2013/7/31
タコが言うのよ・・・・・もとい、タコがいいのよ! 水曜:これは好物!
みなさんは蛸というと、どんな料理を連想しますか?
まずは刺身、それから煮付け。
酢の物。
ありますねぇ、キュウリと共になんて・・
蛸はデビルフィッシュと呼ばれて宗教的にも西洋では嫌われ者のイメージがありますが、さすが地中海に飛び出したイタリア半島、イタリアでは大いに食べますね。
代表的なのがカルパッチョやマリネ。
あります、あります。
蛸って実は夏場が旬で、夏バテ回復にも良いのだそうです。タウリンが豊富なんだとか。
鰻は平賀源内のキャッチコピーによって夏バテ回復食材となりましたが、実は本来ならそれは蛸料理に該当するものだったのかもしれません。
とこで・・・・
意外とみなさん知らないのが蛸は烏賊よりも“柔らかく”そして“甘い”のです。
たぶん、茹でダコのイメージが強烈なんでしょうね。
生の蛸、美味しいですよ〜。
僕は蛸と言うと、真っ先に“天ぷら”です。
サックリ衣に中はトロリととろけて甘い。
柑橘系をちょっと絞っていただくと、もう、たまりませんわ。
でも、意外と蛸の天ぷらって食べる地域が少ないんです。
瀬戸内海沿岸が中心でしょうか。
その、たこ天の分布と正比例する蛸の食文化がもう一つ。

『たこ飯』高松駅弁製http://www.takamatsu-ekiben.co.jp/
「たこ飯」はたこ天とほぼ同じ地域に分布する食文化。
実は僕の故郷の松山の郷土料理としてもたこ飯はある。
本当に美味しい店は美味しいタコが入った時、旬の時期だけしか営業しない。
この21世紀の時代でもその姿勢は崩さない。
そんなだから今日、お手軽に紹介しようにも、なかなかこちらの都合と営業日が合わない。
向こうの都合に合わせて遠路四国・松山まで足を運ぶわけにも行かない。
折りをみて、そちらは紹介しようと思うが、これは東京駅でも買える。

しかも、特別な「駅弁大会」とかではなく、ほぼ毎日入荷するレギュラー選手なのだ。
東京駅中央コンコースにある駅弁屋祭http://www.tokyoinfo.com/shop-668.html
常時200種の駅弁が毎日全国から入荷する優れもの。
もちろん瀬戸大橋を渡って高松駅で買うのも良し。
高松駅弁とは、僕が岡山の作陽高校音楽科で寮生活を始めた頃からのお付き合い。春・夏・冬の休みとなれば寮を閉めだされるので実家の松山へ列車と当時は連絡船を使って大移動。ちょうどその中間点になるのが高松駅で、連絡船と四国内の列車との乗継で必ず足を止める場所だった。
実家に戻る時は急ぐ旅でもないので連絡船にすぐに接続する特急・急行から1本遅らせて高松駅でのんびり過ごしてから次の特急に乗車していた。特急や急行の自由席は僅かな乗継時間では満席の時が多かったので苦肉の策だった。構内には「さぬきうどん」の立ち食いスタンドもあり、まずは四国入りしたら儀式のようなものだった。
うどんで軽く小腹を満たして、駅弁を買って特急に乗りこむ、というのが毎度の事で、高松駅弁のほぼ全ての品目を網羅していた。
今は岡山から特急で瀬戸大橋を渡っても高松に寄らずにそのまま松山へ直行するので高松駅弁はかなり遠い存在になってしまったのだが・・・・
こうして毎日のように東京駅で買える時代になったのですねぇ。
さて、早速開けてみましょう。
ハイ!

最近この容器の駅弁が増えましたねぇ。
特に西日本の駅弁メーカーに多いようです。
御開帳!

タコ好きには美しい光景が広がります・・・

たこめしの基準は、とにかくご飯とタコの存在感にあります。
ご飯にタコの旨味がしみこんで、タコはこの上なく柔らかく、、、、、。
それをフォローするサイドディッシュ。

漬物類に・・・

煮物類・・・
僕は意外とこの海老の殻ごと煮に注目しています。
全国の駅弁の定番品目の一つですが、これが実に地域によって味付けが異なるのです。
高松駅弁のものは「甘め」「関西系」。
海老の身は甘い風味付けがされています。
地方によってはこれが塩系になったり、醤油系になったり、ちょっぴり柚子の香り付けがしてあったり、海老の煮物って実は見た目と違って全国で味付けの好みが違うので、これを食べると他の味付けの予測が立つんです。
昔鉄道一人旅をしていた頃は、幕の内スタイルの駅弁の中に入っているこの海老の煮ものを食べて、美味しかった所にその次の旅で迷ったら泊るというちょっとしたバイブルになった事もありました。
ここの味付けは「懐かしい〜」感じ。
いや、実際に懐かしい。

やはりこのタコはプリッとしていて、それでいて噛むと柔らかく、味がしみ出してきます。
自分でタコを料理しても、なかなかこのプリプリ感が出ないんですよねぇ。
この見た目の通りのプリプリ感、たまりません。

錦糸卵もちゃんと味付けされているタイプ。
ご飯との相性も良し。
タコがとにかく申し分なく美味しい。
この夏は、たこめしでタウリン補給、夏バテ解消と行きましょうよ


★CDを“ドスドス”探したい人の味方!

■ジャズ全体http://www.hmv.co.jp/artist/rank/0/genre/800/
【楽器別】
■ヴォーカル
■トランペット
■トロンボーン
■サックス
■フルート
■クラリネット
■ピアノ
■オルガン
■ビブラフォン
■ギター
■ベース
■ドラム
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━












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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)

VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
■HMV
■amazon.co.jp
■disk UNION
■山野楽器
■新星堂
■ベガ・ミュージック・エンタテインメント
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■セブンイレブンネットショップ
他
どうぞご利用ください。










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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/7/30
社会見学は香りがプンプン・・・・ 火曜:街ぶら・街ネタ
都会を抜けだすのが快感の季節。
目の前は・・・・

ブドウ畑

もう、これを観ただけで口の中に唾液が溢れるソコのあなた!
大丈夫ですか?
なだらかなカーブを描く丘をみてエアーリッシュ。
緑は目にも優しいんですから。
深呼吸なんかするのもいいですね。

あんまり大きな声では言えませんが・・・・
このところの集中豪雨とか見ていると、「まだ梅雨は明けてないんじゃないか」と密かに思っていたりして。。。
一日の中で目まぐるしく天候が変るのですよ。
夏、と言ったらそれが安定した季節の事を言うハズ。
するとまだまだ梅雨の最中だよねぇ。

こちらも、晴天とは言えませんが、まぁ、下界よりは幾分夏っぽいかな。

今や貴重な“スカ色”の中央線普通電車が木立の中を駆け抜けて行きます。
夏休みだなぁ。。。
って一瞬の光景です。
ここは・・・・

中央線“勝沼ぶどう郷駅”
まぁ、その名の通り、駅前から観る物全てが・・・・

ぶどう畑。
一見涼しそうに見えますが、先日の猛暑ではこの麓の勝沼が全国で一番暑かったり。
でも、この山と緑を観ているだけでも気持ちはエアーリッシュそのもの。
いや〜、いいですねぇ。
夏の甲斐の国と信州は魅力いっぱいです。
魅力いっぱい、いや、一杯、もとい、何杯でも・・・・
と、言うのがイケない事にこの近辺には溢れているのですよ。

工場見学!
もちろん社会見学としての、工場見学です。
っえ?
何の工場かが問題だって?
エ〜、この写真から御想像いただけますかな・・・

もう、さっきから、いい香りがプンプン・・・
どーしましょ

いい香りのもんはゆっくり、じっくり寝かせていますよ・・・
ホラッ!@@;

もうおわかりですね。
ワイナリーの見学です。
この先のトンネルを上がるとそこは工場直営店!
ちょうど団体さんがバスでワンサカと押しかけて来たのに紛れ込んでみましょう。
いろいろ試飲が並んでいますねぇ。
っあ、今日は僕はドライバーなので同行者が張り切っております!
オイシイ?
だろーな。

