2013/12/31
勝手にビストロ・居酒屋列車で松山。全調連分会を経て年越し鴨蕎麦だぜ2013 ■年末年始日記
勝手にビストロ・居酒屋列車で熟睡し、いつもの「しおかぜ」号で松山着は午前10時過ぎ。
ちょうど12時間の列車の旅だ。
飛行機だと一時間ちょっとの距離なんだけど・・・・・
飛行機にビストロ席はない! 「はい」。
飛行機に居酒屋席もない! 「はい」。
飛行機に個室はない! 「はい」。
まぁ、帰省にしろ仕事にしろ、そのちょっとした移動時間に旅を楽しむ、という高校の時からのポリシーでは鉄道がぴったりなんですね。
実家でのんびり・・・・な〜んてしてられません。
いろんなお正月の準備やら何やらで気が付くともう午後7時。
今夜は例の全調連(勝手に全国調味料愛好者連盟)の分会。
午後7時半から。
ただし、場所は限りなく実家に近いのでギリギリまで作業する。
で・・・
ジャ〜ン!!

かたや東の埼玉産金笛減塩醤油、こなた西の愛媛産越智ベジソース
全調連会員ナンバー002・平繁隊員ごくろうさまデス!
今日は会員ナンバー004の岡田青年が江戸へと旅立たれたので分会に。
前回のミッションの時に話題になって恋焦がれていたこのソース!!!

シ、シ、シリアルナンバー入り!!
しかも全238本!!!
さすが平繁隊員!
彼女は地元愛媛の民放あいテレビのニュースキャスター。
県内各地の情報に詳しい。

本日のお料理はまぐろ料理専門店・かし月・一番町「田てまり」http://www.hotpepper.jp/strJ000723887/
大将におまかせしてある。
最初はまぐろの皮の柵。
この歯応えが最高。

まぐろの朴葉味噌焼き
もうこうなると牛肉といい勝負だ。
平繁隊員の隠し玉!

会員ナンバー003松島隊員への愛媛産ワイン!!
「光ワイン」
さっきの「ベジソース」と同じ瀬戸内海の島でこだわりの味を作り続けている大三島のリモーネさん作。
http://www.limone2.com/
これは是非、全調連のミッションを大三島で行わなければ罰があたる、いやバチはいつも振り回しているが・・・・(笑)
考えましょう!

松島隊員から平繁隊員へは、これもお約束「誰でっか?」、手作りの「ベラベッカ」の進呈。

わきあいあいの全調連分会@かし月・一番町「田てまり」

大将セレクションのまぐろ料理は続々と運ばれては我々の胃袋に消え・・・・

焼けては我々の胃袋に消え・・・・

並べられては我々の胃袋に消え・・・・

おお、これは!!と驚いては我々の胃袋に消え・・・・

全部まぐろとは思えないなぁ。。と感心しては我々の胃袋に消え・・・・

おなかいっぱいになり・・・

寿司とデザートで〆!
旨い!



無事に全調連分会も終わり、このまま一休みとなるかと思えば、この界隈のキーストン・パーに顔を出し、その帰りは実家から徒歩80歩のドラマー、堤さんのお店WBGOへ。お嬢さんも来られて話しに華が咲き、気が付くと午前4時!!
大みそかの為に急いで熟睡



迎えた2013年最終日は実家の周りの大掃除。
階段二か所の掃除だけで倒れそう。
ガラス磨きに表通りの清掃、正月の飾りつけに買い物と夕方までキリキリ舞い。
それでも作ったぞ!

昨日平繁隊員からいただいた「光ワイン」で2013年を〆る事に!

さすがにごはんはお弁当。
でも、年越し蕎麦はだしから作った。

大三島の「光ワイン」

日本人離れ、もとい、日本のワインとは思えない深い味わい、そしてあざやかな香り。
これは美味しい!

おべんとうは近所の三越のデパチカグルメ。Vimi弁は以前ブログで紹介した日替わりの美味しいお弁当。

こんな感じ。

そして・・・

鴨蕎麦!

さぁて、
これをいただいて、今からカウントダウンの会場へと向かいます



よい年をお迎えください。
2013/12/30
行く年行く人、かに酢論議に御用納めの夕景と、勝手にビストロ・居酒屋列車 月曜:ちょっと舞台裏
年末です。日々いろいろ。
まずは週末の夜、僕のヴィブラフォンの大切なドクターでもある“秘密基地”のドクターNこと西原大樹氏の壮行会。

このブログにも度々登場していた“秘密基地”のドクターNこと西原大樹(右)と別れを惜しむ男会
ブログの読者には彼の名前を見て「あっ!」と思う人も多いだろう。
そう、打楽器系の人達のアンコンやリサイタルで彼の曲はひっぱりだこ。彼の名を作曲家として記憶している人も多いはず。
この年末に長年住み慣れた東京界隈から西へ居を移す。
今使っているムッサーのハイブリッド・ヴィブラフォンのメンテで“秘密基地”に行く度に僕は彼のお世話になった。
なんせプロトタイプ(試作品)故に使用しながらいろんな所の問題を解決して行かなければならない。
導入後二年半が経過して予想される初期症状は大半を経験済み。
そんな時に彼に何度も助けられた。

行く人の隣りでは、先日長野でのクリスマスコンサートを終えたマリンバ連弾のデコボコ・コンビ“おっちょ”こと林由香里と“姫”こと松島美紀の打ち上げも並行して行われている。
やはり人が集まるなら賑やかにこした事はないものね。
しかし・・・
西原くん持参のシャンペンで乾杯のあと、“おっちょ”がアタシの地元の塩尻ワインをふるまいます〜、とワインを取り出したまではよかったものの・・・

この人、ワインオープナーを全然理解していなくてなんだか妙〜な手つきでまごまご、、、

見兼ねた“姫”が「こーするの!」と生活指導(笑)

まったくいつもの事とは言え・・・・ねぇ。。

おとなしくワインを注がれる・・の図
ともあれ、宴は賑やかに、何事も賑やかに進む。

テーブルには“姫”お手製のオードブル(自家製鶏ハムや三日煮込んだシチュー他チーズ各種など)と自家製ハードパンが並ぶ。

この三日煮込んでとろとろのビーフシチューにお手製のパンを浸すと・・・・あ〜、イケません、イケません!
男の壮行会メニューは・・・・

まずは僕お手製の「かに酢」で生でいただく・・・・

すると“おっちょ”が「蟹は何もつけないで食べません?」と。
もちろん何もつけないのは当たり前だが、さらに風味を生かすために「かに酢」で食べるんだよ、と言うと、長野ではそのまま食べる、いや、長野には「かに酢」は無い、とまで公言。
ホントか!? 長野県民のみなさん、どうなんでしょう?
なんだかんだと賑やかな宴ですが、やっぱりコレが出ると言葉数が減ります。
かに鍋!

冬は鍋。
食べ物の周りには笑顔が溢れます。
どんな鍋だっていいんですよね。

ああ、ニッポンですねぇ。

ドクターNも御満悦の様子。そうだぜ、その笑顔!
お約束の〆は、かに雑炊!

北海道風に玉子でとじる時に醤油とバターを投入・・・・
イケません、いや、ドクターNは行くのですが、この鍋はイケません!(笑)
「お鍋には日本酒ですよねー」
と“おっちょ”が気の利く差し入れを。
「お、いいねぇ、わかってるねぇ。おっちょ」と誉める。
「はい」と自信満々に。
「長野の真澄です」
「おお、銘酒だよ。いいねぇ」と僕。
「はい。生酒の“あらしぼり”をお持ちしました〜」
うん?

ラベルには“あらばしり”と書いてあるんだが・・・・・(笑)
「え〜!?」
お後がよろしいようで・・・・・



明けた土曜日は快晴。
今日からが年末帰省のピークらしい。
激混み覚悟で昼過ぎの様子をチェキラすると・・・・
あんれまっ! 都内の首都高速は渋滞ゼロ!!!(黄色は混雑で渋滞の赤はゼロ!)

先週の金曜日は激混みに閉じ込められて普段40分のところを二時間半かけてヘトヘトになったりしていたのだけど、これは肩すかし。
でも、こういう肩すかしはいくらでもどうぞ、だ。

快晴で気持ち良い首都高を進む。
たしかに普段のゴゴイチと比べるとガラガラだ。

抜けるような青空に新宿マンハッタンが浮かび上がる。

ETC対応になって初の値上げ。一律900円でETCでは区間割引がある。
実際には安くなったのか高くなったのかわからない。
どこからどこまで乗ると安いのか未だに。。。

ともあれ、先週のような大渋滞の時はETC搭載車は半額とか、そんなサービスがあってもいいんじゃないだろうか。

今日はこの空き様だと定価だな。
なんか時価、寿司屋みたいな首都高も悪くはないと思うが、大規模改修になると車線が減って大渋滞が見えてるんだからそれくらいやってもいいんじゃないかな?

