2007/11/12

非公認ながらの指定席・・・  月曜:ちょっと舞台裏

すっかり紅葉も街まで降りて来ている感じの季節です。

昨日は横浜だったのですが、みなとみらいの木々もそろそろ紅葉が始まったようです。
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山の紅葉は大好きですが、街の紅葉もカラフルで何処となく“オサレ〜”な感じがしていいものです。特にこれから下旬にかけての東京の紅葉はちょっぴり街がお洒落になって好きですね。

さて、本日の舞台裏は「指定席」

昨日の“昼エアジン”もそうなのですが、コンサート会場と違ってライブハウスは御来場頂くお客さんの個性が直接僕ら出演者にもわかってなかなか面白いのですね。

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市川秀男(p)Trio+赤松敏弘(vib)@横浜エアジン

市川さんのライブで僕はデュオまで降り番の時もあるのでこうやってカメラを向けているので当然ヴィブラフォンは写ってても僕は“ココ”にいます(笑)
日曜日の午後のライブはステージも客席もどこか和気藹々。
演奏者がブレるのは当り前ですが、演奏に合わせて一緒にグルーヴするお客さんもブレてます。ホント横浜はお客さんのノリがいいのです。

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突然パーカッションを取り出してリズムを刻む市川さん

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ともに20代前半から東京のジャズシーンに飛び込んだ上野哲郎(b)

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市川さんとは足掛け四半世紀以上という二本柳守(ds)殆どブレてます

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そんな感じで降り番の時は僕も客席で市川トリオの演奏を楽しんでいるのですが、
ライブハウスはお客さんもちょっとぐらいの我がままが聞いてもらえるからか、常連さんになるとホントいろんな人がいるので、ついついそちらもウォッチング。

同じ出演者であっても「この店」じゃないと聞きに来ない人。必ず決まったオーダーだから店員やマスターに目線だけで「いつもの」で通じる人。ソロが終わると誰よりも早く拍手をする人、又は時々フライングして拍手してしまう人、、、などなど。

思い起こせば僕らもジャズ喫茶などに通いつめていた頃には似たような事をやっていました(笑)
そういうちょっとした我がままを聞いてくれるところもライブハウスの醍醐味でしょう。

で、、

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エアジンの常連さんW氏。
W氏は僕が市川さんのエアジンに出演するようになった時には既に居ましたから(その前からず〜っとだという)四半世紀は軽く通っているのでしょう。他にも贔屓のバンドもあるので出演者以上にエアジンに来ている事は間違いありません。

たとえ暴風雨であろうとどんな時でも御来場されるW氏。ある時など毎回常連のW氏の姿が見えないので他のお客さんが心配して電話してたくらいです。日曜日は昼の部と夜の部があるので昼の部で姿が見えないとまた他のお客さんが電話してたりします。なんだかんだと言ってもW氏がいないと様にならないような、そんなアットホームな雰囲気なんですね。

W氏は、エアジンに来ると必ず入り口のコーナーの席に座ります。一番隅っこの席です。W氏には絶対ココ、という流儀があるのでしょうね。きっとW氏はソコで聞こえるステージの音が大好きなんでしょう。いわば非公認的な指定席です。

ある時、そんな事とは知らずに若いカップルがその席で熱々の会話を交していたら隣席で落ち着かないW氏が突然「うるさい!」と怒鳴りつけているのも目撃しました。。
こ、、怖〜ぁ

ある時は余程昼間何かあったのか、自分が遅れて来たのにソコに座ってる先客さんに向けて「うぬぬビーム」を送り続けているW氏も目撃しました(笑)
よっぽどその席が気に入っているのですね。

そういえば僕も通いつめたジャズ喫茶のカウンターでいつも座る席が空いていなかっただけで店を出た事があります(ヲイヲイ!)

人間夢中になる時ってちょっとだけ我がままになるもんなんですね。

かくしてW氏は無事に指定席に落ち着き、他のお客さんに「うぬぬビーム」や「うるさいナパーム弾」を発撃する事も無く、御機嫌に誰よりも早くソロが終わると拍手をし、時に1曲フライング拍手で自滅しつつも店内和気藹々の内にライブは終了。

あ、W氏の特技をもう一つ。
終演すると、誰よりも早く帰って行くのであります。その様は正に風の如く・・・

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エアジン名物“心臓破りに階段”をスタッフO汝となぜかお客さんまで手伝ってくれて分解したヴィブラフォンを運び、すっかり夜景色となった横浜を後にしたのでありました。

おしまい



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