2012/12/4

男と秘密基地・・・  火曜:街ぶら・街ネタ


男子は秘密基地好きである。

なぜか知らないが、そこへ行くと安心したりする。
基地と言っても、別に戦争する場所じゃない。
もっと平和な場所だ。

例えば僕の場合、秘密基地はいづれも外部にある。

一つは楽器に関する秘密基地。

導入したり、修理したりする場所だ。

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某ミナトの秘密基地

段ボールに囲まれていようが、殺風景であろうが、それでいいのだ。


もう一つは音を記録するレコーディングスタジオ。

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仕事と密接に繋がった場所ながら、これも言わば秘密基地の典型だろうな。

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じゃ、ライブハウスやジャズクラブはどーなる?

これは秘密基地じゃない。

秘密基地というものに何か定義があるとすれば、誰かれとなく立ち入る事が出来ない場所、というのがあると思う。そうすると、誰でも入れるライブハウスというのは秘密基地には成り得ない。せいぜい楽屋があれば秘密基地になり得るか・・・・

ともあれ、男子は秘密基地好き。

これが女子となると・・・・

秘密基地ではなく、展覧会や品評会になる。
出来たモノに対しての興味が旺盛で、出来る段階のオフリミットにはあんまり関心を持たないのが一般的なようだ。

それだけ他との比較が好きで、どうやら闘争心も男子よりも女子のほうが強いように思う。


さて、

そんな秘密基地を外部ではなく内部に持った人もいる。

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都内某所

ベーシストであり、作曲家でもある鈴木良雄さん(通称チンさん)もその一人だ。

自宅の地下を掘ってスタジオを作っている。

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このコンソールルームの右側にレコーディングブースがある

最近では録音機器も殆どパソコンの中で納まる時代なので簡易的なホームレコーディング・スペースを持つミュージシャンも多いが、それらとは違いここは完全なレコーディング・スタジオ。

これまでのチンさんのアルバムは全てここで録音し、ミックスはニューヨークのエンジニアに任せるというやり方で制作して来た。
自宅の地下でレコーディングするのだから、こんなにリラックスする事はない。

男の秘密基地、という言葉の最たる形を、もう二十年も前に作り上げてしまったのだから凄い。

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登場!鈴木良雄さん(Chinさん)http://homepage2.nifty.com/fmw/chin/

この日は先月松山で記録したピアノのハクエイ・キムくんとのデュオと最新のアルバムを届けに来た。
昔からチンさんと音楽の談義をするのが好きで、そうなるとこの秘密基地へと侵入するのだった。

ハクエイくんとの松山でのデュオは、通常の時間帯の第一ステージと通常では考えられない夜中の1時前から午前2時過ぎまでというシチュエーションの第二ステージ。ラッキーな事に両方とも最良の音質で松山のナッツプランニングの岡田青年が記録してくれていたので、後日CD-Rで送ってもらって聴いたのだが、自分でも信じられないような瞬間が記録されていてびっくり。

演奏した当人達も終わった後で「いつになく達成感、充実感のあった日」を感じていたのだけど、それよりも疲れが優って詳細に覚えていない部分もある。
僕らは冷静だった第一ステージが良いと感じていたのだけど、両方聴いた人は皆第二ステージがいいと誉めちぎるのだ。

送ってもらったCD-Rを聴いて、初めてその意味がわかったような気がしていたところで、ちょうどチンさんと会ったので、誰よりも音楽にこだわりのある人に率直な感想を得ようと思ったのだ。

聴き始めてすぐに「リラックスした音」のお誉めが飛び出した。
持って来たのが第二ステージの記録だったので、さすがチンさんだな、と思った。

しばらく聴くと、「もう、これは、チックとゲイリーのクリスタル・サイレンスを超えてるね」と。

ピアノとヴァイブのデュオとなると、この二人のデュオ・スタイルがステータスとして君臨しているのだけど、それを少し突き抜けたところに踏み込めたような感触が自分にもあっただけにチンさんのこの言葉はお世辞でも嬉しい。

ハクエイくんとの相性の良さや、二人の音楽観や呼吸の事などもズバリ指摘すると同時に、(チンさんもハクエイくんと一緒に演奏している)これまで浮かび上がらなかった彼の一面が浮かび上がっている事も指摘。この人の耳がどれだけ音楽的なのかを思い知らされた。

