2010/3/18

オリバー・ネルソンと言えばやっぱりコレですね  木曜:Jazz & Classic Library


王道中の王道。
どの世界にも「定番」、「定石」、「定食」・・・?、のたぐいがありますが、何でも最初にソコから入ればいい、というもんじゃありません。「チラ見」しながら通り過ぎるのがいいかな(笑)。

まぁ、音楽は趣向の世界。
お決まりばかりじゃ面白くも何ともありませんから。

しかし、どんなにアウトロー路線を辿っても「耳」に聞こえて来るもの、それがまた「定番」、「定石」、「定食」・・・?(もういいっか)、の凄いところなんですね。

本日のアルバムはコチラ!
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『BLUES AND THE ABSTRACT TRUTH/Oliver Nelson』(impulse/1961年)

Oliver Nelson(as,ts,arr)
Eric Dolphy(fl,as)
Freddie Hubbard(tp)
Bill Evans(p)
Paul Chambers(b)
Roy Haynes(ds)

Feb 23 1961

オリバー・ネルソンという名を初めて意識して受け入れたのは13歳の正月だった。
当時NHK-FMで毎週木曜日の夜8時から二時間に渡ってオンエアーされていたジャズ番組の『ジャズフラッシュ』。
毎年正月は新春スペシャル枠でお昼過ぎから前年に行われた世界各国のジャズフェスティバルの音源を流すという、地方でジャズの情報に飢えていた身にはまさに感涙ものの番組だった。

(こんな番組、今あったら逆に面白いと思うなぁ。ラジオという音だけの世界、実に快適だもの)

この日は後にアルバムのライナーノーツも書いていただいた児山紀芳さんの担当で、スイス・モントリュー・ジャズフェスティバルの模様をオンエアーする、とレギュラー枠で告知していた。

目玉は「71年のモントリュー・ジャズフェスティバルで話題を集めたステージから、ドラマー、サニー・マレーのグループ、そして久し振りの再会ゲイリー・バートンとラリー・コリエル、人気のガトー・バルビエリをゲストにしたオリバー・ネルソン他をお届けします」

この頃にはラリー・コリエルを経てゲイリー・バートンに興味を持っていたので当時実家にあったステレオのオープンデッキを用意してこのオンエアーを楽しみながら記録した。

世の中あるところにはあるんですねぇ。
こんな昔の映像がYouTubeにありました。
オンエアーされたのはこの曲でしたね。ちなみにベースとドラムは同じヴァイブ奏者ロイ・エアーズのバンドのリズムセクションです。当時の児山さんの解説を覚えているので間違いないでしょう。


なぜ臨時編成なのかと言えば、この時ゲイリー・バートンはソロ(独奏)のライブアルバムを作る為に単身モントリューに来たようですが、その収録と合わせてこのセッションが行われたようです。後にそれはスタジオの多重録音テイクと合わせて『ALONE AT LAST』(atlantic)というアルバムになっており、このアルバムでゲイリー・バートンはグラミー賞を取っています。

さて、話はオリバー・ネルソン。

調べてみたらありました。
これも同じ年のモントリュー・ジャズフェスティバルで話題になったガトー・バルビエリ(ts)をフィーチャーしたオリバー・ネルソンのビッグバンドのステージです。


この時のオンエアではこのバルビエリがゲストに入る前にネルソンのビッグバンドだけの演奏が流れました。
それが今日のアルバムで有名になった1曲目の“Stolen Moments”。

ジャズ研出身の人なら「定番中の定番」と呼ばれるこの“ストールン・モーメンツ”。
この世界でアウトロー的にやって来た僕らには「定番」はありませんから記憶に残っているかどうかが全てでした。もっとも大半の曲はジャズ喫茶に通って覚えて行ったのですが・・・

この曲のテーマの内声で半音がぶつかっているブロック・コードが好きで、まだコードの事もよくわからない当時にピアノで真似て弾いていました。後になればソロは「普通のCマイナーのブルース」と単純に割り切るものの、まだ周りにジャズを演奏する人が皆無な中学生の僕は、どうしてテーマの時に聴こえていたサウンドがそのままソロの時のバックグラウンドに一致しないのかが不可思議でならず、「なかなか一筋縄では行かない世界」に感じたものです。(笑)
でも、この半音がぶつかるテーマのサウンド、今聴いてもカッコいい。

ジャズをやるからにはブルースの一つも出来なくては、というのは「定番」的な発想。
僕はそう思っています。
ある程度コードの中で何かが出来るようになって、初めてブルースに触れるのも一つの方法。
本当にブルースに触れたくて触れたのと、そうじゃないのはやはり何かが違うような気がするんですね。もっと曲や音楽を尊重しなければ。。

“ストールン・モーメンツ”も、このFMを記録した頃に覚えて、結局この世界に入ってもなかなか演奏する機会は無かった。

しかし、人が演奏しているこの曲は何度も聴いた。
それだけやっぱりこの曲のテーマはカッコいいんだ。

2曲目“ホー・ダウン”の掛け声で始まるとっても明るいテーマ。
このアルバムの邦題は『ブルースの真実』というのだけど、これはどう聴いてもソロパートがいわゆるAABAのリズムチェンジと呼ばれるフォームの曲だ。
でも、この明るいテーマ。
ちょっぴり1960年代後半のフレンチ・コネクションのテーマソングのような陽気さが今聴くと新鮮。

3曲目の“カスケイズ”は16小節のブルースと同じサイズのAに4小節の“はみ出し”が付いたA、再びAに戻るという、ちょっぴり手の込んだフォーム。
ブルースをベースとして様式化しているのが面白いアイデアだと思う。
ただ、ラストテーマはとても分かりやすい普通のブルース・フォーム(今度は12小節の)になってしまうのはなんとも狐につままれたような。。。

四曲目は思わず「イェーイ!」(高島忠夫さん風に)と言いたくなるようなブルージィーなイントロがカッコいい“ヤーニン”(YEARNIN')。いよッ! 待ってましたっ! と言いたくなるようなテーマに続いてエリック・ドルフィー(as)が快演。

僕はエリック・ドルフィーが大好きで特に「ファイブ・スポット」のライブ盤Vol-1は昔から疲れた時や感情の捌け口が見つからない時に無心になって聴いた。時期的には臨時編成ながらエポックメイキング的なファイブスポット・ライブの半年前だけど、ドルフィーは実に活き活きとした演奏だ。
続くフレディー・ハバード(tp)、ビル・エバンス(p)もこのアルバムの中で一番軽快にスイングしている。

五曲目はかつてのビーバップ風なテーマがスリリングな“ブッチ・アンド・ブッチ”。
それだからか、みんながビバップ風なソロを試みるというシャレっ気たっぷりのテイク。

六曲目はポール・チェンバースのベース・イントロで始まる“ティーニーズ・ブルース”。
ちょっぴり「突飛」なテーマを持つ12小節のFのブルース。
エリック・ドルフィーの演奏はファイブスポットのライブ盤でもやっていたドルフィー・フレージングが炸裂。だからかどうかはわからないがテーマでぶつかるサウンドも大好きなファイブスポット・ライブの“The Prophet”そっくりだ。
おそらくこの時期ドルフィーはこのフレーズを使って自分のソロの入口を作っていたのだろう。ネルソンとのレコーディングもお互い良い刺激を受け合いながらの仕事だったのかもしれませんね。そんな事まで想像したくなるから音楽は面白い。

ブルースは好きじゃない。
ブルースはちょっと苦手。
全然興味ないんだけど、ちょっぴり雰囲気は身に付けたい。

そういう人には、ちょっぴり変化球も混ざっていてピッタリのアルバムですよ。
とにかく凄腕・ツワモノが揃ってブルースに対して何を提示するかという姿勢が迸り、すがすがしいほどの清涼感を持ったブルース・アルバムに仕上がっています。

お薦め!


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チェキラ!
タグ: Jazz ジャズ CD

2010/3/17

神戸から春を呼ぶ贈り物・・・  水曜:これは好物!


サン・カン・シォン。
カタカナで区切って書くとフレンチみたいに見えますね。

さん・かん・し・おん。三寒四温。

昨日の東京はジョーダンのような天気で、日中は完全な夏日。25℃は軽く越えてたぞ。
それが日が暮れると同時にグングン、いやグングンは上がる場合っぱいからドンドン下がってアータ、夜中には一桁台に突入ですよ。

その差約20℃!

まだ三月の半ばだと言うのに、困ったものです。
異常気象。
地球温暖化は疑惑が出て来たのでこれからは異常気象と呼びましょう。
でも、異常気象って言葉が日常で聞こえるようになったのは1970年代だったと思うので、そうなると人生の半分以上は異常気象の中で過ごしてきた事になるのですから、これを異常という根拠は何処に・・・?
っま、いいか。

とにかくこれは異常気象なのでうっかり薄着で油断しないようにしましょう。


先日帰ったらこんな届き物が・・・

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おや?

