2007/8/21

新しき道・・・  火曜:街ぶら・街ネタ

↑の表記でお気付きの方もいると思いますが、この数ヶ月編集していた曲集&コード演奏ガイダンス『レパートリーで学ぶ“ジャズマリンバ&ヴィブラフォン”/監修:赤松敏弘』の発売日が9月14日と決まりました。

新作『TIDE GRAPH』と2005年のアルバム『SYNERGY』に収録しているジャズ・スタンダード、オリジナル、アレンジ曲からデュオ〜トリオ規模の編成用に編集したスコア&パート譜、それぞれの曲のコード演奏法と最低限必要なコードセオリー、さらに一部は参考演奏音源まで付属という、大胆かつサービス精神旺盛な(笑)企画です。

ジャズとかやってみたいけど、コードの事はさっぱりわからん!と嘆いていたマレットプレーヤーや、ジャズに興味はあるけど“分厚い”理論書を買うのは億劫という超感覚派(?)の人ならどの楽器の方でもヒント集のようにも使えるでしょう。

アルバムを購入いただいて興味を持たれた方はもちろん、アルバムは(まだ)無いけど“コイツ”の言う事には少し耳を貸そうかな、な〜んて思ってくれている皆さんに向けて今回は「頑張りました!」
音楽って仕組みから視線を向けても面白いんですよ!
ドゾ・ヨロシク。

さて、本日のお題は“街ぶら街ネタ”。

先日、所用で新しく出来た圏央道の八王子ジャンクション〜あきるのIC間を使いました。東京も含めて首都圏の道路は東西には便利ですが南北方向の移動では苦労する事が多かったのですね。
首都圏の高速道路も都心環状線から放射状に広がっている為に、例えば中央道(相模湖方面)から関越道(新潟方面)に行こうとすると、一旦新宿を経由して都心環状線、池袋線、外環道、関越道と行く人は稀で、殆どの場合が中央道の八王子ICで一般国道(16号線)に降りて延々川越ICか途中まで出来ていた圏央道の入間IC辺りから高速に復帰と、この間1時間程度は必ず渋滞に巻き込まれつつ「も〜ど〜なっても、しらんけんね」と、なすがままの亀の歩みに身を任せて走るのが常でした。

それが一気に繋がったのですから、さぞ便利になっただろう、と思って使ってみました。

我家から埼玉西部、よく鰻を食べに行く小川菊のある川越市までを比較すると、ズルズルと渋滞の続く一般道を使って(途中から開通済みの圏央道を使っても)約2時間。
2時間も掛けて“鰻”如きを食べに行くとは・・・と呆れる人もいるでしょうが、小川菊の鰻はそれだけの価値があるんですね。

もとい、
それで今回、中央道調布IC〜関越道川越ICまで高速一本で繋がったのだからその効果はいかなるものか?

。。。
まず近所の調布ICから八王子方面へ。

ううん、、こっち方面に向かっていると、名古屋や信州方面を目指しているようでなかなか川越を目指してるような実感はありません。

やがて八王子ICを過ぎ、どんどん山に入ります。

ううん、、、相模湖にでも出掛ける気分だなぁ。。

どんどん山道になります。。

ううん、、、ついこの間松山からココを走って戻ったばかりだなぁ。。

トンネルなんかも出てきます。

ううん、、信州に蕎麦を食べに行くモードか、はたまた甲斐大泉のアフガンのカレーでも食べたくなるような景色です。。

「も〜、ホントにこれでい〜のかなぁ〜」

と、そろそろ自分の取った行動にやや焦りが出てくるぐらいトンネルを通過して、「まさか、うっかりしてジャンクションを見逃してしまったのではないだろうか?」と自己嫌悪に陥る頃になって、ようやく「この先分岐・圏央道は左車線を走れ」の電光掲示板。

その表示にホッとするくらい八王子から遠いのですよ、これが。

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やがて八王子ジャンクション(殆ど相模湖)から誘導路で分岐し、真新しい圏央道の新規開通区間に突入。

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「ほ〜う」

思わずそう思うほどに路面が綺麗。
さっきまで多少のワダチなどがあった中央道と比べると断然揺れが少ない。いや、まったく無い。
いやいやご立派。

最近の土木技術は凄いなぁ。。
などと思う間もなくトンネルに突入。

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んまぁ〜、立派で揺れない新しき道だこと。

うん?

ここでちょっと気がついた。
あれれ?
全然前にも後ろにも車が見えない!

なんだ?

そう、平日の日中とは言え中央道も車線いっぱいに走行する車がいたのに、、
まったくいないのだ。四国の高速でさえこんなに車が見えない事はないゾ。

ゴ〜っとトンネルを抜けたら、そこはあきるのICだった。
この間5〜6分かな。

ここから先は既開業区間なので道はそれなりに揺れるものの車はマバラ。
少しずつ車が増えて、やがて見慣れた入間ICを過ぎ、関越道の分岐点に。

関越道を川越方面に向かうと調布ICから川越ICまではピッタリ1時間。


一般道経由で走行30km、所要2時間。
高速道経由で走行75km、所要1時間。

高速代2900円は別としても、これって早いって言っていいのかしらん?

