2009/10/19

2009ツアー・旅の途中で・・・津山そぞろ歩き  ■ツアー特集:東海道〜南海道右往左往


ツアーの時はなぜか朝早くに目が覚める。
仕事であれ、旅行であれ、この典型的な夜型人間でも、だ。

10月2日と3日に岡山県の津山市に連泊した。
津山市内のライブハウス「もり田」と、津山から車で30分ほどの奈義町現代美術館でのコンサートのベースが津山市内のホテルだった。

学校を卒業して以降は津山に立ち寄ってライブを行った時を除けば、いや、それでも三日間も津山に滞在する機会はなかった。ライブの時の夜は遅く、朝は次の公演地への移動でバタバタと過ごす事が多く、行った先をちょっとでも徘徊出来るのはリハ前か本番前と相場が決まっている。

連泊すると朝の時間が有効に使えるので二日間それぞれ方向別に朝の津山市内を徘徊してみた。

ホテルがランドマークの鶴山公園の真下だったのでおおよそJR津山駅を出て吉井川を渡った辺りを境い目に城跡の西側と東側に分けてぶらぶらした。

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鶴山通りの坂から中心部を望む。この通り界隈から右側と左側にわけてぶらぶらした。初日は右側の商店街から。津山駅から見るとちょうど逆になる。

僕が初めてこの津山に降り立ったのは1973年春だからざっと36年前。ここにある作陽高校音楽科に入学した時だった。

当時の国鉄(現JR)が仕掛けたキャンペーン“ディスカバー・ジャパン”が大ヒット。その中でも女性誌とタイアップした“小京都”ブームはとどまるところを知らず、山口県の萩・津和野を筆頭に全国津々浦々の小さな城下町には若い女性のバックパッカーが溢れ、気に入った旅先に住み着いた人も多い。昔から世の中を動かすのは女性パワーなのは今も変わらない。

だから、当時の津山はバックパッカーに音大生に女子高校生に、、と中国山地の山の中なのに異常なくらいに若い女性が闊歩していた街だった。

あれからバブル景気を経て、音大が引越し、街の中はすっかり落ち着いてしまった感じ。
でも、改めて歩いてみると、その頃を彷彿とさせる光景がどこか心を穏やかにさせてくれる。

元・ジモティーの目線だから、まったく観光地散策とはならないです。(笑)

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ホテルを出てすぐに京橋御門跡とある

京橋御門と言うよりも津山城の大手口のほうが親しみがある。
しかし、僕らにとっては御門跡よりも、その後方に聳える・・・

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旧・大手町デパートの後ろ側

大手町デパートの後姿のほうが懐かしい。表側は改装されているがこちら側はそのまんまだ。
今は「サテライト津山」という名の場外馬券発売所になっているらしい。

まずは観光客にはわからない(笑)旧・大手町デパート周辺の2009。

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この店、建物はそのまんま。店は変わっているようだが当時は割烹で一部が和風レストラン。高校時代、寮の食事では足らず週末はよく食べに行ったので覚えてる

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“ティールーム・マドンナ”(鶴山通り)

レギュラーではなかったがマドンナは学生時代セッション演奏した記憶もある。当時は音大があったので街のあちこちに学生が生演奏をする店があった。

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先程の旧・大手町デパートと並びの“マドンナ”。見る人が見れば思わず「おお!@@;」(笑)(鶴山通り)

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「横綱まんじゅう」(鶴山通り、京町センター街)

当時と変わらない「横綱まんじゅう」。開店31周年とあるけどもっと前からあったような気が。。
駅前のアーケード商店街には「横綱」という飲食店があって、いつも高校生で賑わっていた。「ちゃんぽん」とあるのでてっきり長崎のちゃんぽんだと思って注文したら「焼きうどんと焼きそばが“ちゃんぽん”」になって出てきてびっくり。そっちの“ちゃんぽん”かい!って思わずツッコミ。
それでもボリュームは満点、価格は廉価でお腹いっぱいになった。今はもうないが「横綱」というと何か繋がりでもあるのだろうか・・・?