ひょっとして・・・・

差出人を見て、「やっぱり!」と。

実は前日に神戸でマリンバをやってらっしゃる佐藤梨栄さんから「神戸の春の風物詩をお届けしましたー」とメールを頂いていたのです。

佐藤さんが支部長を務める日本木琴協会阪神支部のHP→http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2096/index.html

ご丁寧にお手紙まで添えられていました。

佐藤さんとは2003年の冬に神戸で初めてお会いした。
と、言うのも、僕の師匠でもあるヴィブラフォンのゲイリー・バートン氏に習った数少ない日本人の最初の弟子が佐藤さんの実弟の大島正嗣さんで、僕は落語風に言えば二代目弟子、大島さんが兄弟子という事になる。
その大島さんが帰国されたのと入れ替わりに僕はボストンに行ったのでゲイリーから「オオシマ」という名前だけは聞いていたが会う機会が無かった。

帰国後はバタバタしていて自分の演奏活動だけで精一杯。
なかなか同業者どころか他人のライブに足を運ぶ時間も無く過ぎて行き、ネットに参入した98年頃に大島さんが東京にいる事がわかったのでその内に何処かのライブでお会いしようと思っていた。

ところが、その頃に大島さんは体調を崩されて神戸に帰られていたようで、残念ながら翌99年にお亡くなりになってしまった。
当時、東京で大島さんに習っていた弟子が僕の所へ来るようになって断片的に元気な頃の彼の話を聞くようになった。
同じ楽器を演奏する者、同じような音楽を志向する者として、痛いほど大島さんの心境が理解出来た。
ただ、一度もその演奏を聞いた事がなかった。

ネットで沢山の人と繋がるようになって、大島さんの情報を伝えてくれた人がいる。
松本で歯科医をやりながらヴィブラフォン奏者として活躍している伊佐津和朗(いさつかずお)氏と、伊佐津氏に大島さんのアルバムがある事を教えたこのブログでも御馴染みの神戸のTakiさん。

伊佐津氏のブログ→http://yaplog.jp/dentymusic/
Takiさんのブログ→http://taka-sumi.cocolog-nifty.com/taki_blog/

ツアーで安曇野のコンサートへ行った時に伊佐津氏の日本一ジャズ色の歯科医院を尋ねた時に「大島さんのアルバムありますよ」と。それでコピーして頂いたので改めて発売元に取り寄せの電話をしたら、それが佐藤さんの事務所だった、という繋がり。

話を聞くと、大島さんが亡くなられた後に「志半ばで逝った弟のメモリアル・アルバム」として佐藤さんが作ったものだとわかり、何とか公の場に出す事が出来ればいいな、と思い微力ながら僕も動く事に。

その後、大島さんのアルバムをネット配信する事が決まりお手伝いをさせていただいたりして以来、メールでのやり取りの他に、この季節になると神戸の風物詩を届けていただけるのです。

大島さんのアルバムは僕のアルバムと同じ下のau 及び SoftBankの着うた、着JAZZで聴けます。

我が家でも、これが届くと「あ、もうすぐ春だなー」と。

しかも・・・

これが届く時に、次期アルバムの制作が正式にスタートするタイミングと重なることが多く、2005年のアルバムもこの佐藤さんお手製の「神戸からの贈り物」でプランが一気にまとまった。

偶然にも、今年もちょうどそのタイミングにドンピシャ!

そう、それは・・・・・

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この容器、神戸では専用容器としてあるんだそうです。さすがに地元を代表する風物詩ですね。

春を呼ぶ、神戸の風物詩!

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『いかなごの釘煮』(佐藤さん特製)

ひゃー!

これはイケませんねぇ。

今年はキッチンをIH化したそうで今までとは違う感じに仕上がったそうです。

さっそくいただいてみると・・・

っんまぃ!

生姜を利かせ甘さ控え目な大人の味

イケませんねぇ、、イケませんねぇ。。

こうなると、もうこの組み合わせしか考えられません、、はい。

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キター!

今回は岐阜の銘酒、『大吟醸・雪中寒梅』に登場してもらいました

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大吟醸ながら割りとコシのある雪中寒梅。
それをガッツリと受け止めてくれる今回の「いかなごの釘煮」。

次期アルバムの打ち合わせに動きつつ

「いかなごの釘煮」で春を予感しつつ

雪中寒梅の透き通った喉越しを楽しみつつ

・・・・あー、イケません、イケません。

三寒四温も異常気象もこの風物詩にはかないませんね。

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佐藤さん、ありがとうございます!


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チェキラ!

2010/3/16

駅を出たらそこから一気に・・・  火曜:街ぶら・街ネタ


初めての場所に行くと、まず駅を目指します。
どんなところなのかも駅を見れば大体の想像がつきます。
街には代表する駅が一つしかない所もあれば二つも三つもあるところもあります。
複数ある時は下調べをして、一番中心とされる駅前を目指します。

大半の街は代表となる駅は一つなので、取りあえずは都市名と一致する名の駅前に立てばよいのです。

この性格は子供の頃からの習慣と言うか流儀のようなもので、デパートなんかに行っても、まずは「正面玄関」を探します。違う入口から入ったりするともう一度正面玄関から入り直したりします。いや、こればかりはマジに。
物には「顔」があって、その中でも正面というものには何か主張や特徴があるもので、そういうものをチェックしてから中身を探索したい主義なんでしょうね。

郊外型のショッピングモールでも同じです。
ただ、横移動が長いので、うっかり正面じゃないところから入ったりすると・・・・家人とかは半ば呆れ顔ですが・・・(笑)

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ここはどこでしょう?

地元の人以外でココが何処なのかがわかる人はよっぽどの「栗」好きです!間違いない。。。

この「栗」はかなりのヒント。

正解は岐阜県・中津川市。

中津川と聞いて、ウチの家人などは思わず顔がほころんでしまう。
なぜ?

理由は簡単。

「栗」の名産地。そして「栗きんとん」発祥の地である事。

関東方面、関西方面の人でご夫婦やカップルで秋にフラリと出掛ける場所に困ったら、どうぞ中津川を目指してください。御婦人方が最高の笑みを浮かべてくれますよ。

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JR中央線中津川駅

中津川に着くとこの光景が迎えてくれます。

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東京方面からだと塩尻で乗換えて、名古屋方面からだと名古屋から、どちらにしてもこの街へのアクセスの主役は特急『しなの』。新幹線じゃないところが実にいい!
車だと中央道の中津川IC。

まぁ、駅前からして家人ウケの様相でして。。。

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僕なんかはこういう国鉄時代を色濃く残したコンクリートとステンレス製の民衆駅と呼ばれた構造の駅舎に心が浮かれ、夢中でバシバシ写真撮ったりするんですが・・

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実にいい!シンプルな駅舎。JRになってから建替えられたものは仕方ないとしても、こういう本来の姿そのままの駅舎が珍しくなってしまうほど高度成長期に立てられた駅舎は改装されてしまった。

家人の目は・・・・・

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駅前ロータリーに駅舎と並んで建つ観光案内所とプチ物産館のような建物の方向へ・・・

やっぱし!

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栗きんとん!!

。。。

そもそも家人がこの中津川市に興味を持ったのも、何度となく通る中央高速道で長距離移動の気分転換に沿線にあるサービスエリアを毎回違うところに入って楽しんでいた頃に「恵那サービスエリア」で見つけた中津川名産の「栗きんとん」がドンピシャ!
その後一緒に名古屋へ行った時も栄の丸栄百貨店( http://www.maruei.ne.jp/ )で再びその「栗きんとん」とお目にかかり、以来家人の頭の中には中津川と入力するとダイレクトに「栗きんとん」が反映されるらしい。

家人お気に入りの店はコチラ→「川上屋」http://www.kawakamiya.co.jp/

実はこの川上屋、旧街道・中仙道沿いに本店があり、そちらを尋ねた。
まぁ、よくもまぁ、これだけ栗だけでメニューがあるなぁ、と思わんばかり。
O型でこういう時に迷い出したら止まらない性格の家人を見かねて、「それじゃぁ、この右から左全部下さい」と事態を収拾に。
それだけ栗は御婦人方の思考能力を翻弄させてしまうほどの好物のようだ。