おしまい

2007/8/20

顔色が変わるとき・・・  月曜:ちょっと舞台裏

みなさんも冷汗も出ないほどの失態に遭遇した事があるんじゃないかなぁ。(ないほうがいいけど)
僕らの世界では、その多くの場合が「遅刻」にまつわる事件。
これは若ければ若いほど経験があって、思い出して今でもヒヤリとしている人も多いんじゃないかと。若いと無茶な計画を組むものなんですね。

今までで一番コリゴリした遅刻は、まだバークリー音大に在学中の夏休みに。
留学2回目の夏の1988年。
2006年11月19日のブログ「新・音楽体験記/留学の頃」でも書きましたが、留学1回目の夏(87年)は夏季セメスターを終了してからの二週間の休みに一時帰国して東京と松山の知合いのミュージシャンとライブをやらせてもらったんですが、二回目の夏は全休にしてツアーを計画したんですね(このツアーはいろんなハプニングが起こって大変だったのですが、とても楽しかったので後日「新・音楽体験記」で書きたいと思っています)。

留学生と言うのは2年目くらいになると、卒業後の進路についていろいろと準備を始めるわけで、その国に残って活動するか、それとも帰国して活動するか、をいろんなプロモーションを行って探るのです。この年のツアーもその一つで、当時バークリーで一緒に演奏していたメンバーで新潟から始まって関東〜四国までグルグルと回るものでした。

その中でも一日スケジュールがとてもタイトな日があり、計算上は上手くリレー出来るハズでした。
当時の手帳を見ると7月30日の六本木『アルフィー』と8月1日吉祥寺『サムタイム』でピアノの岩崎大輔氏と共演した後にバークリー・メンバーと合流して5日新潟、6日館林、7日前橋と進んで21日の松山までの間、前半はヴィブラフォンを元弟子に借り、後半は実家のヴィブラフォンを使ってレンタカーでグルグル。
共演はバークリー同期のギタリスト道下和彦、ベーシスト納浩一。

忘れもしない8月10日。僕らは渋谷の道玄坂にあるTHE PRIMEの5階に当時あったライブレストラン『せいよう広場』でライブ。
当時バブル景気の真只中といわれた東京は、ボストンの田舎で暮らしている学生にとっては目新しいものばかり。

『せいよう広場』はライブの合間にパントマイムやらマジックやらが客席を回りながらパフォーマンスするという、ジャズでコチコチの僕らの頭の中では想像も出来ない「御伽(おとぎ)の国」のような光景に一同「日本って無茶苦茶凄いなぁ」と目をキラキラ。
この時は1曲スパニッシュなオリジナル曲にタップダンサーの森久美さんが加わるという、これもボストンでは考えられない企画が入っていた。タップのステップ音をフラメンコのように使ってみたチャレンジだった。

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左から:道下和彦、吉田哲(プロデューサー)、森久美(タップ)、納浩一、僕
後の大失態も知らず余裕で渋谷プライム楽屋にて(1988年8月10日 7:30pm過ぎ/納くん撮影)

この日は6時台と7時台に2回ステージを行って、着替えも終え森さんや吉田さん、せいよう広場のスタッフと別れを惜しみつつ楽器を撤収して午後8時前には全員楽器車の中に集合。

実はこれからもう一つのコンサート出演の為に茨城県の高萩というところまで行くのだ。渡米前からジャズフェスティバルなどに呼んで頂いたりいろいろと応援して下さっていたOさんに企画して頂いた「遅めのライブコンサート」。
どうしても日程調整が出来ず「夏休みだし少し遅めに始めましょう」という事で午後10時過ぎ開演の1ステージライブという企画。

渋谷から高萩までは約150キロ。渡米前に何度も伺っていたのでボストンで計算して2時間以内には到着出来る見込み。

さて、道玄坂を出て、首都高に上がると、、、あれれぇ?
予想よりも混んでいる。渋滞のマークがけっこうあるし。。

一路三郷ジャンクションを目指すのだけど、1時間過ぎてもまだ向島。向島を過ぎるとスイスイと流れるハズの首都高がビッチリ渋滞。ううん。。
車の中で「なんでこんなに混んでるんだ? おかしい」
とボヤきつつも、常磐道に入ればスイスイ流れるサー、とひたすら我慢。

この時代、今のように携帯電話が無いからさっぱり連絡が取れない。
ひたすら進むしかないのだ。。

松戸を過ぎてもまだ渋滞は続く。
これはおかしい。。。

なぜだ?

と、そこで初めて気が付いた・・・・

「これって、お盆の帰省ラッシュちゃいますの?」

一同絶句。


そう、お盆。この年の8月10日はちょうどお盆の入りだったのです。
留学ボケの僕らは、すっかり「お盆」という事を忘れてしまっていたのですね。

延々と続く渋滞の中を悶々としながらも亀の歩みで、やっとの事で着いたのは、
もう、日付けも変わらんとする午後11時50分。トホホ、、

集まっていただいた方々は午後11時半の段階で解散、後日改めて、、という事に。。
ホントに申し訳なかった。今でもその時、血の気が引いて顔色が変わった事を覚えています。

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深夜、大遅刻でも残ってくれていた方々と記念の「あ〜あッ!」ショット
ひたすら謝り、もうニガ笑いしか出来ない僕(←アホ)

そして、Oさんから「では、リベンジをしていただきましょうかねぇ〜」と救いのお言葉。
5000回くらい地球上を駆け巡る勢いで「はい」と。

急きょ日程を調整して21日の松山の後に全員茨城に集合する事になった。
申し訳なさと、不甲斐無さでリベンジに挑む僕らが再び茨城県の地を踏み、Oさんが指定した場所に向かうと、全員「唖然」とさせられてしまった。
こ、、ココでやるのか???

