2007/11/18

リビング・ジャズ喫茶・・・  日記

先日入替えたリビングのオーディオ。
深夜から近辺のデッキ類も片付けに入り明け方には一応終了。
引越しして8年といえどもいろんな物が増えてまとまらなくなっていたオーディオ周辺。置ききれないデッキ類は各部屋に分散していたので、これを機会に“スッキリ”“クッキリ”シンプルに整理。使わない物はどんどん処分。
面倒な結線も明け方には終わり、後は購入したミニコンポの威力を大音量で試すだけ・・・

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夕方になって久し振りに大量を上げてカウチポテト。
もとい、オーディオチェック。
いわばリビング・ジャズ喫茶。
と、いってもオーディオはジャズ喫茶に比べれば粗末なものだ。
どこでも売ってるミニコンポだもの(笑)

でも、気分はしっかりとジャズ喫茶。

今回導入したのはDENONのミニコンポ+ミニMDデッキ+ミニカセットデッキ。
僕がジャズ喫茶に足しげく通っていた頃は「デンオン」と呼んでいた。アメリカにいた頃に「DENON」をみんな「デノン」と呼んでいて知らない内にこれが社名になったようだ。な〜んだ、ミニコンポかよう・・・って思うと早合点だからね。

意外とスピーカーは国産派。この湿気の多い国で乾燥した海外の製品を維持して行くのは大変。よっぽどのオーディオファンじゃないと。楽器がそうだからスピーカーだって同じはず。なので要は音が気に入る動機があるかどうか。

我家で今まで一番気に入っているのがONKYOのキット。バンバン宣伝している家電メーカーの製品は一部を除いてあまり気に入った音がなかった。ゴチャゴチャ飾りの付いた製品も嫌いだ。
この“中途半端に音にうるさい”ミュージシャンが選ぶのは結局家電メーカーじゃない音響機器メーカーに落ち着くという事なのでしょうか。
別にオーディオファイラー気取りではなく、売り場で試聴したらそうなる。
まぁ、生音よりも“いい音”になったって僕らは仕方ない、というのが本音ですが、、

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オーディオファイラーから絶対怒られる(笑)積み重ね一式まとめ
邪道の極地だけどこのスペースに全部収納したかったのだから仕方ない

“ココ”の売りはオーディオでもなければコーヒーでもなく、何となく見える空。刻一刻と変わる空を見ながらジャズを聞く。それだって大自然が見渡せるわけでもないけどね。でも空を見ながら音を聞くと美味しいデザートのように感じるんですね。ヴィブラフォンの音もこの空のように空気感があるから好きなんです。

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最初は新しいミニコンポに従来のVの付くスピーカーを繋いでみた。
前に使っていたコンポとの聞き比べになるからだ。
元来個人の耳に基準はないからこの方法が一番新しいコンポの特徴を知る事が出来るんですね。
ふ〜む。
低音の音像がしまりましたね。中高音の粒立ちもはっきりしました。家人に聞くと同じような感触が返ってきます。ある程度大きさのあるスピーカーというのは多少ヤワでも音像をしっかりと受け止められるという事でしょう。

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一方、空は夕方に向けてのドラマが始まっているようです

しばらくしてミニコンポのスピーカーに切り替えてみました。
同じメーカーの製品だけあってクリアーさでは一歩も二歩も優ります。
売り場で「これ絶対いいですから」とサービスされたスピーカシールドの威力もあるかな。
でもちょっと“レア”な音だなあ。

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もう一度大きいほうのスピーカーに戻してみました。
うんうん、低音域の優しい感じはこちらが優るかなぁ。。

でも、中高音の音の抜けは一度聞いてしまうとミニコンポに譲ってしまうなぁ。あのレアさ。ううん。。

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再びスピーカーをDENONのミニに。
ちょっと低音を2dbほど上げてセットしてみました。

あ、やっぱりこっちだな。

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それはこういう事だったと自分で解釈しました。
大きいほうのスピーカーは、高音域のシャリシャリ感も含めて90年代の音像。コンプレッサーが掛かったような音って言うかなぁ。
ちっとも高級品じゃないけど、そのシャリシャリ感にどこか愛着があって捨てがたかったわけです。まあ、どこか機械で作られた音って事でしょう。時代も音楽もそうでしたから音もそうなってたんですね。

小さいスピーカーを最初“レア”と感じたのは、何も作られてないから艶かしく感じたんでしょう。すこし音量を上げて聞いていると、ちゃんと録れている物はそのまま、ちょっとでもイジったものはイジッたまんま。
なるほど、これが2000年代の音か。(←半ば過ぎてるのに気が付くのが遅い!)

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アナログの70年代は一番レコードを聞いた時間が長かった。コンプレッサーの効いた音と密閉式のスピーカーが愛用だった。80年代は聞くよりも演奏する時間が多かったから空白。90年代はデジタル化した音が日進月歩で飛び交って再び空白。その間ず〜っと音を出す側の時間が長かったので僕の「聞く耳」はようやくデジタルに馴染んできたようです。
「レア」な空気感か・・・・

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すっかり夜の帳が降りてリビング・ジャズ喫茶は閉店。
次はいつだかわかりません。
でも、たかがミニコンポとは言え、時代をダイレクトに伝えてくれて大いに勉強させられたのでした。

おしまい



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