“シャトー勝沼ワイナリー” http://www.chateauk.co.jp/ 左が工場で右が直営店。二つの建物は地下で繋がっている
でも、ここでそんなにペースを上げちゃイケませんよ。
だって、この先の丘の上には・・・

“勝沼ぶどうの丘”http://budounooka.com/
先日の暑さに開き直って「日本一暑い町勝沼」を記念してのワインプレゼントなんかもやっていました。
っえ? そうなんですよ、その気になったら泊り込みで地下のワインカーヴで試飲も出来るんです(笑)
っえ? そうなんですよ、約180銘柄・約2万本の甲州ワインが試飲出来る優れもの
っえ? そうなんですよ、試飲容器のタートヴァン(1100円)を買って地下のカーヴに入って手当たり次第に・・・
っえ? そうなんですよ、もちろん試飲ですからゴックンしないで・・・・みんなゴックンしてますケド。。
っえ? そうなんですよ、これも社会見学ですから、バーやバルにいるのとは主旨が違います!(きっぱり)
っえ? そうなんですよ、僕は一滴も試飲できませんが、帰ってからゆっくり味わいま〜す。
今日は社会見学ですもの。。。
っえ? 同行者ですか? 目がすわって来ました・・・

倍返し、とか、百倍返しだ!、とか訳のわからない事を口走っております。。。。
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チェキラ!
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2013/7/29
ちょっとした事・・・・“ドスドス”は新たな顧客の登竜門 月曜:ちょっと舞台裏
ちょっと涼しくなったと思ったら、毎日のように午後からはどこかでゲリラ豪雨です。
おまけに週末はあちこちで花火大会が中止。
それも始まってしばらくしてから、という状態で、
どうやらまったく予測不能な状態で集中豪雨が発生しているようだ。
土曜日の夜、チラリとテレビを見たら、ちょうど隅田川の花火大会の中継のようだった。
「あ、ちゃんと墨田区のほうではやってるのね」と思って通り過ぎたのだが・・・
それは去年の花火大会の録画だったらしい。
紛らわしいなぁ〜。
すっかり騙されちゃったよ。
よっぽど切換えが利かなかったのだろうか。
中継を組んだテレビ局もお疲れさん、だ。
ともかく、これでは野外のイベントは恐ろしくて組めなくなるかもしれないね。
本当に時代は変ってしまったようだ。



ちょっとした事が便利。
ネットは情報が氾濫しているから「ほしい」情報が「ほしくない」情報に埋もれているケースもある。
空いた時間はCDショップに駆け込むのが一番だったのだけど、最近は売り場縮小の為か、まぁ、探すのに一苦労するようになってしまった。
それに、前から言ってるように、ジャズとかの売り場は「楽器別」に陳列しないと新しい顧客が増えるはずがない。
自分でレコードを買った事がない店員がいる時代だ。その事の意味がわからなくても仕方がないか。。。
昔のように楽器別に並べてくれている店もあるのだけど、まぁ、物凄い狭いところにグシャ〜っと並べられているから疲れると言えば疲れる。。。
そう言えばCDになってからレコード時代よりも唯一便利になったのが“背”の部分の表示がレコードに比べると見やすくなった事。
レコードだと薄っぺらいから“背”の部分だけで探すのはかなりコツがいった。

そこでレコード時代の主流は“ドスドス”。
何の事かわからない人も多いでしょうが、要するにレコードが並べられている平置きのショーケースなら、ジャケット正面から一枚、一枚をチョロっと抜き出して興味がなければそのまま手を離し、興味があれば抜き出す。これを電光石火の早業でチェキラするのが“その筋の通”と言う事で、ショーケースの底は木張りだったのでレコードが手から離れて降りると“ドス”っと言う音がする。
達人がこれをやると、ドス・・・ドスドスドスドスドス・・・・ドスドスドスドスドスドスドスドス・・・
・・・の部分は抜き出して眺めているところ。
ショップからすれば商品だからあんまり“ドスドス”してもらっちゃ困るのだけど、まぁ、買う側は常に“戦闘態勢”で傾れこんで来るものだから仕方なく容認していた。
専門店になるとその“ドスドス”したものをレジに持って行くと、奥の棚から新しいものを出してきてくれたものだ。
CDと違ってケースが皆紙だからジャケットそのものが不良品になるものでも無かったが・・・
でも、あの“ドスドス”も、楽器別に並べられていて、有名処は個人名のパーテーション、その他はその楽器別のパーテーションに納められていたから“掘り出し物”を探すつもりでドスドスしていたわけだ。
つまり、目安が立たなければ“ドスドス”も無いのだ。
この“ドスドス”こそが「新しいアーチストとの出会い」の時間だった。

このちょっとした事こそが・・・・
レコードショップに行く最大の楽しみなわけだ。
良質のリスナーは、世間で話題になろうがならまいが、まったく関係なくドスドスしながら自分の趣味と領域にどんどん資金を注ぎこんで広げて行くのだ。自分を信じて。
何でもライブみたいなのとはまったく別のリスナー。
そういう経験がないとわからない事だが、CDショップの陳列一つ取っても「見やすい店」と「見にくい店」に分かれる。
たぶんCDから入って来た人にはわからないだろう。
でも、ネットショップでも同じで、探そうにも「どこから探せばいいのよ、ったく〜・・・」という状態が続いている。
最初の頃は便利に思えた南米の源流も、最近は情報量が増えている割には同じものがたくさん出品されて「避ける」のに一苦労だ。
やっぱり、あの“ドスドス”感覚がいいなぁ。
そう、そういう時は、やはりココですよ。
先月チラリと紹介したらエライ反響にびっくり。
みんなやっぱり“ドスドス”したいんだよ、たぶん。
このままじゃ、情報に泳がされるだけで自分を見失っちまう。
そんな時に、ココはレコード屋のプライドにかけて客が“ドスドス”しやすいように構築しています。
別に特定のショップを贔屓にしているんじゃなくて、他のショップもせめてこのくらいのデータの整理と活用はやってほしいのです。

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ちょっとした事だけど、楽器別にあるから“ドスドス”出来るんだよねぇ。
これがわかっているショップとそうじゃないショップでは、ネット販売で差が付いて来たような気がする。
ジャズの入口なんて、アイドルと違うのだから、それなりに戦略も変えなければ・・・・
ココで心おきなく“ドスドス”しましょう!
こういうちょっとした事、けっこう今の時代に必要不可欠ですよ。
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/7/26
ヴィブラフォンもマリンバも一歩先行く余韻をコントロール/続・いい音はいい耳と柔らかい頭から生れる 金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック
毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第三百二十回目の今日は『ヴィブラフォンもマリンバも一歩先行く余韻をコントロール/続・いい音はいい耳と柔らかい頭から生れる』と言うお話し。
ココまでの金曜クリニックをご覧になりたい人は左のカテゴリー(またはこの記事のタイトル右側にある)「金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック」をクリック。この記事に続いて過去の記事全てを見る事が出来ます。チェキラ!



まずは先週からの続き。
自分の楽器の最低音、或いはその半音上から全てのスケールを練習するという発想が生む“頭の柔らかさ”とは?
先週の譜例に付け加えてみましょう。
■Eb Majorを楽器の最低音“F”から弾く

(クリックで別窓拡大/以下同じ)
このスケールをコードネームで表現するとFm7。
Key of Eb の IIm7になります。
もちろん当たり前ですが、このスケールはEb majorのダイアトニック・スケールコード全てに共通するものです。
音階順にFm7、Gm7、AbMaj7(#11)、Bb7、Cm7、Dm7(b5)、EbMaj7。
■D Majorを楽器の最低音域“F#”から弾く

このスケールをコードネームで表現するとF#m7。
Key of D のIIIm7になります。
音階順に共有するダイアトニック・スケールコードを書くと、
F#m7、GMaj7(#11)、A7、Bm7、C#m7(b5)、DMaj7、Em7。
■Gb Majorを楽器の最低音“F”から弾く