道下くん曰く「Oさん、しっかりやりよったなー」(笑)。
そう、Oさんはしっかりと僕らにリベンジする事も忘れていなかったのだ。

後日「新・音楽体験記」に続く・・・

2007/8/18

ピッタリ48時間後に・・・  日記

今夜も元気に午前1時。
先日と同じように秋にヤマハから出版する曲集&演奏ガイダンス本『ジャズ・マリンバ&ヴィブラフォン』の原稿を広げて最終校正をやっていました。
校正というのはなかなか大変で、とにかく客観的に原稿をチェックしないと思わぬミスがそのままになってしまうのですね。

この本はスコア、パート譜の“譜面の部”、それぞれの曲の演奏ヒントを譜面付きで解説する“分析の部”、さらにはコード演奏の基礎的な仕組み(各曲の演奏に必要なコード理論)を解説する“ガイダンスの部”、それとちょっとお楽しみやお役立ちの“オリジナルコラムの部”、と複合構造になっているので校正する頭の中も「今は音の事」「今は文章」「今は・・・え〜っと、何だっけ?」といった具合にスイッチしながら時間を分散してやっているのです。

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まして自分が書いた原稿ですから、自分ではスラスラと読み通してしまいがちです。ところが出版社や浄書屋さんを経由してくると、目の前にある原稿は自分がパソコンで使ったソフトやフォントじゃない「本」の顔になっているので客観的になる部分と、一度記憶した文章が出てくると「思い込み」のまま読み通したりとがごっちゃになります。
何日にも分けて、冷静に何度も違う環境のなかでのチェックが続くわけですが、それも今夜で最後・・・と行きたいものです。

な〜んていいながら、気分転換にちょっと一服の休憩タイム



さて、再び部屋に戻って作業再開、と思ったら・・・

ま、また、揺れてる・・・
地震だ。今度は横揺れ。

ヲイヲイ、一昨日も揺れたぞ。昨日のこの時間はペルー沖の大地震の津波予報で、このところどうもおかしい。

テレビをつけたら、この時間に唯一生放送だったのはTBS。他はテロップだけ。ううん、、、こんな事で危機管理は大丈夫なの?と思いつつ画面を見ると。

えっ?

千葉県で震度5弱!
そんなに大きいとは思わなかったが、、、
被害に遭われた方がいない事を祈るのみ。

えっ?

その地震の発生時刻をみて再び驚いた。
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二日前のブログを見てごらん。

ピッタリ48時間後の地震。
偶然とは思うがその直後に地球の反対側のペルーでは大地震が起こっている。

こんな周期はゴメンだが、地球温暖化といって連日40℃が話題になっているけど、果たして本当に温暖化の原因が人間の生活によって放出される熱エネルギーだけなのか?そんな事だけで北極の氷が溶けるなんて説を毎日繰り返している場合じゃないかも。
ひょっとして、地殻の奥深くで何かが起こっているんじゃないの?

そう思ってしまいたくなるような揺れる今朝の東京です。

おしまい

2007/8/17

グリップの違いは持ち方の違いだけではない・・・  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック

毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。第六十一回目の今日は手順のお話しです。

昨日も書きましたが現在最終校正中のコード演奏ガイダンス付きの曲集、『レパートリーで学ぶジャズ・マリンバ & ヴィブラフォン/監修:赤松敏弘』(ヤマハ・ミュージックメディア出版)どうぞお楽しみに。発売は9月中旬〜10月上旬の予定です。
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もうすぐ完成!只今最終校正で連日徹夜中。。。

さて、本日はマリンバやヴィブラフォンを演奏する時に誰でも考える手順のお話し。
これらの楽器は左右の腕を使って演奏するもので、手に持つマレットの数はともかく、基本動作はこの左右の動きをコントロールする事から始まります。

よくブログやホームページでマレットの「持ち方(グリップ)」に関する話題を見掛ける事がありますが、僕は「持ち方」は大雑把に言えばどれでも良いと考えます。
グリップによって音色が違う、とか、細かい事はそれぞれのグリップに長短あるので完璧な持ち方というのは左右1本ずつの2マレット以外には存在しないように思うからです。

但し、左右に2本ずつの4本マレット奏法が完璧ではない、と言っているのではありません。要するに、2本奏法には2本奏法の良さがあって、4本奏法には4本奏法の良さがあるという事なんですね。

しかし、2本奏法と4本奏法では、左右の腕の組み合わせを同じ動きで考えるわけには行きません。4本奏法を自分で修得する場合には、2本奏法とは明らかに「違う」発想を必要とするのです。

レッスン生達を見ていても、その奏法の「違い」について自分で開拓しているかどうかを見極める一つの指針に「手順」があります。これがみんな様々で、時には無茶な手順を「気合い」で乗り切ろうとするツワモノもいて面白いのですね。確かにスポーツのように「気合い」で乗り切れれば良いのですが、やはりいろんな表現に結び付ける準備というのは「気合い」だけでは乗り切れないのです。

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4本マレットで上の一段目のメロディーを弾く時に、黙って見ていると大半の人が下のような手順で演奏する傾向があります。「ほう〜」と思うのですが、ううん、、これは本当に4本マレットを持って演奏する時の利に叶っているのでしょうか?

ゴールデンベルグ辺りの教則本(僕も初期にやりました/笑)ではこの手順になるのでしょうが、あれはもう随分昔の本だし、実際に自分が練習で使っていた頃でさえ「この面倒な手順でわざわざ身体のバランスを崩す意味はあるのだろうか?」と疑問に思ったものです。
身体に合わせて考えれば「おへそ」の右側と左側というのが手順を考える場合の基準になるのですね。メロディーが向かう方向と出発点を「おへそ」を軸に考えれば身体のバランスを崩す事がありません。
軸が揺れるとそれだけ冷静さを失います。
ヴィブラフォンの場合はペダルという固定されたポジションがあるのでなおさらです。

そこで同じメロディーを弾く場合次のように演奏してみると良いでしょう
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ダブルストロークを使いますが、メロディーに使わない右手内側のマレットが左のマレットと干渉する問題は解決します。
これは2本マレット奏法の人も応用出来るでしょう。
演奏中は常に身体の軸がブレない事と、(4本の場合は)使わないマレットが邪魔にならない、という二本柱で左右の組み合わせを考える必要があるのです。特にインプロヴィゼーションが重要なジャズ等では、手順によって自分の描くアイデアが演奏出来ないという事はあってはならないのです。

