2013/4/15

けさ根府川で・・・どうせならこれからは“風”よりも“流”!  月曜:ちょっと舞台裏


今朝は東海道線の根府川で目が覚めた。

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東海道本線の車窓でも、一、二を争う海が見える。
今朝はその海を眺めながら目覚める事が出来た。

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2013年4月15日午前5時50分・東海道本線根府川付近にて

雄大な太平洋を見ていると、心が落ち着く。

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トンネルとトンネルの合間のわずかな時間だけど、コレが見れるのと見えないのでは大違い。

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この時期から冬の始まりまでは寝台特急で東京に戻る時の楽しみが一つ増える。但し真夏は早朝とは言え茹だるような暑さで目が覚めるから快適とは行かないが・・・・

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世の中“風”流行りだ。
街を歩けば飲食店のメニューに溢れる“●●風”が代表例。

その中でも多いのが、カクカシカジカ南仏風ポワレ、・・・・・南仏プロヴァンス風常備菜によるナンタラ。。。

“風”だから、“そのもの”では決してない。
空輸しているわけでもない。
客も決して“そのもの”を期待していない。
いや、それどころか“そのもの”が何だか怪しいまま。

だから、“そのもの”の事をよく知らない客が、“ナントカ風”の料理に勝手なイメージを感じながら食するというかなり変った国になってしまった。

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そもそも、この“ナントカ風”の“風”には、「恐れ多い」とか「おこがましい」という“そのもの”に対する大いなるリスペクトがあったような気がする。過去形だが・・・

ウチの料理はフランスでも地中海に面した南仏のメニューを参考にお出ししているけれども、そのものズバリとは恐れ多くて言い切れない・・・・似てなかったらどうぞお許しを。。。

当店のシェフは南仏蘭西の三ツ星レストランで修行を重ね自信を持って南仏料理を御提供させていただいておりますが至らぬ点はどうか御容赦を・・・・

みたいな謙遜(けんそん)的な表現に「○○風」の「風」は見えていた。

まぁ、全国の有名ホテルや洋食の老舗からこの風の「しながき」は始まったような気がするが、今や至る所に溢れている。

「似てるでしょ〜? っえ? 似てな〜い? アハハハ(笑)」

なんか、そんな雰囲気。

「だって“風”だもの。そのものじゃないって最初から表示してるじゃない」

リスペクトとかあったもんじゃない。

中には、南仏料理では決して使わない食材をメインとして「・・・・の南仏風グリル」なんてメニューに掲げているところすらある。

まぁ、我々がこれを逆に見れば、海外の回転寿司にテリヤキチキンロールなんて軍艦巻きを見つけて途方にくれるようなものだ。

リスペクトと言うよりも、単なるイメージ戦略。風はイメージ。一瞬の事だ。

フジサン、ゲイシャ、スキヤキ・・・・日本のイメージって未だにコレだって知ってる?
っあ、ゲームや映画のヒットでゲイシャがニンジャに、バーガーやヨシダソースの大ヒットでスキヤキはテリヤキに代わっているかな。

まぁ、ともあれ少なくともそのものに対して「ウチのでは恐れ多くて・・・」なんて謙遜はこれっぽっちも入っていないのは確かだ。

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でも、じゃあ“ナントカ風”がイケないかと言えば、そうじゃない例もある。

例えば、カリフォルニアロール。

日本ではあり得ない寿司ネタを使って創りあげた創作寿司。
アボカドと醤油とワサビの出会いなんて、コレが無かったら誰も気付きもしなかっただろう。

安いツナよりもツナらしい、なんて形容はともかく、寿司として立派にその土地のメニューになった。

これは明らかに“カリフォルニア風ロール”ではなく“カリフォルニア流ロール”だ。

「風」が付くとどこか逃げ腰、「流」が付くと開き直り?

でも、それなら堂々と「流」でいいじゃないか。
それが“そのもの”になるのだから。

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音楽、ジャズの世界でも同じだ。

有名プレーヤーの物真似は楽器を始めた初期の段階では有効かもしれないが、それを過ぎたら早く自分のスタイルを作りなさい、と。
音楽は時代の写し鏡。その中で生きて行くのがミュージシャンだ。
物真似は決して未来を描かない。

物真似の演奏が「○○風」、自分のやり方が見つかったら「○○流」。

ヴィブラフォンのレッスンでも、ある程度コードに沿ってアドリブらしきものが出来るようになると第一段階として曲を作らせる。
最初はコード進行を与え、メロディーだけを作らせる。それと並行して他人の曲(ソロではなくテーマ)を聴音させる。リードシートと呼ばれる主旋律とコードネームだけでまとめるよう採譜させる。