そもそも、一律400円の頃にあと十年くらいでタダになる、と言っていたのを僕は忘れませんよ。
まぁ、路線が伸びたからというもっともらしい事で値上げしているけれど、それなら新規開通したところと差別化すればいいのに。
ただ、その為にいちいちゲートで停められていたら、たしかに効率は悪いが、なぁ。。。

道が曲がればビルも曲がる!
西新宿ジャンクションは天国から地獄のように地上5階くらいから一気に地下5階程度まで真っ逆さま・・・・

この日は御用納め。
こちらも地下です、都内某スタジオ。

ここも明日が仕事納めらしい。

帰り道は下路で笹塚に抜ける。
信号で停まったら、目の前は昔どこぞのマリンバ弾きが住んでいたマンションだった。

いやぁ〜、懐かしいねぇ。都会だと建物がそのままの形で残るから見た目はその頃のままだと驚く。
周りの建物は少しずつ変化しているからね。
その写真をソfacrbookに挙げたら早速反応があった。
今でも繋がっているというのは、こう言う時に一瞬時間をワープ出来るから楽しい。
他の人から見ると何の変哲もない建物にもいろんな記憶があるものだと実感するね。
首都高は郊外へと向かう車が多かったが、普段の週末よりも空いている感じ。

目の前に富士山。
今年はこの山も何かと話題になった。

綺麗な富士の夕景に包まれながら帰宅。
無事に御用納め終了。。。。



明けて29日。
もうこの時点で年賀状は年明けに持ち越した。
どう考えても無理だ。
昔は意地でも年内に投函して帰省したのだけど、その間の時間的ロスがあまりにも大きいのと、すでにSNSなどで常時繋がっているネットワークと古来からの風習の整理をどこかに持ちたいと思うようなって年明け年賀状が定着しつつある。

「9番線御注意くださ〜い」
品川方向から今夜の宿がやって来た。

相変わらず年末年始は発売と同時に売り切れてしまうプラチナチケット。
家人とは部屋が離れてしまったが何とか二部屋確保出来た。

僕は6号車、家人は2号車で、なぜか部屋は同じ26番というもの。
荷物を置いて家人の部屋に行く。
今や東京駅はフードの宝庫でここで揃わない物は無い。下手なスーパーよりも充実の食品が買える。

本日のドリンク各種
家人はワイン党、僕は日本酒党。

コーラのてっぺんには東京タワー。
あの2013のサインも見納めだな。
まずは家人のワインで俄かビストロ・タイムから。

ではではでは、、、とワインを注ぐ。
ちょうど新橋駅を通過中だ。

っとっと、、ワインが零れてしまった。並々注ぐのはキケンですね。
品川駅を通過中。

そう言えば家人と最初のクリスマスは品プリでディナーだった。

そんな思い出も車窓と一緒に流れて行く。

おつかれさ〜ん!

前菜のサラダに続いてワインに合う東京駅グルメ。

「本多哲也監修 リストランテホンダ・モッツァレラチーズの牛肉巻きと野菜たっぷりのカポナータ弁当」
和洋中、なんでも揃う。
従って車窓を見ながらの食事も賑やかだ。

けっしてシングル個室は広くはないけれど、二人でいろいろ並べての晩餐はなかなか楽しい。

「イイタリー・パルマ産生ハムとサラミのセット」
もうすっかりテッパンのイイタリーのチーズと生ハム。
これがワインとバツグンの相性。
たっぷりとビストロ気分でのイントロダクションは、ちょうど横浜駅到着と同時に、今度は居酒屋タイムへと大変身。

「山形・純米吟醸 上気元」と「NRE大増・ふるさとべんとう」

この山形のお酒がまた旨い。
僕は東京駅の駅弁の定番NRE大増の新作「ふるさとべんとう」をチョイスしたのだけど、このおかずとお酒の相性が・・・・イケません、イケません。。。
家人は同じNRE大増の定番「季節の吹き寄せ弁当・冬の彩」をチョイス。日本酒党ではない家人もついつい盃を重ね、お互いのべんとうのおかずをトレード。

まるで修学旅行のようだ(笑)が、それがまたいい。
なんだかんだと話しもお腹も満腹。
では、と2号車から6号車の自分部屋へと戻る




パソコンをセットして、いつもの部屋作り。

時刻は午後11時12分。

備え付けの寝巻に着替えれば・・・・・・

枕が僕を誘う・・・・・



ふと目が覚めたら停車中。

浜松駅だった。午前1時12分。
隣りのホームにはこの後午前3時過ぎに臨時の快速「ムーンライトながら」が到着するとある。
昔は毎晩走っていたが、今はシーズンのみ。いくらリクライニングすると言っても座席で一晩はそろそろ時代的にキツイとなって来た。
て、言うかその層は廉価な夜行バスに移って行ったという事だ。
寝台特急でさえ、東京駅発着はもうこのサンライズ瀬戸・出雲だけだ。個室だからニーズがあるという事。
それ以外の昔風の二段式解放寝台のブルートレインと呼ばれた定期列車は風前のともしびで、上野からの「あけぼの」が最後の砦だったが、遂に来年廃止が決まった。
列車は順調に、軽快に飛ばして深夜の東海道を西へと向かう。
岐阜、大垣と通過する内に、天井まで回り込んだ窓いっぱいに星空が広がる・・・・
満点の星空とはこの事だ。
部屋の灯りを付けていても窓越しに見える星。

灯りを消すと・・・・

ベッドに横になったまま天体ショーが楽しめる・・・・
おやすみなさ〜い



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定価:¥3,000(税込)
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【配信追加情報】
ご要望の多かったiTunes StoreやAmazon.co.jpでのアルバム『AXIS』の配信が2013年9月4日より始まりました。

『AXIS/赤松敏弘』
1. Return To Forever (Chick Corea)10:51
2. Over Again (Toshihiro Akamatsu)7:53
3. Sound Of Focus (Toshihiro Akamatsu)8:23
4. Axis (Toshihiro Akamatsu)07:49**
5. Silent Butler (Toshihiro Akamatsu)5:18
6. Cheerful Flight (Hideo Ichikawa)6:09
7. Havona (Jaco Pastorius)7:19
8. I Thought About You (J.Mercer-J / Van Heusen)4:47**
Toshihiro Akamatsu(vib)
Koichi Sato(p)
Masahiro Sawada(b)
Kodai Higuchi(ds)
**guest : Nanami Morikawa(vo)
発売元:(株)ベガ・ミュージックエンタテインメント(VEGA)
★iTunes Store 赤松敏弘ディレクトリー

iTunes storeでは6アルバムからセレクトされた44曲を配信中
★Amazon 赤松敏弘 MP3専用ディレクトリー

amazon.co.jp MP3ストアーではアルバム『Axis』収録全8曲を配信中
全曲試聴可。
若手メンバーとのフレッシュな演奏を、DSDレコーディングによる最良の音質でお楽しみください。

赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ドラムス)
どうぞ御利用ください!



★CDを“ドスドス”探したい人の味方!

■ジャズ全体http://www.hmv.co.jp/artist/rank/0/genre/800/
【楽器別】
■ヴォーカル
■トランペット
■トロンボーン
■サックス
■フルート
■クラリネット
■ピアノ
■オルガン
■ビブラフォン
■ギター
■ベース
■ドラム
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)

VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
■HMV
■amazon.co.jp
■disk UNION
■山野楽器
■新星堂
■ベガ・ミュージック・エンタテインメント
■Yahoo!ショッピング
■楽天市場
■ヤマダ電機WEB.COM
■セブンイレブンネットショップ
他
どうぞご利用ください。










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そして、コチラはオフィシャルサイト
■赤松敏弘Vibraphone Connection
掲示板に替わって登場、オフィシャルな(?)つぶやきTwitter
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新しく追加のコミュニティー
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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/12/27
【演奏講座】ヴィブラフォン、マリンバ、今さら聞けないコードの秘密/今年の〆はU・S・Tに吸い寄せられる耳 金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック
毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第三百四十二回目の今日は演奏講座の理論編。
先週からの続きで『ヴィブラフォン、マリンバ、今さら聞けないコードの秘密/今年の〆はアッパーストラクチャーに吸い寄せられる耳』と言うお話し。
途中からの人は先週の『【演奏講座】ヴィブラフォン、マリンバ、今さら聞けないコードの秘密/ソロのクリシェに吸い寄せられる耳』( http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20131220/archive )から読んでくださいね。
また、ココまでの金曜クリニックをご覧になりたい人は左のカテゴリー(またはこの記事のタイトル右側にある)「金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック」をクリック。この記事に続いて過去の記事全てを見る事が出来ます。チェキラ!