これはマレットのグリップと大きく連動しています。
トラディショナル・グリップの人は左右内側のマレットを使ってメロディーを弾くのが基準(2本奏法とまったく同じ)なので僕が示した手順を発想する人は少ないでしょう。左右内側がメロディー担当なのでお互いの干渉が無いからです。

バートン・グリップを使う人は僕と同じ発想になるはずで、それは先に書いた右手の内側のマレットが左のマレットの邪魔にならない事を考えるからです。
但し、トラディショナル・グリップでも、右手の外側のマレットでメロディーを演奏している人はバートン・グリップと同じ発想を持つ必要があります。

インディペンデント・グリップの人は基本的にはトラディショナルと同じですが、右手外側のマレットをメロディーに使う人はバートン・グリップと同じ用法に至るはずです。

もう一つの例。

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今度はメロディーが跳躍しています。
レッスン生の演奏を黙って見ていると、大半の人が次のような手順で演奏します。

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どうも三連符のところになると入った手から順次交互に演奏したくなるようですが、その次の跳躍でみんな苦労します。中には跳躍した音は右手内側のマレットを導入して切り抜けるツワモノもいて、その必死加減が微笑ましく、ついつい笑ってしまいました。軽〜く演奏する部分なのに「気合い入りまくり」なんです(笑)。

それじゃ身体の軸がブレブレで不安定でしょー?

こうすれば無駄に力を使わないでしょーよ。

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ダブルストロークに若干慣れない為か慎重に演奏しているものの、さっきまでブレブレに揺れていた頭がピタリとブレなくなったのを見逃すはずがありません。

おしまい

2007/8/16

やはりストライク・・・・・・・A.C.Jobim  木曜:Jazz & Classic Library

昨日から深夜は原稿と睨めっこが続いています。

そんなとき・・・
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うぬぬ。。。
何だ?スタンドが揺れているぞ・・・

と、思ったら、
地震
たまたまそばにあったカメラで時刻を記録。
午前4時14分。
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作業を一時中断してしばらく様子をみる事に。

深夜は静かなので地震の空気振動を感じる事もある。
事なきを得ていると、隣室のベッドルームから血相を変えて家人が飛出してきた。
ベッドの上にいると実際よりも揺れを大きく感じるのだろう。
「もう大丈夫だよ」と言って安心させた。

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もうすぐ完成。プロジェクト第二弾!
演奏ガイダンス付き曲集『レパートリーで学ぶジャズ・マリンバ&ヴィブラフォン』(ヤマハ・ミュージックメディア出版) 乞う御期待!

只今この本の最終校正中なんですが、地震で中断されたのでここで一服。ブログの更新を。



アントニオ・カルロス・ジョビンの音楽ほど長年に渡って僕の頭の中をリフレッシュさせてくれるエキスはない。
ところが不思議な事に、ジョビンの曲が入っているアルバムの殆どがジョビン以外の演奏者によるものなんですよ。これが。
子供の頃から親しんだナンバーは8割がジョアン・ジルベルト(vo)のアルバムだし、残りも殆どがスタン・ゲッツ他、ジョビンに所縁のあるミュージシャンとは言え、ジョビン本人のアルバムとなると、意外なほど少ない。

一つには、つい最近までジョビンの歌声(多少ドスの効いた感じのテノール的な歌声)があまり好きになれなかった事がある。アレンジャーとして作られた作品はいくつかあるが、それでも歌が聞こえてくると、あまり好きになれなかった。僕にはジョアンの歌声のほうがしっくりくると感じて何かどこかで拒否していたのかもしれない。

しかし、その拒否感がすっかり溶けてしまったのが、今夜紹介するこのアルバム。

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『PASSARIM/Antonio Carlos Jobim』(Verve/1987年)

ボストン時代に買って何の気なしに聴いてみたら、それまでどこか「こだわり」が聴く耳に重くのしかかってくるような印象のあったジョビンのアルバムとは明らかに違う、すっきりとした仕上がりに、「おやおや」と思ってしまったんですね。

これだけ作曲者として敬愛していても、どうしても受け入れがたかった歌声も、このアルバムで初めて耳を澄まして聴き終える事が出来たのですね。
今からちょうど20年も前ですから、決して今よりも「物わかり」が良いとは言えなかった僕がホロっとした想い出のアルバム。

ボサノヴァやサンバという狭いエリアに閉じ込めないで聴くと、このアルバムはいろんな世界観や幸福感をもたらしてくれます。そんな風に僕は感じたんですね。

20年経って改めて聴いてみると、やはりこのジョビンは他のどのアルバムよりも幸福感に満ちていると思うのですね。

音楽家はけっして幸福感に満たされれば良いというものではありません。幸福感に満たされると安易に自己完結してしまうからです。そういう音楽は時と場合によっては心地よくも感じますが、新鮮さはありません。音楽には完成形など元から無いからです。
その人がその時に感じているもの、それが全てです。

6月14日のブログでもジョビンを取り上げましたが、ボサノヴァがブームだった頃を除いてジョビンの音楽が陽気だとは思った事がありません。深層心理に訴えかけるダークネスな魅力に富んでいるのですね。ある意味で哲学的なのかもしれません。ブーム以降のブラジル新主流派の音楽はとてもその面が強調されていて好きでしたが、近年はどんどんポップスになってしまって興味が薄れてしまいました。

しかし、このアルバムのジョビンは「ふっきれた」軽快さでポップという方向とは別の軽快さを振りまいているのですね。

この7年後にジョビンは歴史を閉じてしまうのですが、このアルバムにある幸福感というのは何でしょう。このアルバムには彼の息子パウロ・ジョビンの曲も含まれています。今日ではマイケル・フランクスなども取り上げる「SAMBA DE SOHO」がその曲。10曲目の「BRASIL NATIVO」はダニーロ・カミィの曲でアルバム中1番シャープな音楽。でもこのアルバムの中ではそれも一つのアクセントとしてジョビンの曲が覆っているのですね。やはりジョビンの音楽は僕にとってはストライクです。

ちなみに、ジョビンの飛行機好きは有名で離発着する飛行機を眺めるのが好きだったとあります。しかも、飛行機に乗るのは大嫌いであくまでも眺めるのが好きだったとあります。
実は僕も同じなんですね。

おしまい

2007/8/15

4階にあっても八戒・・・・そのまんまです!  水曜:これは好物!