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このまま鶴山通りを吉井川に向って進むと今津屋橋、駅前商店街、津山駅と続くのだけど、この辺り一帯はずっと「京町」と呼んでいた記憶があるが、ここから今津屋橋までは「ごんご通り」と呼ぶらしい。知らんかった・・・・

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美術館のコンサートの時に高知から駆け付けてくれたトロンボーン専攻で当時ベース担当のY田くんと邪美館で話していた時に、生演奏をしていた店で出て来なかった店の名前・・

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ズバリ!「ローズ」

Y田くん、これこれ、「ローズ」。ローズでしたよ(笑) ああ、すっきり!

さて、今度はアーケード街散策。

「横綱まんじゅう」の交差点から西側に続くのが津山の商店街の中心「一番街」アーケード。

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“津山・一番街”

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名称を最近は“socio”としているようだけど、やっぱり一番街のほうがいいね。

津山は街の規模に比してアーケード街が多かったところ。
一つ一つの規模や長さは大きくはないが、その昔から出雲街道の宿場町として栄えた歴史からも商業を中心とした街が形成されていた。

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アーケードに小路はつきもの。さっそく一つ目に小路が・・・

ここが正統的なアーケード街であったことを物語る小路。アーケードから伸びる小路はだいたい飲み屋街へと続くものが多い。

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再び一番街を進む・・・

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一つ目の四つ角は朝から大賑わい。たしかココは和菓子屋だった記憶があるのだけど・・・

人だかりのある店は地場産野菜の販売店だった。建物は完全に和菓子屋時代のまんま。記憶に間違いが無ければ「高瀬舟」という菓子を売っていた店ではなかったか・・・?

その四つ角を北側に抜けると・・・

おお、あった、あった@@;

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ブルーのテントにキーコーヒーのマーク

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「風月コーヒー」

情報によれば惜しくも最近店主が亡くなられて店を閉めたそうだ。
僕が高校の頃、ホームページの「音楽体験記」に出て来る同期の“ニキビ面レーバン男”H上がコーヒーならこの店!とイチオシで、それからコーヒー豆をよく買っていた店。
双子のおばあちゃんが店主で、数年前に訪れた時には九十ウン歳で御健在だった。

再び一番街に戻るが・・・・

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この先は「行き止まり」になってしまう。
全国でもその「悲惨さ」で有名なアルネ津山という複合商業施設がL字型商店街の角に建ち商店街を分断してしまったからだ。
その為に一番街はまるでアルネ津山のエントランスのような形になってしまった。

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一番街の後方に聳え立つ巨大な商業施設アルネ津山

全国の何処の街にも再開発には賛否両論ある。
求心力のある商業施設が商店街の真ん中を潰してまでも導入された効果はどうなのか・・・?

このアルネ津山が無ければもっと商店街は衰退していたという声もある。
普通の商店街だけでは街中に人を惹きつける力は無かったとも。
何処の町でも抱える駐車場の問題もアルネ津山のような巨大施設を作れば一気に解決した。

しかし、本当に良かったのかどうかはわからない。
津山に泊まってびっくりしたのが、コンビニの無さ。
ホテルの周辺はおろか、このアーケード街周辺にすら一軒もない。
かろうじて数キロ先の駅前か北側まで行かないとコンビニに在りつけない。
そんなに中心部には人がいないのか・・・?

一番街の反対側にあった大型ショッピングセンター(イズミ)が今年閉店して現在更地処置作業中。
車でちょっと外れまで行くと、猫も杓子も大型ショッピングモールに押しかけて大混雑という、もはや全国一律な平凡な姿があるだけで少しも面白くない。

郊外のショッピングモールには何も面白いものも文化も無いゾー!
あるのは「なんとなく・・・」の蔓延。

しかし、街中に突如出現したアルネ津山もどうなんだろう・・?
このまま直進しても疑問が浮かぶアルネ津山に入らないとその先の商店街へと進めないので大きく迂回することに。

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一番街の南側にある小さな“五番街”商店街

恐ろしく古いアーケードの五番街。待てよ・・・・
と、一筋曲がってみたら、おお!!@@;

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学生時代に演奏させてもらった店『ホセ』

『ホセ』の看板を発見。残念ながら営業しているのかどうかわからなかったが演奏させてもらいとてもお世話になった店だ。まかないでマスターが釣ってさばいてくれた天然うなぎの旨かったこと。