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お知らせでした。



苦手なブルーノートの活用法をボサノヴァのハーモニック・クリシェに置き換えて試してきましたが、ここまでに描いた音は音階(コードスケール)上に追加される特徴ある音(主に半音程)という印象が強く、ライン的なソロというのは順序良く階段(ステップ)を上り下りするイメージは生むものの、メロディーの残像にハーモニックな印象はあまり残せませんでした。
短いフレーズやさらに断片的気なリックなどを並べて綺麗にソロを作るように、コードの流れの中にブルーノートやクリシェを導入してダイアトニックな印象しか残せないコードスケールを基調としたソロを発展させるにはどうすればよいのか?
それは、ハーモニーの流れに対してよりダイナミックなハーモニーを持ってソロを行う事ではないかと思うのですね。
■Upper Structure Triadの観念でコードをリハモナイズ
Upper Structure Triad(UST)は以前にも書きましたが、コードの断片にヒントを求めてソロをとる時によく使う技法です。
本来はアレンジの技法ですが、ジャズではこれを使ってリハモナイズしたインプロヴィゼーションに結び付けます。
これを使う事による利点は、複雑なコードスケールのサウンドをシンプルに、かつ鋭角に表現する事が出来る点です。
このトライアドはハーモニーを構成する三つの音を示すのでメジャー、マイナー、ディミニッシュの三種(正確にはディミニッシュはディグリーコードのm7b5)に分類し、それを元のコードのトライアドの上に重ねて共鳴させるのです。
ちょうど循環コードで何度でも繰り返す部分の譜例を掲げているのでこれを使って説明しましょう。
この部分の八小節のオリジナル・・・・

(クリックで別窓拡大/以下同じ)
これを四小節の循環コードにまとめる。
その時に、オリジナルメロディーからガイドとなるメロディー(オスティナート)を想定してみましょう。

そもそもこの部分は四小節に区分され、それぞれの最初の二つのコードは音楽としての周期性の上では同意コードとなります。
つまり、
GMaj7 = E7
C7(#11) = A7
これを軸に、コードを何度でも循環出来る次の四つに統合します。
E7 - A7(b9) - F#7(alt) - B7(alt)
F#7とB7をそれぞれオルタードスケールとしたのは、先週まで引用していたアプローチコードを統合して一つのコードスケールとしたからです。
F#7 + C7 → F#7(alt)
B7 + F7 → B7(alt)
それぞれに統合したコードの痕跡(コードトーン)が残るようになっています。
他にメロディーに複数のチョイスが存在した中から一つを選んだケースも含まれ、その場合は比較の為に本来アヴォイドノートとなる音をそのまま残しています。
この統合ラインによって、どちらのコード進行でも有効なメロディーのガイドが出来上がりました。
これによって絞られたコードスケール上に出来るダイアトニックなコードを割り出して、それらのコードのルートを除いたトライアドを引き出します。
例としてE7とA7を記すと・・・・

E7の場合、ルートからのEトライアドは除外、さらにディミニッシュはコードの転回形を持たないので共鳴させにくいので除外、残りのトライアドでこのコードの本来のアヴォイドノートを含まないものを選ぶと、BmとC#mが残ります。
せっかく共鳴させるのであれば、元のEトライアドに含まれない三つのトライアドが一番好ましいので、ここでチョイスするのはBmになります。
A7の場合はコンデミが該当するので、スケール上に出来るダイアトニックなトライアドは全てディミニッシュになってしまいます。
これでは何も出来ないので、スケール上の音を組み合わせてメジャーかマイナーのトライアドを探すと、ルートが音階上でdimの関係になるA,C,Eb,Gbの四つのメジャートライアドが浮かびます。(コンデミと呼ばれる所以)
これらはどれをチョイスしてもOK。
このやり方によって導き出されたUSTでメロディーを作ってみましょう。
すると・・・

おもしろいように、従来とは違う発想のソロへと繋がります。
バリエーションを含めて、USTによる循環コードの部分のソロの例です。

頭の中を突き抜けて行きそうな音列が生れますね。
このラインにクリシェやブルーノートを装飾的に使うとどうなりますか?
新しいアプローチの入口にいます。
(以下、新年明けのお楽しみ)

本邦初のジャズマリンバ本・好評発売中!

『レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン/赤松著』(ヤマハ出版)



【配信追加情報】
ご要望の多かったiTunes StoreやAmazon.co.jpでのアルバム『AXIS』の配信が2013年9月4日より始まりました。

『AXIS/赤松敏弘』
1. Return To Forever (Chick Corea)10:51
2. Over Again (Toshihiro Akamatsu)7:53
3. Sound Of Focus (Toshihiro Akamatsu)8:23
4. Axis (Toshihiro Akamatsu)07:49**
5. Silent Butler (Toshihiro Akamatsu)5:18
6. Cheerful Flight (Hideo Ichikawa)6:09
7. Havona (Jaco Pastorius)7:19
8. I Thought About You (J.Mercer-J / Van Heusen)4:47**
Toshihiro Akamatsu(vib)
Koichi Sato(p)
Masahiro Sawada(b)
Kodai Higuchi(ds)
**guest : Nanami Morikawa(vo)
発売元:(株)ベガ・ミュージックエンタテインメント(VEGA)
★iTunes Store 赤松敏弘ディレクトリー

iTunes storeでは6アルバムからセレクトされた44曲を配信中
★Amazon 赤松敏弘 MP3専用ディレクトリー

amazon.co.jp MP3ストアーではアルバム『Axis』収録全8曲を配信中
全曲試聴可。
若手メンバーとのフレッシュな演奏を、DSDレコーディングによる最良の音質でお楽しみください。

赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ドラムス)
どうぞ御利用ください!



★CDを“ドスドス”探したい人の味方!

■ジャズ全体http://www.hmv.co.jp/artist/rank/0/genre/800/
【楽器別】
■ヴォーカル
■トランペット
■トロンボーン
■サックス
■フルート
■クラリネット
■ピアノ
■オルガン
■ビブラフォン
■ギター
■ベース
■ドラム
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)

VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
■HMV
■amazon.co.jp
■disk UNION
■山野楽器
■新星堂
■ベガ・ミュージック・エンタテインメント
■Yahoo!ショッピング
■楽天市場
■ヤマダ電機WEB.COM
■セブンイレブンネットショップ
他
どうぞご利用ください。










■赤松敏弘MySpace
そして、コチラはオフィシャルサイト
■赤松敏弘Vibraphone Connection
掲示板に替わって登場、オフィシャルな(?)つぶやきTwitter
■赤松敏弘 Vibstation's Twitter
新しく追加のコミュニティー
■赤松敏弘facebook

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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/12/26
最終日のイルミネーションと14年振りのキム・ウォーターズ 木曜:Jazz & Classic Library
昨夜は最終日のクリスマス・イルミネーションを観て来ました。
観に行ける時に出掛けておかないと、後で後悔するかもしれないからね。

まるでグラフィックの世界。

たぶんLEDによる発光体は、とっても色がクールなのでこうやってデジカメに納めてしまうとリアルな空間というよりもグラフィックの世界に近くなるんでしょうね。

綺麗だけど、どこか淋しい灯り。灯りと言うよりも光りだな。

たまにこんな奴が登場しないと、寒々しい・・・・
実際に、無茶苦茶寒かったですが(笑)

面白いですね、電球のイルミネーションとこんなに温度差を感じるなんて。

その代わりと言ってはなんですが、かなり装飾には自由度があって、なかなか見せるものはあります。

光の迷路だそうです。
なるほど、電球では火事になりかねないですね。

っあ! “デコ電”ならぬ“デコ汽車”!! っま、遊園地レベルの遊戯ではありますが・・・

スイッチングかセンサーかで光体が代わる代わる発光してリズミカルな演出がされています。

同じ場所で撮ってもこんなに景色が変わる。

やはりLEDで一番美しいのはブルーですね。

決して派手ではないけれど、どこか惹かれるものがある。
それでいて、いくら近づいても温もりは感じない。
不思議な事に、
単体だと遠くても近くてもそんなに遠近感がない。
でも、無いと確実に淋しい。
電球のブルーとは全然異次元の光り。
灯りではなく光りなんだなぁ、と。
灯りって何となくアナログな、ちょっぴり発熱している感じを連想しませんか?
対してダイオードは熱というか体温を感じない、それがデジタルらしくていいのかも。

さて、本日のアルバムは、実はこのイルミネーションを見ながら、ああ、これはあれだな、と思っていたんですね。





『MY LOVES/Kim Waters』(redriver/2013年)
1. It's A Party In Here
2. I Wanna Love You (Featuring Glenn Jones)
3. Watching The Sunset
4. High Steppin'
5. My Loves
6. Flamenco Nights
7. My Love Is All I Have
8. The Groove Sensation
9. Loving You (Featuring Dana Pope)
10. Sunny Days
11. Red Wine And You
Kim Waters (saxophone)
Odell Ross (guitar).
Glenn Jones(vo)
Dana Pope(vo)
Also included are several guest vocal spots with Glenn Jones on "I Wanna Love You," and Waters' wife, Dana Pope, reinterpreting the R&B classic "Loving You."
Rec @ Waterfall Studios, Sacramento, CA.

