2013/2/8

音楽的読唇術:洗練されたヴァイブやマリンバのインプロを考える/気配を移動ド感覚で読み取る  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第二百九十六回目の今日は先週からの続きで『音楽的読唇術:洗練されたヴァイブやマリンバのインプロを考える/気配を移動ド感覚で読み取る』と言うお話し。

途中からの人は先週の金曜ブログ『『音楽的読唇術:洗練されたヴァイブやマリンバのインプロを考える/コードスケールの気配とは移動ド感覚の事』( http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20130201/archive )から読んでくださいね。

ココまでの金曜クリニックをご覧になりたい人は左のカテゴリー(またはこの記事のタイトル右側にある)「金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック」をクリック。この記事に続いて過去の記事全てを見る事が出来ます。チェキラ!



昨日の夕方、ある新聞社で編集部のデスク氏と話していた時、今の新聞社の現場はどんな雰囲気になっているのだろう?と興味が湧いて聞いてみた。
事あるごとに新聞社にはお世話になっているのだけど、一度担当と知り合うと後のやり取りはメールが主体となる現在では新聞社に出向く機会もめっきりと減った。
ちょっと前までの新聞社と言えば、もはや聖域に近いまで他を圧倒する各部門のヴァーチオーゾの元に若手が集結しとにかく“わさわさ”した雰囲気で殺気立っていた。

今は・・・・

すでに聖域に近かったヴァーチオーゾ諸氏は退役しそれぞれがそれぞれのディレクトリーに納まっている感じだとか。四十代半ばの彼をしてベテランの域に入るのだそうだ。

「へぇ〜」

とにかく周りは若いのだそうだ。
だからまだ働き盛りの中年層がすでにベテラン入りしてしまうある意味のゼネレーション・ギャップが起こっているのだとか。
ううん・・・・

音楽の世界と同じか。

シニア層が若手を引連れて“わさわさ”している。

いいのだろうか、、、それで。

なんか違う気がするんだよねぇ。。。



「その先」を読みとる耳と音感を調整する時間。
楽器を弾くだけではダメで、つねに自分が何を根拠に音を発しているのかをチェックしながら上達しなければならない。そのためには、コードスケールというヒントを上手に乗りこなす術が必要になる。
その一番の元が、移動ド感なんだ。

ディジー・ガレスピーの名曲“CON ALMA”の冒頭の部分でチェック中。

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(クリックで拡大/以下同じ)

先週は「その先・・・・」を予測する宿題を出した。
それまでの動きから読みとれば答えはそんなに難しくはないはず。

では正解を。

■チャックポイント1
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この後の二小節(|G7(b9)|CMaj7|)にどんなメロディーラインを弾くか。

答えはこうだ。

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■チェックポイント2
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この後の二小節(|G7(b9)|CMaj7|)にどんなメロディーラインを弾くか。

答えはこうだ。

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「な〜んだ」って思った?
「バッチリ」だった?

つまりは“移調”感覚。
すなわち“移動ド”感覚だ。

前半の四小節のメロディーラインを後半四小節に移調するわけ。

何がわからないとコレが出来ない?

そう、コードの連結が何調を示しているかがわからないと大変だ。
このやり方は単旋律の移調という単純な事を訓練するのではなく、コード進行そのものをアナライズしてメロディー音の位置をチェックしながら演奏する感覚の訓練。

■アナライズ

最初のコードEMaj7をそのままメジャー・キーのトニックと解釈すると、次のコードから混乱が始まる。
冷静にコードの流れを読めば、ケーデンスの形がG#7(b9)-C#m7のところにあるのに気付くはずだ。