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さて、今日は“これは好物!”

凛々しくも真剣なリハーサル。
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ここは広島。先週の金曜日のブログで書いた通り実家松山滞在中にヴィブラフォンを担いで海を渡り広島で秋のレクチャー&コンサート(@カワイ・ミュージックショップ広島主催/10月13日(土)午後4時より)のリハーサル。

真剣なリハーサルが終わった後は

やっぱり広島にいるからには絶対に外せない好物に御対面(御対麺?)

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気が付くと広島の燃える男・森光明氏、ms広島のスタッフ・タニッ君ことT氏、去年セッションで共演したまだ十九歳のショータロー君と連れ立って、いつの間にか熱い鉄板の前に鎮座。

ここは広島の名所お好み村。その中でもスタッフがイチオシの店、それが「八戒」。
気さくなオヤジさんと話しながら鉄板が温まるのを待つ。
うん? 「ねぇ、オヤジさん、そのTシャツいいねぇ。撮らせてよ」
と、いい顔をしてくれるオヤジさんをパチリ。
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4階にあっても八戒! 
文字通りビルの4階にある八戒。見事なキャッチコピーに思わず10点差し上げる!

あ、オヤジさんのアップは先週のブログにあるので省略。

本日はスタッフお薦めの「八戒」フルコース。

まずは、「八戒焼き」でスタート
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タコ、そしてイカ
元来のタコ天好きだから最初っからウホ〜、ハホ〜

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続いて鉄板焼。
これが柔らかくてウホ〜、ハホ〜

まだまだ続く「八戒」攻撃!
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これは凄いよ、名物「ウニクレソン」
ウニとクレソンの相性がこんなに良かったとは知らなかったぁ。思わず脱帽。

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続いては「アスパラ」の鉄板焼

広島のお好み焼きは鉄板料理と言ってよいでしょう。
お好み焼き一点を目指して食べるのではなく、いろんな食材を亭主のアレンジで楽しませてもらって、そして最後の〆としてお好み焼きをオーダーする、これがまた楽しいんですね。
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さて、いよいよメインのお好み焼きが着々と作られ始めました。

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合わせ技というのでしょうか、クレープ状の生地とキャベツを階層毎に仕上げて行きます。もちろん麺は茹でたての麺をカリッカリになるまで香ばしく焼きつつ、具(天かす、肉など)を別のエリアで仕上げ、最後に全部を合わせて出来上るのですね。
これはなかなか家庭では真似の出来ない技です。
よく見ていると、オヤジさんはキャベツをギュッギュと押さえ付けずに生地の重さで自然に圧力を加えるデリケートな仕上げ方をしていました。
この辺りは店毎の個性の出しどころでしょうね。

そして、いよいよ目の前の鉄板に
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おお!

そして間髪入れずに最後のネギ攻撃
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しっとりとしたキャベツは風味と甘味が残されて・・・
もうこれ以上何も言う必要はありません。
最高です。

ms広島のみなさん、ありがとう。最高にごちそうさまでした!

おしまい

2007/8/14

ダイヤモンド・クロッシング・・・これも直交かな?  火曜:街ぶら・街ネタ

直交と言っても、今回はヴィブラフォンのグリップの話しではなく、先週実家松山に滞在した時カメラで押さえた街の“直交”。

鉄道に乗っていると「分岐」というのをよく見掛けますね。
A地点から異なる目的地へ進む場合に何処かで線路は「分岐」します。車のようにハンドルを切って曲る事が出来ないから路線が分岐してそれぞれの目的地を結んでいるわけです。

先週の“街ぶら街ネタ”でも取り上げた「赤煉瓦橋」のある松山の私鉄伊予鉄道。あちらは都心と郊外を結ぶ近郊線でしたが、こちらは街の中をグルグル回る路面電車。日本で二番目に古い私鉄という事もあってこの私鉄はネタに事欠かないのです。

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滞在中は頻繁に利用する伊予鉄道市内線。所用で近所の「大街道(おおかいどう)」電停から3系統の市電で私鉄ターミナル「市駅前」へ。灼熱の太陽を避けて冷房の効いた車内は満員。

所用を済ませて電停に戻ると、ちょうど市内を一巡する2系統の環状線が停まっていたので飛び乗る。

道路の真ん中を走る市電はどこでもそうだが分岐点が多い。

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この先でさっき乗って来た3系統は右へ曲り実家方面へ、この2系統は左に曲りJR松山駅方面へ、さらに向こうの電停に停まっている5系統はこの2系統の後ろを追って直進、とT字型に三方向の線路が分岐する。

時々乗り慣れない人が路面電車で思わぬ方向へ連れて行かれるのを見掛けるが、系統番号と行先さえ確認しておけば大丈夫。だって電車は線路の無い所は走れないのだから路線バスよりも安心。乗り間違えても伊予鉄の運転士さんは殆どの場合料金は取らずに目的地行きの電車を案内してくれる。全路線が何処かで繋がっているから出来る親切かもしれない。全系統の走る区間なら2分間隔で1日どこまで何回乗っても全線300円(1乗車150円/ICカード140円)という安さもあって観光客の利用も多く、そういう措置を取っているのかな。

