2010/7/3

マスタリングに向けて気分転換とスタミナ補給なう!・・・  ■Produce Notes レコーディングルポ


今秋リリースの新しいバンドによるアルバムの曲順は比較的スムーズに決まりそう。
しかし、難しいのが来春リリースのアコースティック・アルバムのほう。

その組み合わせを昨晩からいくつもCD-Rに焼き、再生の繰り返し。
そんな中で先日ミックスしたテイクで少々音色の事で気になる点が出てきたので今関エンジニアと修正の可否についてメールや電話でやり取り。

忙しい中の隙間を縫って早速修正候補のデータをパソコンに送ってくれる。
実に頼もしい。しかも作業が早い。これは彼がアシスタント時代から感じていた事だ。

バンドのアルバムはレコーディングしてからミックスまでの間に十分時間があったのでラフミックスを聞きながら問題点を出しそれをミックスまでに解決するという方法が取れた。
しかしアコースティックもののアルバムはレコーディングからミックスまで連続したのでラフミックスを省いて直接ミックスに入った。
音というのは不思議なもので、その時にOKの耳になっていても、一晩寝て起きただけでも聞こえ方が違う。どこが標準値かを探るにはやはり数日という時間が必要だ。
客観性を耳が取り戻す必要があるからだ。

演奏の内容に関しては録音中から耳を集中させているので問題はないが、音色の組合せというのはちょっぴり厄介。

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例えばヴィブラフォン。
この楽器、見ての通りで低音から高音までピアノと同じように並んでいるが、ピアノよりも遥かに鍵盤一つ一つが大きい。
大きいと言う事は、同じオクターブをピアノと同時に弾いたとしたら、ヴィブラフォンはピアノの数倍の速さで左右に音像が動く事になる。

さらに、
演奏者側で聞くとヴィブラフォンの動きは(低音から高音は)左から右に動く。
しかし、
聴き手側で聴くとその動きは(低音から高音は)右から左に動く。

じゃ、録音したヴィブラフォンはどっちの位置に音を配置するんだ?

答えは「どちらでも良い」。

音響関係の通例としては高音が左にくるのが良いとされているのだけど(実際に楽器も聴き手側からすると高音が左側にある)、それをそのままに配置したら、ピアノとヴィブラフォンが左右で追っかけっこを゜してしまう。

これもあるので「どちらでも良い」、つまりはソコの現場のアンタが決めなさい、って事。
で、僕等演奏者の耳は低音は左、高音は右という形に出来ているので通常はそれを基準に定位を希望する。
ここで時々エンジニア氏と論争になる事もある。
が、今関チーフはそこにはこだわらない。

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似非ピアニスト登場!@@;

レコーディングでは自分との対話をヴィブラフォンとピアノを使って残した。(アコースティック・アルバムに収録)
今までマリンバとヴィブラフォンを自分で重ねる事はそんなに珍しくなかったが、ピアノとヴィブラフォンを重ねたのは1990年のアルバム『アンファンIII』(ポリドール)以来約20年振り。しかもピアノでソロまで弾いたのは今回が初めて。

ただし元々は3歳からピアノを触っているのだし、高校も一応入学はピアノ科で受けたわけなので、実はヴィブラフォンやマリンバよりもピアノのほうが楽器としてのキャリアは10年ほど長い。

そこで今回の一つの試みとして、ヴィブラフォンとピアノによるセルフ・デュオを取り上げた。

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妙なもので、並べると・・・・
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こんな具合に音も入ってるわけで・・・・
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早い話が・・・・
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中学生の頃、放課後の放送部のスタジオでやっていた事の再現(笑)
包み隠さずに自分のルーツと言える演奏形態なわけです。

そのセルフ・デュオのミックスを聴いていて、少し気になる事があったので今関チーフに打診したわけで、夕方までに彼から修正案のデータが届いた。
ネットを介して届いたデータをiTunesで再生しながら確認。

僕は「なるほど」と思った。
例えば、ヴィブラフォンを演奏者側のPan(音像のステレオ感)に振っていたのを彼が聴き手側のPanに変更(つまり高音と低音の左右位置が入れ替わる)したら、それまで僕が気にしていた事が解決されていたり、逆に修正する事によって新たな課題が噴出したり、で二人の共同作業という意義が現れて来る。

