2010/7/5

曲順パズル・・・・  月曜:ちょっと舞台裏


今日もすっかりと夜が明けました・・・

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2010年7月5日午前5時

ありゃりゃ、、今日は霞がかかっている、、と思ったら、エアコンが利いた室内と屋外の気温差でガラスが曇ってたんですね。ほら、この時期の夜のコンビニなんかのガラスが真っ白になっているあれですよ。
むっちゃ外の湿度が高いとこうなるみたいで、どうやらこの時間でもすでにムシムシのようです。

おお、今頃アメリカは独立記念日で大騒ぎではないかな。(July 4th)
ボストン時代に隣のケンブリッヂとの間のチャールズリバーで毎年派手な花火大会があったのを思い出す。

1980年代半ばのこの時期か8月終りのボストン・コモンの野外ステージでは、ワールドツアーに出掛ける、又は帰って来たパット・メセニー・グループのコンサートとこのJuly 4thのお祭り騒ぎがボストンの短い夏の風物詩だった。

もう四半世紀も前の事だ。
その頃のアメリカはブラックマンデー(ブラックマシュルーム)の影響もあってけっして景気は良くなかったけど、なんだかまだみんなエネルギッシュだった。

まだやり残している事が世の中にはたくさんある、という感じで。

その反面、日本はやがて来るバブル狂想曲に向けてまっしぐら。
アメリカに行く時は1ドル=220円くらいだったのが最終的に帰国した頃には1ドル=89円!
どーなってるんだ、と成田で唖然としたのが昨日の事のようだ。

なぜそんな気分になるのか。

実は曲順についてあれこれと頭を使う時になると、なぜか「あの、まだやり残している事がたくさんあるような」時代のアメリカの雰囲気を思い出してしまうんだ。
不思議だけど。

一つには、帰国するにあたって向こうで作ったデモ音源をどういう曲順で並べるのが良いか、などと散々無い知恵を絞った経験も影響しているのだろうね。

音楽家というのはいくつになっても子供みたいなものだ。
だからデモ音源であれ、アルバムであれ、決める時にはまるで遠足の前の晩にあれこれ思いを巡らせて興奮して寝れない子供のような心理が続く。

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曲順サンプルのCD-Rが溜まる、、溜まる。。

今秋と来春発売予定の二つのアルバム。
先行する新しいバンドのアルバムは録音している時から曲順も予測しつつレコーディングしたのでこちらはもう決定した。
続いてアルバムのタイトル決定と、ジャケット素材選びに入った。

来春のアコースティック・アルバムはかなり検討した結果、当初10曲約58分録音したものの中から8曲約49分に絞って並べるとストレスなく決まるので2曲はアルバム以外の発表(例えば音楽配信専用とか)に回す事で決まりつつある。

音楽は今や半分が1曲毎のデータ配信の時代に曲順で悩むというのもどうかと思うが、CDというパッケージの価値の一つに「曲順」もあると思うのですね。
ましてや歌詞の無いインストものだと、制作者の意図がアルバムの「重量感」にまで行き届いている事はジャケット写真などの外見と同様に重要なのです。

「まずは制作者がレコメンドする聴き方(曲順)でこのアルバムを御賞味ください。後の聴き方はみなさんの自由です。」

みたいな。

ようやくそれも一息に達そうとしている午前・・・5時半。

この間もアルバムB(制作時のアコースティック・アルバムの仮称)のサンプルをタイムラインに沿って聴きながら書いているわけです。

うん。

ここいらがちょうど良い「程よさ」ですね。
今夜は再びスタジオでリ・ミックスの最終チェック。
楽器の定位が変わると音の印象も実は大きく変わるのでありました。



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チェキラ!

