2007/5/30

二連続更新で3/500万の蔵の街・・・その2  水曜:これは好物!

今日は昨日からの続きです。

川越のメインに向かう途中でこれも川越に来ると足が向く金笛醤油に立ち寄った。
ココの「金笛再仕込生醤油」が絶品なのだ。何しろ普通の刺身がちょっとつけるだけで絶品になる、魔法の醤油なんだ。値段は普通の醤油の約倍はするが決して後悔はしない。あまりにも美味過ぎて我家では在庫が尽きてしまったのだ。
と、やや右斜め45度の角度くらいに勇んで暖簾を潜ったら、、、、、
あれれ?あれれ??

な〜い、無いよぅ。。金笛再仕込生醤油。ソコの棚だけな〜い。

すると店のおばさんがそれを察してくれたのか、「あれは今日は無いんですよ。ごめんなさい。明日には入りますから」と。
しかし涙混じりの僕の目(嘘です)を見て、「お客さん、あのお醤油は少しコアな商品でしてねぇ」、「そう、あれがほしくて来たんですよォ〜」(まるで東海林さだおのショージくんである)、「それは失礼しました。もし、よろしければ、こちらをきょうはお持ち下さい」「へ?」「今の季節だけの商品ですが・・・」「それ金笛再仕込生醤油と同じくらい美味しいですか?」(ますます東海林さだおのショージくんである)、「いいぇ、ホホホホ」、「アハハハ〜!」、お互いワラって語らずである。これはこれで普通に美味しい。必ず今度買いに来る(いや、我家の在庫が無いのだから必須である)からね、と店を後に。この街はこんな感じでいつもホームドラマのような雰囲気が溢れている。どの店も二代目、三代目、、、代々脈々と続く商店が多いから買い物も楽しい。適度に商売っ気があり、適度に茶目っ気がある。それが商店街の魅力だよね。


さて、目的地に到着!

まずはイントロから
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“うざく”

んまいっ

お次は隠し玉
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“う巻き”(これはメニューにはありません。あしからず)

んまいっ

そして千両役者
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“うな重”

さいこ〜

ココは僕が日本で一番好きな鰻屋、小川菊
僕は松山生まれだから鰻はずっと関西スタイルのつけ焼きが好きだった。あの香ばしくてちょっと肉的な食感がある鰻は子供の頃から好物で贔屓の鰻屋もある。だから関東スタイルの鰻を最初に食べた時は(某有名店もそうなんだけど)なんだか物足りなさを感じた。
ところがこの小川菊に来た時に正に目からウロコ、関東スタイルの鰻に開眼してしまったのだ。僕の母などは四国の松山からこの小川菊に鰻を食べに来るほどのファンになってしまった。東京の有名店をさんざん食べ歩いているのに、だ。一度母が上京した日が運悪く小川菊の定休日でせっかく川越まで来たからと仕方なく他のそこそこ評判の店に連れて行った事があったんだけど、家人と二人して「ま、まずくは無いねぇ。。。」と散々だった。この辺りの鰻屋は他の土地と比べると結構レベル高いんだけど、、、、やっぱ小川菊にはかないません。二人のあまりの悪態に、小川菊以外じゃ二度と鰻をおごってやんない、と思ったほどだ(笑)。

なにが最高って、やはり鰻の味とタレのバランスです。関東スタイルの蒸し→焼きの二段工程で背開き。シンプルだから小細工は一切利かない。昔ながらに下処理をきちんとやって根気よく仕上げて行く。途中で手を抜くとすぐに客は気付いてしまう。僕もいろんなところで鰻を食べるが、ちょっとでもおかしいと臭みが増す。だからそういう店は二度と行かない。炭火焼と銘打って値段の高い店もあるが何よりも素材と処理とタレの三拍子がダメな店は何をやっても美味くない。
その点、この小川菊はその三拍子が完璧。
季節によってタレと焼き具合を替えているのだから四季毎に違う感動がある。
音楽でも何でも、やはり核になる三拍子が揃ったシンプルな形がいい。一つでも欠けているとダメなんだ。一つじゃ言うに及ばず、四つじゃ余計な飾りが入ってしまう。やはり飽きの来ないものはバランスが良い。音楽ならメロディーとハーモニーとリズムのバランスだ。このどれかだけが肥大するだけで時代が過ぎると瞬く間に飽きられてしまう。

元々鰻の蒲焼はこの川越と浦和が発祥の地。その地元で一番愛されている店が小川菊なのだ。

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自称“偏屈な若大将”小川さん(七代目)と“かなり偏屈”なヴィブラフォン奏者

小川さんは大のジャズ好きでお店が休みの時や近くでライブがあると来てくれる。
ヴィブラフォン奏者は大の鰻好きで仕事が休みのときや近くまで来たら必ず立ち寄る。
お互い変わらない味わいがいつも嬉しい。

今回も七代目の技に大満足で帰路についたのであります。。。。。

おしまい



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