14年振りのキム・ウォーターズ。
スムース・ジャズの世界で19枚目のアルバムをこの夏にリリースしたベテラン・サックス奏者だ。
スムース・ジャズというカテゴリーをどう説明すればよいか困った時に「こんな感じだよ」と聞かせると殆どの人が理解してくれる、そんなサックスを彼はずっと吹いている。
実は昔、キム・ウォーターズのアルバムのライナーノーツを書いた事がある。
自分に出来る事を広げていた頃の話になるが、ネットの創成期にホームページだ、BBSだ、と毎晩の如くにテキストと戯れていたら、あるレコード会社から一通のメールが届いた。
ホームページなどを見て興味を持ってくれたらしく、ウチのアーチストのアルバムのライナーを書いてみませんか?というものだった。
もちろん原稿料はちゃんと支払われる。
ネットの世界との関わりを機に音楽を音以外のもので表現できないものかと試行錯誤していた時期だったので快く引き受けた。
そのレーベルはスムースジャズのリリースが中心で、インストなのでこれなら僕でも出来るかもしれないと思った。
元々、自分が聴いて来たアーチストのアルバムのライナーノーツには必ず目を通して来たし、音楽を言葉で表わすなんてお洒落な事に興味が湧かないはずがないじゃないか。
その頃に担当したアーチストの一人にキム・ウォーターズがいた。
彼の99年のアルバム『ONE SPECIAL MOMENT』がそれだ。

ネットの世界が広がるまで、こんなにテキストと戯れた事は無い。
音楽は音と譜面と演奏の三辺を行き来して腕を磨いて来たが、テキストとなると中学くらいからさっぱり疎遠の世界だ。高校から音楽の専門教育を受けると、音楽以外の事は実に大雑把に通り過ぎているから文章もままならぬ。ただ、幸いにも本は好きだったので活字はそんなに嫌いではなかった。
小説などの文章から連想したり空想したりする、あの感覚を音楽に持ち込みたかった。
幸いにもこの時点で約二年ほどネットの中で様々な所のテキストと戯れて準備体操は完了しつつあったようだ。

人の音楽を紹介している場合ではないゾ、という人もいたが、元々音楽を聞くのが大好きだからちっとも苦にならなかった。
むしろ音と向かいあっている時には見えなかった、その向こう側の世界。
そんな気がしてならなかった。

あれから14年。
どんな事になっているんだろう。
その間にアメリカでは9・11があり、日本では東日本大震災もあった。
何かのベクトルが14年前とは大きく変わっているのだ。
ワクワクしながらプレイボタンを押した。
うん。
聴こえて来たのは、14年という時間をちっとも感じさせないキム・ウォーターズの世界。
順調にドライブするビート。
何のストレスもなく流せるコード。
でも、何が一番変わらないかと言えば、
この、無理の無い脱力感とでも形容したいほどのスカスカな音のクッション。
普通ならエナジーやらソウルなどを載っけて厚化粧しそうなところに何にも載っけない。
驚くほどスカスカのまま、まるでとぼけているかのような脱力感が心地よい。
始まった瞬間から、あの14年前のアルバムが浮かび上がるイントロダクションに誘われた。
二曲目からヴォーカルが聞こえる。
スムースジャズとポップスの境目はヴォーカルの有無も大きな要素となるのだけど、ここは気持ちよく流そう。
けっしてゴージャスではないけど、それなりにドラマチックに歌が終了すると、さっきよりもさらに御機嫌なテンポの三曲目が始まる。
僕は昔のライナーノーツでキム・ウォーターズのサックスのイントネーションを“ジェントル”と形容した。
ジャズサクソフォン奏者のサックスはもちろん好きなのだけど、初めてキム・ウォーターズを聴いた時にこの人のタンギングやフレージング、楽器そのものが持つアーティキュレーションにジャズのそれとは少し異なる部分があるのに気が付いた。
音のコントロールといった部分で、どのように音の残像をコントロールするのかを考えながら演奏するミュージシャンの一人だな、と思った。
これは僕らのヴィブラフォンでも同じで、発音する音の事だけを考えて演奏する人もいれば、発音した音をどのようにコントロールして残像を残すかを考える人もいる。
どちらが良い悪いの問題ではなく、その人が音に持つイメージの表現方法の違いだ。
僕は後者だ。
だから、楽器は違っても、同じ意識を持って音を出している人の事はなんとなくわかる。
そのスタイルだって千差万別。
ただ、このキム・ウォーターズの演奏は実に“ジェントル”で、それが14年振りであってもちっとも変わらない安心感を生んでいるのだと思う。
もちろんバックのサウンドや音作りには14年という歳月をしっかりと感じる。
一言でいえば、全ての音に関する性能が14年前よりも上がり、結果、重装備がどんどん軽量化されている。
鎧のようなエフェクターも、謎めいたエコーも、性能の悪いマイクロフォンも、全て過去のもの。
その反面では、ややチープな造りも見られないわけではない。
ローコスト、ローバジェットな音とでも言おうか。
そんなちょっぴり俗世間的な音が聞こえなくもない。
まぁ、それも時代だろう。
曲はどんどん流れ、スムースジャズらしくストレスなく聴き続けられる。
9曲目に来て、再びヴォーカルが入るのだけれど、驚きはこの超有名曲“Loving You”で待ち構えていた。
このミニ―・リパートンの名曲をこれほど変化球にしたアレンジもないだろう。
僕も90年のアルバム「アンファン」でカバーしたがそれはヴィブラフォンとベース(バカボン鈴木)のデュオという形態から来るものだったけど、こちらは通常編成でしかもヴォーカル入り。
何一つ不自由なくミニ―・リパートンの世界を描けるところに、この思いっきりの変化球だ。
バンドもコードも普通だが、メロディー・フェイクが凄い。
原曲のラインに戻るのはブリッジまで待たなければならない。
これは面白かった。
そうそう、今日の冒頭でのイルミネーションのお話し。
僕はダイオード発光体のイルミネーションはスムースジャズだと思った。
まず、あのLEDイルミネーションの中に似合う音楽を想像してみたのだけど、ジャズやクラシックではない。ポップスも情感が出過ぎてLEDが白々しく見えてしまう。そこで思い出したのがこのキム・ウォーターズ達のスムースジャズ。
あのダイオード発光体のクールで、それでいてテンポもビートも軽快で、眩いけれどそんなに熱くならない魅力を重ね合わせると、これが実にピッタリ。
スムースジャズ = LEDイルミネーション!
あのブルーの印象的な輝きとスムース・ジャズ、キム・ウォーターズはぴったり。
他のデコレートとの重なり方で明るくも淋しくもなる。
それでいてクール。
こんなに似合う音楽が他にあるだろうか・・・・
14年目のキム・ウォーターズはブルーのLEDイルミネーションにも似た輝きをアルバムの中に散りばめて、2013年の空気を支配するように放っている。
クールだけど、ちょっぴり暖かい。
ビターだけど、ちょっぴり甘い。
相反する余韻をコントロールしながら、キム・ウォーターズの世界は異次元の世界へと誘惑を続ける。
今よりも少しだけ若かった2009年の僕が描いた彼の印象を。
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定価:¥3,000(税込)
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ひと頃は盛んだったネット投票も、もうここだけになってしまいましたが今年もヴィブラフォンは「その他の楽器」部門で僕もノミネートされていますので是非宜しくです!

投票は2013年12月31日まで。
みんなで盛り上げましょう。
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1. Return To Forever (Chick Corea)10:51
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Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
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ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

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赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/12/25
メリークリスマス! 水曜:これは好物!
今年はピタリと水曜「これは好物!」に重なりましたね。
今年のイヴはシンプルに手作りディナー。
正にニッポンのクリスマス




今夜のBGMは・・・

テッパンのGRPクリスマス・コレクションに加えてヴィブラフォン兼ピアノ奏者、ヴィクター・フェルドマンのショパン・ウィズ・ラヴ。

ちょっぴり遅めの午後9時半。
家人との共作(競作かな?)でテーブルに料理が並びました。

毎年、とにかく食べ切れないほどの料理を並べてしまう悪い癖を反省し、ホントに食べたい、美味しいものだけに絞ってシンプルな食卓にしようと。
ついつい見た目で、あれもこれもとテーブルいっぱいに並べるのも悪くはないのですが、結局食べ切れずに翌日にまわすというワンパターンもそろそろ卒業しなきゃ、ね(笑)
で、
今年はシンプルですよ〜!