このスケールをコードネームで表現するとFm7(b5)。
Key of Gb のVIIm7(b5)になります。
音階順に共有するダイアトニック・スケールコードを書くと、
Fm7(b5)、GbMaj7、Abm7、Bbm7、CbMaj7(#11)、Db7、Ebm7、
あまりに当たり前ですが、では整理してみましょう。
最低音をFから始められる長音階は・・・7つの調。
F、Gb、Ab、Bb、C、Db、Eb。
最低音をF#から始められる長音階は・・・5つの調
G、A、B、D、E。
楽器をフルに活用する為には、それぞれの調を最も広いレンジで練習しておく必要があるわけですね。それと共に、それぞれのコードの機能とコードスケールの仕組みを理解するヒントにもなります。
この方法で全ての長音階、短音階を練習すると、いちいち主音の位置を12箇所(短音階を含むと24箇所)移動する事なく、たった二つのスタート地点からフルレンジに練習出来るわけで合理的であると同時に、長音階と短音階以外にもいろんな音階が存在する事を楽器を通して学ぶ事が出来ます。
高校でマリンバを始めた頃、スケールの練習をしていると“C”から始まるマリンバやピアノが何のストレスもなく2オクターブ、3オクターブのレンジで演奏出来るのが羨ましくも思えたものですがこれは間違いでした。見たまんまに何も考えずに弾くスケールの練習は、如何に間違いなく速く弾けるかを競う単純な“腕慣らし”でしかなかったのです。
ヴィブラフォンで“F”又は“F#”からの狭いレンジを駆使して全ての音階を弾く練習をしている内に、主音に頼らずとも調の中にいる事(ある意味での移動ド感)や、コードとその隙間の音階の仕組みなど、いろんな発見に繋がりました。
また、テクニック的にもスケールの弾き始めを楽器の最低音に固定する事によって、いわゆる手順についても考える切っ掛けになり、ダブルストローク、トリプルストロークを使ったスケール練習をするに及び、知らずの内にルーディメントと繋がっていました。(その後東京に出て来るまでルーディメントという言葉すら知らなかった)
もしも、従来通りスケールをそれぞれの調の主音から、ひとつずつ移動し、決まり切ったように上行はL-R-L-R,下行はR-L-R-L...と左右交互のシングルストロークしか練習しなければ、恐らく高校生の僕はスケール練習で得られるいろんな音楽のヒントに気付かなかったでしょう。
さぁ、そうなると、“C”から始まるからと言って、もうC Major と C minorのスケールしか練習しないなんて事も無くなるわけです。
★最低音が“C”の楽器の場合・・・・
普通にC Major(dur)を2オクターブ弾くと

(実際には5オクターブマリンバの場合このオクターブ下になります)
基本となるC Major のスケールで音階順に出来るダイアトニック・スケールコードは、
CMaj7 Dm7 Em7 FMaj7 G7 Am7 Bm7(b5)。
■G Majorを楽器の最低音“C”から弾く

このスケールをコードネームで表わすと CMaj7(#11)。
Key of G の IV Maj7になります。
音階順に共有するダイアトニック・スケールコードを書くと、
CMaj7(#11)、D7、Em7、F#m7(b5)、GMaj7、Am7、Bm7、
■Db Majorを楽器の最低音“C”から弾く

このスケールをコードネームで表わすとCm7(b5)。
Key of Gb の VIIm7(b5)。
音階順に共有するダイアトニック・スケールコードを書くと、
Cm7(b5)、DbMaj7、Ebm7、Fm7、GbMaj7(#11)、Ab7、Bbm7。
このように、譜例や譜面で解説されると「ややっこしい」ように見えるかもしれませんが、楽器を前にして実際に演奏してみればとても簡単な事だと気付くはず。特にヴィブラフォンやマリンバ、ピアノやオルガンなど、鍵盤が目の前に並んでいる楽器にとってこれらは「視覚的」に理解出来てしまうから、練習を始めてみれば、「な〜んだ、こんな簡単な事か!」と思うはず。
そりゃそうだ。
僕が高校の時に見つけたやり方なのだから複雑なわけがない。(笑)
もちろん他の楽器でも、自分の楽器の最低音とその半音上から全てのキーのスケールを演奏する練習をする内に、僕がここで説明している事がとても単純な発想だとわかるはずです。
一時的に自分の楽器を最低音を主音とした調の楽器(ヴィブラフォンならF管、クラリネットならD管・・・)と思い込んでトレーニングするといい。
さぁ、そうなると今度は先々週に少し試した“耳”の訓練が重要となってくる。
“耳”はただ聴こえるだけでは何の役にも立たない。
“耳”は“知識”と連動して初めて音楽として機能するようになる。
■再び“耳”の訓練。“耳”と“知識”を連動させる訓練
先々週に、お試し聴音で使った曲を再び活用しましょう。

先々週のサンプル音源はテーマの五小節目でF.O.していましたが、今度はその続きが聴ける音源を開いて聴音してみましょう。
以下のリンクに進み、
題材『DEPOIS DO NOSSO TEMPO / Sonia Rosa』
http://www.avexnet.or.jp/soniarosa/discography/
開いたページの、
・・・・2005年度グラミー賞シンガー、イヴァン・リンスとのデュエット曲ほか全12曲収録!!・・・・
のアンダーラインのところをクリックしてプレーヤーを開きましょう。
先々週とは違い今度はテーマから始まる音源です。
まずは先々週のお試し聴音で採ったメロディーとコードの続きを採ります。
(1)テーマのメロディーを歌に近いニアンスで採りましょう
テーマの五小節目以降のメロディーを採ります。なるべく歌がフェイクしているままに書いてみましょう。

このように「Theme」の四小節目までは先々週に採っています。
回答 : こんな感じに歌っています。

(2)続いてベースを採りましょう。
コードを特定するためにはベースラインの聴音が不可欠。
自力で採れなかった人は、ベースのレンジが出る音源のピアノ、又はキーボードで音源と一緒にベースラインを弾いて音のイメージを記憶しましょう。
回答 : こんな感じに動いています。

(3)ベース音をヒントにコードを特定しましょう
元々のキー、或いは一時的な転調の中でのダイアトニックなスケールを持つコード以外にはわかる限りテンションを表記しましょう。
ソロを演奏する時に必要なコードスケールの割り出しに繋がります。
回答 : 必要最低限のテンション表記を加えました。

さぁ、お疲れ様。
これで終了・・・・・
ではないのですよ。
ここからが肝心です。
この曲に出て来るドミナントコードの中で、コードスケールの特定に迷いやすいものがいくつかあります。
これをアナライズするには、なぜそのコードスケールになるのかという理由がわからなければただの「想像」になってしまいます。
インプロを演奏する時に役立つ知識は、それらを選別する“耳”と密接に連動しなければならないのです。
では、質問。
・この曲で聞き採った以下のドミナントコードのコードスケールを特定しなさい。
【質問1】二段目二小節目のD#7(b9)
【質問2】三段目四小節目のG#7(b9)
それぞれコードスケールを特定した理由も述べられるように準備しましょう。
もちろん聴音で聴こえたというのも理由にはなりますが、コードスケール全部が聞こえるわけではないので「聴こえる」以外の知識からの回答がここでは必要になります。
(以下次週)

本邦初のジャズマリンバ本・好評発売中!

『レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン/赤松著』(ヤマハ出版)
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)

VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
■HMV
■amazon.co.jp
■disk UNION
■山野楽器
■新星堂
■ベガ・ミュージック・エンタテインメント
■Yahoo!ショッピング
■楽天市場
■ヤマダ電機WEB.COM
■セブンイレブンネットショップ
他
どうぞご利用ください。










■赤松敏弘MySpace
そして、コチラはオフィシャルサイト
■赤松敏弘Vibraphone Connection
掲示板に替わって登場、オフィシャルな(?)つぶやきTwitter
■赤松敏弘 Vibstation's Twitter
新しく追加のコミュニティー
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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/7/25
いつの時代でも独自のサウンド美学で輝いているギターリスト 木曜:Jazz & Classic Library
個性的なミュージシャンは最高の自分を自分一人で造り上げる事ができる。
ギターリスト、ラルフ・タウナーを見ているといつもそう思う。
もちろん彼は“OREGON”という素晴らしいバンドを長年に渡って続けているし、ヴィブラフォンのゲイリー・バートンとの究極のデュオを何度も行っているのは承知の上だ。
近年では、コンスタントにギターのソロ作品集をリリースするし、その孤高の音楽の成熟振りはますます冴え渡っていると思う。
長年に渡って聴き続けているラルフ・タウナーのアルバムの中でベストを一つ、と言われると何を選ぶだろう?
僕は迷わずにコレを引っ張り出してくるな。





