郷土菓子。仙台のものよりは若干ゴツゴツした感じで甘さ控え目でこれも美味しい。山形では“じんだん餅”とか“ぬた”とも呼ぶそうです。“ずんだ”を餡にした饅頭系のお土産を見つけました。参照に。

じんだん本舗大江


物凄いヴァリエーションにこの地方の“じんだん”への思い入れを感じてしまいます。“じんだんでシュー”のローカルチックな駄洒落に“じんだんモンブラン”っていったい・・・

さて、山形駅前の散策に後ろ髪を引かれながら乗込むは仙台行きの仙山線の快速電車。目的地は・・・・

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なんと、まあ、あの山のアンナところにわざわざ建てんでもいいでしゅー、もとい、いいでしょー、と言いたくなるよな光景

駅名もズバリ
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“山寺”駅(山形県・山形市)

日本のというよりも何か中国の古寺のような水墨画的な印象。しかも名称も「山寺」と全国一ベタで覚えやすい。

余談ですが、この山寺の次(仙台寄り)の駅名は“おもしろやまこうげん”。じんだん〜ずんだ街道(勝手に命名)は侮れません。

山形市の端というよりも元々は独立した町だったのでしょうが、ココも列記とした山形市。街ぶら街ネタとしては許容範囲ギリギリ。
いい感じの駅舎を出て、何の変哲も無いアスファルト道路をしばらく歩くと山寺の入り口に着きます。

ココからが階段と坂道。
お寺は元々修行の場ですから険しいさは当り前。香川の金比羅山が商売繁盛の神様で階段の至る所に茶屋やうどん屋、土産物屋がひしめいて呼び込みも賑やかな日本の正統派観光地であるのに比べるとさすがは東北。厳かで静まり返っている。

時折降りてくる年配の観光客のおばちゃま達が、顔を真っ赤に息も上がりながら「エラカッタ、エラカッタ」「も少し、も少し。あとちょっやデ〜」と言いながらすれ違う。なんで関西弁?と思ったが、たまたま団体が来ていたのだろう。

その「エラカッタ」意味が徐々にわかってくる。
やはり修行の場だから、お参りというよりも登山に近い。
そりゃ麓の駅から見上げたあの光景に向かうのだから、ね。

ワイルドだ。

いくつもの坂をウネウネと進み、ヒンヤリとした山の空気に包まれ、「も〜そろそろでしょー」と思わすカーブを曲がると・・・また坂道。
まったく登山になるなどと思いも寄らなかった旅人は靴がイタイ。
松尾芭蕉の句のある「せみ塚」を過ぎ、
小さな峠の休憩所にはダウンしたおばちゃま達。
行くぞ、頂き、何するものゾ!
で、最後の最後に階段攻撃と急斜面。
そこを越えると・・・・・

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「山寺・五大堂から」

わお!
そこにはまるで箱庭のような由緒正しい日本の原風景
これが見たくてココまで登って来たんだ〜、という感動のお土産付き。
日本の中の個人的な絶景の一つ。

感激もひとしお、次の電車の時刻に合わせて下山。
さすがに、膝は笑ってしまうわ、汗で寒気はするわで、その後山形市内の街ぶらは早々に退却となりました。こちらは再挑戦するしかない。

気をつけよう、軽い気持ちで不意の登山 in 山形。

おしまい



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