チンさんの新しいアルバムも聴いてみようという事になった。

以前、チンさんのアルバムの事を(勝手に)木曜ブログで書いたら(見つかった!)たいそう誉めていただいた。書いてある事が的を得ていたらしいのだ。

そういう事だから、秘密基地での音楽の話しは尽きない。

音(アルバム)のミックスに対する貴重なアドバイスもいただいた。
僕らも同じような事をずっと感じている事を具体的に示してくれるのだ。

チンさんのアルバムは殆どがこの秘密基地で録音して、それをニューヨークの信頼出来るエンジニアに届けてミックスしてもらう、というパターンでリリースされている。

だからいつもあの安定した響きがチンさんのアルバムから飛び出して来るわけだ。
楽器一つ一つの音がどのように重ねられて一つの音楽になるかが重要。
スタジオで録った時の音と何ら変わりが無ければミックスする意味がないのだ。

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チンさんと新しいアルバム『Dancing Luna』(one)

ライブ音源、スタジオ音源、その双方に詳しい人は滅多にいないからいつも刺激になる。

夢中になって話している内に、僕が届けたアルバム『AXIS』の事になった。

「最近の若手って全然顔とか覚えられないんだよ〜」と。

一人一人メンバーの名前と説明を加えつつ、話しがベースの澤田将弘に及んだ時だ。

このスタジオでは一時期ジャズスクール的な事をやっていた。
その頃にピアノを習いに来ていたI・奈津子さんがベースの澤田くんの奥さんなんですよ、と言うと・・

「えーっ! それはナツコしい!(懐かしい!)」と。

チンさんは音楽の話し以外は駄洒落など笑い話ばかりしている時があるんだ(笑)

その昔、チンさんと僕とピアニストの三人が楽屋で笑い話に華が咲いている真っ最中に係りの人が「本番お願いしますー」と呼びに来たので笑いをこらえながらステージに上がったんだ。
しかし、一度笑いのスイッチが入ってしまうと、これがなかなか消えないもので、演奏が始まってもお互い目が合うと頭の中でさっきの笑いのツボが開花し、ココゾという演奏の踏ん張りどころでも腹筋に力が入らず、大変な目に合った思い出があるんだ。

その時何の話で腹筋が砕け散っていたのかは思い出せないのだけど、チンさんの駄洒落にスイッチが入っていたのはたしかだった。

・・・

さっきまで真剣な音楽談義をしていたと思ったら「あ、ちょっと、オレ、フランソワーズ・モレシャン」と言って席を立ちトイレへ。

もう、ダメだ、そっちのスイッチが入ってしまったようだ。

戻って来たチンさんに「あ、そろそろ僕、帰ります」と。

もう午前1時だ。

随分長居をしてしまった。

帰り際、車なので帰る前にトイレに向かおうと思わず「ちょっと僕も、ジョー・モレロ」・・・

いかん! 完全にうつってしまった・・・・

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駐車場まで寒かったが、心はホットだった。

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午前1時1分

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ここ、都心でも気温は3℃

さぁ、帰りましょ。

。。。



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ビデオカメラ【Crew Camera Series】TOSHIHIRO AKAMATSU meets HAKUEI KIM 2012. presented by T.KOYAMA. "SOUND OF FOCUS" comp by T.Akamatsu. 2010's album 『AXIS』(VEGA)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦、ユキ・アリマサTWIN DUO × TRIO オープニング"Be my love"




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦 DUO 2011 演奏順/2曲目"TRITON 2011" comp by T.Akamatsu. 1991's album 『Now's The Time Workshop vol-2』(BMG FunHouse)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦 DUO 2011 演奏順/4曲目"I LET A SONG"




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、ユキ・アリマサDUO 2011 演奏順/7曲目"DAA HOUD". 2005's album 『Synergy』(VEGA)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦、ユキ・アリマサTWIN DUO × TRIO 演奏順/9曲目 アンコール




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『BEST LIVE 2011(動画)』


2011年11月24日ブログ『超・満員御礼! 赤松敏弘(vib)meetsハクエイ・キム(p)25-25プロデュース第六弾』http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20111124/archive

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6

25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』

Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)

Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011

[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます

★第二部1曲目



★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]



★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]




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CDレビュー→http://www.jazzpage.net/rireki/cd/akamatsu_axis.html

CDレビュー→http://www.jazzfusion.com/cd2010/axis.htm

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