『DIARY/Ralph Towner』(ecm/1974年)
1. Dark Spirit
2. Entry In A Diary
3. Images Unseen
4. Icarus
5. Mon Enfant
6. Ogden Road
7. Erg
8. The Silence Of A Candle
Ralph Towner(12-string and classical guitar, piano, gongs)
rec:Apr/4 & 5/1973

ラルフ・タウナーというミュージシャンは「生」を先に見て、「音」を後で聞いた数少ないミュージシャンの一人。
もちろん、有名処のサイドメンとして来日して「生」を先に見ているミュージシャンはたくさんいるけれど、印象に強く残るサイドメンはそんなに記憶がない。
他にはスタン・ゲッツのバンドで来日した時のピアニスト、リッチー・バイラックくらいのもの。どちらも高校時代の経験だ。
1974年5月31日大阪サンケイホールで行われたヴィブラフォンのゲイリー・バートン来日公演はミック・グッドリック(g)スティーヴ・スワロウ(b)テッド・サイブス(ds)によるゲイリー・バートン・クァルテットに新人のギターリスト、ラルフ・タウナーが加わって三部構成の豪華なコンサートだった。
コンサートのチケットと共に高校音楽科の寮に届いたインフォメーションには、ゲイリー・バートンの最新作のチラシに加えて新人ギタリスト、ラルフ・タウナー・デビューというチラシが入っていた。
ウェーザーリポートのナントカというアルバムに参加!とサブタイにあったのだけど、肝心のそのアルバムを知らない田舎の音高生にはチンプンカンプン。
まぁ、ゲイリー・バートンが連れて来るのだから間違いないだろう、、、と、そんなつもりで会場に足を運んだ。
小学校の頃からレコードやテレビではすっかり馴染んでいたものの、この時が初の「生」のゲイリー・バートンと言う事もあって、気持ちはすっかりゲイリー・バートンのマレットさばきだったのだけど、二部が始まってさっきまでのバンドとは打って変わってラルフ・タウナーと二人だけで出て来て始めたデュオの世界は、それまでの逸るような気持ちを一瞬で解放してくれるような忘れられない感動の世界だった。
それは本当に目の前の出来事の時間が止まったような静寂に包まれた世界。
それまでに体験していた歴代ジャズメンの来日コンサート(スタン・ゲッツ、マイルス・デイビス、ウェザーリポートなど)では味わえなかった世界がそこにはあった。
二部の後半は再びバンドが加わり全員による演奏で賑やかだったが、この日はその真ん中にポツンと空いた静寂の時間がいつまで経っても頭から離れなかった。
当然ながらその日は会場のロビーで売っていたラルフ・タウナーのデビューアルバムを記念に買って帰った。もっとも、ゲイリー・バートンのアルバムは既に購入済みだった事もあるが・・・
大阪サンケイホールから福知山線の終電、さらには山陰線の夜行と乗継いで鳥取から始発の因美線を経由して翌朝の始業時間ギリギリに高校に到着した時に持って帰った記念のレコード。
それがこのアルバム、『DIARY』だった。
いきなりタウナー・モード全開の1曲目“Dark Spirit”。
最初のコードB/C、それに続くE/C。さらに追い打ちを掛けるようなC#/E・・・・
もうこの部分だけでも音高生はノックアウトだった。こんなに刺激的な世界がジャズにもあるんだ〜。
この時すでにチック・コリアとゲイリー・バートンのデュオはリリースされており、キース・ジャレットもソロコンサートで吠えまくり翌年のケルンコンサート目がけて突進中。
前年来日公演を見たマイルス・デイビスの電化バンドといい、このラルフ・タウナーといい、こんなに次から次へと新しい音の世界が生まれて来るジャズの世界が面白くて仕方がないという、そんな時代の正にドストライクな音だ。
この時代のジャズを聞けば、ロックも、クラシックも、ポップスも、ファンクも、そして民族音楽へも、どんなジャンルの音楽にも通ずる時代の写し鏡、まさに成長期。そんな時代だった。
後にラルフ・タウナー自身12弦ギターは好きでは無かったと語っていたが、この頃は彼のトレードマークと言ってもいいほどの世界観を出していた12弦ギターによるソロの“Entry In A Diary”。
短いがとても印象的な演奏。彼が紡ぎだすアッパーストラクチャートライアードの源流を見る思いがする。
音楽はハプニングとスリル。ゴングで始まる怪しい雰囲気は“Images Unseen”。ゴングの余韻とギターがスペーシーに絡み合い、やがて到達する恍惚と臨界の世界。まるで前衛バレエを観るような衝動を感じるハイテンション。寮で隣り部屋だった同級生のN森(現・日フィルのファゴット奏者)もお気に入りで彼の脳裏にも僕と同じ印象があったようで、ある日これを聞いていたら突然僕の部屋に前衛バレエダンサーよろしく乱入乱舞した事がある(笑)
ホッとするような(と言っても他のアーチストと比べるとまだまだハイテンションなのだけど)12弦ギターのイントロから導かれるロマンチックな“Icarus”は先のゲイリー・バートンのコンサートの時にデュオで演奏していたのが忘れられない(ゲイリー・バートンの来日公演翌月に録音された二人のデュオ・アルバム“MATCH BOOK”に収録)。このアルバムを代表する曲。ピアノによるソロがホット。
“Mon Enfant”はトラディショナル・ソングをヒントにまとめたものらしい。クラシックギターによるソロで、タウナーの音楽観がよく現れた演奏でギターの愁いを帯びた音色が心に滲みる。
コンテンポラリー・タッチなイントロで始まる“Ogden Road”は再び自身のピアノがギターに加わる。この頃のチック・コリアと似たサウンドが展開される。ピアノに続いて登場するギターソロはAのオープン。開放弦の迫力に満ちたソロへと繋がる様が見事。ちょっぴりチック・コリア風にピアノが絡みテーマへと戻る。
ギターをパーカッシヴに追及するかの如くエネルギッシュでリズミックな“Erg”。弾くだけでなく、はじく、叩く、ギターから発するありとあらゆる音を駆使して表現したサンバと言ってよいだろう。
最後はピアノソロによる“The Silence Of A Candle”。
ギターリストの弾くピアノはピアニストの弾くピアノと違ってギターのように響く。
それがまたタウナーらしいロマンチシズムへと結びついているような気がする。
いつの時代でも独自のサウンド美学で輝いているラルフ・タウナーの世界。
その輝きは最初のアルバムからしてすでに全開だったのです。
今、再び、それを再認識。
余談ながら・・・・
僕のはCDになって初期のバージョン(アメリカ時代に買ったまだAAD表示のある盤)なのでやや音がギスギスしているのだけど(最近のCDは無音状態が綺麗。昔の盤はややギザギサしている)面白い事に気付いた。
鉄壁を誇っていた70年代のECM録音ながら、一番音量的に源音が小さかったと思われる5曲目“Mon Enfant”の4分50
秒辺りにどうやらスタジオの近くを排気量の大きな車が通ったようで、しっかりとそのノイズが記録されている。レコードでは全然気付かなかったよ。
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
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Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)

VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
■HMV
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■新星堂
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チェキラ!
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2013/7/24
そうめん in 冷やしかしわ汁・・・全調連報告 水曜:これは好物!
先週末、“勝手に全調連(全国調味料愛好者連盟/もちろん架空の団体です)”会員番号4番の岡田青年からクール宅急便が届いた。

彼の奥さんがパン教室に通っていて、そこの先生の知り合いが「めんつゆ」などを作っているそうで試しに買ってみたら“こりゃ全調連としては報告せねばならぬ!”と言う事で、送ってきたのだ。
しかも「めんつゆ」以外に「麺」も!!

つまり、この組合せでどーよ、って事だな。
よ〜し、と機会を狙っていて遂に決行!
今日は簡単レシピ付き。
【そうめん in 冷やしかしわ汁】
こう暑いと食慾が減退。
そんな時に我が家ではこんなメニュー。
昼に仕込んで外出後、夜にいただく。
ひと手間掛かりますが、掛けただけ「幸せ」が増えます。
まず、基本セットはこんな感じ。

ネギ、めんつゆ、そうめん、鶏ササミ、生姜
好みで大葉などお好みの薬味を増やすといいですね。
(1)ササミを筋切りし、一口大に切る

(2)生姜をスライス 無ければチューブ生姜でOK

(3)甘とうを追加 (最近流行りのししとうの大型判、煮ても焼いてもいける)

一口大の大きさに切る

(4)鍋にめんつゆを張り沸騰させる

(5)沸騰したら具材を入れ火を通す

材料に火が通ったら冷まして冷蔵庫でキンキンに冷やす!

