2007/7/5

キュートでちょっぴりセクシーヴォイス・・・Karin Krog  木曜:Jazz & Classic Library

昨日の東京は物凄く豪雨な1日でした
しかし、「晴れ男」がヴィブラフォンを車に積込んで出掛ける時と、再び積込んで帰る時に雨はピタリと止んで、、、、我ながら笑ってしまいました。

さて、本日のLibrary。

このタイトルだと、またまた執拗なジャンキールーティーンの自動書込みが誘発されてしまうでしょうね(どうやらジャンキーなコメント投稿はソレナリのキーワードで自動検索してやってくるみたいです。でも禁止ワードと認証式の二重処理に回っちゃうから無駄なんだけどね。もちろんみなさんのコメント書込みには影響がないから御心配なく)。

高校時代にどこのジャズ喫茶でも流れていた、ジャズ喫茶的ベストセラー(と、勝手に呼ばせてもらいます)のヴォーカル・アルバム。

クリックすると元のサイズで表示します
『JOY/Karin Krog & friend』(sonet/1968年録音)

北欧の歌姫、カーリン・クローグのこのアルバムは今思えば斬新で時代を先取りした作品だった。アーネット・ピーコックの“MR.JOY”、ヤン・ガルバレクの“KARIN'S MODE”、ハービー・ハンコックの“MAIDEN VOYAGE”等や、1曲だけジャズフェスのライブ録音でしかもツインベースだけをバックに歌うセロニアス・モンクの“ROUND ABOUT MIDNIGHT”。
従来のジャズボーカルに飽き飽きしていた僕らにとってはチック・コリアのリターン・トゥー・フォーエバーのフローラ・プリム(vo)登場前の女神様のような存在だった。
インスト中心に選曲していたジャズ喫茶でさえ流れていたのだから、僕らのような器楽頭の耳に「グッとくる」ヴォイスだったのはほぼ間違い無いでしょう。

録音は古い(マルチトラック録音ではなくかなりライブな感じの録音)だけど、カーリン・クローグのヴォイスを様々なリバーブ・エフェクトで聞かせる趣向も斬新だし、多少の音の「かぶり」を気にしなければ音楽はまったく古さを感じさせない。

何と言ってもクローグの透き通ったヴォイス、それにちょっとセクシーなヴォイスパフォーマンスが加わって、聴くと知的で憂鬱なサウンドが当時(と、言っても僕がこれを聴いたのは70年代に入ってから)のアンニュイ感じとダブって辺りに香ってくるから凄い。

脇を固めるサイドメンも後に70年代ECMレコードで大活躍する面々が揃い踏み。
ヤン・ガルバレク(ts)、アリルド・アンデルセン(b)やヤン・クリステンセン(ds)などジョージ・ラッセル門下生が名前を列ねる。特にガルバレクのソロはアルバムの中に強烈なインパクトを与えている。

しかし、和文ライナーノーツの人名は笑える。
コーリン・クローグ(ヴォーカル)はともかくとして、
ジョーン・ギャルバレ(テナー)
タリエ・ビヨルクルド(ピアノ)
アーリド・アンドション(ベース)
スベイン・クリスティエンセン(ドラムス)
エスペン・ルード(リズム楽器)

ううん、、中にはクイズのようになってしまった人もいますが、確かに当時の北欧系ミュージシャンの呼び名など、まだ誰も知らない頃だからなぁ、、、でも「リズム楽器」ってなにかと思ったら、パーカッションの事だった(笑)。そうか、60年代の終わり頃はまだパーカッションという言葉も日本ではポピュラーじゃなかったんだなぁ。。。とも。

そんな時代にこのサウンドですよ
日本中のジャズ喫茶がびっくりして、何が何だかわからないままに、ついつい買ってしまって流していたのは理解出来ます。

でも、僕のコレクションではカーリン・クローグはこの一枚だけなんですよねぇ。。
このアルバムを超えるのが難しかったのか、、、それとも、こちらの耳が余りにもこのアルバムにインパクトを覚えてしまったのか。。。
詳しい方がいたら教えて下さい。

最後にちゃんと参加ミュージシャンの名前を。

Karin Krog(vo)
Jan Garbarek(ts)
Terje Bjorklund(p)
Arild Anderesn(b)
Palle Danielsson(b)
Svein Christiansen(ds)
Espen Rud(perc)

確かにこれをカタカナで表わすのは・・・一苦労かも。ううん。。。

おしまい



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