本店に寄る前に中津川インター方面にある川上屋の支店にも行った。
街中からは随分と離れている場所なのに、まぁ、店内は黒山の人だかり。

買い物するにも規制ラインが敷かれる始末で、これじゃ落ち着いて買えやしない、と。
ちょうどシーズンだったからかもね。

そのシーズンには「栗きんとんめぐり」マップが配布されて市内の栗菓子屋めぐりツアーまである。
ちょうど行ったのがこの時とぶつかったので大混乱だったのだ。

興味がある人向けの「栗きんとんめぐり」PV→http://kurikinton.info/special.html

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栗ネタはともかくとして、駅を出たら駅前通りがずーっと上り坂という街のレイアウト、意外に僕は好きだな。信州・松本市がそうで、駅前から初めて眺めた時の印象は30年以上経っても変わらない。

この中津川市も、駅前から見える道は延々と上り坂だ。
但し、急激な上りじゃなく、緩々に上り坂な点が松本と同じくお気に入りだ。

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なんかこう、街の中の緩々の坂道って、ちょっと温かい感じがするのですよ。
街は平らなところが好きですが、緩々に上昇するその先の方が自然と視線に入る「遠近法」みたいなレイアウトに弱いのかもしれませんね。

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こちらは旧中山道。「川上屋」本店の帰りに通ってみました。
緩やかな傾斜地に街が広がっていて、線路に対して垂直方向は駅前からずーっと上り坂、平行する中山道などは平らな通りに。

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この信号を左折すると中津川駅方向。
うーん、プラザホテルかぁ。。。ネーミングが渋い。

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駅方面へは緩い下り坂

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夕暮れが迫りヘッドライトを点灯した車が行き交う坂道の駅前通り。
駅に送り迎えに行く車でしょうか。さっきよりも少し交通量が増えた気がします。
駅が街のランドマークとしてちゃんと機能している光景です。
不思議とこの光景を見るだけで気持ちが温かくなるのでした。


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2010/3/15

この先にあるもの・・・?  月曜:ちょっと舞台裏


ツイッター(Twitter)が猛繁殖している。
かくいう僕も始めて二週間が経つ。

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ミュージシャンたるもの何にでも好奇心旺盛でなくてはならない。(立派な心がけだ!)
何が何だかわからなくても取りあえず中に入ってみて「これはなーに?」とわからない事があれば詳しい人に聞けばいいんだから。
特にネットの中は逆に日常空間よりも質問のたぐいはしやすい。

やることに何のメリットがあるのか?を考えて躊躇するくらいなら何もしないほうがいい。
自分に無理のない事なら、始めながら考えればいい。

そんなこんなのネット生活13年間で、ホームページに、BBS(殆ど落ちてるケド)に、ブログに、MySpaceに、Twitter。
気がついたら5つのツールを持つ事に。

ひゃー、、

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タクシーに乗ったとき、あなたは運転手さんとペラペラ話すタイプ? それとも黙って乗ってるタイプ?

僕は完全にペラペラ喋って喋り倒すタイプ(笑)
物凄く盛り上がって、つり銭を受け取っても結論まで話してから降りる時もある。
もちろん運転手さんも“その気”だからつり銭を渡してもドアなんか開けやしない(笑)。
ハザードをつけてドアも開けずにいい大人が中で何やら笑いながら話しているタクシーを見たら僕が乗っているゾ。(←うそ)

ネットの中に比較的早く入れたのもその性格があるからかもしれない。

ホームページ運営で始まったネット歴からこれまでの流れを見ていると、大体予測がつく。

つまり・・・

ホームページ
   ↓
掲示板(BBS)
   ↓
  ブログ
   ↓
 MySpace
   ↓
 Twitter

この流れには周期性があると見ている。

ホームページはブログへと進化し、掲示板がTwitterへと進化しているという仮説。

この13年間で本当に新しい形態のツールは「ホームページ」と「掲示板」の二つしかない。

情報発信ツールの基本はホームページでこれは誰でも認めるところ。
しかし、ホームページの運営には専用ソフトが必要だったり、ソフトを必要としない無料の提供スペースだとベタベタと広告が入ったりで好ましくない。
始めてみればわかるのだけど、なかなか最初が厄介。但し、一度作ってしまえば後は楽なんだけどね・・・

そこで掲示板文化が登場。
基本的にはテキスト文化。
最初はみんなどうやって使うか迷ったが、気ままにダイヤリー代わりに使う人あり、告知の場に使う人あり、交流情報交換の場に利用する人あり、とけっこうバリエーションが多く感心する板も多かった。

文字だけの掲示板なのに、不思議と熱くなって論議が爆発してあちこちの板が炎上するまでになった。
たとえ論点の違いからの炎上であっても、そこに掲示板の管理人の思惑を遥かに超えた「他人」の存在がある事が掲示板文化は教えてくれた。

掲示板でも画像のアップが可能になってくるとポツリポツリとそれをメインとする板も現れた。
しかし、掲示板の思惑が狂い始めたのも、この画像アップを許可した事にあるのが今となっては皮肉。

結局誰でも画像をアップ出来るようになるとサーバーへの負荷が膨大となり、あちこちでダウンするサーバーが増えた。
時代はまだまだアナログ回線が主流の時代で、当時のネットユーザー御用達の「テレホーダイ」適用の午後11時になると全国のネットサーファーが一度に押し寄せてくるので画像を載せた掲示板は「?」マークだらけに(画像データの転送速度が極端に落ちた為)。

ホームページを作ってそれに掲示板を付けるのが当時のスタイルだったけど、どうやらこの辺りから掲示板に写真をアップするスタイルが主流となり、それがブログという形を生んで一気に浸透した。
ホームページと違ってブログは利用するサーバーにあるブログツールを使って作るのでパソコンでも携帯でも作成や投稿が出来た。
ホームページ文化のブログへの脱却。
実際に僕のサイトへの訪問も本体のホームページからブログやMySpaceへと流れるのではなく、ブログを入口としてホームページやMySpaceへと動く流れが増えてきた。
ブログ開設当初はホームページ8に対してブログ2だったが、今はほぼ半々、時にはブログを入口とする場合が多い事もある。

さて、掲示板文化はもう一つの流れを作っていた。
それがMixi。
掲示板でも「荒らし」の迷惑行為への対策として、一つは書き込みに対するセキュリティー対策として投稿画面に認証画面を導入したもの、さらには掲示板そのものにアクセスする為のパスワードの発行など、認証制が図られた時期がある。
確かに書き込みに認証画面は面倒ではあるが、世の中便利になってみんなが集まると必ず面倒な事も起こるもので、これも進化の一過程だった。そう思うしかない。

僕は認証画面は導入したけどアクセス制限は意味が無いと思い行わなかった。
元々、ホームページ文化から入ったので「不特定多数に見られる」が前提にあるからね。

そのアクセス制限がSNS(Social Network Service)わかりやすく言えば登録制サービスの発展へと結び付いてMixiやMySpaceが登場した。

僕はMySpaceは使うがMixiは使わない
同じSNSでも両者には大きな違いがあったから。

動画や音源をアップ出来る登録制オープン型ツールのMySpaceは運営者は登録しなければならないが閲覧や試聴はだれでも出来る。つまり従来のホームページやブログと同じようにコンテンツを公開する為のもので、感想を述べたり交流を持ちたい場合はMySpaceに登録する必要がある。
つまり「半オープン、半ドメスティック」という最近主流となりつつあるSNSのスタイルだ。

http://www.myspace.com/toshihiroakamatsu

対してMixiは完全招待制が売り物で、情報も交流も全て閉じられた世界で行われているが、ソーシャル・ネットワーク・サービスという呼び名をMixiという“ブランド”が一気にメジャーに仕立て上げた功績は大きい。昨年までは日本のSNSの中で最大の登録者数を誇っていたが、実際に身辺を見る限りブームは終わった感が強い。
と、いうのも「安全」「安心」が売り物だった完全招待制の中だけのコミュニティーなので、ある程度まで広がった後はアクセスさえ行われていない「幽霊ミクシィ」が増えてしまう傾向にある。
さらに「なりすまし」「架空人物」など実態とはかなり差のあるコミュニティーの見分けが難しい事などから会話の信憑性が問われる。
これは掲示板末期や2ちゃんねると同じ方向を辿り始めた現象で、登録者数は減らないものの、実際には相当数のユーザーが他へと流れ始めたようだ。

完全に伏せられたネットワークはいつも同じ問題が起こり、やがて衰退するパターンを繰り返す。

そこに登場したのがミクシィーよりも「緩い」SNSのTwitter。
ミクシィーをやっていた人が一様にぼやくのが「足あと」が着く事。
誰が覗いているのかが知りたいという心理をくすぐるサービスでもあったのだが、それがだんだん「うっとうしく」思えてならなかったらしい。自分が何処を見ようが勝手だろっ、という部分でもストレスに思えたらしい。

http://twitter.com/vibstation

僕は最初から「見せる。見られる」が前提なのでミクシィーは無縁だったけど、一番不思議だったのがミクシィーをやっている人が「誰々が覗いてる」とか「追跡してみた」とか言って結局「見られたい」って心理が強いのになぜ閉じられたコミュニティーにいるのかという矛盾。

「見せればいいじゃん」
「発言すればいいじゃん」
不特定多数の人に向って。

そのほうがもっと多くの人と繋がれる。

結局、「チラ見せ」出来て、140文字未満の発言、というTwitterが登場するとミクシィーから大量に移動が始まった、というのが現状。
ミクシィーも完全招待制を今月から撤廃して流出に歯止めをかけようと必死だ。

でも・・・

それはもうこの先は・・・・次の時代という事でしょう。

では、Twitterが新しいのか?