五番街を抜けると、やはりこの一帯も再開発でアルネに吸収されて一変。

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突然別世界・・・

誤解しないでほしい。僕は新しい建物も巨大商業施設も好きだ。
新規のデパート開店や商店街のリニューアルなど、新しいものへの興味は尽きない。
ただ、このアルネ津山は少々“やり過ぎ”にも見える。
商業施設を誘致したい商店街に、アンバランスでセンスを疑うデザインのウワモノ、これらがどこかギクシャクした形のままで一まとめにされているかに見えるのが残念。
どうせやるなら商店街全部を海外の街中のショッピング・モールのように取り込むか、商店街はそのまま残しつつウワモノをデザインするか、だと思う。

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アルネ津山外側

アルネの外側をそのまま昔の津山の風情を求めて直進。

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寺町

妙願寺に長泉寺と並ぶ光景。

アルネの一つ西側は寺町。
この風景はまったく変わらない。

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本来この辺りはこういう街並み

少し先の戸川町になると・・・

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御馴染みジャズ喫茶“邪美館”健在!

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僕が高校でココに来た年に開店した。当然今回も打ち上げの後はココで昔の仲間と溜まった(笑)

邪美館から元・アーケード街の方向を見ると・・・

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アルネ津山の巨大な建物が異様ながらその手前は昔のままの風情が漂う。
そして、

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当時、大手町デパートと並んで街中のショッピングゾーンを形成していた“ニチイ”のビルがそのまま残り

現在は御馴染みの・・・

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津山と言えば、“吉田楽器”

さらにその向かい側には・・・

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旅館あけぼの

あけぼの旅館。純和風の旅館で昔父親と作陽高校音楽科の冬季講習会の時に泊まった。当時は市内に旅行会社で予約出来るホテルが無くココになったが、とても新鮮だった。数年前にふらりと旅行で津山を訪れた時に泊まった。冬だったので鴨鍋が最高に旨かった。

大回りしてアーケード街に入る。

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本町三丁目アーケード。L字型から飛び出したアーケード。ココはかなりシャッター街化していた。

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二番街アーケード。本町三丁目と繋がるアーケード街。

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手前に昔と変わらぬ純喫茶「マスカット」を発見。思わずコーヒーを飲もうとドアに向うと貼紙・・・先月閉店と。ちょっと淋しい。

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二番街とL字型アーケード街を結ぶ銀天街

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銀天街は大半がアルネ津山に吸収されてしまったのですぐに行き止まり(アルネ津山に)

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昔のまんまの店舗「松岡屋」。商店街にはこういう店がたくさんあった。

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アルネから来ると「アーケード街はこちらですよ」とばかりに左折をうながす造りながら人の流れは直進してその先の「元魚町」へ

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元魚町アーケード

元魚町にあった喫茶店「ゆくみ」でも毎週日曜日夜のライブに出演していた。先日お世話になったベースの小坂さん、恩師下山さん、ピアノの松永さん、サックスの御戸さん、ギターの石井さん達と一緒に演奏させてもらっていた店だが、現在は無い。

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元魚町でアーケードは途切れるが商店街はまだまだ続く。「新地通商店街」

人口11万人規模の街としてはアーケード街が充実していた。
過去形なのは、アーケードは残っていても、もはやシャッター通と化した場所もあるから。
調べると僕が住んでいた頃は人口も10万人未満だったが、街中は人で溢れていた。
現在はその頃よりも市の人口は増えたが街中は空洞化した部分が多い。
これは周辺部との合併によって人口が増えただけで、逆に古くからの市街地の人口は減っているという事らしい。コンビニが無いのもそういう理由のようだ。

元魚町からホテルに戻る。

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中央公園の傍らに昔からある洋館が健在だった

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「ランプ」という以前の名称が残っていた

ここは南蛮焼きという鉄板焼きが名物で高校時代よく食べた。
一時、高校の同級生が「小次郎」という店を開いていたが現在は移転してこのビルは空いているようだった。

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「ランプ」から交差点を渡れば中国銀行、そしてホテル、と昔のままの光景が残る

奈義町現代美術館でのコンサートの朝はこれらの懐かしい津山を散策してから会場に向った。

翌朝の散策は続編にまとめて紹介しましょう。そっちはもっとコアです(笑)

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チェキラ!



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