2012/1/12

確かにこの人達の今よりも少し若い音・・・  木曜:Jazz & Classic Library


寒い地方の人には笑われるかもしれませんが、昨夜はとっても寒かった東京

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寒くってもコーラ。(笑)
本番前の僕の喉を潤すのはこれと決まってます。

昨夜はピアノの巨匠・市川秀男さんのライブ。
このライブ、僕はデュオとクァルテットの時以外はステージを降りて観客として楽しめます。
只今トリオの真っ最中。@横浜・エアジン

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リーダー市川秀男(p)
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ベースは上野哲郎
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ドラムは二本柳守
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さて、そろそろ僕の出番です。

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コーラで喉を潤していざ出陣と参りますか。

市川さんのオリジナルだけをやるプログラムは、時に喧騒、時に憂鬱をゆったりとした時間軸に沿ってステージから輩出して行くのでした。

終わってスタッフに手伝ってもらいながらエアジン名物“心臓破りの階段(4階エレベーター無し、踊り場無し、直滑降)”を分解したビブラフォンを降ろし車に積み込み午前0時に帰宅。。。

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車を降りて思わずブルルッ・・・
道理で寒いはずだ、車の外気温計で1℃だもの。
こういう日は温かい部屋で何を聴こうかなぁ。。。




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『ALWAYS,NEVER,AND FOREVER/Oregon』(intuition/1991年)

インテュイションはドイツのレーベル。クラシックからジャズ、ポップスまで幅広く制作している会社で、僕はこのオレゴンのアルバムを通じて1990年代に知った。
当たり前の事だけど、レコードレーベルにはサウンドカラーがあってしかり、と思うのだけど録音技術が進化するにつれどこのレーベルも似たような音になりつつあるのだけど、このインテュイションのサウンドは同じドイツの名門ECMのサウンドを現代的に引き継いでいると思うので聴いていてストレスがない。

オレゴンはこの後、イタリアのCamJazzレーベルへと移行するのだけど、とても重要な時期の作品をこのINTUITIONに残している。

もしも、オレゴンをいくつかの時期にわけてみるなら、確実にECM前期、ECM後期、INTUITION期、CamJazz期、という具合に「一区切り」のマーカーを付けてもいいと思う。

さて、そのINTUITION期の言うよりも、オレゴンの長い歴史の中でも僕は最高傑作だと思っているのが、このアルバムの次に登場した『NORTHWEST PASSAGE』(実は主要メンバー三人だけによるアルバム『TROIKA』が挟まれているのだけどオレゴンは四人とすれば)。
ECM時代のオレゴンも好きだったが、この「ノースウエスト・パッセージ」ほど僕を夢中にさせたアルバムは無かった。

その「ノースウエスト・パッセージ」に至る過程が、このアルバムに聴き取れてとても興味深い。

メンバーは、
Paul McCandless (oboe,bass-cl,ss)
Ralph Towner (guit,piano and syn)
Glen Moore (bass and piano)

の不動のメンバーに

Trilok Gurtu (perc, voice)

が加わっている。

オレゴンは四人のメンバーによるバンドなのだけど、ツアー中に事故でオリジナル・メンバーのパーカッショニストCollin Walcottを失って以来なかなかメンバーが定まらなかった。
それだけウォールコットの奏でたサウンドがこのグループのECM前期の音楽を確立していたのだと思う。

今となっては過渡期とも言えるメンバーがこのアルバムにも参加しているボンベイ生れのパーカッショニストTrilok Gurtu。
このアルバムのサウンドが、もしもECM時代のオレゴンともCamJazz時代のオレゴンとも違う、と思うのなら、それは彼のサウンド・センスによるものだと言える。

正直なところ、僕はTrilok Gurtuの奏でるパーカッションが新生オレゴンのサウンドには聴こえなかった。それはCollin Walcottの流れを感じさせるタブラなどエスニック・パーカッションの使い方があまりにも自然で、逆に「新生」を期待する側からするとインパクト的に物足りなかったのかもしれないが、それは贅沢というものだ。

ただ、この次にリリースされた「ノースウエスト・パッセージ」ではパーカッションが若いMark Walkerに代わった事で完全に「新生オレゴン」のサウンドが確立し、今日へと繋がるのだけど。

1曲目“Beppo”、2曲目“Balatho”は往年のオレゴン・ファンとしてはまだまだ序奏として聴いた。
過去のオレゴン・サウンドからは十分想像出来る範囲であると同時に、きちんと「最新(当時として)」のオレゴンが浮かび上がる。
ただ、熱心なオレゴン・ファンとしては、まだまだ、序の口。

待ってました! と、この乾燥した冬の空気と冷めた体温を潤してくれる衝動のようなオレゴンは、この次の三曲目に登場するのだ。

3曲目“Renewal”のいかにも冷めた北の空気を運んで来るようなオーラに満ちたサウンドこそが、僕らがいつも待ち望んでいるオレゴン的刺激だ。
どうかどんどん冷ましてくれ、聴いてるこちらは勝手にどんどん熱くなるから。それがオレゴンの魅力だ。
南洋のオレゴンなんか聴きたくないゾ。
凍てつく大地が似合うサウンドこそオレゴンだ。
もう、この1曲が聴けただけでもこのアルバムを買った価値がある。

