2008/1/6

08年年始最終日・・・  ■年末年始日記

昨日東京へ戻る準備で近所のアーケード街を歩いていた時だった。

おや?

この後姿は・・・・

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実家近所の松山三越のアーケード口(正式には通りの名称にちなんで大街道口)は8階分が吹き抜けのドームになっていて、入口側にステージがある。店舗ではなく巨大なエントランスになっているんだけど、いろんなイベントや展示を行うスペースに活用されてアトリウムコートという名称が付いている。
毎日何かが行われていて、毎年暮はココにオケを入れて第九までやったりする。

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20年くらい前の三越の改装でココが出来た頃はステージが向かって左の階段側にあった。
入り口を入ると右手で客席は横を向いていた。
その後現在の位置にステージが移動した。

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入り口を入るとガラス張りのバックステージだから、みんな何をやっているのか覗き込む事が出来る。子供なんかはすぐにドラムとかに興味を示す。音楽は身近にあったほうがいいから今のレイアウトは正解だと思う。アーケードの中からも先の写真のように何をやっているのか見えるし。

気付かれないよう(なぜか/笑)にエスカレータで上がって7階のデッキから確認すると・・・・

本日はバンド+ツインヴォーカル。

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座席は満席で演奏が始まるとどんどん立ち見の観客が増えて行く。

もちろんベースは毎年10月のシュガービレッジで共演している吉岡英雄氏。

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そう言えば昨年暮に松山のライブハウス“キーストン”の忘年会で会った時に「仕事始めは5日」と言っていたな。家人の話しではその忘年会当日もこのアトリウムコートで演奏していたらしいので、かなりの頻度で出演しているようだ。今日も夜はキーストンのライブだから超売れっ子。

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地方都市(松山は人口50万強)で何人もプロのジャズミュージシャンがいる街も滅多にないと思う。大都市や100万都市ならありうるけど。
僕も高校の頃にこの街でお世話になったジャズドラマー堤宏文さんらが先頭を切って地元のミュージシャンを育て上げた土壌があるから残っているんだろう。
もちろんミュージシャンだけではどうにもならないからスポンサーや地元のラジオやテレビ局、演奏場所を提供するお店などの条件が揃っての事。

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毎夜の演奏を東京や大阪からミュージシャンを呼んでいた街には現在専業とするプロ演奏家が存在しないという。演奏しようにも仕事場がバブルと共に消えて行ったからだ。大学が街中にあるのも大きい。今も卒業を控えたミュージシャンの卵が街のジャズの店で演奏している。

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だんだんフロアを降りて二階のデッキにあるカフェ横でカメラを構えていると「来ましたね」と店員さんに声を掛けられてびっくり。よく見るとキーストンでの知り合い。制服姿の彼女とは気が付かずコチラが何をしているのかお見通し(笑)
ステージの吉岡氏もどうやらコチラに気が付いたようで急にニヤ気てきた(笑)

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だって仕方ない。ウチはココで服もネギもパンも買うんだから、演奏してれば自然と目撃してしまう(笑)

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演奏は佳境に入り、アコースティックベースとは思えないハイポジションのフィールなども入りさすがは元ロックベーシスト、と感心させられる。今年のシュガービレッジでもそのハイポジションのフィールやってください(笑)。

演奏が終わると割れんばかりの拍手喝采。

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客席はかなり年配の方が多いが立ち見は若いカップルや子供連れなど。
どうやらこのバンドの熱心なファンの人たちは開演前に席を陣取って聞き入るようだ。
それは素晴らしい事。

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終演後、さすが人気者の吉岡氏、ファンの方達に取り囲まれてなかなかステージから降りれない。

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中でもこの熱心なファンの人はCDを持参してプレゼントしている。風体から恐らく年配のジャズファンだろうな。持ってる袋もこの街のジャズファン御用達の“まるいレコード”だし。
その横からは「吉岡さん、ココの演奏ずっと続けてくださいよ」と声を掛けて帰る人も。

吉岡氏は照れ臭そうにしていたが、僕はとても気持ちが癒された。やる音楽は違っても音楽は聞く人の為にある。基本だ。

さて、東京に戻ろう。

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帰りはいつものシングル個室で少々狭いが、荷物を整理して何とか家人と二人で乾杯。つまみを並べ小宴会に。家人が自分の部屋に戻ったあとは横浜到着までぐっすりだった。

夕方からは仕事始め。
みなさま、今年も宜しく!

おしまい



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