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次の電停までの間にも分岐で6系統が分かれる

ここまでの「分岐」なら全国の路面電車の走る街にあるネタなんだけど、この次の電停に「ココだけ」のネタが。

それがコレ
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ダイヤモンド・クロッシング”伊予鉄道高浜線・市内線「大手町駅」前

路面電車同士のダイヤモンド・クロッシングはお隣りの高知市などにもあるが、ココのダイヤモンド・クロッシングは軌道線(路面電車)と鉄道線という異種でしかもそのどちらもが伊予鉄道という私鉄。
鉄道や道路の交差には約束事があるらしく、先に開通した方が優先されて後に開通した側は跨線橋などで上を跨ぐルールがあるとか。だからJRと私鉄が交差する所でどちらが先に開通したかは上下関係でわかる(この場合は下が優先)。松山は圧倒的に私鉄優勢の街なので私鉄と交差する場所は必ずJRが上を走っている。

ところが同じ私鉄同士だと平面交差もありうるわけで、かつては阪急の西宮北口や京阪の京都市内にもみられたが、現在鉄道と軌道の平面交差は全国でもココだけ。貴重なのでいつも“鉄”方面の人がどこかかからカメラで狙っているんですね。(この日もホームの端から撮影している“鉄”の人を発見。但し、僕もきっとそう思われたでしょう/笑)

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複線同士の4本の線路が直角に交差。ここを走る市内線は1系統、2系統、5系統なので3〜4分に一回は鉄道線の線路をガタゴトガタと独特の音を響かせて渡る。左の写真の背面は右のように高浜線「大手町」駅ホーム。

ほどなくして踏切が鳴り路上交通が遮断され、鉄道線(高浜線)の上り電車が路面電車の倍くらいのガタゴト音を響かせながらホームに進入。

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ダイヤ通りならこの大手町駅付近で上下の電車がすれ違うのですぐに下り電車がダイヤモンド・クロッシングに進入。

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高浜線は15分間隔なので1時間に4回この光景が繰り返される

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3〜4両編成の高浜線が行き交う間、市電は自動車と一緒に踏切り待ち。ここでは鉄道線が優先なのだ。踏切りが開くと市電、車とも一斉にダッシュ!
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片道辺り4〜5本に1台の割で踏切り待ちする市電を見掛ける

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頭上を見上げれば、こちらも電車の架線が直交

この直交はブラリと電停を降りてみているだけでもちょっと興味深い松山ならではの光景なんですね。

おしまい

2007/8/13


暑いですねぇ。。

今朝、東京に戻ってきました。。。。。

この時期の車移動は極力避けていたのですが、今回はヴィブラフォンもあり、どうしても車で移動しなきゃならなかったんですね。

前夜セッションで(結局帰宅したら午前3時、それからシャワーを浴びて・・なんてしてたら就寝は午前6時、で東京にいる時と何も変わらない生活時間帯)完全な深夜族に復帰。それで松山出発は午後にしました。

準備やら積込みやらで結局出発は午後3時半。
別にダラダラしていたわけじゃないんです。ネットで経路にあたる高速のお盆帰省渋滞の情報を見つつ、何時に出るのが一番効率良く走れるか(何だか長距離トラックの運転手さんのような勘が働き始めてます)を検討していたのですね。
もちろん前夜までの疲れをとって長距離を走るというのもありました。

松山から東京までのコースはいくつかのパターンがあります。どれも走行距離・高速料金に大差はありません。

(1)四国を松山道・高松道と縦断して徳島から淡路鳴門・明石橋を渡り神戸、そこから阪神高速コースか山陽・中国道経由で名神高速へ。
(2)四国を松山道で坂出まで行き瀬戸大橋を渡り岡山、そこから山陽・中国道で名神高速へ。
(3)松山から一般道で今治まで行き、しまなみ海道を渡り尾道・福山へ、そこから山陽・中国道経由で名神高速へ。

四国は松山道以外の高速は途中に対面通行区間があるので渋滞すると先が読めない。(2)のコースが完璧なのだけど、もう何度も走ったので新鮮味に欠ける。そこで今回は一番通行量の少ない(3)のコースで明るい内はドライブのつもりで行こう、という事になった。眺めは一番良いし、島毎のPAを見て回るのも仕事じゃない時でなければ出来ないし。

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しまなみ海道は二日前に広島往復で使ったばかり。しかし、この超快晴の夏にのんびりと走ってみたいと思わせてくれるだけ景観がちょっと魅力的だった。
7つの橋で島伝いに瀬戸内海を渡る。午後4時とは言え、まだまだ太陽は高い。だいたい東京よりも1時間太陽の位置が違うと思えばいい。午後4時なら午後3時の位置だ。

あのスケールの大きい斜張橋「多々羅大橋」を渡った瀬戸田PAで小休止。

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午後5時。夕映えのシルエットが印象的な多々羅大橋。愛媛県と広島県の県境に架かる

家人と完全にドライブ気分で小さな土産物店を見て回る。
そこでスナック感覚で「タコ天串揚げ」を食べたら無茶苦茶旨い
この辺りはタコが旨く、瀬戸内沿岸はタコ天が旨いのです。僕の好物の一つ。
これ、お薦めです。

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のんびりと快適だった「しまなみ海道」のドライブも終わり、尾道を過ぎ福山から山陽道に入る。車の量もそれなりに増えるが渋滞というところまでは行かない。
予想通りの流れだ。