いえいえ、全然新しくもナントもありません。
ただ、随分と気軽に使える雰囲気です。

それと、これが一番肝心なのですが、BBS世代のネットユーザーが「居心地の良さ」をツイッターに見出している点です。

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こう考えてはいかがでしょうか。

掲示板で意気投合してミクシィーにコミュニティーを立ち上げた。
ミクシィーの中の仲間内でさんざん盛り上がった。
でも、ちょっぴり「外の世界」はどうなってるの? と気になった。
ツイッターを見つけて「つぶやいて」みたら、新しい仲間が増えた来た。
気がつくと昔の仲間も戻って来ていた。

ここまでの掲示板文化の流れは、まるで絵に描いたようなストーリーですね。
Twitterやってみませんか?
http://twitter.com/


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チェキラ!

2010/3/12

続・曲を二度美味しくする方法・・メロディック・アナライズ+ハーモニック・アナライズ  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第百六十七回目の今日は先週の『曲を二度美味しくする方法・・メロディック・アナライズ+ハーモニック・アナライズ』続編です。

途中からの人はまずは先週の金曜ブログを読んでから。
http://sun.ap.teacup.com/vibstation/1230.html

せっかく昨日は寝台で戻って来て、清々しい朝の空気を吸って「これで夜型の返上」かと思いきや・・・
午後11過ぎにはモーレツな眠気で「一人時差ボケ」状態。
ハッ、と気がつくと午前4時にバーーーッチリ目が覚めて、、、どーよ。
どのみち今日からはまた夜型生活なので、、これでいいのだ!

先週取り上げたメロディー・アナライズによる調性判断とコードネームとの整合性を探る作業。
ピタリと一致している部分は「順当なコード進行」が選択されている証し。
逆にまったく一致していない部分は「コードサウンドによってドラマチックな流れを求めた部分」という作曲者の意図まで探れてしまうわけで、そういうところが演奏する側には興味深いわけです。

チック・コリアのこの曲(「LITHA」)の冒頭の一部分を使って説明しています。

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(クリックで拡大/以下同じ)

先週はこのメロディーが示す調性を判定し、その結びつきを探ってみました。その段階では各奇数小節-続く偶数小節という、二小節区切りの結び付きに目が行きました。
もちろんこれだけで演奏してしまうと「大いなる勘違い」。
でも、これが単なる失敗ではないので「一つの解釈の方法」としてインプットしておきましょう。

一番困ったのが3-4小節目の繋がり。

テーマのメロディーで見ると3小節目のCの音がどうしても気掛かり。
解釈としては次の4小節目のBbm7の前倒しという解釈で一応の結論付けに。

この部分が厄介なのは、この2小節間に出てくるメロディー音とコードトーンを集合させるとわかります。

[メロディー音]カッコ内は異名同音
F-G#(Ab)-A#(Bb)-C-D#(Eb)

[コードトーン]カッコ内は異名同音
F-F#(Gb)-G#(Ab)-A#(Bb)-B(Cb)-C#(Db)-D#(Eb)

もう読者は譜面がなくとも音を連想出来るレベルにあると思うので、このコードトーンを集合させた音列からは何調を連想しますか?

答えはGbメジャー(F#メジャー)。
BMaj7とBbm7が並んでいるなら、Maj7コードが探る調のトニック(IMaj7)かサブドミナント(IVMaj7)かを判定すると早いですね。
メジャーセブンス・コードは二種類ですからコードの根音(root)から第4番目に予想される音が連携するBbm7によって特に影響を受けるかどうかを探れば良いのです。
ここでは何も影響する音をBbm7のコードトーンが持っていませんから、この二つのコードトーンを並べた時に出来る半音の位置(この場合はF-Gb、Bb-Cbの二箇所)で調判定が出来ます。
従ってコード進行だけから判断すると、この部分は「一時的にGbメジャーに転調」しているように見えます。

しかし・・・・・メロディーにある「C」の音。
これはGbメジャーの調には存在しない「音」なのです。。

「えーい、それはチック・コリアがテーマの時だけに用意した音。だからインプロ(アドリブ)ソロの時はGbメジャーでいいの。」

ヲイヲイ! そんな無茶苦茶な屁理屈で押し通すなよ(笑)
明らかに御都合主義、ッス。ワンペナもんですね。

そこで、もう一つの「目」を持つと誤解や誤魔化しにさようなら、です。
そうそう、そこのキミ、今まで頑張ってたけど、これで楽になろうよ!

(2)ハーモニック・アナライズでメロディック・アナライズの欠点をフォロ

メロディーのアナライズは誰でも気軽にアナライズ出来るので得意な人が多いのは良いのですが、メロディーというのは強いようで意外と中間色っぽい要素も含まれていて、その解釈が人によってマチマチな結果になる、という欠点があります。
それは、その瞬間にメロディーと呼ばれるものはどんな大きなオーケストラであっても「たった1個の音」でしかないからです。

メロディーは横の流れ、とよく言われますが、あれがその性格を表す言葉でしょうね。
つまり「流れないとただの一つの音」でしかないのです。

それに比べるとハーモニーというのはメロディーのようにチョロチョロと動き回って目立ちませんが、メロディーを後ろで支えている「縁の下の力持ち」のような地味な顔をしていて、どうしてどうして決定的に「コレ!」という強い決定権を持っているんです。

そのハーモニーの繋がり方をメロディーの流れ(っぽい)動きで振り回されないようにするのがハーモニック・アナライズです。

もう一度曲の冒頭を出しますが、今度はコードの結び付きから小節の連携を考えました。

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メロディック・アナライズでは1小節目と2小節目、3小節目と4小節目、と言った具合に奇数-偶数という形でこの曲を捉えていました。
無理もありません、最初の小節からメロディーが始まれば素直にソコからメロディーの組み合わせを考えますって。

しかし、コード進行を見ると、1小節目のDMaj7と2小節目のC#m7は一見Aメジャーの調としてIVMaj7(DMaj7)とIIIm7(C#m7)のように見えますが、C#m7のメロディーにD#の音がある事で、この関係は不成立となります。
前々からコードスケールの重要性を説いているのもこういう時のためです。
従って、この曲の1小節目は独立したDMaj7、という事になり、そうなると注目するのは2小節目と3小節目の結び付き。

するとこれが見事に連携したBメジャーの調にいる事がわかるでしょう。
そうなると分析は早いもので、4小節目と5小節目と見ればAbメジャー。
これまで厄介だったBbm7のメロディー「C」の音も何の問題もなくAbMajに。

コードスケールでその整合性を表します。
このところ述べているように、コードスケールのスタート音は最初にスタートしたコードの音に近いレンジを選んで並べます。コードスケールを横の流れとして捉える訓練です。

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ココで注意すべきは、この曲には調号が振られていないので基本的には全て臨時記号で調を判定します。それは決して定型を持たず、常に次の調に向って転調する準備を行っている、という事です。

一つの例としてこの5小節目のAbMaj7があります。
このAbMaj7は調号が振られてない事、次に来るコードとメロディーには「Db」(11th)を示唆するものがない事、からAbメジャーに落ち着く事なく次の転調へ向けての準備が成されています。
従ってAbMaj7のコードスケールは#11thを含みます。
それはこの譜面での最終小節となるFMaj7に於いても同じで、調号が振られていないのでココのメジャーコードにも#11thが使われます。

このハーモニック・アナライズを使った簡単な練習例。
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調号を使わない曲の場合は、この見極めに慣れる為に様々な曲に触れる必要があります。

何事も発見とチャレンジの繰り返しですね。


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チェキラ!