2010/7/3

マスタリングに向けて気分転換とスタミナ補給なう!・・・  ■Produce Notes レコーディングルポ


今秋リリースの新しいバンドによるアルバムの曲順は比較的スムーズに決まりそう。
しかし、難しいのが来春リリースのアコースティック・アルバムのほう。

その組み合わせを昨晩からいくつもCD-Rに焼き、再生の繰り返し。
そんな中で先日ミックスしたテイクで少々音色の事で気になる点が出てきたので今関エンジニアと修正の可否についてメールや電話でやり取り。

忙しい中の隙間を縫って早速修正候補のデータをパソコンに送ってくれる。
実に頼もしい。しかも作業が早い。これは彼がアシスタント時代から感じていた事だ。

バンドのアルバムはレコーディングしてからミックスまでの間に十分時間があったのでラフミックスを聞きながら問題点を出しそれをミックスまでに解決するという方法が取れた。
しかしアコースティックもののアルバムはレコーディングからミックスまで連続したのでラフミックスを省いて直接ミックスに入った。
音というのは不思議なもので、その時にOKの耳になっていても、一晩寝て起きただけでも聞こえ方が違う。どこが標準値かを探るにはやはり数日という時間が必要だ。
客観性を耳が取り戻す必要があるからだ。

演奏の内容に関しては録音中から耳を集中させているので問題はないが、音色の組合せというのはちょっぴり厄介。

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例えばヴィブラフォン。
この楽器、見ての通りで低音から高音までピアノと同じように並んでいるが、ピアノよりも遥かに鍵盤一つ一つが大きい。
大きいと言う事は、同じオクターブをピアノと同時に弾いたとしたら、ヴィブラフォンはピアノの数倍の速さで左右に音像が動く事になる。

さらに、
演奏者側で聞くとヴィブラフォンの動きは(低音から高音は)左から右に動く。
しかし、
聴き手側で聴くとその動きは(低音から高音は)右から左に動く。

じゃ、録音したヴィブラフォンはどっちの位置に音を配置するんだ?

答えは「どちらでも良い」。

音響関係の通例としては高音が左にくるのが良いとされているのだけど(実際に楽器も聴き手側からすると高音が左側にある)、それをそのままに配置したら、ピアノとヴィブラフォンが左右で追っかけっこを゜してしまう。

これもあるので「どちらでも良い」、つまりはソコの現場のアンタが決めなさい、って事。
で、僕等演奏者の耳は低音は左、高音は右という形に出来ているので通常はそれを基準に定位を希望する。
ここで時々エンジニア氏と論争になる事もある。
が、今関チーフはそこにはこだわらない。

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似非ピアニスト登場!@@;

レコーディングでは自分との対話をヴィブラフォンとピアノを使って残した。(アコースティック・アルバムに収録)
今までマリンバとヴィブラフォンを自分で重ねる事はそんなに珍しくなかったが、ピアノとヴィブラフォンを重ねたのは1990年のアルバム『アンファンIII』(ポリドール)以来約20年振り。しかもピアノでソロまで弾いたのは今回が初めて。

ただし元々は3歳からピアノを触っているのだし、高校も一応入学はピアノ科で受けたわけなので、実はヴィブラフォンやマリンバよりもピアノのほうが楽器としてのキャリアは10年ほど長い。

そこで今回の一つの試みとして、ヴィブラフォンとピアノによるセルフ・デュオを取り上げた。

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妙なもので、並べると・・・・
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こんな具合に音も入ってるわけで・・・・
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早い話が・・・・
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中学生の頃、放課後の放送部のスタジオでやっていた事の再現(笑)
包み隠さずに自分のルーツと言える演奏形態なわけです。

そのセルフ・デュオのミックスを聴いていて、少し気になる事があったので今関チーフに打診したわけで、夕方までに彼から修正案のデータが届いた。
ネットを介して届いたデータをiTunesで再生しながら確認。

僕は「なるほど」と思った。
例えば、ヴィブラフォンを演奏者側のPan(音像のステレオ感)に振っていたのを彼が聴き手側のPanに変更(つまり高音と低音の左右位置が入れ替わる)したら、それまで僕が気にしていた事が解決されていたり、逆に修正する事によって新たな課題が噴出したり、で二人の共同作業という意義が現れて来る。

最大公約数を何処に定めるか、がプロデューサーとしての仕事でもあるわけで、こういった細かい作業は担当者間でキャッチボールをする内にどんどん解決して行く。

曲順で頭がいっぱいになったので、ちょいと気分転換。
昨夜から絞り込んだ曲順候補のCD-Rを片手に、家人を誘って車に乗り込み一路高速を目指す。
あいにくの空模様ながら高速はすこぶる快適に流れ、その間の車内には曲順候補のアルバム音源が流れる。

