2009/10/21
2009ツアー・只今待機中。。。@丸亀 ■ツアー特集:東海道〜南海道右往左往
只今待機中・・・

ホテルの窓の外には瀬戸内海を挟んで丸亀市街の灯りが見える
今月三度目の東海道-南海道右往左往は再び四国。明日はカワイ楽器のイベントで先週大阪で共演したばかりのピアニスト宮下博行氏と再びデュオでコンサートに出演する。
その為の前乗りで今夜は丸亀のホテル泊。(会場は隣り街の宇多津)
丸亀入りする直前に、今月頭にお世話になった岡山県は奈義町の現代美術館に立ち寄った。
中国道(思い出したんだけど正確には中国縦貫道、だよね?)を津山インターで降り走ること20分。
たった二週間振りなのに周りの山々は紅葉に向けて色彩が動き出しているようだった。

奈義町現代美術館 @ Oct/21/2009
今月3日に行った奈義町現代美術館でのヴィブラフォン・ソロコンサートが大反響との事でとても嬉しく思っています。
夜の美術館でジャズ、しかもヴィブラフォンが聴けるという組み合わせ、展示室「大地」のワイヤーアート“うつろひ”の中にステージをセットするというユニークなシチュエーション、、、、
全てはこのユニークな企画を考案し実践している美術館学芸員の岸本さん、そして学生時代お世話になったバンドのメンバーで僕をこのコンサート(第16回観月会)に呼んでくれてベーシストとしてゲストコーナーにも参加してくれた役場の小坂さん、そしてNagi Mocaの素晴らしいスタッフの協力が無ければ成しえなかった。

左から : 岸本さん、僕、小坂さん @ Nagi Moca Oct/21/2009
直前まで寄れるかどうかわからなかったので前日に岸本さんに「明日いらっしゃいますか?」とメールしたところ、「今日コンサートのDVDを送ったところです」と絶妙なタイミング。(笑)
東海道の途中でDVDとすれ違って来たわけだ。
東京に帰ったらのお楽しみだ。
美術館でしばし談義の後、今夜の宿泊地丸亀を目指す。

奈義町現代美術館前の並木は紅葉真っ盛り
10月6日のブログ『NAGI MOCAへの道・・・』で書いたお気に入りの大カーブを通り津山を目指す。
そうそう、お二人から得たびっくり情報。
「Nagi Mocaへの道・・・」で取り上げた「奈義町現代美術館・図書館」の横断幕を掲げていた橋。あれ、実は戦車が通る橋なんだそうです。
自衛隊の演習場がある為に国道を戦車が横切る事が出来ず、そこで国道上に橋を架けたという事。
戦車を通す為の橋があるとは、想像もつきませんでした。

津山に入る頃にはすっかり夕暮れ

吉井川沿いの津山市内を走る

対岸の山の上には作陽音大時代の校舎が残るが現在は使われていない建物が多い
ひと山ずつ高校と大学に分かれていた作陽学園が対岸に見える。
音大を含む学部がそっくり倉敷市の新校舎に引っ越した為、現在は高校だけが校舎を使っているが対岸に見える茶色の旧音楽学部の校舎は廃墟状態になっている。去年立ち入り禁止となっている大学の丘(噴水広場)に許可を得て入れてもらったが、あれからさらに周りの木々が自然に回帰しているように見える。

夕暮れの津山市内を抜け、院庄インターから中国道に入り、高校音楽科時代に夏の合宿で行った記憶のある北房で分岐する昔は無かった岡山道を経由し、山陽道、そして瀬戸大橋を渡るとすぐの丸亀に到着したのは午後7時過ぎだった。
ここは懐かしいホテルだ

仕事柄いろんなところでホテルに泊まるが、だいたいどの街でも同じホテルになる場合が多い。
それなら懐かしいなんて事は思わないのだけど、このホテルはとても記憶にある。

オークラホテル丸亀
15年振り、だ。
1994年の夏。
その夏はトランペッター日野皓正さんのバンドのツアーだった。
レオマワールドで行われたジャズフェスティバルに出演する為に来たのだけど、この年は西日本各地が大渇水。
当初は高松市内のホテルと伝えられていたが断水で使えず「水が出る」丸亀のこのホテルに変更となった。
野外のジャズフェスティバルに出た後でホテルに戻ってシャワーも使えないほど悲惨な事はないものね。
楽屋でも水を大切に使う光景、トイレにも節水対策、ホテルも時間制限で節水(このホテルは24時間大丈夫だった)、本当に水が貴重な事を嫌と言うほど経験した夏だった。
そんなだからこのホテルの光景もよく覚えていた。

はいはい、15年前とおんなじ。部屋も同じ。
「宿泊は、丸亀の」
「あ、オークラでしょ」
「そうです」
「了解です」
スタッフとのそんなやり取り。
そして、

競艇場のまん前にあるホテルの周りには何もない・・・・15年前と同じ
ホテルに入る前に食料や飲み物を買い込んでチェックインしたのは言うまでもない(笑)
朝のバイキングを終え、次の公演地横須賀ジャズドリームに向けて高松空港行きの送迎バスが来るまでみんなでカフェテリアでのんびりしていた時の事。
隣りに座っていたトコさん(故・日野元彦さん)が遠くに伸びる瀬戸大橋を差して、
「随分大きな橋があるねぇ」
「え? 瀬戸大橋ですよ、トコさん」
「あ、そう。で、アレ、もう通れるの?」
全員床にコケた。。。。
明日の朝、晴れていれば15年振りに同じ場所から瀬戸大橋を見て、トコさんのこの事を思い出すかもしれないな。(笑)




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