2010/3/11

あのソニー・シャーロックの変形ボトルネック奏法は70年代の幕開けだったのかもしれない・・・  木曜:Jazz & Classic Library


強烈な寒気団と低気圧の通過によって大荒れになった9日、そして10日でしたがみなさんいかがでしたか。

ちょうどその日は“南国”と呼ばれる実家の愛媛・松山市に立ち寄っていました。

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実家のある一番町界隈はいつものように車やバスで渋滞する通りの真ん中をゴウゴウと路面電車が闊歩。

しかし、いつもとどこかが違います。。。

それは・・・

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後ろに見える山が「真っ白」に雪化粧。
なーんだ、とお思いかもしれませんね。
でも、この付近で滅多にない事で流石に通りを歩く人は前かがみで足早に。

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今日は卒業式だったようで、この付近で謝恩会でもあるのか、さっきから市電が着く度に卒業式を終えたのが一目でわかる女子大生達が「寒ーっ!」と叫びながらアーケード街に消えて行きます。

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冬に逆戻りを超えて滅多に見られない冬景色の松山でした。

午後7時半過ぎに松山を特急で出て午後9時40分過ぎに坂出から寝台特急サンライズ瀬戸へ。

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今夜は再びシングル個室が一夜の宿。

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いつものようにパソコンをベッド脇にセットし、iTunesを起動。

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さて。
本日のJazz & Classic Libraryはこの寝台の中から。

アルバムはコレ!


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『LIVE AT WHISKY A GO GO/Herbie Mann』(atlantic/1969年)

ロスのクラブ「ウイスキー・ア・ゴー・ゴー」は有名なライブハウスだったようで、確かボサノヴァ・ブームにのって絶好調期のスタン・ゲッツもこのクラブでのライブ録音を行っている。(『Getz au Go Go』)
また、ロック、ソウル、ディスコ界では様々な有名バンドがこのクラブの専属バンドとなったりライブ・レコーディングしているようだ。

そんな先進的なクラブでフルートのハービー・マンが当時の若手精鋭を集めて行ったライブ。
ハービー・マンと言えばちょっと年齢が上の人には『カミンホーム・ベイビー』、僕らの世代なら『メンフィス・アンダーグラウンド』という二大ヒットアルバムがあるジャズ・フルート界のリーダーだった。
当然ながらそれだけの人気者だから賛否両論あるのは十分わかる。
賞賛だけなら本当の人気者ではない、と言う。
「嫌い」な人の耳にも聞こえてくるほどの浸透力、それが人気者の証拠だ。

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備え付けの浴衣に着替えてゴロリンと横になりながら、、、っと

ハービー・マンがバリバリ演奏していた時期のジャズ界はとにかく「売り文句」が無ければすぐに埋もれてしまうほど過酷な世界だった。
走り出したら停まれない、自転車操業というのはおかしいかもしれないけど、次から次へと「話題」が先行した時代だった。

今のように「情報が一枚岩ではない時代」とは違って、一つ話題になればどこまでも無限大に浸透する社会構造が音楽業界にも、さらにその中でもさらにマイナーなジャズ界にもあった。今のように「第一人者」とか「トップスター」とかが100人も1000人も何万人もいるようなおかしな世界じゃない。

ジャズ・フルートという分野で、間違いなく「第一人者」であり「トップスター」だったのはハービー・マンをおいて他ならない。

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このアルバム、当時のLPでA面B面それぞれ1曲という、どちらかと言うと比較的短めの曲が多くスマッシュヒットを飛ばしていたハービー・マンにしては珍しいものだった。

A面が“OOH BABY”15分12秒、B面が“PHLLY DOG”14分13秒。

メンバーは、
ハービー・マン(fl)
スティーヴ・マーカス(ts)
ロイ・エアーズ(vib)
ソニー・シャーロック(g)
ミロスラフ・ヴィトウス(b)
ブルーノ・カー(ds)

“OOH BABY”はミディアム・ロックでブリッジの部分に特徴がある曲で当時のアンニュイなロックミュージックの雰囲気が好きだ。“PHLLY DOG”はアップテンポのいわゆる12小節のブルース・フォームによるロック。
つまりは、当時のジャズ&ロック路線にステイした激レアなアルバム。

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これは予想なのだけど、ウイスキー・ア・ゴー・ゴーは時代の風雲児が登場するクラブだったようで、先のスタン・ゲッツもボサノヴァ・ブーム盛りの頃の出演で、このハービー・マンも大ヒットアルバム『メンフィス・アンダーグラウンド』リリースの同時期。
当時ロックの殿堂とされたニューヨークの「フィルモア・イースト」ロスの「フィルモア・ウエスト」よりは幾分小振りな店ながらカルチャーに敏感でよく似た形態の小屋のようだ。
調べてみるとアメリカで最初のディスコとされ、60年代に世界中で爆発的に流行ったゴー・ゴー・ダンス(ミニスカートのダンサーが檻の中に入って踊るスタイルを発端とするカルチャー)発祥の地。

演奏はライブらしく元気一発、リポビタンD。

ハービー・マンのフルートもワイルドでスタジオ録音とは明らかにヴォルテージが違う。

当時若手の旗手とされたスティーヴ・マーカスはこの人独特のダイナミクスを使った細かいフレーズが聞こえてくる。これはこの時期に注目されていたサックス奏者に共通する特徴で、スティーヴ・グロスマン、ジョー・ファレルなどもとてもニアンスが似ている。
この世代の次に登場するマイケル・ブレッカーとは明らかに違うのだけど、ブレッカーが膨大な数のスタジオ・ワークをこなしていたのに比べると彼らは目立ち方が違っていたのか、あまりそちらの方面での活躍を耳にしなかった気がする。

良くも悪くもこのバンドの中ではマンに続いて年長組のロイ・エアーズ。僕がヴァイブ奏者なのでこのアルバムでは彼をピックアップして聞いていたのかと言えばさにあらず、印象としては何となく若者の中に一人だけ「オッサン」(失礼!)が混ざっているような感じを当時から持っていた。それなりに激しい演奏なのだけど、同じところを何度もグルグル回る感じがなんとも言えず、この頃すでにゲイリー・バートンを耳にしていたのであっちのほうがいいな、と。
それでもハービー・マンの信頼が厚く、後に名プロデューサーとしてロイ・エアーズはソウル、ファンク、ヒップホップの世界で人気者となる。
この辺りのタレント性を見抜くのもハービー・マンの凄いところだ。

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ベースのミロスラフ・ヴィトウスはここではエレベのようなパターンを弾いている。
この頃のヴィトウスの紹介ではチェコスロバキアから亡命寸前にアメリカのジャズ界へ飛び込んで来た18歳の天才ベーシスト、とあって、それを当地のジャズコンテストで拾い上げたのがハービー・マンだった。
ここでの演奏はマンの命令に素直に従うヴィトウスなのでどこがどうのという事は殆どないが“OOH BABY”のブリッジのベースラインは当時“グッ”ときて何度も聞き返した。
その後マンのプロデュースでアルバム・デビューしてからのミラクル・ストーリーはジャズを御存知の人なら説明の必要はないでしょう。

なんと言ってもこのアルバムの主役はギターのソニー・シャーロックになってしまう。
この奇々怪々なギター・スタイル。
ボトルネック奏法の変形。
最初耳にした時は何事かと思った。
しかし、聴く内に当時僕は「これはロックの破壊力を持ったジャズだ」と感じた。。
当時の僕のアイドル、同じくギターのラリー・コリエルに比べると話題の取り上げ方がアヴァンギャルド的でそう多くの人の耳には届かなかったかもしれないシャーロック。
しかし、このガバゴボゲベと当時の評論家氏に形容されたシャーロックのスタイルは延々と続いていた事を最近知った。

ドラマーのブルーノ・カーについては特に何か特徴があるわけではなく、ピアノレスのこのバンド・サウンドの縁取りと立体化に貢献している。

ともあれ、このハービー・マンのライブは、それまでの彼の印象を覆すようにワイルドで、ちょっと崩れかかった古い風習をソニー・シャーロックのガバゴボゲベで完全に打ち消しにかかった、野心的なアルバムだったように思うのです。

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さあ、そろそろ就寝タイムかなぁ・・・

おやすみなさーい!

ロイ・エアーズ以外のメンバーによる当時のハービー・マン・グループの映像がYouTubeにありました。


今見てもソニー・シャーロックの演奏は摩訶不思議です。


・・・・
と、心地良く寝台列車の揺れに身を任せて熟睡の3月11日早朝。

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外は快晴!!

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そして列車はもうすぐ終点の東京駅。

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こう、スッキリと晴れると、なんかいい事がありそうな一日。
そう思いませんか、みなさーん!

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チェキラ!
タグ: Jazz ジャズ CD

2010/3/10

寒の戻りの中でさっそくいただく“春”・・・  水曜:これは好物!