僕作。
中身もシンプルに海老、ワタリガニ、帆立、たら、ムール貝、セロリやエリンギなどの野菜やキノコ。白ワインを少しとトマトピューレ、ニンニクやローリエなどの香辛料。グツグツと煮込んで旨味を引き出したら、最後にレモンを絞ってさっぱりと!





僕作。
下味を付けてくるくると巻いた牛肉をオリーブオイルで軽くソテー、一旦フライパンから肉を取り出して残った肉汁にみじん切りした玉葱、人参、セロリに同じくみじん切りしたニンニクで香ばしく炒め、市販のデミグラスソース缶を投入、ミルクを少量加えて沸騰したら中火にしてエリンギ、しめじ、マシュルームを投入しきのこからの水分を引き出す。
再び肉を投入し、赤ワインを少量入れて煮る。最後は皿に盛ってプレーンヨーグルトを掛ければ出来上がり。
ソースが美味しいのでたっぷり肉に掛けて、からめながらいただく。





家人作。
四種のセレクトしたチーズと二種のポテトサラダ、生ハムを添えたフレッシュサラダなど。





家人作。
今年の家人の力作はハードパン。いろんな種類を焼き上げた。
そして・・・





去年二人でセレクトしたワイン。深〜いけれど後口は実にクリアー。
僕はタンニン嫌いなのだけど、これは見事にまろやかに化けている。

後はパスタを茹でて、ピーフストロガノフはちょっぴりライスもほしいので炊いておいた。
では!
Merry Christmas!!









シンプルでもこれは外せませんでしたが、いつものようにホールとかで買い過ぎないようにしました(笑)






やはりケーキが並ぶとカタカナが似合います。

メリークリスマス!




心が和むクリスマスでありますように!
あれ? そう言えばカタカナにした時って、メリークリスマス? 間に「・」はいらなかったっけ?
メリー・クリスマス?
っま、いいや、今日は。。。
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定価:¥3,000(税込)
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1. 『SYNERGY』 VGDBRZ0016 / 定価:¥3,150(税込)
2. 『FOCUS LIGHTS』 VGDBRZ0017 / 定価:¥3,150(税込)
3. 『TIDE GRAPH』 VGDBRZ0029 / 定価:¥3,150(税込)
4. 『STREAM OF LIFE』 VGDBRZ0030 / 定価:¥3,150(税込)
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↓特価!お得なセット↓
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『赤松敏弘セット1』
『SYNERGY』 +『AXIS』 定価:¥6,150(税込) → 特価:¥2,500(税込)
『赤松敏弘セット2』
『FOCUS LIGHTS』+『AXIS』 定価:¥6,150(税込) → 特価:¥2,500(税込)
『赤松敏弘セット3』
『TIDE GRAPH』+『AXIS』 定価:¥6,150(税込) → 特価:¥2,500(税込)
『赤松敏弘セット4』
『STREAM OF LIFE』+『AXIS』 定価:¥6,150(税込) → 特価:¥2,500(税込)
さらにお得な3枚組み合わせのプレミアムセットもあります。
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↓特価!お得な3枚セット↓
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『赤松敏弘プレミアムセット』

定価:¥8,000(税込)
セット価格:¥3,600(税込)
御購入、詳細はレーベル(VME)のショッピング・サイトへ!



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JazzPage( http://www.jazzpage.net/ )恒例2013年ジャズメン人気投票(クリック投票)開催中
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只今ジャズ専門サイト、JazzPageで2013年ジャズメン人気投票開催中

ひと頃は盛んだったネット投票も、もうここだけになってしまいましたが今年もヴィブラフォンは「その他の楽器」部門で僕もノミネートされていますので是非宜しくです!

投票は2013年12月31日まで。
みんなで盛り上げましょう。
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【配信追加情報】
ご要望の多かったiTunes StoreやAmazon.co.jpでのアルバム『AXIS』の配信が2013年9月4日より始まりました。

『AXIS/赤松敏弘』
1. Return To Forever (Chick Corea)10:51
2. Over Again (Toshihiro Akamatsu)7:53
3. Sound Of Focus (Toshihiro Akamatsu)8:23
4. Axis (Toshihiro Akamatsu)07:49**
5. Silent Butler (Toshihiro Akamatsu)5:18
6. Cheerful Flight (Hideo Ichikawa)6:09
7. Havona (Jaco Pastorius)7:19
8. I Thought About You (J.Mercer-J / Van Heusen)4:47**
Toshihiro Akamatsu(vib)
Koichi Sato(p)
Masahiro Sawada(b)
Kodai Higuchi(ds)
**guest : Nanami Morikawa(vo)
発売元:(株)ベガ・ミュージックエンタテインメント(VEGA)
★iTunes Store 赤松敏弘ディレクトリー

iTunes storeでは6アルバムからセレクトされた44曲を配信中
★Amazon 赤松敏弘 MP3専用ディレクトリー

amazon.co.jp MP3ストアーではアルバム『Axis』収録全8曲を配信中
全曲試聴可。
若手メンバーとのフレッシュな演奏を、DSDレコーディングによる最良の音質でお楽しみください。

赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ドラムス)
どうぞ御利用ください!



★CDを“ドスドス”探したい人の味方!

■ジャズ全体http://www.hmv.co.jp/artist/rank/0/genre/800/
【楽器別】
■ヴォーカル
■トランペット
■トロンボーン
■サックス
■フルート
■クラリネット
■ピアノ
■オルガン
■ビブラフォン
■ギター
■ベース
■ドラム
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)

VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
■HMV
■amazon.co.jp
■disk UNION
■山野楽器
■新星堂
■ベガ・ミュージック・エンタテインメント
■Yahoo!ショッピング
■楽天市場
■ヤマダ電機WEB.COM
■セブンイレブンネットショップ
他
どうぞご利用ください。










■赤松敏弘MySpace
そして、コチラはオフィシャルサイト
■赤松敏弘Vibraphone Connection
掲示板に替わって登場、オフィシャルな(?)つぶやきTwitter
■赤松敏弘 Vibstation's Twitter
新しく追加のコミュニティー
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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/12/24
デコ電を追跡しようとしたらデコ電が追っかけて来た鉄分多めなお話し・・・ 火曜:街ぶら・街ネタ
今夜はクリスマス・イヴ。
みなさんはどんなイヴを過ごされるのでしょうね。
それぞれに幸せなひとときが訪れますように。




今月上旬に四国・松山の実家を訪れた時の事です。
前にココで日本で唯一“デコトラ”ならぬ“デコ電”が走る街の話をアップした時に、そもそもその装飾は市電の車体広告の一種で、それは市電の通る一角の商店街が施したイルミネーションの宣伝のためで、是非今度はデコ電がそのイルミネーションの中を駆け抜けるところをバッチリ押さえたい、と。
なかなかそんな“気の利いた”車体広告なんぞは流石の東京でも見掛けないからなぁ、と実家に立ち寄ったのをこれ幸いとばかりにカメラを持って“デコ電”を追跡する事に。
12月の声を聞くと同時に街のあちこちにクリスマス・イルミネーションが輝き始めますが、それはこの松山でも同じ。

松山市・南堀端
まぁ、東京に比べれば静かなものですが、夜ともなればその輝きは何処でも同じですね。

すっかり防護壁に囲まれてしまった旧・ラフォーレ原宿松山ビル。森ビルが所有するこのビルは二年後の夏に商業施設とホテルが合体したビルに生まれ変わる。
ただ、今までのラフォーレビルの外壁のオレンジがあまりにも強烈だったので真っ白な防護壁に囲まれてしまうと何の特徴もないただのビルの工事現場になってしまう。

実家最寄りの電停“大街道”からの景色も左側にオレンジの建物が無いと何となく平凡な街の様相。
とは言え、耐震強度不足と診断されたビルをいつまでも放置するわけにも行かないから、新しいビルが完成するまでこの白い防護壁が馴染みになるのだろうな。

さて、目的地はこの街のターミナルの方向にある花園町商店街。
ここから電停で三つ先の「南堀端」で降りて歩く事にする。
ただ、狙い目の“デコ電”がいつ来るのかさっぱりわからない。
わかっているのは、花園通りを通過する3系統に限定使用されている事くらい。
3系統の運転間隔は7〜8分毎。
その隙間に「南堀端」までは全系統が行くので2〜3分間隔で市電はやって来る。
ちょうど来たのは1系統の「市駅前」行きで、“デコ電”の3系統と行く先は同じ。
飛び乗って一番後ろの席に座っていると・・・・
ありゃりゃ!?
ナント!!
この電車の後続は・・・・・