車で聴くというのはとても客観的な耳になれるので僕はよくやる。
我が家からは首都高も中央道もすぐなので音の性質によってETCゲートの先で左右に分かれる。
今回はアコースティック・アルバムを先に試聴するので迷わず中央道、つまり郊外方面へ。

運転という命に関わる行為の途中で聴く耳だから、スタジオやリスニングルームでスピーカーに面と向かって耳をそば立てている時とは違う。
そのドライブの瞬間に「アルバムの重量感」が実感出来るのも大きな成果なのだ。

ずっしりと重たいとちょっと僕の指向とは異なる。
かと言っておしゃべりしながら聞き流すよりは少し耳が興味を示すものでありたい。

結果は合格。
それも今回はちょっぴりチャレンジャーなものもあるので、それがどのように運転中の耳に聞こえるかを試したかった。

結果は良好。意外と思ったよりも素直な印象だった。

そんな分析を兼ねて、車は中央道の八王子を過ぎ、やがて圏央道に入り、見慣れた川越の街に。

ここまで来ればもうココは外せないでしょう。

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川越市の大正浪漫夢通りにあるうなぎの老舗『小川菊』

ベースは江戸時代から受け継がれた味ながら四季折々で微妙に風味を変える小川菊の、今年の夏タレを賞味だ!!

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すかし絵風の壁の座敷で待つことしばし。

キター!

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うざく

お酢はあんまり得意ではない僕でも最後の一滴まで飲みほしてしまう絶妙の味。そしてすでにこの段階で小川菊のうなぎが予告編のように小鉢の中に。。。。っんまい!

つづいては特別メニュー

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うまき

本当はコースのみのメニューなのだけど若大将にお願いして焼いてもらった。
これがまた絶品なんです。

そして、もう、コレで今週の睡眠不足も吹き飛ばせ!

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うな重

鰻が苦手という人。是非ココのうな重を食べてみてほしい。
殆どの苦手という人が「鰻の臭み」と言う。
それはスーパーなどの安い鰻で下処理をきちんとしていない物を口にして「臭い」と思っているだけ。

かくいう僕は実は匂いには過敏なほどだ。
家人に言わすとかなり過敏なレベル。
でも美味いと思って食べている鰻屋のうなぎは臭かった事がない。
さらにその上を行く、焼き加減とタレのアンサンブル、これが専門店の真髄。

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ここのうなぎに間違いはない。しかも来た時に若大将に挨拶しているので、今ある中の一等賞を選んで焼いてくれる。なので「重」の種類はいつも若大将にお任せ。(鰻屋のランクは純粋に大きさのみの選別なのです)

っんまい!

やはり僕はココのうなぎが日本で一番好きだ。

週末はかなり混み合うが平日の夕方なら予約なしでもほぼ大丈夫。
今日も近所の社長や旦那衆が夕方から駄弁っていました(笑)
そういう昔から変わらない光景がまたいいんですね。

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ジャズ好きの通称「へんくつ」若大将と同じく「へんくつ」ヴァイビストのツーショット(笑)

相変わらず若大将の素晴らしい仕事を堪能させていただきました。

そんなこんなで気分もリフレッシュ。
スタミナも補給されて来週のマスタリングまでの作業に再び突入するのでありました。

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鰻・小川菊(おがぎく)。地元川越の人に鰻と言えば?と聞けばほぼ100%が「おがぎく」と答えます。
是非一度御賞味あれ。

小川菊
http://www.kawagoe.com/kawaryo/list/ogagiku.html
http://www.koedo.com/romanbito/ogagiku.html



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チェキラ!