が、なぜか福山IC出口渋滞中、の表示。ふむ? と思ったら、どうやらこの日は福山でお祭りがあるらしく、その見物の為の車らしい。ううん、、、地球環境の事も考えてなるべく公共交通機関を使いましょう、ね。
出口渋滞を後目に岡山に向かい吉備SAで小休止。
岡山と言えば「デミグラ丼」でしょー、とSAのレストランで家人と夕食。

さて、この先が問題。
阪神区間の渋滞はさっき中国道で15キロ、とやや平日のラッシュよりも多め程度の表示があった。時刻は午後7時。これから増えるか減るかは誰にもわからない。

午後8時半、神戸の手前まで来る。ここでこのまま山陽道を進んで中国道経由で大阪をかすめて名神に抜けるか、神戸を経由して西宮から名神に抜けるか、、判断に迫られる。

「中国道渋滞9キロ」

さっきよりも減る傾向あり、と判断し中国道経由に。

宝塚付近はノロノロの渋滞だったものの、30分程度で抜けられた。この付近は学生時代に何度も走っているので自然に渋滞が出る区間とわかっている。10キロ程度なら「選択肢」に入れる。人間の心理か、長い下り坂が続くと後続車が追いついて自然に渋滞が出来る。中央道の談合坂付近も同じだ。

京阪神区間で30分程度の遅れは出たものの、名神はまずまずの流れ具合。いつもよりは流れのスピードが遅い。やはり連休ドライバーが多いからでしょうね。

名古屋をかすめ、小牧からは中央道経由に。東名は深夜でも通行量が多いし、トラックも平坦な東名を走る。特にガソリンが高騰していると燃費の嵩む山道(中央道)を避けるからだ。

姫路で休憩してからノンストップで「いつも」の恵那SAで給油も兼ねて大休止。
SAをひやかして一眠り・・・・のつもりが2時間ほど爆睡。
午前2時過ぎというのに(普段はガラガラな)SAは家族連れの溜まり場。こんな時間に子供がキャーキャー駆け回る光景というのは車での帰省経験が少ない僕には珍しく感じた。

さて、ここからは東京まで一走り。予定では午前5時半頃、と思っていたが、案外スルスルと流れて午前5時到着。

松山から900km、13時間30分。
いつもなら10時間コースなんだけど、やはりお盆の影響で1時間半は余計に掛かっている(途中で寝た2時間を除くと)

さぁ、とばかりに、まだ寝静まっている周りを他所に楽器、荷物、土産物、さらには宅配BOXに溜った原稿や書類を部屋まで大移動。

さすがに今日は寝て曜日。「なぁ〜んにもしない宣言」で本当に何もしないで終わりました。

部屋には明日着手する書類がゴロゴロ。。。

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短い夏休みの終わりは宿題、もとい、書類の処理が残っていたのであります。
幾つになっても夏休みというのは宿題、もとい、仕事が溜るのであります。

おしまい

2007/8/12

夏休み終了の夜は・・・  ■Produce Notes レコーディングルポ

実家の松山滞在最終日の夜は、久し振りにセッションをさせてもらいました。純粋にセッションに出掛けるのは何十年振りでしょう。。

連日バタバタした予定で、少しも夏休みらしくない感じで今年の休暇は終わりますが、せっかくヴィブラフォンを持って帰っているのだし、ゴロンと横になって終わってしまうのもミュージシャンらしくはないので、実家滞在の時の定番、「キーストン」にお酒を飲みに行くだけではつまらないので今夜はライブに押しかける事にしたのです。

もちろん、新しいアルバム『TIDE GRAPH』を持って。(こういう所はプロデューサー役を忘れていません)

今夜の「キーストン」出演は、水曜日にライブで共演したピアノの渡部由紀さんとベースの吉岡英雄氏。それに「キーストン」マスターのドラマー櫻井康雄氏が加わる。
もう、松山でライブを御覧いただいた方にはわかると思うけど、気心知れたメンバーなので「明日、楽器持って遊びに行っていい?」「いいよ〜ん」というラフ〜な設定で、何も告知はしていない。

早速楽器を組み立てて午後8時半、1stセットから加わらせてもらう。

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「今夜はラフ〜に行きましょう!」
と、最初は常連さん中心の客席に向けて演奏スタート

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始まってしまうとフルスロットル(笑)
これもミュージシャンの性(さが)。

あまりにフルスロットルで、ついつい1セット30分という時間を忘れ終わったら2曲だった(笑)。
普段1時間程度の演奏時間なので30分はあっという間。
心を入替えて(?)午後9時半からの2ndセットに。

ここで今夜第一弾のハプニング。
ニューアルバムでも大活躍の同じ松山生まれのマリンバ奏者松島美紀登場!

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「せっかく楽器あるんだからセッションやってみよう!」という突然の「フリ」にやや戸惑いながらも気が付くとしっかり曲の打ち合わせしてる。
ヴィブラフォンだからちょっとマリンバと勝手は違うかもしれないけど、プロのジャズミュージシャンとライブで一緒に演奏するなんてマリンバでは滅多にチャンスはないぞ〜!頑張れ〜!