紛れも無く、ビカビカに輝くあの姿は・・・

デコ電!
デコ電を追いかけるくらいのつもりで乗ったら、後ろからデコ電が追い掛けて来るではないか!
これはラッキーと思うものの、いや、まてよ、この間2分間くらいしか開きがない。しかも市電は道路の信号で停まったりするとすぐに追いついてしまうじゃないか・・・
これは困ったゾ・・・・
まさかこんなすぐにデコ電が登場するとは思ってもいなかったのでどんなアングルで狙うかさえも決めていない。
道路の真ん中を走る以上、その横をパスや車がひっきりなしに通過するので綺麗に撮るにはちょっと作戦を立てないと難しいのだ。
絶好のシャッターチャンス!!って時にトラックが通過したら元も子もない。
幸いにもこの日は日曜日の夜だったので市内に流入する大型車は少なめ。
と、気をヤキモキしている内に「南堀端」到着。
幸いにもまだ信号一つ手前でデコ電は停まっていた。
急いで花園通りへ。
「南堀端」で堀沿いを直進する5系統、6系統から左に分かれて1系統と3系統が南下するところが花園通りだ。
そもそも、ココがどんな風にイルミネーションしているのか僕は知らなかった。

急いで乗って来た市電が駆け抜けて行く様でアングルを考える。
そろそろデコ電が左折して来る頃だ・・・

と思ったら目の前をバスが通過・・・
やられたか・・・・!?
と思ったが、幸いにも日曜日の夜で車は少なめ。
反対側に対向して来た市電で流し撮りの練習・・・

こんな感じ?

でもこれじゃあ、背景がイルミネーションか何かさっぱりわからないなぁ。。。
などと言ってる内にデコ電が左折して来た!
え〜い! 一発勝負!!


どうだぁ・・・

ううん。。。

こりゃなかなか手強いなぁ。。。

近いとやはり光源でブレてしまうから流し撮りしか出来ない。
ならば・・・・と急いで横断歩道を渡り、「南堀端」の交差点に引き返す。

道路の向こう側には堀があり、その中に土手が張り巡らされている。
そこ上から狙ってみよう、と。

掘り越しに狙うとイルミネーションも入ると思った。

掘り越しに南堀端交差点を狙う。この先の私鉄ターミナル駅の高島屋屋上にある観覧車のネオンも入るかな・・・
さっき行ったデコ電が折り返して来るまでそんなに時間は無い。
さっさと土手に登った。
キター!

意外にも樹木が多く、ギリギリ狙えるのはこの角度くらい。

ううん・・・
イルミネーションを入れるとなると・・・

ちょっぴり逆かな?

と、狙うも、今度は信号柱が邪魔だ・・・
ま、無理矢理こんな感じで全部入れてみました。

ま、これが限界でした。
あーしんど

疲れたついでに定点観測。
南堀端交差点・日曜夜の市電とイルミネーション。
連続写真風に5連写






こうして並べると動画よりも動きや表情を感じてしまうのは、単に鉄分が多いからか?(笑)
調子に乗って上からの続きは横長描写で12連写









突然目の前を5系統が横切る・・・




お後がよろしいようで・・・

Have a Nice Christmas.




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『AXIS』
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定価:¥3,000(税込)
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5. Silent Butler (Toshihiro Akamatsu)5:18
6. Cheerful Flight (Hideo Ichikawa)6:09
7. Havona (Jaco Pastorius)7:19
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Nov/14〜15/2012
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Hakuei Kim (piano)
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あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
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ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
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ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
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★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
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VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
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■山野楽器
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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/12/23
ジャズを好むあなたは月にいくらジャズに投資していますか・・・?と聞かれてもねぇ 月曜:ちょっと舞台裏
もう今年もラストスパート。
いや、正確にはもうとっくにスパートする予定は決まっていたのだし、すでに頭の中は来年のプランが構築中だろう。

に、しても昨夕の大気の澄み具合は素晴らしかった。
頭の中が空っぽになりそうなほど、透き通っていた。

連休で都内から外へ流出した車が多いからか、普段の夕暮よりも遥かに大気が澄み切っている。

“見切れ富士”も・・・

素晴らしく輪郭がクッキリ!

うわーっ、と思って空を眺めて数分後・・・・

昼と夜の境目が・・・・

山の稜線を越えて行きました。
さて、
表題の件。
何事? と思ったでしょー。
実はこれ、今は廃刊となったジャズ月刊誌で昔見掛けたアンケートの表題なんです。
強烈に覚えています。
なに言ってんだろ? そんなの金額じゃないだろーが!!
と言う腹立たしさにも似た感情とともに。
僕が三十代の頃で、世の中バブルに浮かれていたからこんなアンケートが平然とまかり通っていたのでしょうね。
お金じゃないし、こちらはジャズで飯食ってんだー、投資すりゃいいってもんじゃないだろーが、コノヤロ、みたいな。。。
でも、その時に“ふと”思った。
あれ?
そう言えば・・・・・オレ、いつからジャズファンじゃなくなったんだろう・・・?
プロになるとファンじゃなくなるって事かい?
いや、そーじゃないだろー。。。
忙しさに感けてバタバタと日々のスケジュールをこなすのに精一杯。
とても他人の演奏を聴いている時間なんかなかった。
師匠のゲイリー・バートン氏が来日していても伺える事は稀で、師匠がある雑誌のインタビューで「たくさんヴィブラフォンの生徒をお持ちだろうが印象に残る日本人の生徒は?」との質問に、「アカマチュ(ゲイリー風に発音するとこうなる)という弟子がいるのだけど、今はどうしているのか知らない・・・」と答えている(村井秀清談)のを知り、こりゃイカン! 恩知らず! 無礼極まりないなぁ、と反省し、それからはなるべく顔を出せるようにスケジュールして、会う度に自分のアルバムや本を奉納(笑)するようになった。
バークリー時代の友人のアイスランド人ベーシストが日本の有名ギターリストのメンバーとして来日している時も、東京以外を回っている時で会えず終い。
自分が動き出したらなかなか人には会えなくなるのは仕方のない事。特に若手の時は皆そういうものだ。
そんな時でもCDは時間を見つけてはCDショップに立ち寄って買うのが好きだったのでジャズと唯一繋がっていた生命線かもしれない。
でも、「いくら投資していますか?」と言われて戸惑わない人はいないと思う。
はっきりは覚えていないが、確か月に二万円くらい投資するのが由緒正しいジャズファンだ、みたいな事を書いてあった。
二万円分のCD・・・
今よりもCDの価格は高く、もちろんネット通販も無い90年代初期だ。
平均すると3000円が定価の時代だから6〜7枚って事?
う〜ん。
その頃、CDは高根の華だったから買っても月に2〜3枚、まったく買わない(買う暇のない)月も多かった。
それよりも、ライブが終わって帰ると曲作り、そしてそれ仕上げては売る。
当時はジングルが飛ぶように売れたのだ。
だから殆ど音楽を、ジャズを家で聴く時間が無かった。
聴いていたのは楽器を積んで移動中の車の中でのJ-WAVE。
毎日のように午後1時前か午後4時台と深夜0時台のJ-WAVEで流れる音楽は耳に入って来るが、だからどうした?という状況。
これじゃ、、、、ジャズファン失格、だな。
やがてバブルもはじけ、失われた時代に突入すると、J-WAVEともおさらば。
ここに来て、車の中ではCDを聴くようになった。
ただ、自分が気に入ったら飽きるまでそれがエンジンをスタートさせると流れるので習慣と呼べば聞こえはいいが、惰性で聴いていたのかもしれない。
ううん。。。

これはスイングジャーナル1971年5月号。
若き日の師匠のゲイリー・バートン氏が表紙だ。
当時中学生だった僕は、これを買って嬉しくて自転車で一目散に家に向かった。あまりにワクワクして急いだので本を片手持ちしていたらハンドルの部分に表紙があたってしまって、家に着く頃にはゲイリー氏の顔の周りが剥がれてしまった・・・(泣)
今見てもその事を思い出す。この剥がれた表紙を見て一人笑ってしまう。
中学生のおこづかいでは月にレコード1枚が関の山。
スイングジャーナルは親が応接間に置く雑誌の一つとして揃えていた。