自分の曲を書く前に、他人の曲がちゃんと採譜出来るかチェックするのだ。
メロディーだけなら誰でも採れるが、聴こえた和音をコードネームで書き表わすのは慣れないと苦労する。特に低音域は聴き取れなかったりする。
そうしないと、自分が書き表わしたい事をちゃんと書けないのだ。

そして、曲作りは徐々に白紙度を高め、要求も高めて行く。

この段階で初めて自分探しの第一歩が始まる。

物真似では与えられた課題に沿った曲は書けないからだ。
好きに書けば作れるかもしれないが、たぶん5〜6曲でネタ切れになる。
あるいは、一曲、一曲がてんでバラバラの寄せ集めになったりする。

作るだけならまだしも、その曲の中でソロを演奏しなければならないのだから、もう、逃げられない。自分しかいないのだ。

それが出来たら、ようやくヴィブラフォンが自分のスタイルで演奏出来る第一段階。

「リー・コニッツ風テーマによるミディアムテンポのボサノヴァ風ワルツ」による「ジョー・ロック風にちょっとボビー・ハッチャーソン風をまぜたソロ」では何の事やらわからないのだ。

上から目線の「俺様流」とまでは言わなくとも、全てが「自分流」で成立してこその世界。

「風」じゃなくて「流」を目指せば相手は世界中だ。

決定的な違いは一つ。

「風」は取りあえずいつも形は追えるが演奏にハイライト(歌)がない、「流」は未完成ながらいつも(ハイライトな)歌がある。その差は経年とともにどんどん開いて行くのだ。

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そろそろ東京駅。

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各個室の扉が開き、皆身支度を整えて下車を待つ寝台特急の朝が始まった。
さぁ、今週も頑張ろう!





★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★

Nov/14〜15/2012

Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)

1st set (9:30pm〜10:50pm)

1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor

2nd set (0:48am〜2:09am)

1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St

Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP

※赤文字の演奏動画を公開しています

ビデオカメラビデオカメラ【Crew Camera Series】■赤松敏弘 vibraphone Best Live 2012/Akamatsu meets Hakuei Duo/Nov/15/1:00am's StellabyStarlight (Full version)

ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)

2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。


ビデオカメラビデオカメラ【Crew Camera Series】■赤松敏弘 vibraphone Best Live 2012/Akamatsu meets Hakuei Duo/Nov/15/2:00am's GreenDolphin

ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)

あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)


ビデオカメラビデオカメラ【Crew Camera Series】■赤松敏弘 vibraphone Best Live 2012/Akamatsu meets Hakuei Duo/Nov/14/9:53pm's StellabyStarlight

ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)

赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。


ビデオカメラビデオカメラ【Crew Camera Series】■赤松敏弘 vibraphone Best Live 2012/Akamatsu meets Hakuei Duo/Nov/14/9:46pm's The Gleaner

ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)

四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。


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ビデオカメラ【Crew Camera Series】TOSHIHIRO AKAMATSU meets HAKUEI KIM 2012. presented by T.KOYAMA. "SOUND OF FOCUS" comp by T.Akamatsu. 2010's album 『AXIS』(VEGA)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦、ユキ・アリマサTWIN DUO × TRIO オープニング"Be my love"




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦 DUO 2011 演奏順/2曲目"TRITON 2011" comp by T.Akamatsu. 1991's album 『Now's The Time Workshop vol-2』(BMG FunHouse)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦 DUO 2011 演奏順/4曲目"I LET A SONG"




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、ユキ・アリマサDUO 2011 演奏順/7曲目"DAA HOUD". 2005's album 『Synergy』(VEGA)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦、ユキ・アリマサTWIN DUO × TRIO 演奏順/9曲目 アンコール




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『BEST LIVE 2011(動画)』


2011年11月24日ブログ『超・満員御礼! 赤松敏弘(vib)meetsハクエイ・キム(p)25-25プロデュース第六弾』http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20111124/archive

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6

25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』

Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)

Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011

[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます

★第二部1曲目



★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]



★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]




ガンバレ東北!

がんばろうニッポン!




只今絶賛発売中!
■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)
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VGDBRZ-0044/3.000円(税込)

赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

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どうぞご利用ください。

CDレビュー→http://www.jazzpage.net/rireki/cd/akamatsu_axis.html

CDレビュー→http://www.jazzfusion.com/cd2010/axis.htm

CDレビュー→http://artist.cdjournal.com/d/axis/4110091003

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