4曲目“Oleander”はちょっと今となってはシンセの音が妙に聴こえてしまうのが残念。リズム(ビート)とシンセだけは時代と共に老朽化が激しい。

5曲目“Rapid Transit”はアコースティックにエキサイトする曲なのだけど、タブラのサウンドがどうしても過去のオレゴンに向いてしまう。ここで僕は思った。もしもこの曲のテンポがもう少し遅かったなら、もっと違った世界が描けたのではなかっただろうか。そう、ここまでこのアルバムを聴いていて、なぜか落ち着かないのは(完璧な3曲目を除いて)テンポがワンカウント早すぎるのかもしれない。
いや、絶対にそれは言えると思う。それがこの後に続くアルバムでは完璧なテンポで奏でられるようになるのだから、これは若気の至りではないが、若さの表れなのかもしれない。

6曲目“When The Fire Burns Low”はタウナーのピアノとムーアのベースによるリリカルなバラード。こういうタウナーの曲は本当に素敵だ。もちろんテンポもいい。

7曲目の“Aurora”のイントロが始まった途端に、僕はワープした。
1975年の高校の頃、今よりもずっと狭い音楽科の寮の部屋でゲイリー・バートンとラルフ・タウナーがデュオで奏でたこの曲を聴いている自分にだ。
狭い部屋の空気を遠い未来にまで押し広げてくれたあの時のサウンドが甦ってくる。
バンドによってそのサウンドの広がりはまるでワイド画面のように質感が向上し、ダイナミクスも申し分ない。
気が遠くなるほど頭の中が過去の想像と結びついて快感。

ここまでなんだかんだと書いたけど、3曲目とこの曲の二曲だけでも買う価値がある。
素晴らしい。

さぁ、この心地よい広がりを胸に刻んで、オレゴンのこのアルバムの印象をまとめよ、、う・・・・・・あれ!?

っま、、、

まだあった。

曲が、、

いや、

今ので終わりでちょうどいいと思うよ。

7曲で。

ううん、、、

っあ、そうか!!

1990年頃の録音で思い出した。
僕もそうだったのだけど、LPからCDに移行した時期って、最大収録時間が74分にまで伸びた事で「やったーっ」と思うのと、「えーっ」って思うのが交錯していた。

レコーディングしてアルバムをマスタリングしている時、プロデューサー氏と「何か長くない?」としきりに論議したのを思い出した。

そう、時間的制約が緩く記録出来るのはアルバムを出すミュージシャンとして「嬉しい」のだけど、では70分超も音だけで人をそこに釘付け出来るんだろうか? って。
制約がきつくて記録したいものが「こぼれ」てしまうのも嫌だが、長過ぎるのも考えもんだ。
当時、音楽業界の中では「一体何分くらいがCDアルバムとして良いのか」試行錯誤だった。

ちょっぴりそんな感じで8曲目“Playground In Nuclear Winter”が始まり、おやおや、これもゲイリー・バートンとラルフ・タウナーのデュオ耳馴染んでいた“Guitarra Picante”じゃないですか〜、と懐かしむ内に神秘的な10曲目“Apology Nicaragua”、さらにグレン・ムーアのベースソロによる11曲目“Big Fat Orange”(いつもムーアのソロはユーモラスで面白い)、最後の“Always,Never,And Forever”と続く。

まぁ、個人的な感覚で申し訳ないのだけど、完全に僕の耳は7曲目のオーロラでこのアルバムは終わってしまったので、どうにも感想が書き辛いなぁ、、、(笑)




門松門松

『2011年ベスト・ライブ(動画)』公開中!


2011年11月24日ブログ『超・満員御礼! 赤松敏弘(vib)meetsハクエイ・キム(p)25-25プロデュース第六弾』http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20111124/archive

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6

25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』

・当日のセットリストは以下の通り

[1st set]

1.Trisoniqe......(by Hakuei Kim)
2..White Forest......(by Hakuei Kim)
3.Sound of Focus.....(by Toshihiro Akamatsu)
4.[duet] Newtown......(by Hakuei Kim)
5.Ruby, My Dear.....(arr Toshihiro Akamatsu)
6.Axis.....(by Toshihiro Akamatsu)

[2nd set]

1.The Gleaner.......(by Toshihiro.Akamatsu)
2.[Tribute to 1964's Miles]......So What
3.[Tribute to 1964's Miles]......Stella by Starlight

4.[Tribute to 1964's Miles]......Walkin'
5.[duet] Silent Butler.....(by Toshihiro Akamatsu)
6.Kuala Lumpur......(by Hakuei Kim)

[Encore]

1.Dear Old Stockholm
2.O Grande Amor

Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)

Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011

・セットリストの赤文字の演奏をアップしています。
・動画は従来通りMySpace版と、プラグインの関係でMySpaceビデオがご覧になれなかった人向けにYouTube版もアップしています。
・MySpace版YouTUbe版とも、どちらも同じ内容です。


[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます

★第二部1曲目



★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]



★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]




[MySpace版]※画像をクリックすると別窓で開きます

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]



★第二部1曲目



★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]






ガンバレ東北!

がんばろうニッポン!




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