ここまでが仕込みで、お昼に10分くらいで仕込んで二時間くらい冷ましてから冷蔵庫に入れて、後はお出かけすればよし。



帰宅後・・・・
麺を茹でる間に軽く簡単サラダを作ってみましょう。
【簡単サラダ】
a.)材料 / レタス、トマト、調味料(赤&黒酢、ポン酢)

野菜を切って・・・・

まろやかポン酢(ヒガシマル製)1に対して・・・

南蛮たれ「蔵出し醸造・赤酢黒酢」(三重県熊野・みふね酢蔵製)同量を合わせ

野菜に和えれば出来上がり

ちょっと全調連:南蛮たれ「蔵出し醸造・赤酢黒酢」http://mifunesu.com/

我が家の必殺ビネガー。甘みと深みのダブルパンチが味わえる酢。
このサラダに唐揚げなど揚げものをトッピングすると、あらら! 南蛮漬け、つまりマリネに早変わり!
お試しあれ!
【そうめん in 冷やしかしわ汁・続き】
帰宅後、そうめんを茹でる。
(6)そうめんを茹でる

このそうめんは七分とやや長めの茹で時間。
(7)ボウルに冷水を用意し茹であがった麺を〆る

(8)つゆ、麺を容器に盛り出来上がり

つゆの中に味のしみたササミ、甘とう、生姜と具沢山。

この麺、初めての食感ですねぇ。

ツルツル、シコシコ、という表現は讃岐うどんを形容する時にぴったりなんだけど、この麺はひやむぎと細うどんの中間くらいの太さで、“しなやか”なコシがあります。

つゆは岡田青年がお薦めするだけあって素晴らしい。
そこに冷やすと鶏出汁と生姜がさらに利いて、これが食慾を増しますよ〜。
おろし生姜と刻みネギを加えて・・・

っんまい!
甘とうがまたいいアクセント!

蒸し暑い日の夕方には最適。
今日はビールと、鯛の刺身を例のマルマサ上撰しょうゆで玉子掛け風“宇和島風たいめし”でごはんもサクサクと。

前にも紹介した“宇和島風たいめし”の造り方は超簡単。
材料 / 鯛(刺身/実は薄身のほうが美味しい) 玉子 マルマサ上撰しょうゆ(無ければあまくち醤油で代用可)

玉子二個に対して上撰しょうゆキャップ三杯。
ワサビ少量をいれて普通の玉子掛けごはんと同じ溶き卵を作る。
鯛の刺身に胡麻と沖縄のシークワーサ―を絞って爽やかに。

炭水化物マンの面目躍如?

鯛の刺身をご飯にのっけて、

上から玉子掛けごはんの要領で刻んだ大葉、ネギ、胡麻、と少量のワサビと共に、ハイ、出来上がり!

イケません、イケません。。。
夏の食卓、至高のメニューです。
岡田青年、ありがとう!
【出演・新人の部】

『手延べうどん(細口)』菱中麺業・岡山県浅口市

『手作りめんつゆ』生活研究協議会共同加工所かめさん・愛媛県西予市
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━












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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)

VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
■HMV
■amazon.co.jp
■disk UNION
■山野楽器
■新星堂
■ベガ・ミュージック・エンタテインメント
■Yahoo!ショッピング
■楽天市場
■ヤマダ電機WEB.COM
■セブンイレブンネットショップ
他
どうぞご利用ください。










■赤松敏弘MySpace
そして、コチラはオフィシャルサイト
■赤松敏弘Vibraphone Connection
掲示板に替わって登場、オフィシャルな(?)つぶやきTwitter
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新しく追加のコミュニティー
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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/7/23
レインボーブリッジ行ったり来たり・・・ 火曜:街ぶら・街ネタ
夜の空港。

エアポートという言葉が似合う時間。

昔は高かった駐車場も今では一日24時間で1500円。
送迎なら30分以内は無料だ。
早朝と深夜利用の時はありがたい。
日中はもっぱらリムジンバスで寝る事にしている。(笑)
十中八九横羽線経由だった頃とは逆に今や十中八九が湾岸線〜レインボーブリッジ経由。

日中〜午後9時頃までは相変わらずレインボーブリッジを渡り切ると渋滞にハマるのだけど、各地からの最終便が羽田に着く頃にはすっかり空いている。

橋としては最早そんなに巨大ではないが、なんせココからの眺めはニューヨークにも優るとも劣らない光景に変貌した。

湾岸地区は倉庫と決まっていた横羽線オンリーの時代からは想像出来ない光景が目の前に広がる。

ただ、、
やはり不況はまだまだ続いているのだろう。
夜の首都高はめっきり車の数が減って、なかなか戻らない。
利用する側にとってはこれほど快適な道はないのだけどね。

やはり「いいね!」トーキョータワー。

2020年トーキョー・オリンピック誘致をアピールする照明のようです。
スカイツリーが注目を集めているけど、やっぱりタワーとしての形はこちらのほうが好きだな。
いつの時代になっても、側を通るとついつい眺めるトーキョータワー。
この日は台場に向けて逆方向。

新宿マンハッタンを通過中・・・・

首都高4号新宿線。
最も頻繁に使う路線。
赤坂見附の手前に来ると・・・

すっかり影も形も無くなった旧・赤プリ付近の闇・・・

まったく、高層ビルを建て替える時代になるなんて誰が想像しただろうか。
あんな大きなビルは永遠に建っているものと思って疑わなかった。
ニューヨークのマンハッタンのビル群なんて赤プリの寿命に比べると何倍も長寿な建物だ。
地震と湿気の国の宿命か・・・
この暗闇。
実は日中通ると以前は見えなかった西洋建築の旧館が見える。
1930年竣工らしいから80年を超える木造建築だ。
1983年に竣工した40階建ての赤プリがたった30年で先に解体されるという不可思議。
まったくわからないものだ。
トーキョータワーはブルーの配色。

再びレインボーブリッジ。

台場方向

こちらも随分景色が変りました。
昔はフジテレビくらいしか目立つ灯りはありませんでしたが・・・

そうそう、この先の湾岸線との分岐点の有明ジャンクションに、以前はシェルターのようなものが道路を覆っていたのでそれを切っ掛けに右折レーンへと入っていたのですが・・・

ある時、急に覆いが無くなってすっかり様相が変化したのに気付かず、そのまま走って逆方向に入った事がありました。
あれは何のためにあった覆いなのでしょうね。
この道が出来た時からずーっとあったんですが・・・
ともあれ空いているのは利用者側には好都合。
まぁ、700円から900円に値上がりして一般利用が減ったという噂も・・・・
痛し痒しとはこの事かもしれない。。。
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
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4.White Forest-----by Hakuei Kim
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ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
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Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/7/22
音楽は音色ではない・・・ 月曜:ちょっと舞台裏
ドドーン、ボム、バ〜ン、ポポポン・・・・
午後8時直前の投票から戻って来ると、何やら外で音が・・・・
っあ

この音は・・・・

やっぱし。
隣り街にある競馬場付近で花火大会だ。

嬉しい事に、この時期になると我が家からは毎週末全方位のどこかで花火大会をしているのが見える。

今年の第一弾かな?