最初の4つのコードはC#マイナーのキーのコード達。

EMaj7-G#7(b9)-C#m7-B7 → bIIIMaj7-V7(b9)-Im7-bVII7。

続くBb7(b9)-EbMaj7は EbメジャーのV7(b9)-IMaj7。

二段目最初のコードへの“接続詞”Ebm7-Ab7はDbメジャーのIIm7-V7。

二段目最初の4つのコードはBbマイナーのキーのコード達。

DbMaj7-F7(b9)-Bbm7-Ab7 → bIIIMaj7-V7(b9)-Im7-bVII7。

続くG7(b9)-CMaj7はCメジャーのV7(b9)-IMaj7。

単旋律の移調奏と移動ド感覚の違いがおわかりかと思う。


では、この譜例のチェックポイント2を題材として次のようなバリエーションを創造してみましょう。

■課題:次のメロディーを指示に従って変化させなさい。

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・オルタードコードの箇所のメロディーを変更する
・オルタードコードをディミニッシュ音程+キャラクターノートの形で表わす
・前後のメロディーに近い位置で接続させる

まず最初にオルタードコードの部分( )をチェック。
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オルタードコードのところをディミニッシュ音程とキャラクターノートで創造する。
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さあ、の部分にどんなメロディーラインを当てはめられるかな?

次週への宿題

頑張って創造してみてくださいね〜。

ディミニッシュ音程とキャラクターノートの説明は・・・
『2013/1/25ブログ 音楽的読唇術:コードスケールからハーモニーを抽出してその気配を表現する  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック』を参照にhttp://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20130125/archive



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★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★

Nov/14〜15/2012

Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)

1st set (9:30pm〜10:50pm)

1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor

2nd set (0:48am〜2:09am)

1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St

Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP

※赤文字の演奏動画を公開しています

ビデオカメラビデオカメラ【Crew Camera Series】■赤松敏弘 vibraphone Best Live 2012/Akamatsu meets Hakuei Duo/Nov/15/1:00am's StellabyStarlight (Full version)

ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)

2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。


ビデオカメラビデオカメラ【Crew Camera Series】■赤松敏弘 vibraphone Best Live 2012/Akamatsu meets Hakuei Duo/Nov/15/2:00am's GreenDolphin

ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)

あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)


ビデオカメラビデオカメラ【Crew Camera Series】■赤松敏弘 vibraphone Best Live 2012/Akamatsu meets Hakuei Duo/Nov/14/9:53pm's StellabyStarlight

ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)

赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。


ビデオカメラビデオカメラ【Crew Camera Series】■赤松敏弘 vibraphone Best Live 2012/Akamatsu meets Hakuei Duo/Nov/14/9:46pm's The Gleaner

ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)

四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。


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ビデオカメラ【Crew Camera Series】TOSHIHIRO AKAMATSU meets HAKUEI KIM 2012. presented by T.KOYAMA. "SOUND OF FOCUS" comp by T.Akamatsu. 2010's album 『AXIS』(VEGA)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦、ユキ・アリマサTWIN DUO × TRIO オープニング"Be my love"




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦 DUO 2011 演奏順/2曲目"TRITON 2011" comp by T.Akamatsu. 1991's album 『Now's The Time Workshop vol-2』(BMG FunHouse)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦 DUO 2011 演奏順/4曲目"I LET A SONG"




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、ユキ・アリマサDUO 2011 演奏順/7曲目"DAA HOUD". 2005's album 『Synergy』(VEGA)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦、ユキ・アリマサTWIN DUO × TRIO 演奏順/9曲目 アンコール




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『BEST LIVE 2011(動画)』


2011年11月24日ブログ『超・満員御礼! 赤松敏弘(vib)meetsハクエイ・キム(p)25-25プロデュース第六弾』http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20111124/archive

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6

25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』

Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)

Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011

[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます

★第二部1曲目



★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]



★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]




ガンバレ東北!

がんばろうニッポン!




只今絶賛発売中!
■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)
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VGDBRZ-0044/3.000円(税込)

赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

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どうぞご利用ください。

CDレビュー→http://www.jazzpage.net/rireki/cd/akamatsu_axis.html

CDレビュー→http://www.jazzfusion.com/cd2010/axis.htm

CDレビュー→http://artist.cdjournal.com/d/axis/4110091003

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