2007/5/6

夜明け前の・・・  ■Produce Notes レコーディングルポ

いよいよ今回レコーディングした二つのアルバムのアルバムタイトルと曲順決定の締め切りが迫ってきた。

曲名も全部出揃い、アルバムタイトルも決まり、後は曲順の決定を待つばかり。

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散々歩き回ったり、聞き込んだりした後の最終判断は「ながら」。
他の事をしながら音楽をスルーさせてアルバムとしての流れに問題がないかを検証するわけです。
僕の場合は一番「ながら」状態になれるのが運転中。
目の前の状況も刻一刻と変化するし、自分で全てを予測出来ない状況となると音楽は「ながら」状態になる。
午前3時過ぎの首都高速に“入場料”を払って乗込む。
昔から何か考え事の時には迷わず首都高速に“入場料”を払う。
深夜の時間帯は工事期間でもない限り渋滞がない。まして今日は連休の最終日の夜明け前。車は殆どいないからこんなチャンスは滅多にない。

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都心環状線はループになっているので何周してもいい。普段の混雑した時間帯なら顰蹙ものだが、こういう時は世間様も許してくれるでしょう。

相変わらずルーレット族はいますがほぼ巡航速度でストレス無しに走れます。夜が良いのはライトで他車の位置がわかりやすいから。昼間にこんな事をしていたら注意散漫で危険だからお勧めしません。

何パターンかの順列を聞き比べ、どれが「ながら」の状態で一番ストレス無く聴き流せるか、を判断します。きっと後数年もすれば「いやぁ、昔は夜中の首都高で曲順をよく決めたもんだよ。いやぁ、アナログだったねぇ」なんて時代になるのでしょうね。音楽配信が主体になれば曲順は無関係ですから。

思えば車の運転を始めると同時に音楽を外に持ち出す楽しさを知ったものでした。海へ山へ、あるいは街中で、自分のお気に入りの音楽をBGMに過ごせるのですからそれまでの限られたスペースの中でしか楽しめなかった音楽が一気に解放された気分になったものです。
もちろん音楽を聴き始めた頃から頭の中では記憶した音がいつも流れていたんですが、それよりも客観的に楽しめる新しい角度を知ったというか、、そういう第一世代なんですね。

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いろいろと悩みましたが、今回も無事に曲順は決定しつつあります。
ベテランの市川さんとチンさんとの共演、ヴィブラフォンのバンドとして自分が一番基本に据えているピアノレスのクァルテット、将来が楽しみな若手との共演、これまでに興味と愛を持って接してきた音楽達、、、、今までのアルバムでもやりたい事を最優先にやってきましたが、今回はその幅を思いっきり広げてみました。

総勢9名のミュージシャン、そして初めて自分自身との共演も含めて合計20曲を二枚のアルバムに。

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いわば曲順は交通整理のようなもの。
そろそろ空も明るくなってきて世の中は新しい一日のスタートのようです。

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では、こちらもそろそろ「ながら」の結果を携えて帰路に着くとしましょう。

続く



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