先日実家に寄った時、ちょっと調べ事があって昔の師匠のレコードアルバムを出していた。
これらには月に1枚ずつ、揃えて行った頃の思い出が詰まっている。

これはまだCD化されていないアルバムだけど、このジャケットを知らなかったら中学生が見よう見まねで4本のマレットを使ってヴィブラフォンを独学で始める事なんて出来なかった。
う・・・ん。
今よりも遥かに情報は少ないのだけれど、一つの情報の隅から隅まで一つも見逃さず吸収して行った記憶がある。
あと、想像力だ。
自分で考える、予想する、作り上げる・・・・
自画自賛するつもりはないが、ゲイリー氏に教わる前に自分で出来るところまでは仕上げていた。
楽器を弾くという事に関しては。
何より大きく学んだのは、「何を」という部分で楽器を弾く事ではない。
でも、それが出来たのも、こうやって中学の時から想像したからだと思う。
ファン?
そういう意味では最高のファンだ。
しかし、ジャズファンか?
その頃は明確ではなかったけれど、今ははっきりと言える。

新宿に寄ったらなるべくCDショップに立ち寄る
ジャズファンだ。

先週木曜日の収穫
そんな時、あの題目が頭に浮かんだ。
ジャズを好むあなたは月にいくらジャズに投資していますか・・・?
今はむかしよりもずっと便利だ。
ただ、便利だけど使う側はきちんと区分けして使っている。
たとえばyoutube。
演者の側からするとプロモーションという位置付けだ。
しかし、そこでプロモーションビデオみたいに作った物のヒット数は思いのほか伸びていないらしい。
もちろんアイドルもどきは別として、ジャズなどのずーっとコアで小さな世界では。
まずプレイビューで年間の閲覧数が千に満たないものは考えたほうがよいという目安になるかもしれない。
五年くらい前と比較すると、アップされる動画点数が増加した分、閲覧数は分散する傾向にある。
観るものがたくさんあれば、一つに辿り着く時間がどんどん遅くなるのは想像通り。
また、アップされて時間が経過すれば飽きられて閲覧数が減るのも当たり前だ。
だってこれらは“タダ”なのだから、見る側には何の義理もない。
見たければ何回でも観る。
見たくなければ一回も観ない。
見過ぎると飽きて観ない。
ジャズファンに好まれるのはなるべく編集のないもの。
できるならカメラなんか一台でいい。
据え置きでいい。
そのまま撮りっぱなしでいい。
あくまでも「見せる」んじゃなくて「覗く」ものなんだ。
だから「覗かれる」のを前提にテンコ盛り的に作られると観た瞬間に飽きてしまう。
なぜなら“いいとこ撮り”の虚像ばかりになってしまうからだ。
見たまんま、でいい。
特にジャズならテーマよりもソロ、アドリブが何よりものプロモーションだ。
肝心のソロが抜けてテーマだけのようなものには誰も感心を持たない。
そりゃそうだ。
ジャズの醍醐味はソロにあるのだから、そこがプロモーションされなければ何の意味もない。
テーマは練習すれば誰でも演奏できるが、ソロは・・・ねぇ。
そんな当たり前の事を見せなくて何のためのyoutube?
まぁ、“観る派”のファンにはウケるだろうけれど。
この辺りにテレビなどとの大きな境界線がある。
とても有機的な。
そして、それは演者の何を補足するものなのだろう?
と考えると、生のステージ、つまりライブの補足になるわけだ。
「これ、見てみたい? 見たくない?」
セレクトの基準としてこれらの動画ツールを使う人は多い。
あるいは、それを基準にCDの購入へと繋がる場合もある。
しかし、「覗く」のはタダだ。
タダより高いものはない。
良いも悪くも。
今は情報が多いというのでは、言葉が足りないね。
正確には、昔に比べるとタダで覗ける情報が多い、という事だ。
そうなると、本当に大切に思って接している姿を何と譬えればよいのだろう。。
ジャズを好むあなたは月にいくらジャズに投資していますか・・・?
この言葉、今の時代には必要な気がしてならない。。。
そこでプロを目指す若きミュージシャンの卵達よ、いかがなものか?
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★赤松関連のセットは以下の二種類5セット

『AXIS』
VGDBRZ0044
定価:¥3,000(税込)
最新盤『AXIS』と以下のVMEからリリースした4枚のリーダーアルバムを組み合わせたセット販売です。
1. 『SYNERGY』 VGDBRZ0016 / 定価:¥3,150(税込)
2. 『FOCUS LIGHTS』 VGDBRZ0017 / 定価:¥3,150(税込)
3. 『TIDE GRAPH』 VGDBRZ0029 / 定価:¥3,150(税込)
4. 『STREAM OF LIFE』 VGDBRZ0030 / 定価:¥3,150(税込)
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『赤松敏弘セット1』
『SYNERGY』 +『AXIS』 定価:¥6,150(税込) → 特価:¥2,500(税込)
『赤松敏弘セット2』
『FOCUS LIGHTS』+『AXIS』 定価:¥6,150(税込) → 特価:¥2,500(税込)
『赤松敏弘セット3』
『TIDE GRAPH』+『AXIS』 定価:¥6,150(税込) → 特価:¥2,500(税込)
『赤松敏弘セット4』
『STREAM OF LIFE』+『AXIS』 定価:¥6,150(税込) → 特価:¥2,500(税込)
さらにお得な3枚組み合わせのプレミアムセットもあります。
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『赤松敏弘プレミアムセット』

定価:¥8,000(税込)
セット価格:¥3,600(税込)
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ひと頃は盛んだったネット投票も、もうここだけになってしまいましたが今年もヴィブラフォンは「その他の楽器」部門で僕もノミネートされていますので是非宜しくです!

投票は2013年12月31日まで。
みんなで盛り上げましょう。
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【配信追加情報】
ご要望の多かったiTunes StoreやAmazon.co.jpでのアルバム『AXIS』の配信が2013年9月4日より始まりました。

『AXIS/赤松敏弘』
1. Return To Forever (Chick Corea)10:51
2. Over Again (Toshihiro Akamatsu)7:53
3. Sound Of Focus (Toshihiro Akamatsu)8:23
4. Axis (Toshihiro Akamatsu)07:49**
5. Silent Butler (Toshihiro Akamatsu)5:18
6. Cheerful Flight (Hideo Ichikawa)6:09
7. Havona (Jaco Pastorius)7:19
8. I Thought About You (J.Mercer-J / Van Heusen)4:47**
Toshihiro Akamatsu(vib)
Koichi Sato(p)
Masahiro Sawada(b)
Kodai Higuchi(ds)
**guest : Nanami Morikawa(vo)
発売元:(株)ベガ・ミュージックエンタテインメント(VEGA)
★iTunes Store 赤松敏弘ディレクトリー

iTunes storeでは6アルバムからセレクトされた44曲を配信中
★Amazon 赤松敏弘 MP3専用ディレクトリー

amazon.co.jp MP3ストアーではアルバム『Axis』収録全8曲を配信中
全曲試聴可。
若手メンバーとのフレッシュな演奏を、DSDレコーディングによる最良の音質でお楽しみください。

赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ドラムス)
どうぞ御利用ください!



★CDを“ドスドス”探したい人の味方!

■ジャズ全体http://www.hmv.co.jp/artist/rank/0/genre/800/
【楽器別】
■ヴォーカル
■トランペット
■トロンボーン
■サックス
■フルート
■クラリネット
■ピアノ
■オルガン
■ビブラフォン
■ギター
■ベース
■ドラム
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)

VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
■HMV
■amazon.co.jp
■disk UNION
■山野楽器
■新星堂
■ベガ・ミュージック・エンタテインメント
■Yahoo!ショッピング
■楽天市場
■ヤマダ電機WEB.COM
■セブンイレブンネットショップ
他
どうぞご利用ください。










■赤松敏弘MySpace
そして、コチラはオフィシャルサイト
■赤松敏弘Vibraphone Connection
掲示板に替わって登場、オフィシャルな(?)つぶやきTwitter
■赤松敏弘 Vibstation's Twitter
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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/12/20
【演奏講座】ヴィブラフォン、マリンバ、今さら聞けないコードの秘密/ソロのクリシェに吸い寄せられる耳 金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック
毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第三百四十一回目の今日は演奏講座の理論編。
先週からの続きで『ヴィブラフォン、マリンバ、今さら聞けないコードの秘密/ソロのクリシェに吸い寄せられる耳』
と言うお話し。
途中からの人は先週の『【演奏講座】ヴィブラフォン、マリンバ、今さら聞けないコードの秘密/ソロにブルースとクリシェで蜜月が!』( http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20131213/archive )から読んでくださいね。
また、ココまでの金曜クリニックをご覧になりたい人は左のカテゴリー(またはこの記事のタイトル右側にある)「金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック」をクリック。この記事に続いて過去の記事全てを見る事が出来ます。チェキラ!