全国的にフリージングなう。
三寒四温とか呼ばれる時期ながら、各地で雪が舞う様は冬に逆戻り。
明日まではまだまだ油断出来ないそうだ。

そんな中、食の世界はすっかり「春」に衣替え。
外は寒くとも暖房の効いた車内はもう春爛漫。

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暖房の効いた温かい車内。
今夜の宿はもう御馴染みの寝台特急サンライズ瀬戸のシングル個室。

いつものようにベッド脇の小型テーブルにパソコンをセット。
iTunesでBGMをセレクトしやや小さめにスピーカーから流す。
備え付けの浴衣に着替えて、今夜の晩餐の準備が整う。
やはり寝台列車は個室でプライバシーが保たれるので移動には最高のチョイス。
シャワーを浴びて、いざ行かん、モトイ、いざ食べん。

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本日はコレ!

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『季節の吹き寄せ弁当・春小町~平成二十二年~』(日本レストランエンタプライズNRE大増製)
http://www.nre.co.jp/

その昔は特急や新幹線や寝台特急の食堂車や駅構内の“旅のレストラン”のキャッチコピーで知られた「日本食堂(にっぽんしょくどう)」で名を馳せたメーカーが日本一大きな駅弁屋に転身。今やJR東日本地区の首都圏と、仙台や盛岡、秋田などエリア別メニューを揃えて列車移動の食欲を支えている。

その中でも首都圏メニューの「季節の吹き寄せ弁当」は日本橋の和食料理の大増(だいます)を合併して駅弁改革に乗り出した四季折々の食材を使った人気メニュー。
毎回僕も楽しみにしている。

先週紹介した「冬」シリーズが上出来だったので、今年の「春」へと一気に期待が広がる。

「冬」が2月いっぱいで販売終了。3月1日からこの「春小町」に替わった。

午後9時半過ぎ、東京駅中央コンコースの駅弁屋、地下のグランスタともにこの「吹き寄せ弁当」は売り切れ。人気駅弁だから当たり前だけど。
そこで目星を付けていた東北新幹線の改札近くの駅弁売り場に移動すると・・・
最後の1個をゲット!
ココは他の売り場と違って、店が東北新幹線の改札に向いているので意外と穴場なのです。
だいたいココに来るまでにみんな焦って何か買ってしまう心理、わかりますよね。
ココを見ても無かったら、諦めてサッサと他の駅弁を買わないと今夜の食を逃すという大失態に繋がります。
寝台特急だと「エライこと」になりますからご用心。

蓋を開けると・・・・・・春爛漫。

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季節感のある配色に思わずゴクリ。

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蕗(ふき)に胡麻入り蒟蒻串、里芋、人参などの季節の煮物。茄子海老堤揚げに菜の花。

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桜鱒幽庵焼に有頭海老煮、桜海老三色真丈に蕗佃煮わさび風味、玉子焼きに筍とコーンのサラダ、それにデザートのカスタードクリーム大福。

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穂筍煮磯辺天ぷらにまぐろの唐揚、蛸唐揚に三食真丈串揚げにしし唐揚。

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そして筍御飯に穂筍煮、桜の花の塩付。

「冬」が蟹を中心としたメニューだったのに対して「春」は海老と筍を多彩なアレンジでまとめている。
桜海老三色真丈、穂筍煮磯辺天ぷら、そして何と言っても筍御飯のあっさりとした味わいが実にバランスの良い塩梅。
それを最後のカスタードクリーム大福が華やかに余韻。
煮物も好みの薄味、それでいて揚げ物はサックリ仕上げて食材の旨味を引き出していた。

やはりこの駅弁は素晴らしいね。
春の行楽のお供に是非どうぞ!


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チェキラ!

2010/3/9

白・黒ハッキリさせなさい! ってグレーに塗ってるんですけど・・・  火曜:街ぶら・街ネタ


ツイッターを導入した途端に掲示板が復活していました(笑)。今月に入ってずーっと落ちてたのに。。。
こんな状態で表示が安定しない掲示板ですが、よく見ると移設してからでも今年で9年目。ある意味歴史(?)。しばらくの間はツイッターの補間役として温存させます。


対してツイッター導入によってブログの「拍手」機能を廃止しました。
今年に入って試験的に導入していたのですが、シャレも含めて御利用いただいたのが対アクセス数の2-3割。週末は一気に増えますがそれでも半分に満たないものでした。
さらに困ったのが「拍手コメント」機能。

これ、管理画面では「削除」しか操作出来ませんから、いただいたコメントを保存する方法がありませんでした。また、この「拍手コメント」はHTMLに対応しておらず、せっかく教えていただいたソースのURLに飛ぶのも手動入力というロートルなもの。ツイッターの機能で十分補えるとの判断から(もちろん本来のコメント欄でも十分)この「拍手コメント」は機能を停止しました。
ちょっぴり遊びが無くなってしまいましたが、その分はツイッターで盛り上がりましょう!

ブーイング

休暇分散化案。
一体誰の為の何の発想でしょう?
こんなに狭い国土では必要ありませんね。
御都合主義もいいとこです。
東京のイベントに北海道の人も九州・四国の人も来れなくなるっていう単純な不可解がわからないかなぁ。。
とにかく、こんな無駄な事に貴重な時間を使ってほしくないですね。



先週のNewsweek。
地球温暖化疑惑。みんなどこかでそう思ってませんでしたか? 突然ゴア氏の発言を擁護する形でピックアップされた地球温暖化。
それに拍車をかけるように先週「恐竜絶滅は小惑星の地球衝突による気候変動による説」がクローズアップ。
そもそも、凍土で発見されたマンモスの胃の中からツンドラ気候には生息しない植物が多数見つかっていた事は僕らでも子供の頃から知っている。
これは草木が枯れるよりも早くマンモスが急速冷凍された事に他ならない。
そんな温暖化はないしそんな大変化は地球外の影響と考えるのが妥当。

もしも人類文明による温暖化は恐らくこれが初めてという事で過去データ無しの推論。
推論で警鐘を鳴らすのは悪いとは思わないが、マンモスの矛盾をどう説明するのか疑問だった。

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同紙では地球温暖化で示された気候変動を予測するグラフのホッケースティックに疑惑を持ち、その部分からこれまでの温暖化論の矛盾をあぶり出しにかかった。
「でたらめ」とまでは言わないが、少々過剰に見えているのも事実。
みなさんはどう思われるだろうか・・・



最近はちょっぴり「色」に目が行きます。

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このところ「赤」の車が増えた。撮っている僕の車も「赤」。近所で信号待ちのこのカット。小田急バスも赤白ツートンなので信号待ちの車全部が「赤」色仲間。。

最近になってようやく生活の中で認識する「色」がしっかりと主張しはじめました。

電車に乗ればこれまでホームだけにあった黄色の警戒ラインが電車内のドア付近に使われて視認性が格段に向上。そして、なによりもそれは「色」使いに関するセンスが垢抜けて来た証拠。これはこれで良い事だと思っています。

まぁ、これからどんどん「色」によるメッセージが生活の中で浸透して行くのでしょう。
東京ではそれが日常で触れる公共の場に目立ってきました。

首都高速を走っていると、急カーブのところの路面全体がオレンジ色に塗装されてきました。
日ごろよく使う首都高4号新宿線だと、びっくりするほど鮮やかなオレンジ道路が代々木の大カーブに出現しました。

→首都高速リアルタイム道路交通情報http://www.shutoko.jp/map/realtime.html

路面がオレンジでラインが白、警戒ゾーンはそれが黄色に。
そんな「色」の上を走っていると、視認性のせいか目の奥が涼しくなります。
これまで道路というのはアスファルト色かコンクリート色でしかなかったから、ドライバーとしての認識に「オレンジの上を走る」というデータが無いのですね。
だから走る度に新鮮な気分になります。(僕だけか?)
なるほど、これから急カーブとかは「オレンジ」たぜー!山ちゃん。

所変わって、こちらは一般道の山手通り。

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対向車にも「赤」。
それは関係ないんですが・・・

この路面。
実は写真よりも遥かに不自然な色なんです。

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何と申しましょうか・・・・
小学校の頃、絵を描いた時に道路を「グレー」の絵の具で塗る、あの感じ。。。

一見するとまるでグレーのペンキやラッカーで路面を塗ったような感じ。
それに白のラインですから、いかにも作り物、いや、道路は元々作り物なんですが、絵に描いた道路の上にいる気分。

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それも、塗ってから「あっ! ちょっとグレーにしちゃ白っぽく塗りすぎちゃったかなぁ、、っま、いいっか!」みたいなやや浮いた感じの明るめのグレー。

僕はどうにもこの上を走っていると昔の遊園地にあったゴーカートに乗ってるような気分になってしまうんですね。

グレーゾーン。

恐らく視認性だけでなく、道路の破水効果などの実験をやっているのでしょうが、このグレーゾーン、目黒警察のまん前だったりします。。。(笑)
或いは交差点全体をこんなグレーゾーンにする計画でもあるのだろうか?

