2010/3/29

世の中そんなに甘くない!・・・当たりはハズレで、統廃合と決別はセンスの差?  月曜:ちょっと舞台裏


3月28日。
無茶苦茶寒い東京地方。
午後10時少し前の東京駅は喧騒の中。

「足元の黄色い線から下がってくださーい」
「カメラをお持ちの方は今一歩お下がりくださーい」

警告にしてはかなりソフトな口調。

「キター!」

そういう声の先に現れたのは・・・・

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いつもの寝台特急サンライズ

別にこれが他のブルートレインのように廃止されるわけでもないのにこのカメラの砲列はなんだ?

うん?

あ、そうか!

春休みかぁ。

道理で子供が多いと思った。

今回は急用。
サンライズ瀬戸も今月二度目。半月ほど前に利用したばかりだ。

一週間前に切符を買った時に窓口氏から「残り4部屋」と告げられ「喫煙でも禁煙でもいいから二階空いてない?」と尋ねるも「今回は無いねぇ」。
「どこが空いてるの?」と聞いた中に本日の部屋があった。

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本日は6号車の“平屋”13番室

ううん・・・・普段ならココはパスしたい部屋なんだけど。。。一階よりはいいか。

「じゃ、それにします」。

日曜日の夜なのに混んでるなぁ、と不思議だったんだけど、「春休み」だった。
なーる。

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階段の部分は二階建てになっている寝台特急の通路。両サイドに個室が並ぶ

世は鉄道ブーム、らしい。

「本日はA寝台、B寝台とも満席でお部屋の変更は出来ませんので予め御承知おきください」と。

こちとら最初から鉄分多めだから特別な事とは思わないけど、確かにいくら休み期間だからと言ってわざわざ構内放送で「カメラをお持ちの方は今一歩お下がりくださーい」なんて放送は初めて聞いた。

そして今夜のようなカメラの砲列。

どうやらブームは本当らしい。
注目される、というのは良い事半分と悪い事半分、結局はトータルで元のサヤ、だ。
浮かれた人だけ損をする。


本日の宿。

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二階建ての寝台特急に少しだけある「平屋」の部屋。

旅行雑誌や酷いのになると鉄道雑誌までもが、「この部屋は他のシングルと比べて天井が高く“穴場”」と紹介していたりする。


確かに普段使う二階の部屋に比べると圧倒的に頭上が広い。
床面積も二階と同じで一階のように荷物の置き場に苦労する事もない。

おまけに窓まで他の部屋よりも大きかったりする。

良い事づくめの「ラッキー部屋」ではないか!

そう。
そうなんだよ。
たしかに、動くまでは・・・

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ホームから見ると今夜の我が家は車両の端っこだ。

隣りの二階部屋と比べても窓の大きさが大きいのは一目瞭然。

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しかし・・だ。

世の中そんなに甘くない。

端っこと言うのは、実は非情によく揺れるのだ。
「たかだかその程度の差で・・」とおっしゃるそこのキミ!
乗ってみたまえ。

二階部屋を普通乗用車とすればこの部屋は路線バス。
ううん、、あまり実感が・・・

あ、これならどーよ。
鉛筆を真ん中で持ってブルンブルンと振ってごらん。
まるで鉛筆がフニャフニャのゴムみたいに見える。
子供の頃誰でもやった事があるだろう。
真ん中は揺れないのに。
あの感覚。

室内容積が他よりも優る分、他の部屋よりもよく揺れる、という事。
だからプラマイ・ゼロ。

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世の中良く出来てるんだ。

だからこの部屋を「お得」とか紹介している記事を見掛けたら、、、その本に書いてある事を信用しちゃいけない。
だって、その記事を書いた奴は「見た」だけで「乗って」ないのだ。

騙されるな!