2010/7/2

ニューアルバムのミックスとジャケ写素材撮影で明けた7月なう。これから曲順を決めてマスタリングへ・・・  ■Produce Notes レコーディングルポ


外がどんなに落雷で土砂降りの雨が叩きつけていようとも、、、
ワールドカップで全国の視聴世帯の50%以上が深夜のテレビにかじり付いていようとも、、、
僕等は少なくとも2010年の6月29日の午後2時以降の世の中の事はまったく知らない。

高校の寮生活時代にテレビのない生活をした事があるが、それはそれは一つの事に無限の集中力と時間軸が寄り添うとても素敵な時間だった。
しかし、素敵ではあるが「音」だけと対等している時に、これほど時間というものが早く流れている事を自覚するのも大人になってからそんなに多いわけでは無い。

その時々の体験が再びやって来た。

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再びクレッセント・スタジオ。ミックスは今関チーフ・エンジニアと井澤アシスタント・エンジニア、そしてプロデューサーでもある僕の三人っきり。

途中VMEレーベルのスタッフ早川嬢が打ち合わせを兼ねて差し入れを届けてくれたのが唯一の華。
他はこの三人の野郎だけのモノトーンな時間。

そして「音」。

全ては「音」が支配。

「音」が職業の現場だ。

今回は後発となるアコースティック・アルバムからミックスに入る。

編成がシンプルであればあるほど「音」はリアリティーに溢れている。
だからCDという盤面に閉じ込めるのに時間がかかる。
そのままではあまりにも自由奔放でまっすぐに飛んでくれないのだ。

このアルバムはある意味今までの一つの締めくくりになる。
自分の中にある世界と自分の外にある世界をなるべくシンプルな形で表わしたかった。

今回のゲストは二人。

一人は若くエネルギッシュなピアニスト、後藤浩二。
彼とは前作(『STREAM OF LIFE』VEGA2008年/好評発売中)と同様に名古屋から駆け付けてもらった。
昨年秋のツアーの時に彼ともデュオで共演したのだけど、その時に「二人で本当の即興演奏をやってみないか?」という誘いに快くチャレンジしてくれた。
その切っ掛けは昨年10月に岡山県の奈義町にある現代美術館(NAGI MOCA)の依頼で美術館のオブジェの中でヴィブラフォンのソロ演奏を行うコンサートだった。
ジャズの耳慣れた曲を流すだけでは面白くないし全員が知る曲などない、かと言ってオリジナルだけで演奏してもやはり同じだ。
要するに、僕等演奏者はついつい『耳馴染んだ』という架空のセリフに油断していて、知らない音楽や見たこともない音楽が持つ楽しさを伝えるのを忘れかけている。

そんな時に思ったのが、「客席から最初の一音をリクエストしてもらってその場で即興演奏によって曲に仕上げる姿を見てもらう」事だった。

美術館での客席とのやり取りは大成功で、少なくとも演奏者も客席も同じ「音」について同じ意識を共有する事が出来た。もう何回も開催されていた美術館のコンサートの中でもお客様の反応が一番良かったとスタッフから聞かされた。

昨年(2009年)10月3日のNAGI MOCAでのヴィブラフォン・ソロコンサートの様子はコチラhttp://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20091005/archive

僕らがジャズが好きなのも、結局は「その場で作られている」時間に少しでも共有する瞬間があるからで、耳馴染んだとか知らない曲だとかとはまったく別の次元に本質があるのを忘れかけていた。

音楽は面白いものなのだ。

そんな試みに賛同してくれた何人かの共演者の一人が後藤くん。
今回はそれもレコーディングした。
もちろん最初の音を僕が示して後は二人で終わりまでちゃんと一曲として演奏した。

エネルギッシュな彼とのデュオはスタンダード曲をやっても同じで、僕にとっては「外にある世界」に触発された時間。

もう一人のゲスト、マリンバの松島美紀とは僕等ヴィブラフォン奏者が一度は通るマリンバという楽器についての新しい解釈を形にしてみたかった。
しかも「連弾」という形で。

みなさんはマリンバの演奏も連弾も知らないだろうけど、これは本当に面白い。
それが証拠に子供達にはマリンバや連弾は大人気だ。

しかし、なぜだかマリンバの世界では「連弾」という演奏形態はどうやら子供向けのレパートリーを演奏する為のもの、みたいな風潮がある。なんとももったいない。他の楽器には無い最大の売り物を放棄しているのだ。
あの大きな5オクターブもあるマリンバを一人で演奏するのがカッコイイとでも思っているのかなぁ。
ヴィブラフォンの僕から見れば、「これは二人で演奏出来る楽器だから無限大の可能性があるじゃない」としか見えない。
どんなに難しいものでも一人よりも二人、二人よりも三人でやれば「楽」に出来る。
そもそもの発想が違うのだ。

