2008/1/17

空白を埋めた作品を発見・・・George Russell  木曜:Jazz & Classic Library


先週くらいから「ホムペ落ちてますよ〜」と教えていただくメールが届くようになりました。チェックしたらブックマークからは飛べるのにGoogleやYAHOOからは数回に一回スリップするようです。ブログは平常通りなのでその内に落ち着くでしょう。
臨時に近々の情報を。
全国的に1月22日発売/ニュー・アルバム
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『STREAM OF LIFE/赤松敏弘』(VEGA/¥3.150/紙ジャケ)
赤松敏弘(vib)市川秀男(p)鈴木良雄(b)大坂昌彦(ds)養父貴(g)村上聖(b)後藤浩二(p)マリンバ王子(marimba)。アルバム史上最強メンバーが集結。乞う御期待!
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CDレビュー:ジャズライフ2月号、スイングジャーナル2月号他掲載中

関東限定・1月24日(木)/新春注目のライブ
井上信平(fl)&赤松敏弘(vib)双頭バンド登場@六本木「サテンドール
w/ユキ・アリマサ(p)佐藤有介(b)安藤正則(ds)
開演:19:10、20:50、22:20、(開場18:00/3回ステージ)
料金:¥2.500+オーダー(お得なセットメニューあり/お食事は18:00から22:45まで)
予約・お問い合せは03-3401-3080(サテンドール)
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東京メトロ「六本木」駅より徒歩3分
港区六本木4-11-5 Annexビル 4F
どうかお見逃しなく!(御予約はお早めに)

さて、本日は。
僕が愛聴してやまないコンポーザーのブランク時期のアルバムを先日発見。
それがコレ
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『ELECTRONIC SONATA FOR SOULS LOVED BY NATURE-1980/George Russell』(Soul note/1980年)

この長いタイトルの曲はLP時代の1970年代とCD時代の昨年(2007年)に聴いています。先のものは、まだジョージ・ラッセルが北欧にいた頃に彼の音楽理論の教え子達だったヤン・ガルバレク(ts)マンフレッド・スコーフ(tp)テリエ・リピダル(g)ヨン・クリステンセン(ds)、それにレッド・ミッチェル(b)が加わった斬新で衝撃的な同名のアルバムが最初でした。

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『Electronic Sonata for Souls Loved by Nature/George Russell』(Flying Dutchman/1971年)

後のものは、昨年このブログでも(「究極に凄い!」2007年5月24日のブログ)紹介しているラッセル生誕80歳記念コンサートの時のライブ盤で、こちらも度肝を抜かれる出来栄えでした。

この間約30年のブランク。

ピアニスト、ビル・エバンスとの強烈な共演盤『Living Time/Bill Evans & George Russell』(CBS/1972年)は僕のラッセル体験の中で一番のインパクトだけど、北欧のオーケストラ作品も含めてラッセルが精力的にアルバムを制作した時期が70年代前半に固まっている。

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『Living Time/Bill Evans & George Russell』(CBS/1972年)

あまり日本ではリリースされなかった事もあるが、実際にアルバムも多くは作られなかったようだ。
もっと古典的な60年代の作品は今でも見掛ける事はあるが。

さて、この80年録音のエレクトリック・ソナタ。
嬉しい事に、71年の北欧版と同じシックステットで演奏されている。

メンバーは
George Russell/p,org
Lew Soloff/tp
Robert Moore/sax
Victor Comer/g
J.F.Clark/b
Keith Copeland/ds

1980年6月にミラノで録音されている。

ラッセルのような完成されたスタイルのコンポーザーの場合、共演者がどのようにアプローチするかで演奏の内容も変わってくる。
この曲が作曲された60年代後半を彷彿とさせる「完成されたパーツ」と、その「時代毎に生まれるジャズの息吹」がミックスされて、初めて作品となる場合が多く、その意味でも70年代と2000年代の間にある80年代のニアンスが、この曲をどのように変化させているか興味深かった。

時にアヴァンギャルド、時にグルーヴビーツ、いろんなサウンドが錯綜する。
ミュージシャンの感覚も時代毎に異なり、その違いを聞くのがまた楽しい。

自分が演奏しているヴィブラフォンという楽器とジョージ・ラッセルの音楽ほど、ほど遠いものは無いかもしれない。
それは昔からそう思っていた。
でも、僕はこのラッセルの音楽が持つエナジーは一生愛聴し続けるだろうな。
自分の事だけでモノクロになってしまう面白味のない人間には興味が無いから。

ラッセルを聞く度に、自分の中にある別の世界を奮い立たせてリフレッシュ。

もしも、いつかそれらが一緒に表現出来たらいいなぁ。

おしまい



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