最大公約数を何処に定めるか、がプロデューサーとしての仕事でもあるわけで、こういった細かい作業は担当者間でキャッチボールをする内にどんどん解決して行く。

曲順で頭がいっぱいになったので、ちょいと気分転換。
昨夜から絞り込んだ曲順候補のCD-Rを片手に、家人を誘って車に乗り込み一路高速を目指す。
あいにくの空模様ながら高速はすこぶる快適に流れ、その間の車内には曲順候補のアルバム音源が流れる。

車で聴くというのはとても客観的な耳になれるので僕はよくやる。
我が家からは首都高も中央道もすぐなので音の性質によってETCゲートの先で左右に分かれる。
今回はアコースティック・アルバムを先に試聴するので迷わず中央道、つまり郊外方面へ。

運転という命に関わる行為の途中で聴く耳だから、スタジオやリスニングルームでスピーカーに面と向かって耳をそば立てている時とは違う。
そのドライブの瞬間に「アルバムの重量感」が実感出来るのも大きな成果なのだ。

ずっしりと重たいとちょっと僕の指向とは異なる。
かと言っておしゃべりしながら聞き流すよりは少し耳が興味を示すものでありたい。

結果は合格。
それも今回はちょっぴりチャレンジャーなものもあるので、それがどのように運転中の耳に聞こえるかを試したかった。

結果は良好。意外と思ったよりも素直な印象だった。

そんな分析を兼ねて、車は中央道の八王子を過ぎ、やがて圏央道に入り、見慣れた川越の街に。

ここまで来ればもうココは外せないでしょう。

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川越市の大正浪漫夢通りにあるうなぎの老舗『小川菊』

ベースは江戸時代から受け継がれた味ながら四季折々で微妙に風味を変える小川菊の、今年の夏タレを賞味だ!!

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すかし絵風の壁の座敷で待つことしばし。

キター!

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うざく

お酢はあんまり得意ではない僕でも最後の一滴まで飲みほしてしまう絶妙の味。そしてすでにこの段階で小川菊のうなぎが予告編のように小鉢の中に。。。。っんまい!

つづいては特別メニュー

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うまき

本当はコースのみのメニューなのだけど若大将にお願いして焼いてもらった。
これがまた絶品なんです。

そして、もう、コレで今週の睡眠不足も吹き飛ばせ!

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うな重

鰻が苦手という人。是非ココのうな重を食べてみてほしい。
殆どの苦手という人が「鰻の臭み」と言う。
それはスーパーなどの安い鰻で下処理をきちんとしていない物を口にして「臭い」と思っているだけ。

かくいう僕は実は匂いには過敏なほどだ。
家人に言わすとかなり過敏なレベル。
でも美味いと思って食べている鰻屋のうなぎは臭かった事がない。
さらにその上を行く、焼き加減とタレのアンサンブル、これが専門店の真髄。

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ここのうなぎに間違いはない。しかも来た時に若大将に挨拶しているので、今ある中の一等賞を選んで焼いてくれる。なので「重」の種類はいつも若大将にお任せ。(鰻屋のランクは純粋に大きさのみの選別なのです)

っんまい!

やはり僕はココのうなぎが日本で一番好きだ。

週末はかなり混み合うが平日の夕方なら予約なしでもほぼ大丈夫。
今日も近所の社長や旦那衆が夕方から駄弁っていました(笑)
そういう昔から変わらない光景がまたいいんですね。

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ジャズ好きの通称「へんくつ」若大将と同じく「へんくつ」ヴァイビストのツーショット(笑)

相変わらず若大将の素晴らしい仕事を堪能させていただきました。

そんなこんなで気分もリフレッシュ。
スタミナも補給されて来週のマスタリングまでの作業に再び突入するのでありました。

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鰻・小川菊(おがぎく)。地元川越の人に鰻と言えば?と聞けばほぼ100%が「おがぎく」と答えます。
是非一度御賞味あれ。

小川菊
http://www.kawagoe.com/kawaryo/list/ogagiku.html
http://www.koedo.com/romanbito/ogagiku.html



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チェキラ!



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