そう言えば車内に配布されているリーフレットが今回のダイヤ改正でポストカードに替わった。
替わったと書けば聞こえはいいが、実質コスト削減だ。

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たまたま先々週乗った時に配布されたリーフレットが鞄の中にあった。

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この差。これが現在の日本を象徴するように感じる

春休みで初めてこの寝台特急に乗った子供達もいるだろう。
記念に持ち帰るルーフレットくらいちゃんと用意出来るような経済の活性化を望むしかない。


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午前1時40分。豊橋に運転停車。去年の秋からココに停まるようになった

車車車車

プリウスのブレーキが取沙汰された時に、ある議員が鋭いことを言った。

「自動車雑誌を見たけどどこにもブレーキに言及する試乗記事がない」と。

本当に乗ってちゃんと書いてるのか?
それとも事前にブレーキに関してはメーカーからお達しでもあったのだろうか。
少なくとも僕は去年の夏、試乗した時にセールス担当者から「ブレーキの感触が普通の車と少し違う」と予め予告された上での試乗だったゾ。
別に違和感というものでもなかった。

たまたま鉄分が多いから回生ブレーキという言葉に電車で慣れていたから想像はついていたんだけどね。



ついこの間、キリンとサントリーのビール統合がご破算となったばかりだったのに、今度は高島屋と阪急・阪神のデパート提携がご破算になった。

統合や提携の背景には「現状逃避」を如何に企業レベルで行うかがあると思うのだけど、やはりそれぞれの企業の理念の違いがある限りそう簡単には行かない、という例だろう。

キリンとサントリーの場合は圧倒的に規模の大きい大企業キリンと圧倒的に一族主義のサントリーがどんな着地点を模索したのか興味深い。
両者それぞれのメリットを生かした新ブランドに期待した人は多かったのではないかな。

結局は理念=センス。
違いはソレ。

デパートラブホテル

高島屋と阪急・阪神の破談の場合もそれと似た様なものだと想像するが、やはり経営理念=センスに起因した事が理由だろうと思う。

デパートでは前例があって、三越と伊勢丹がHD化したものの、どうにも上手く行かない。
上手く行かないところにリーマン・ショック以来のデパート不況が襲い掛かりHDの母体とされた伊勢丹の売り上げが激減してしまった。

三越のブランド力と伊勢丹の品揃えを合わせれば理想的な展開も予想されたのに、やはり現実はそんなに甘くない。

僕の母親などは昔からの三越派なので伊勢丹との統合によって三越独自のカードサービスが提供出来なくなったり、営業時間が短縮されたり、で現場と実態に大きな歪みすら出て来たのが、周りの僕にすらわかる事態に。

この四月から地方の三越を分社化してコストから洗い直した新体制に移行する。
地方店からすれば現場に似合った営業形態への移行が実施される。
三越のある街で今の時代に「東京のデパート」を欲しがる人はいない。
スーパーやモールよりもちょっと専門的な物もあり、身近で便利なデパートを望んでいる。

東京の方程式は地方には当てはまらないのだ。
伊勢丹は素人から見てもわかるほど地方という事情に揉まれていないからその点が甘いのだ。
首都圏の他は新潟と静岡と京都にしか店がないから分からないのは仕方ないが。
採算性に問題はあったがその点は三越のほうが優った。

独立採算制となるから今までよりも厳しくなるが、地元の客から不満が出ている営業時間などはむしろ延長されるという。
中央で取り仕切ると地方での実情と合わない問題が噴出した例だろう。
要するに地方の三越は中央の伊勢丹が課す都会的な「コスト」と「ノルマ」から解放されるわけだ。

そのかわり独立採算性というリスクを背負っての船出。
それぞれの地方で、どのようなセンスで三越が再生するかは興味深い。
頑張れ、全国のデパート業界!

なんだか、どこかの国の政治も同じ問題を抱えて空中分解寸前だ。
連立与党もやはり「理念=センス」が一致しないと一枚岩になるのは難しいようだ。

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3月29日午前7時前。寝台特急サンライズ瀬戸は時刻通りに走り・・・

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児島駅の先のトンネルを抜けると、一気に快晴の瀬戸内海に飛び出した。

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経済も政治も、薄暗いトンネルの先は痛快なほどに快晴であってほしいものだ。


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チェキラ!



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