そしてちょっと走ればこの通り、グレーゾーンは終わって、僕もゴーカート場の気分から日常のありふれた光景の中へと戻って行きます。

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左と右の道路の色の差。かなりのものです。

あっ!

思い出した!

この色。
免許センターなんかで配られるあの「安全運転のしおり」みたいな本に出て来る道路の色そのものじゃん!。

ぬぬぬ、、、そっちがその気か!って(笑)
だから警察署の前がグレーゾーンなわけ、、、ないでしょ。


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チェキラ!

2010/3/8

“そう”な時代にツイッター・・・  月曜:ちょっと舞台裏


某大臣が先日の津波情報をツイッターで流し続けて外野からイチャモンを付けられているようだけど、津波情報は国家機密ではないのだし、いちいちそれを咎める(とがめる)のはおかしい。



ただ、某大臣本人が流しているのか、秘書が流しているのかはわからない。
外野のイチャモンは本当にそれが某大臣のツイッターなのかを認証する事が出来ないので「なりすまし」が某大臣を語ってデマを流した場合の社会的な混乱を恐れての事らしい。

残念ながら「本人です」という事を文面や話題から信ずるしかないところにネット社会の弱点はあるが、それはブラウン管(今は液晶だけど)の向こうのテレビも同じ。



事故・事件現場を「大写し」にしたアングルで誇張してしまうのは映像演出。
「引き」で遠くから現場を見ると、もっと冷静でいられる事のほうが多いし、本当に事件・事故に接した時の事を考えれば「引き」の状態で事件・事故を察知出来るほうが自分の身を守るかもしれない。

私事だけど、ニューヨークを歩いていた時に商店から勢い良く子供が飛び出して来て、しばらくすると店内からもう一人の子供が出て来たと思ったら店員に羽交い絞めにされてボコボコに殴られている。それに驚いてボーっとしていたら、そっちから何やら僕の足元に転がってきた。最初は何かわからなかったがよく見たら拳銃だ。店員が「もっと遠くに蹴ってくれ!誰か警察を呼んでくれ!」というので拳銃を通りの向こうに蹴った。歩行者が次々と蹴ってかなり遠くまで飛ばした。それと同時に反対側の歩道から「OK。今、警察に連絡したぞ!」、「サンキュー!」と。

あまりに平和な晴天のマンハッタンの昼下がり。
そこにはハードボイルドの一欠片(ひとかけら)もない。
周りのアメリカ人は子供が飛び出した段階で身構えて異常を察知していた。

それまで子供が拳銃を持ってギャングをするという「演出」が僕の記憶にはインプットされていなかった。知らないというのは一歩間違えると大変な事になる。「悪人」と掲げて歩く悪人はいないのだ。

作られた世界と現実の世界の境界線はユーザーの判断に任される時代だ。



当初の予報では「雪マーク」の見られた3月7日、日曜日の夜。
午後からの予定をこなして午後9時半過ぎには冷たい雨が降りしきる東京駅に着く。

本日の夕食は駅弁に決定。
と、言うのも東京駅で贔屓だった生蕎麦屋やブックストア一帯が先月から工事で閉店(そのエリアがエキュートになるらしい)。まだ工事は続いており、午後10時前の構内は今月末まであまり贔屓ではない蕎麦屋とブックセンターに頼らざるを得ない。でもそれだったら、、、食は駅弁でいいや、と。
東京駅は日本一駅弁の種類が多い。当然ながら質も高いから下手な飲食店に優る内容だ。

9番ホームに上がるエスカレーター。
妙に今夜は混雑。
ちょっと前までは日曜日の夜の東京駅は比較的ガランとしていた。
最近はやたらと人が多い。

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2010年3月7日午後10時少し前の東京駅9番ホーム

9番ホームの午後10時前と言えば、もうココでは御馴染みの東京駅発唯一になってしまった寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」の乗り場。

ここも以前の日曜日の夜はスーツ姿のビジネスマンが幅を利かせていた。
それがあのリーマンショック以来すっかり見掛けなくなって、今では家族連れやカップルが大半。平日だとまだビジネス利用が見られるが日曜の夜に翌日朝一番の会議に間に合うように出る人は減った。

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もっともこの「サンライズ瀬戸・出雲」、昔から上りのビジネス利用が旺盛。上りが翌朝横浜駅や東京駅に着く時にはスーツ姿のビジネスマンが廊下を埋める。
行きは飛行機か新幹線、帰りはギリギリまで飲んでコレ、という利用に便利。大阪なら梅田付近で午前0近くまで店飲みしても大丈夫。大阪発午前0時34分なり。

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本日は2号車シングル個室の二階。

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一つ前の先頭1号車付近では話題の「とり鉄」のみなさんがバシバシこの列車を撮ってる。
上野から北陸を目指していた寝台特急と夜行列車が今週末のダイヤ改正で消えるので、その撮影のついでに立ち寄っているものと思う。

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しかし、どさくさにまぎれてその様子を写す僕ってどーよ?(笑)

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そのただならぬ活気に刺激されてか、家族連れなどの利用者も携帯片手に列車の前で「ハイ、ポーズ!」。知らぬ間に鉄道ブーム、一億総ブロガーだ!
そう言えば最近、書店で自動車の雑誌は減っているのに鉄道の雑誌はやたらと新刊が多い。

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さて。



先週半ばからTwitterを投入。

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このブログのサイドメニュー中程にもツイッターを表示しています

と、言うのも、以前から使っていた掲示板(え? まだあったの? って思うそこのアナタ! あったのですよー)がついに雲隠れ。ひょっとして一連のサイバーテロのあおりでも受けたのか?

過去ログのページにはアクセス出来るのに、本体がアクセス不可となってしまった事もあり、それではこの際に掲示板に替わるものを、と。

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「つぶやき」が随時更新されます

半年くらい前から導入を検討していたんだが、長文・画像は「ブログ」、短文テキストのみは「ツイッター」、という事で既設の「ホームページ」、「MySpace」とも共存可能という判断に。
同様に「Facebook」も候補に挙がったけど、利用している人に聞くとMySpaceやYouTubeと比べると閉鎖性が強いのでMixiが嫌いならお薦めしない、と。

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追い討ちをかけるように利用が激減しているMixiは最近「招待制」をやめたようだ。
でもそれってMixiの意味がなくなるんじゃないか? との疑問。

それなら「半分オープン(閲覧出来る部分は)、半分招待制(話題に参加するには)」のツイッターは掲示板の後継にちょうど良い情報交換ツール。「つぶやき」と言うか「ぼやき」と言うか、まだ僕自身慣れていないのだけど、何となく「ぼやいて」みると、まだ一週間も経たないのにいろんな人から助言をいただいた。(ありがとう、みなさん!)

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こちらがツイッター本体のページ。「つぶやき」の閲覧は誰でも可

ネット創世記だった1990年代の情報発信ツールはホームページ。それに必ず掲示板を付けてという態勢が出来上がって2000年、やがて21世紀に突入。
ホームページ歴12年で思ったのは、情報発信ツールはホームページ+ブログ+MySpace又はYouTubeというオープン型で進化している。
対して情報交換ツールは掲示板を発端(その前のパソコン通信時代は除く)としてドメスティックな方向で発達したグループツール(yahooとかにありましたね)→Mixi→Facebookという招待型での進化か? まだこちらは流動的。

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この先、どんなブームや進化があるのかはわからないけど、常時情報が飛び交う様を閲覧出来る半分オープンで半分クローズドなツイッターは、音源も動画もブログも兼ね備えたオープン型の発信ツール「MySpace」と同じ複合型ツールに見える。実際にツイッターにはダイレクト・メッセージというメール機能もあればブログもある。

これら(MySpace, Twitter)の新世代ツールは必ずブログ機能を持っているのも特徴。ブログ+αという発想、つまり今のネットは完全にブログ・ベースの時代という事だ。

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一足先に導入したMySpace。Twitterも同様にワークするかどうか!?

ネットって結局一人で見るから、なんだかんだと「短いつぶやき」が次々と流れ去って行くのを眺めるのって、物が所狭しとレイアウトされたドンキホーテで買い物するように「賑わっている風なレイアウト」が楽しそうだもの。

そもそも、掲示板っていろんな人の書き込みや情報や知識を眺めるのが楽しかった。世の中にはいろんな人がいるもんだ、とリアルに思えたし出会いもあった。

Mixiが流行ったのもわかるけど、外から誰も見てないのに気付くと結局は盛り上がれないから飽きて放置された幽霊ミクシィーが巷に溢れている。
そこのところをチラリ、チラリと外にも見せるツイッターは情報交換ツールとして人間の心理を上手く利用していて面白いと思し、やっぱり楽し“そう”だ。


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チェキラ!