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最初は緊張しているようだったけど徐々に馴染んできた様子。
そこで、以降の3,4,5セットに毎回1曲加わってもらう事にする。
僕も最初はそうやって最初はステージの経験をさせてもらった。
それだけ昔はプロのセッションが多かったんだけど、今は殆ど無くなってしまった。

常連さんの他、見慣れないヴィブラフォンがあるのを見て「今日はお邪魔だった?」と勘違いするお客様も。全然通常営業です。ご心配なく。

カウンターには店のスタッフからごく一部の人に情報が行ってわざわざ来てくれたお客様も。写メールなど撮ったりと和気藹々。
突然ヴィブラフォンの登場に驚かれていたお客様も、徐々に一緒に盛り上がってとても良い雰囲気に。(お騒がせしてます)
みなさんにCDをお買い上げいただいて、出演者一同でサイン攻め。

4THセットが始まる頃になると僕が注目しているストリートバンドTock-pangのメンバーが来店。若い彼等の活躍にいつも期待しているんだ。

午前0時を過ぎた辺りからさらに大挙して若者が押しかけて来た。
スタッフから聞いて来てくれたようだ。
今夜は松山まつりの初日で街は大賑わい。それだけにみんな忙しいはず。嬉しいね。
キーストンの火曜日レギュラーのドラマー・チッソ君の顔が見え櫻井さんからドラムをバトンタッチ。

最後の5thセットが始まったのは午前0時30分。
僕、松島さんと演奏をリレーして最後の曲のラストソロの時に、「そうだ!」と思ってまたまたハプニングを仕掛けた。

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松山のみなさん!貴重なシーンですよ。
新人ヴィブラフォン奏者Yuki Watanabe登場!!

これも客席にウケました(笑)
セッションならではのハプニング。
僕はピアノに回り渡部さんに対抗(笑)

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こうしてハプニング続出のセッションが終了したのは午前1時20分。

このまま店でお酒を飲みながらみなさんと歓談・・・と行きたい所だけど、先にヴィブラフォンを撤収して車に積んでパーキングに放り込んでしまわないと落ち着けないのが、またヴィブラフォン奏者の悲しい性。

それらが片付いて再びキーストンに戻って歓談が始まったのは午前2時を過ぎた頃。
明日は東京まで再び激走900km。
店を出たのは午前3時だった。

松山のみなさん、ありがとう。
キーストンのみなさん、お邪魔しました!
また10月のシュガービレッジでみなさんとの再会を楽しみにしています!

おしまい

2007/8/11

ジャズマリンバ&ヴィブラフォン曲集、と夏休み・・かな?  ■Produce Notes レコーディングルポ

最初はお問い合わせに応えて。

・8月8日発売のニューアルバム『TIDE GRAPH』がAmazon.co.jpで発売と同時に在庫切れ表示になっている件に関して。
昨日レーベルに確認したところ、追加の商品は既に配送センターの方へ送付済みで、もうすぐ表示に反映されるとの事です。ご安心ください。

・プロジェクトの速報!
ニューアルバム『TIDE GRAPH』と前々作の『SYNERGY』に収録している曲集(コード演奏ガイダンス、音源、コラム付き)が9月にヤマハ・ミュージック・メディア・コーポレーションから出版されます。マリンバやヴィブラフォンを演奏している人に向けたもので全6曲収録(スコア&パート譜)。もちろん鍵盤楽器を演奏している人なら全ての楽器で使えます。

タイトル:『レパートリーで学ぶ ジャズ・マリンバ&ヴィブラフォン/監修 赤松敏弘』
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出版:ヤマハ・ミュージック・メディア・コーポレーション

・この本はこんな人達に向けて作りました

今までジャズはやってみたいけど、、コード理論って複雑だし、、、と、諦めかけていた人。
アドリブは何となくやってるけど確証がなくて自信が持てなかった人。
マリンバやヴィブラフォンなどで小編成のアンサンブルをやってるけどレパートリーが広がらなかった人。
コードを使ったアレンジの元になるヒントがほしかった人。

そして、

自分の音楽を独学で出来るところまでチャレンジしてみたい全ての楽器の人。

曲集はたくさんありますが、ココまで知っていれば自力で出来るだろう、という範囲に特化したガイダンスが付いた曲集、という構想を長年温めていたのです。
エチュードや教則本ではなく、あくまでも曲集なのです。
その根源には、ホームページを開設して以来10年という時間の中でみなさんから寄せられた質問やリクエストが大きく作用しているのです。

今回は、アルバム発売元のベガ・ミュージック・エンタテインメントとヤマハ・ミュージック・メディアの2社に跨って協力を得ることが出来、実現する事になりました。
とても一人では出来ない事です。

発売日、価格など詳細は決まり次第お知らせします。(9月中旬の予定)
乞うご期待!

さて。。。

本日は実家滞在でもあるので家人と菩提寺へ「おせがき」に出掛けました。
こういう風習は昔は「煙たい」と避けていたのですが、留学してみるとこういう日本独特の風習に対する気持ちが大きく変わりました。
昔、おじいちゃんやおばあちゃんがいた頃は、そういう風習に触れた記憶もありますが、いつの間にか忘れてしまったんですね。

だから子供の頃の記憶の片隅にあったものが蘇るような新鮮な気分で触れられるのです。

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我家の菩提寺は夜の7時から「おせがき」が始まります。
郊外にある寺まで出かけると、山も近く、うだるような暑さの実家界隈とは別世界。

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参道の階段を上がると、神秘的な灯りの中に僧侶や参拝者がうごめいているんですね。何だか久し振りの夏休みって気分になれます。

大人も子供も、なぜかこういう風習にすぐに溶け込んで、そしてこの夏のひとときをしっかりと記憶するのです。

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ジャズなんて名の付く音楽をやっていますが、そこで表現しているのは、西洋のフィルターを通した日本の音楽なんですね。
それは日本人にはわからないかもしれないけど、西洋からみれば確実に「東洋」の音なのです。
それがなかったら自分で何もやらなかったでしょう。
インプロヴゼーションというオブラートがあったから、音楽に没頭できたんですね。オブラートは「隙間」と呼んだほうが適切かもしれません。

出版する本も只今最終校正中(東京からメールでデータがわんさか届いているのです)

少しでも多くの人が、自分が活き活きする音楽を作るヒントを掴んでくれますように!

本日のプロデューサーは「おせがき」という日本の風習の一つに触れながらそう思ったのでした。

こういう夏休みもいいな。


おしまい



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