ならばジャズ・マリンバと名付けて大人がコードネームを見ながら連弾演奏するジャンルを作ってしまおう、と。
譜面に書かれたものをただ練習して満足しているのは音楽の本質とは違うのじゃないかと思うのですね。
一人でしか演奏できないというのは、逆に言えば「音楽としての共通言語が未熟」という事。
同じ知識、同じルール、同じリズム感や音楽感を持った者が集まれば国籍を問わず何だって出来るのが音楽の本質。
そして共演する楽器も選ばず、だ。

同じマリンバであっても高音担当と低音担当が一つののコード譜を見ながら演奏すれば、そこには立派にジャズが演奏出来るわけで、音域が二人分もある楽器ならではの特徴でもあるはず。

彼女とはそんな連弾を記録した。

そして、今回初めてアルバムとして残すのは、自分自身との対話。

僕のホームページをご覧の方なら「音楽体験記」でおわかりだと思うけれど、僕がジャズを最初に人前で演奏した時は中学二年生という事もあって周りにジャズを演奏出来る人など居なかった。そこで中学生なりに無い知恵を出して編み出したのが「もう一人の共演者としての自分」だった。
放送部という事もあってエンジニアの二人で重たいテレコを担いで音楽室でピアノやドラムなどを自分で演奏したものを録音してそれを流しながらヴィブラフォンを演奏する、というものだった。

いわば本当の意味での原点が自分自身によるピアノとヴィブラフォンのデュオだったわけで、これまで長い間手を着けなかった最後の砦でもあった。

そんな自分自身との対話も収録。中学生の頃の自分を思い出しながら今の自分を重ねたつもりだ。

そんなだから、アコースティック・アルバムと言っても中身は多種多様。
ミックスで音が決まるのに時間が必要なのは言うまでもない。

ピアノを弾くにあたって、(家にはキーボードはあるが生のピアノはない)その昔本当に自分がこの世界を目指して弾いていた実家のオンボロピアノを弾きに帰った。
その感触、響きは寸分の違いもなく、僕の指やアクションの中に閉じ込めてあったものと同じで、ICレコーダーで録音したいくつかの即興スケッチを持って帰り、曲にまとめた。
その中の一つを今回演奏している。

ヴィブラフォンにしてもそうなのだけど、若い時期に本気で向かい合った楽器はそのポイントが甦るとすぐに「あの頃」に戻る。

スタジオの立派なピアノも、実家の古びたピアノも、音高時代に散々弾いたレッスン室のピアノも、どこに鳴らすポイントがあるのかを探り当てるのは得意だ。
マリンバしかり、ヴィブラフォンしかり。

今回はこれらの今までに自分が本気で触れた楽器をその道の専門家と共に本気で触れてみた。
独りよがりと言われても、これだけはやはり残しておきたかった音楽だ。

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ジャケット写真の撮影もスタジオで

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ポーズほど無縁の人間なので照れくささをどうやって消すかが・・・

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笑い過ぎで没カット

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大学の講義か!でカット

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やっぱり恐怖の密室芸人らしくブースがお似合いのようです。。

そんなこんなでミックスを終了。
写真撮影も終了。

で、

只今曲順で大奮闘中。

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ニューバンドのアルバムは秋リリース。
アコースティック・アルバムは来春リリースの予定。

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写真も選びつつ、曲順候補をいくつも作りつつ・・・

どうやらこのままでは煮詰まりそうなので、本日は逃亡するかも・・・・
いえ、音源はちゃんと持ってですけどね。
車で聴きながらいつも最終決定するので何処へ行く事やら。。

。。。

来週のマスタリングまでに決めなきゃならないのでこれまた連日徹夜になりそうな・・・

それでいて、どこか楽しんでいるような・・・

さぁ、どんな曲順に落ち着くか、乞うご期待!

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