河川敷とかで見る花火と違って、街の上に花火が上がるような錯覚があってなかなか面白いんです。

こんな時に冷えたビール片手に枝豆をつまむ、な〜んて出来過ぎな事、この夏に一度はやりたいと思っていますが、今日は家人があるコンサートに出て掛けているので、ココでやると“抜け駆け”になっちゃうので傍観するのみ。
出掛けたと言っても近所のホールなのでそろそろ帰ってくる頃ですが・・・



そうそう、ホールと言えば、やはり「箱」の音ってとてもリスキーな気がします。
帰って来た家人に「どうだった?」とコンサートの感想を聞くと、第一声が「ホールの音が良くなかった」と。
実はこのコンサート、僕が「行ってきなよ」ってチケット代を渡して半ば強制的に行かせたもの。
スポンサー(笑)としては、楽しめただろうかと、気掛かりなところ。
「音が良くなかった? そうか。内容は?」
興奮するとか、嬉しいとか、そういう反応はない。
なるほどね、僕がyoutubeを見て思った事と何となく似てそうだった。

例えば、もしもこれが、ホールの音が良かったら、どう思うだろうか?
たぶん印象はもう少し違ったかもしれない。このままならyoutubeのほうが良かったかもしれないね。
でも、それはどういう事なんだろう?
youtubeは動画と音が楽しめるが、音はマイクで録っている。
そう。
テレビの音楽番組はどう?
もちろんクラシックのコンサートだ。
するとこちらもマイクで録っている。
オーケストラなら随所にピックアップ・マイクを使って。
すると最初からクラシックと呼ばれる一般的なコンサートをホールに聞きに行った状態とは土台が異なっているわけだ。
昔から「レコードのほうが良かった」という意見がある。
今なら「テレビのほうが良かった」。
或いはもっと先進的なものなら「youtubeのほうが良かった」。
そんな事が起こっている時代だ。

もうお気づきだと思うけど、僕らが子供の頃から聞いていたクラシックを聞く環境と、現代の子供達がクラシックを聞く環境は土台からして違うのだ。
昔が良くて、今が悪いなんて話しじゃない。
そのように「音」に対する感覚がまったく違う環境の中で、しかも、たぶん、若年層のクラシックファンはデジタル再生機器でクラシックをイヤホンで聴いて育っている。
生音以前にスピーカーという存在すらスルーしているわけだ。
クラシック系のレッスンに限らず音楽を教わる時はレッスンの様子を記録媒体に録音する。
自分がどのような事をサジェストされているかを後で何度も確認しながら練習するからだ。
僕らの時代には“ウォークマン”というカセットテープによる心強い味方があったし、今の時代ならICレコーダーや携帯の録音モード。ただ、昔のレッスンの中には「全部記憶して帰りなさい」と録音を許可しないものもあった(現在は皆無)。
さて、僕らの時代も含めて、それを再生する時に何で聴く?
そう、イヤホンなんです。
もう少なくともこの四半世紀以上前から、クラシックの世界に限らず音楽の現場ではイヤホンは当たり前に普及しているわけです。
そしてそれに違和感を唱える人は・・・・・
まずいないでしょう。
だから「生音」が大切だと力説するかと言えばそうじゃない。
彼らがイヤホンでクラシックを聴いて、どこに感動しているかに着目すべきだ。
それは恐らく内容、音楽の構造的な部分に近い内容を楽しんでいるように思う。

まぁ、とにかく今のクラシックのコンサートの会場には恐ろしいほど若年層の姿がみえない。
僕もそんなに足を運ぶほうではないが、この近年のクラシック系のコンサートに行くとシニア層が大半なのがちょっと気掛かり。
この層の人達は「生音」を楽しみに来ている。
もちろんホール慣れしている。
僕はどちらかと言うと、高校の頃からホールの音響には疑問を持っていた。が、それはジャズだからかと言うとそうでもない。
このホールでピアノの独奏を聞くと素晴らしいが、弦楽は聞けたモンじゃない。
ここでは金管は綺麗に響くが打楽器は風呂場のように乱反射して聴けたものではない。
前列で聞くと頭の上を音がかすめて飛んで行くのに、二階で聞くと随分まとまった音で聴こえる。
その時思ったのが、「これは生の音ではなくて、小屋(ホール)の音。まるで金魚鉢の中で聴いているみたい」。
なぜ金魚鉢なのかは不明だが、その時にパッと浮かんだイメージが丸い金魚鉢だった。
中学の頃からホールに足を運ぶのは好きだった。
しかし、何処のホールに行っても何か「耳を一生懸命慣らしている」感が抜けなかった。音響装置の入らないクラシックでも、音響装置の入るジャズでも。
僕はレコーディングの時でもヘッドフォンを重宝する。
スタジオの立派で大きいスピーカーからの音を浴び続けていると、繊細な中の音が聞きたくなるからだ。
もちろん録音する時のモニタリングはヘッドフォンなのだけど、ミックス作業の段階でもスピーカーからの音で全体のバランスを取ったら、必ずヘッドフォンで細部のチェックをする。
つまり、最終チェックがヘッドフォンなのだ。
スピーカーで聴いてもヘッドフォンで聴いても納得出来るレベル、というのが僕の中の指針。
こういうところから、たぶん、僕の耳は、アナログ・スピーカー族よりも今のデジタル・イヤホン族に近いと思う。

音楽は音色ではない。
そう思い始めたのはこの世界に入った直後だった。
よく、子供の頃からピアノの先生に「ここは窓の外に雪が降るような感じ」とか「これは夜空にお星様がいっぱい輝いている感じ」、あるいは「水面を霧が漂うような・・・」、情景描写と音楽をオーバーラップさせる教育を受けてきた。
たぶん、そのほうが子供にイメージを連想させるのが早いからだと思うが、これはなかなか抜けないものでジャズを聞き始めてからもずっとその情景描写的な音楽観はあった。
例えば、ドビュッシーをピアノで弾く時などはそういった印象付けから音楽表現を広げて行けたが、ラヴェルになるとそういった印象付けは空回りし、ラヴェルが曲を作った時代背景のみが音を支配する感じがした。
逆に言えば、僕なんかはそれが魅力に感じる。
音が持つ「時代感」が誰が弾いても出て来る。
いや、
どんな楽器で弾いても出て来る。
それが音楽の面白さだ。
もちろん、それが出て来ない演奏は失敗。
すると、僕は音楽は音色ではない、と思うようになった。
音色ばかり追求していると、一点にしか着目出来ない事が多い。
「いい音」という固定観念を持ってしまいかねない。
この事と、ホールの音というものは、僕の中ではややタブーなものとして同じエリアにある。
どちらも「音」なんだが、
なんか、音楽としてエクストラな位置にあるものなんだ。
もちろん汚い音が好きなんじゃないんだけど。
わかるかなぁ。。。
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
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8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
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ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
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ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/7/19
ヴィブラフォンもマリンバも一歩先行く余韻をコントロール/いい音はいい耳と柔らかい頭から生れる 金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック
毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第三百十九回目の今日は『ヴィブラフォンもマリンバも一歩先行く余韻をコントロール/いい音はいい耳と柔らかい頭から生れる』と言うお話し。
ココまでの金曜クリニックをご覧になりたい人は左のカテゴリー(またはこの記事のタイトル右側にある)「金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック」をクリック。この記事に続いて過去の記事全てを見る事が出来ます。チェキラ!



夏休みに入ったからか、先月のゲイリー・バートン師匠来日の影響か、中高生からの質問や問い合わせが増えています。直接全てに応えるのは無理だけど、ここにヒントをたくさん出しておきます。自分でキャッチして練習に応用してください。僕らもそうやって中高時代を過ごしましたから。
ステップアップの為の再確認として先週は音楽家を目指す場合の聴音について『ヴィブラフォンもマリンバも一歩先行く余韻をコントロール/いい音はいい耳から生れる(お試し聴音)』という実践の擬似体験でした。
ただ聴こえたままを採るだけなら学校の聴音程度で済む事ですが、聴こえた音をコードネームでまとめたり、メロディーをフェイクしている部分を原型を想像しながらまとめたり、という聴音は音の事をいろんな角度から学習出来ます。まだの人は是非先週の課題でお試しください。