2010/3/5

曲を二度美味しくする方法・・メロディック・アナライズ+ハーモニック・アナライズ  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第百六十六回目の今日は、インプロ(アドリブ)をやる時の発想とボキャブラリーを増やすアナライズのお話し。

ジャズの演奏をしていると、その日の出来、不出来は様々で、二度と出来ないような成功もあれば、二度としたくないような失敗もあります。
これは前もって「おさらい」して本番に臨むクラシック・スタイルと一番大きな違いで、ステージの上で「その時にどうするか?」を選択しながら演奏するジャズ特有の経験でしょう。

自分に起因した成功の素もあれば、共演者が発した一音によって閃いた成功も。また、自分が思う方向と共演者の意識が異なった方向を向いた場合の失敗も。
失敗は成功の素。元。もと。
失敗したからと言って落ち込む必要などないのです。
その反対に成功したからと言って明日も同じ成功が約束されているとは限らないわけです。

ただ、こういう演奏は時間の経過が音で表されるべきで、成功している時も失敗している時も経過を辿る事は出来ます。

「えーっ? 今やった事なんか覚えてないよー」

本気でそう言ってる人がいるとしたら、それは大問題(笑)
プロと名の付くレベルでジャズを演奏しているミュージシャンは自分がやった事は鮮明に覚えています。ポップスのレコーディングなどでソロを録音する時は、さっきやった自分のインプロの途中から別テイクで演奏を重ねて(繋いで)より明確なソロに修正する事もあります。
ジャズのアルバムはソロの時間経過が「命」ですが、ポップスなどの間奏でのソロは、如何に完結にその音楽に躍動感や立体感を与えるか、が「命」。
楽器の音色と一緒にミュージシャンに望まれるのはそういうセンスで、その作業もスピーディーでスマートでなければなりません。

「自分がさっき何をやったか」を覚えていて、いつでも再演出来る状態であれば、もしも一聴した時に「問題点がある」とすれば「何処の時間軸からか。それをどこから録り直すか」を明確にエンジニアに伝えなければなりません。モタモタしていたら、時間辺りウン万円のスタジオのコストが増すばかりで仕事としても成立しません。
バックグラウンドとのバランスに問題が無ければ、だいたい演奏しながら三つくらいのアイデアが閃きながら作業をするので二つくらいのストーリーの異なるテイクを残して帰る場合もあります。(後はプロデューサーやアーチストが好みで採用テイクを決める)

さて、そのアイデア、というものの根幹。
それはやはりコードミュージックに於けるストーリー作り、そこから始まるわけで今日はその入口となるアナライズについて。

■メロディック・アナライズとハーモニック・アナライズの違いを活用せよ!

チック・コリアほどジャズメンに愛される曲を多く輩出している現役ミュージシャンはいないでしょう。
「スペイン」や「ラ・フィエスタ」などラテン色の強い曲は、ジャズメンを目指しているなら、これまでに一度は何処かで演奏した事があるはずです。

そんなチック・コリアの初期のミュージシャンズ・スタンダードにこんな曲があります。

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“LITHA”という曲の冒頭の部分で、この後途中でリズムが急速調のスイングに変わりちょっぴりトリッキーな構成となっています。チック・コリアの『INNER SPACE』というアルバムやスタン・ゲッツのアルバムでオリジナル演奏を聞く事が出来ます。

さて、この冒頭の部分でソロをやりましょう。

まず、この時代から譜面の書き方で大きく変わったのが、調号を振らない点。
それまでのジャズは細分化されたII-Vも含めてある一つの調の中でグルグルと回っていました。
それがこの時代からは「どんどん転調して行く」スタイルに。

そうなると調号は殆ど意味を成しません。おそらく臨時記号で溢れた譜面を前に途方に暮れるでしょう。
そこで調号は省く事として基本的に臨時記号で書き表すタイプの曲が従来の物に加わりました。

譜面は左から右に読みますから途中のシャープとフラットの読み替えを何処にするのかでまず悩みます。さらにメロディーは「なるべくコードネームと連動する表記」を求められます。

と、言うのも、転調が連続するので「今、何処(何調)にいるのかがわかりやすい譜面」が必要なのです。

これらから像出来るように、連続する臨時記号の何処までを何調と判定するかで演奏は大きく異なってきます。

逆に言えば、アナライズ能力に長けたミュージシャンは「明確なストーリーに支えられてストレスなくインプロを作り出す」という結果に。
従来のII-Vや決まりきったフレーズではインプロにならなくなって来たけわです。

(1)メロディーの動きだけて「センター」となるサウンド(コード)をアナライズしてみよう

単旋律のメロディー。そこに使われる音と、そこで振られた臨時記号、これらを集めてそのメロディーがどのようなサウンド(コード)を想像できるか、をアナライズ。
これはクラシック系のアナリーゼと同じで、恐らくクラシック系の教育を受けた人は得意ではないかと思います。ただし、メロディーだけではどうしても情報が不足する部分や、決定的な決め手に欠ける部分は該当箇所のコードネームを考慮に入れます。

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1-2小節目はシャープ系の調の中にいるのは確実ですから、まず調号にシャープを振る順番に何個のシャープがあると仮定できるか連想してみましょう。するとF#-C#-G#-D#-A#までのシャープ5つという事になります。この時点で判断するとキーはBメジャー。しかし、2小節目最後の音は次の小節の音とする事も出来るのでその場合はキーはEメジャー。コードはEMaj7。
取りあえず、この場合メロディーのA#は最後にしか出て来ないので次の小節の音とします。

3-4小節目はフラット系の調の中にいるのは確実。
A#=Bb、D#=Eb。そう読み替えればBb-Eb-Ab。コードネームを見るとBbm7とあるのでもう一つフラットを増やす必要があるのでBb-Eb-Ab-Db。それ以上はフラットを増やす理由が見つからないのでこの部分はBbm7。

5-6小節はフラットが一つしかない。これ以上メロディーには情報が無いのでコードネームを見るとGm7があるのでフラット一つのスケールを想定。

7-8小節目はメロディーはEのみ。
コードを見るとFMaj7。しかも#11th指定とあるので何も調号の付かないリディアン・スケールと判断。

さて、どうだろう?

ここで改めて原曲のコードネームをメロディック・アナライズと照合してみると、いくつかの矛盾点が。。。

[原曲]
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[メロディック・アナライズ]
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メロディック・アナライズによって仮定されたコードスケールはスタートする音をなるべく近いレンジの音に設定。これは先週の「エッジ」の話しで触れたサウンドの変化を実感できるように比較対象となりやすい形にコードスケールを並べるという事を適用。従ってスケールの最初の音が必ずしもコードの根音とは限らない。

最初の小節はコードネームがDMaj7とあるのでD#は含まれない。
この部分のメロディーはEメジャー色が濃い事をメロディーのアナライズで分析済みなのでG#の音をそのまま残したDのリディアン・スケールであることがわかる。

同じ事が5小節目でも言える。この部分のメロディーは限りなくGマイナーのドリアンスケール、又はFメジャーに近い。そこでコードネームにAbMaj7とある5小節目は最低必要限(確実に変化が認められる箇所)で、AbMaj7というコードのrootであるAにフラット、同じくコードの5thであるEにフラットを足しただけのAbリディアン・スケールと考える。

もっと大きな矛盾に気が付いた人もいるでしょう。
3小節目。

メロディーだけなら完全にBbm7がピッタリなのだが、コードネームを見るとBMaj7となっている。
おかしい、、、BMaj7にメロディーCはあり得ない。

全体としてはBbm7というコードがピタリと当てはまるメロディーだった事を思い出し、この部分は次の小節のBbm7のメロディーが前倒しされていることと仮定する。
するとこの小節の冒頭はBMaj7と言う事になり、メロディーに振られた臨時記号のシャープはBMaj7の音、フラットが振られたメロディーは次の小節と同じコードスケール、という風に譜面で書き表していた事に気付く。

さて、これで全小節のアナライズが完了したので、インプロを行ってみよう。

メロディー・アナライズと同じように小節を二小節単位に繋いで簡単なメロディーを作る練習。
望ましいのは、全てをなるべく同じ音型に揃えて練習すること。サウンドの比較をメロディーを作りながら体得するためだ。
これは先週のメロディーのエッヂのところで触れた練習方法と同じ。
単純に音型を組み立てるだけでコードサウンドの変化をリアルに体得できる。
きっとハーモニーを出せない楽器の心理がわかるだろう。
でも逆に言えば、ハーモニーで誤魔化さなくとも単旋律で明確に表現する練習に繋がるわけ。

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さて、この発想はメロディーのアナライズがベーシックにある。
しかし、このやり方ではコードとの整合性に欠けた部分があったのも事実。

では、ハーモニーの流れを軸としたインプロの組み立て方は?

それは次回に続く。


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