当たり前ですが、音を採る時は譜面は見ないように(笑)。答え合わせの時だけ見てくださいね。



理論は身を助けるか?
これまでに見掛けたそんな質問に対する答えは決まって「そんな事はない」という、一見ある種の期待通りの答えだった。
でも、本当にそうだろうか?
理論など知らなくても音楽は楽しみながら出来るじゃないか。
そりゃそうだ!
音楽は数学じゃない(テンションとかコードに数字があるのを見て)。
ソリャソウダ!
昔のジャズメンは理論なんか知らなくても名演をたくさん残してる。
そりゃそうだ!
でも、ホントにそれが全てだろうか?
疑わしい事この上ない言葉かもしれない。
自分の身を助けたいのなら、音楽理論と呼ぶものではなく自己の音楽的な方法論を持て、です。
どんな感覚派の人間でも物事を繰り返す内に、上手く行った時の理由を自分なりに探り出すものだ。100回やれば百通り、1000回やれば千通り、そう信じても嘘ではないが、毎回まったくの白紙、つまりゼロからの出発を繰り返すのは至難の業だ。
まぁ、50通りくらいは頑張れば出来るかもしれない。
長調が12個、短調が12個、これを足して24個だからこれにいくつかのモードを足して35通りくらい、それに拍子を二拍子から七拍子で6通り、これで41個だからバラード、ファスト、スイング、ボサノヴァなどニアンスをとり混ぜれば50個くらいにはなる(笑)。
でも千通り、一万通りとなると、たぶんジレンマに陥るだろう。
まったくの白紙をいくつか用意しておくのは大切。
しかし、その他には、例えば白黒のスケッチをたくさん用意しておいて、その場の雰囲気や環境によって色付けしたり、手を加えたりする。
これも立派な「たった一回」だ。
ジャズで言えばこのスケッチが楽曲となる。
そして色を付けるのがコードという絵具の調合、というわけだ。
もちろん、絵具をそのまま使ったっていいが、16色なら16個しか種類はない。
それを様々に組み合わせて、その時に相応しい絵具の調合をするのがインプロヴァイズだ。
絵具にだって種類はあるぞ。
水性絵具に油性絵具。
例えば音楽で言えば水性絵具が長調、油性絵具が短調だ。
それらを取り出して調合しスケッチに手を加える。
その絵具を出すのがパレットだ。
パレットの上で調合する。
音楽理論はいわばこのパレットだ。
どの色をどれだけ混ぜようか・・・・
そんな事を想像しながら調合する場所。
それは決して苦行ではない、希望に満ちた場所であるはずだ。
もちろん絵を描かない人にはパレットは不要である。
音楽をやらない人には理論は不要である。
絵を見て、音楽を聴いて楽しむ心があればいい。
だけど、絵を描くなり、音楽を演奏するなりを始めた途端に、それらは必需品となって存在しているわけだ。
ただ、その絵具の調合によって個性が発揮できるものだが、元の色は既製品なのだ。だからその既製品の成分や性質くらいは知っておかないと調合しても思った通りの色合いにはならない。
その成分や性質が音楽理論の基礎になるわけだね。どんな変異も基礎との比喩無しには成り立たない。
音楽で説明すると理解しにくいものでも、こうやって他のものに置き換えてみると「なるほど」と思える事って多いはず。
逆に音楽以外の分野の人が、己の法則の説明に、音楽理論を使っていてくれるなんて事があると嬉しい限りなのだが、なかなか音楽はそこまで理路整然としたものに写らないかもしれないね・・・・っあ、理論整然ってシャレじゃないからね。

少し楽しくなるように考えてみましょう。
例えば移動ド。
難しいと思う固定ドの人も多いかと思う。
単純に鍵盤楽器なら「見たまんま」の人が固定ドだ。
だからちょっとばかし頭が固い面がある。「見たまんま」じゃないところに音楽の面白さがあるんだ。
■頭の体操とトレーニング
音楽は最終的には移動ドだと言われます。それはどんな音楽でも最初の入口にあるのはあまり転調などしないで「わかりやすい」調の中に存在する楽曲を据えているところから始まります。少し技術が向上すると「わかりにくい」調や転調が出て来ます。
この「わかりやすい」、「わかりにくい」というのがクセモノ。
殆どの場合が「わかりやすい」のは調号の殆ど付かない調を示し、「わかりにくい」のは調号の数が多いものを示しています。
これはまったく意味の無い事、見た目で判断しているだけです。
だから、「難しい!!!、嬰二短調の曲」なんてイメージが生れてしまうのです。
嬰二短調が難しい?
そもそも変ホ短調と考えればそんなに難しくないのになぁ。。。
ピアノで言えば五個の黒鍵と“ヘ”の音と“ロ”の音が入るだけ。
黒鍵五個と白鍵二個です。
みなさんがどんな楽器を演奏しているのかはわかりませんが、発想を切り替えてください。
まず、自分の楽器が「どの調」に最大の響きを与えられているかを確認するところから全ては始まります。
つまり、自分の楽器の「最低音」が何かを頭に描いてください。
それがあなたが選んだ楽器の「キー」なのです。
僕の場合はヴィブラフォンですから「F」です。
僕の基準は「F」なんです。

スケールを弾いてみましょう。
例えば2オクターブ。C Major(dur) とF Major(dur)

普通にスケールの練習と言うとどの楽器もこんな感じだ
よく管楽器で「何管?」ってあるでしょ。
あれです。
僕は鍵盤楽器は小さい頃から弾いていたので頭に入っていますが弦楽器と管楽器はあまり経験がなかったので中学の時に、極短い時間吹奏楽部に入ってクラリネットを手渡されて「はて??」と悩んだところから始まりました。
クラリネットは「Bb管(ドイツ式に言えばB管)」なんです。
それを渡されて吹けと言われ、「ド」と言われたポジションを押さえるとBbが出るのが不思議でした。壊れてるのか? コレ。。。(笑)
みんな「ベー管」と呼んでいるのに最低音は“D”が聞こえる。
なんだ、この楽器は二長調の楽器じゃないか!
ここから吹けばいいのに、、、、
と、まぁ、こんな状態だから「面倒な奴」扱い(笑)。こちらもジャズと無縁の場所に感じたし半強制的に入れられた感もあったので一学期でやめたんだけど、この発想は自分がピアノに対して持っていた固定観念を根底から崩す事になった。
僕のヴィブラフォンの場合、まず、全ての調を主音から練習しても2オクターブしかない。
いいですか、唯一、3オクターブのフルレンジでスケールを弾けるのはFしかない! こんなに狭いレンジなんですよ。
でも、音楽的にはそれが良かった。
そこで、全ての調を最低音の“F”、または調によっては“F#”から弾く練習を始めた。
■Eb Majorを楽器の最低音“F”から弾く

■D Majorを楽器の最低音域“F#”から弾く

■Gb Majorを楽器の最低音“F”から弾く

「よかった〜、わたしのマリンバは“C”から始まってるから今まで通りでいいのよね〜」
そんな油断は禁物です(笑)
高校で音楽科に入り、マリンバを専攻する事になって全調のスケールをそれぞれの主音から練習するのと合わせて、最低音“C”又は調によって“Db=C#”から始める練習に取りかかった。
これはとても楽しいものだった。
★最低音が“C”の楽器の場合・・・・
普通にC Major(dur)を2オクターブ弾くと

(実際には5オクターブマリンバの場合このオクターブ下になります)
■G Majorを楽器の最低音“C”から弾く

■E Majorを楽器の最低音域“C#”から弾く

■Db Majorを楽器の最低音“C”から弾く

主音からの単純なスケールの形以外のいろんな音階の存在を知る事へと繋がったし、手順に於いてもシングルストロークだけでなくダブルストローク、トリプルストロークのよい練習素材になったからだ。
その時に思った事がある。
旋律はいつも主音から始まるとは限らない。
和音はいつもI度から始まるわけじゃない。
和音というのはいつも根音が下に来るとは限らない。
曲にはいろんなケースがあるから、スケールの練習は自分の楽器のフルレンジでやっておかなきゃ意味がない。
それが後にジャズのアヴェイラブルノートスケール(Available Note Scale)とダイレクトに繋がるなんて、片田舎の高校音楽科の一年生には予測もつかなかったのだけど、ね。
まずはあれこれ考える前に頭の体操としてお試しあれ。
自分の楽器の最低音から最高音までフルに使って。
するとそこにはいろんなモノが詰まっているのにお気付きだろうか。
基礎とはそうやって自分で見つけて行くものなんだ。
(続く)

本邦初のジャズマリンバ本・好評発売中!

『レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン/赤松著』(ヤマハ出版)
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)

VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
■HMV
■amazon.co.jp
■disk UNION
■山野楽器
■新星堂
■ベガ・ミュージック・エンタテインメント
■Yahoo!ショッピング
■楽天市場
■ヤマダ電機WEB.COM
■セブンイレブンネットショップ
他
どうぞご利用ください。










■赤松敏弘MySpace
そして、コチラはオフィシャルサイト
■赤松敏弘Vibraphone Connection
掲示板に替わって登場、オフィシャルな(?)つぶやきTwitter
■赤松敏弘 Vibstation's Twitter
新しく追加のコミュニティー
■赤松敏弘facebook

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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/7/18
斬新なイントロが街中のスピーカーから聴こえていた頃 木曜:Jazz & Classic Library
また今日から猛暑がぶり返すそうですよ。
ふうーっ。
こんな時はどんな音楽がいいかなぁ、、、
そう思ってライブラリーを覗いていたら、「うん、コレだ!」と手に取ったのが・・・・





『BLUE PACIFIC/Michael Franks』(reprise/1990年)



(クリックで別窓拡大)
今日はテキストで紹介すると複雑になるのでインナーを掲示しました。
マイケル・フランクスは1977年に聞いた『Sleeping Gypsy』以来新譜が出れば欠かさず買い求めている数少ないアーチストの一人。つまり敬虔なマイケル・フランクスのファンという事になります。
大きく分けてマイケル・フランクスには三つのピークがあると見ていて、一つは前出の「Sleeping Gypsy」が世界的にヒットしたウエストコーストを感じさせる初期、続いて1985年の「Skin Dive」をピークとするアーバンスタイル(都会的に洗練されたスタイル)、そして1995年の「Abandoned Garden」をピークに始まるアコースティック回帰と成熟期。
しかしどの時期でも時代に敏感なサウンド作りを核としているところに一寸のブレもない。
長年マイケル・フランクスを聴き続けられるのも、そうした強い信念の元に音楽を作り上げているからだ。
もちろん注目すべきサウンド作りもある。
三つのピークのちょうど真ん中から成熟期への変り目にあたるこのアルバムは、バブル景気真っ盛りのトーキョーによくフィットしていた。
1990年の夏。
あらゆるメディアから流れて来たのがこのアルバムの1曲目“The Art Of Love”だった。
前年の夏に帰国して、ちょうど僕も売出し中の時期でもあった90年の夏の記憶がこの一曲にギュっと詰まっている。
最初に耳にしたのは野外のフェスティバルに向かう車の中だった。
打ちこみ全盛期の申し子のようなドラムンベースに刻まれるイントロが流れてきて「おっ、おっ、お〜!」と思っていると聞き慣れたマイケル・フランクスの声。
この人はホントに時代を先読みするなぁ、と感心した。
それから半年もしない内に、街中にドラムンベースに刻まれる似たような音楽が氾濫。
制作側にいる人間がどれだけマイケル・フランクスを音楽制作のバイブルとしていたか判明するような兆候だった。
それとリンクするように、実は僕の頭の中もこの1曲目が何百万回とリピートしていたのだけど、さて、四半世紀近く経ってアルバムを取り出してみると、どうやっても頭の中のインプットプレーヤーから2曲目以降が出て来ない。。。
これは一体どうした事か!?
あまりにも1曲目の印象が強烈で、どうやら他の曲の記憶が霞んでしまったようだ。
極端だなぁ。。。。
そんな状態なので、四半世紀近く経ってあらためて新鮮な耳で2曲目以降を楽しむ事に。
これはこれでとてもいい事だ。
二曲目“Woman In The Waves”は1曲目と同じジェフ・ローバー(J.L)がプロデュースしている。マイケル・フランクスは一つのアルバムに複数のプロデューサーを起用する。
自分が持っている楽曲に最適なプロデューサーと仕事をしようという姿勢は見習うべき点だと思う。
それぞれのプロデューサーの味が加味されてアルバムがカラフルになる。
この二曲はローバーらしく、特にこの二曲めは当時のアメリカンポップな指向が活かされて正にその時代の先兵的な音がしている。80年代後期にアメリカで耳にしていたテイストが蘇る。
三曲目“All I Need”はウォルター・ベッカー(W.B)のプロデュース。
四曲目“Long Slow Distance”になって音楽がパッと広がる。なるほど、これはトミー・リピューマ(T.L)によるプロデュースで彼のセンスとマイケル・フランクスが見事に一致している。この二人のコンビは長く、僕が最初に聞いたアルバム「スリーピング・ジプシー」もリピューマの単独プロデュースだった。
軽く流すジャズ・フィールの曲調とラフな造りの中にサウンドの広がりがあって、非打ちこみの世界。
コロコロとしたピアノ・ソロはジョー・サンプル。広がるギターはラリー・カールトンとくればまったく「スリーピング・ジプシー」と同じ。これぞマイケル・フランクスという世界だ。
不穏な空気が漂いそうなイントロから始まる五曲目“Vincent's Ear”。
プロデューサーはW.B。僕はベッカーの代表作を知らないのでここまで彼がどんなサウンド・プロデュースを得意としているのかわからなかったが、ビート・ミュージック的なアプローチではないエレクトリック・アコースティックに得意技があるように気がする。
再びポップで打ち込み度バツグンのJ.Lプロデュースによる六曲目“Speak To Me”。いわゆるジャンプするジャズ・ファンク系の曲で、この後のマイケル・フランクスのアルバムでも必ずこのタイプの曲が少数とはいえ継続されていたところをみると、1980年代的なサウンドも必須だったようだ。とにかくカッコよさが核だね。
一転してアーバンな雰囲気のバラード“On The Inside”もJ.Lによるプロデュース。たぶんローバー一人がプロデュースするとこの辺りのサウンドで全体がまとめられるだろうなぁ、という予測は立つ。
それが良いか悪いかではなく、このように適材適所から聞こえて来ると、実に無防備な状態で音楽に身を委ねたくなる。複数プロデュースの成功例だね。
やはりプロデューサーが変るとホントにサウンドがガラリと変化するねぇ。そんなところもこのアルバムの楽しみ方の一つで、七曲目“Chez Nous”は「スリーピング・ジプシー」の続編的なサウンド。もちろん演奏スタッフはカールトン〜サンプルのトミー・リピューマ組。同じポップな味付けでもジェフ・ローバーが出がけるとイーストコースト的なのに対して、このトミー・リピューマが手掛けるとウエストコースト的になるから不思議。
さっきのアーバンなバラードがイーストコーストとすれば、今度はウエストコースト的なポップバラード“Blue Pacific”。こちらもトミー・リピューマのプロデュースなのだけど、演奏スタッフはさっきとは異なる。しかし、このスケールの広がりといい、アコースティックを軸にする所といい、やはりリピューマの采配が効いているのが面白い。
最後はワルツ、ウォルター・ベッカーによるプロデュース“Crayon Sun (Safe At Home)”。こちらはピーター・アースキンやアレックス・アクーニァなどが名を連ねる。やはりサウンドはイーストコースト。どこか悲しげな余韻を残しながらエンディングを迎える。
最後のバースでマイケル・フランクスらしい展開に。
アルバムというものを如何に楽しでもらえるかを考えると、この適材適所を複数のプロデューサーが担当する方式は成功していると思える。CDの時代になって一番懸念されたのが45分→74分という収録時間の拡大化だった。ちょうどその頃からアルバム作りに携わっているで当時みんなが悩みながら制作していたのを覚えている。
音を発する側からすると収録時間の拡大化は歓迎する風潮が強かった反面、いくら時間的な制限が緩和されたからと言ってスタジオでライブをやるように録ったものは聞き返すと飽きてしまって商品にならなかった。たまたま僕はその両方の立場が理解出来たので、その頃にこういったプロデューサー毎のカラーを活かして一人のアーチストをディレクションする方式は今後のアルバムというもののあり方を明確に示すものだと思った。
しかし、音楽がパッケージ商品から配信に替わった辺りから、その辺りの事も含めて全体を見る目がちっとも養われていないどころか、単品主義で随分面白味に欠けたものが周りを覆い尽くしてしまって全体の進化を妨げているような気がする。
記録媒体どころか、生のステージですらなんだか“単品主義”が横行してしまったような気配すら感じてしまう。
四半世紀近く経って、改めて聴いてみると、その一つ一つの曲に対して費やすエネルギーの使い方のあまりの違いに、ちょっと驚いてしまった。
いいねぇ。
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)

VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
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■新星堂
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