只今歳末大バーゲン開催中につきお知らせから

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お見逃しなく





インプロの途中に「使い慣れない」ブルーノートを無理矢理使っても気持ちいいソロは出来ません。
特にハーモニーを奏でられる楽器の場合、その音(ブルーノートやラインクリシェ)がコードスケール上ではかなりの矛盾をはらんでいると、気になって仕方ありません。
もしも、これがシングル・ノートを発声する楽器であれば、この矛盾に気付く前にそれらの音をメロディー・ラインとして取り込む“コツ”を発見して気にならなくなるかもしれません。
しかし、自らの楽器の上で、伴奏とそれから連想される音階以外の音をメロディーに含むのはなかなか勇気のいる事なんですね。ある種のハーモニー的な“矛盾” = ブルーノートといった具合に。
この部分を意識するあまりに、「ブルースを演奏しても、ちっともブルースらしくない」と言われたりしてその後の“トラウマ”になったりするケースは実に多いのです。
昔のジャズ(とは限らない場合もありますが・・・)では、「わかるモンにわかればイイ」的な、非常にドメスティックな趣向があったせいか、この部分の事は「っま、それなりにスル―すればいいんじゃない?」的にサッサと通り過ぎる場合が多かったのですが、他の部分が上達するにつれ、この初歩的な部分の未完成度が足を引っ張るケースもあります。
これじゃ、いつかはコレと向き合わなければならないなぁ、、、、とわかっていても、実は他の部分でナントカ乗りきれてしまう現場もあります。
曲のオリジナル化が進んだ結果、苦手なものを自分の曲から排除してしまえるわけですね。
しかし、やはり自分の所在は明確でなければならない時代に差し掛かってくると、再びこの問題はジワジワとあなたに迫ってくるはずです。
そんな時に“トラウマ”から自分を解き放つ方法を見つける。
僕の場合はそれがボサノヴァであり、そのボサノヴァの特徴となる内声のクリシェに載せ替えたのです。
それは、ボサノヴァのサウンドが他の音楽と比べて非常にジャズに近く、むしろジャズよりもコードにおけるテンションを自在にピックアップして楽しんでいるように聴こえたからです。ボサノヴァがハーモニックな感覚を中心に据えた音楽だったからでしょう。
「っえ? ブラジルのボサノヴァでしょ? リズムじゃないの?」
たぶん、それはサンバの事でしょう。
初期のボサノヴァは、むしろ理論的には難しいとされるテンションを匠に取り込みつつ、それを聴きやすくて優しいリズムにくるんで「あっけらかん」と放出する、ちょっぴりポーカーフェイス的な面を持つ音楽で、ジャズのハーモニーが好きな者にとってはたまらなく心地よい世界なのです。
先週は『ヴィブラフォン、マリンバ、今さら聞けないコードの秘密/ソロにブルースとクリシェで蜜月が!』と題して循環コードの中におけるクリシェの設定とブルーノートの関係を解説しましたが、今日はそれを発展させてバリエーションを想定する事にしましょう。
ボサノヴァの原点と呼ぶべきヒット曲アントニオ・カルロス・ジョビンの『Chega De Saudade(想い溢れて)』のピークで実践してみましょう。
原曲から少し発展して、この循環コードの部分のコード進行は以下の通り。
先週設定したリズムによる装飾でラインクリシェを意識した次のようなメロディー・ラインを作りました。

(クリックで別窓拡大/以下同じ)
なぜラインクリシェを軸に据えた解説になるのかと言えば、この横方向に半音で並ぶ音の繋がり方は人間の耳を吸い寄せるからです。
コードの勉強を始めると、初期の段階でコードの置き換えという事を修得します。
特にドミナントからトニックへの回帰には完全音程のV7をトニックの半音上をルートとするドミナントコード(bII7)に置き換える事を習いますね。
コード自体が半音のルート進行に生まれ変わるのです。
これにはトライトーンの共有とか、他にちゃんと理由があるのですが、まず半音というものの効果をこの時に知るでしょう。
それと同じようにコードスケールのアナライズが始まると、ドミナントコードにいろんな種類がある事を知るでしょう。それも“ちょっとした半音”の違いで成り立っているコードスケール。
でも、この“ちょっとした半音”の違いがジャズのサウンドを他の音楽よりも複層的に発展させている源なんですね。
当然ながら、これらの“半音”は耳に残ります。
音階を弾いた場合、その中に半音が必ず含まれているわけで、コードを使った即興演奏の原動力として活用しているのがそれらの半音だと言ってもいいくらいです。
全音は馴染む音、半音は反発しあう音。。。
そしてメロディーにもそれは言える事です。
メロディーが安定して進む時は全音の繋がりが多くハーモニーに溶け込んだ状態を指す場合が多い。
逆にうしろ(ハーモニー)とコントラストを生みながら残像を描く部分は半音の動きが軸となる場合。
ブルーノートも実は特徴があるのは正規の音階に対して追加されるブルーノート、つまり半音なのです。
僕がブルーノートはクリシェの一部分として解釈する事でブルーノートやブルースへの抵抗感が無くなったのも、それらがみんな印象深い半音である事に気付いたからです。
その時からブルーノートが“特別な半音”ではなくなったのですね。
先に半音の効果を検証しておきましょう。
まず、循環コードの部分に一つのラインクリシェを描いてみます。

この状態でわかる事を頭の中でメモしましょう。
・それぞれの小節冒頭の音はコードスケール解明のヒント
・奇数小節で動く音はクリシェで次の小節の音に半音で繋がる
・もしもE7にBbを取り込むなら、ハーモニッククリシェとして#11thを含むコードスケールを選択。調号を優先するとC#=13thがあるのでコンデミとなる・・・
しかし!
このクリシェだけではまだコードスケールの特定には至りません。

では、このクリシェを軸にメロディーを想定してみましょう。
ポイントとするのは、クリシェに対して据える跳躍音です。
この跳躍(ステップ)する音こそがこの部分のコードスケールを特定する重要な音になるのです。
クリシェは半音で繋がる為に非常に不安定な性質を持っていますが、そのクリシェに対して安定した音を挟む事によってクリシェのラインがハーモニック・クリシェなのか、ただのクリシェなのかの見当がつきます。
跳躍する音はコードに対して安定した響きを持つ音を選ぶようにします。
ここでは原曲のメロディーに使われたリズムを応用してメロディー・ラインに仕上げてみました。

コードが半音で繋がる部分はメロディー・ラインも半音の繋がりで流れます。
まぁ、それがクリシェそのものなんですけどね(笑)
もう少し簡素なメロディー(リズム)でバリエーションを作ってみます。

完全なラインクリシェを使った例になりました。
E7の時はひとつのコードの中でB=5th → Bb=#11th →(A)と半音での動きが入るのに対して跳躍したラインはF#のままです。
すると9thが固定されてスケール上に5thと#11thを持つスケールはリディアンb7スケールと解釈する事が出来ます。
三小節目のC7の時は想定したクリシェに対する跳躍音も並行して半音で動きます。いわばサブ・クリシェのような関係。この時、クリシェに9th → b9th という動きがある事、さらに跳躍音でも 13th → b13th という音程の変化を伴っている事などから、この部分はハーモニック・クリシェではない事が判明します。
次はラインクリシェの構造を替えてみましょう。
これまでは4小節の内、二小節単位でクリシェを想定していましたが、今度は四小節単位でクリシェを想定してみましょう。
すると・・・

先ほどと同じように跳躍する音を設定し、メロディーのリズムを原曲のリズムから応用してみます。
今度は跳躍音をクリシェの下に想定しました。

もしもハーモニッククリシェとした場合は、1小節目はF#=9thがあるのでミクソリディアン、二小節目はBb=b9thとF#=13thがあるのでコンデミ、三小節目はA=#9thとC=b5thがあるのでオルタード、四小節目はG#=13thがあるのでリディアンb7スケール、そしてG=9thがある後半も同じ、というアナライズが演奏とともに現れます。
また、三小節目後半のC7は調号からF#=#11thなのでリディアンb7スケールを想定します。
しかし、単純に半音によるアプローチと考えれば、そこまで厳格にコードスケールとの整合性にこだわる必要は無いかもしれません。
ただ、少しだけ根拠というものを浮かべながら、クリシェの半音を取り込んだソロを描く訓練を行うと、ブルーノートを受け入れる態勢が整いつつあるのも事実です。
循環コードでこんなソロは、いかがでしょうか。

(次回に続く)

本邦初のジャズマリンバ本・好評発売中!

『レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン/赤松著』(ヤマハ出版)



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1. Return To Forever (Chick Corea)10:51
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4. Axis (Toshihiro Akamatsu)07:49**
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Toshihiro Akamatsu(vib)
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■ベース
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Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
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ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

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赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラホン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ
2013/12/19
真っ赤な満月の晩に、わたしたちの音楽を聴きそして祈りなさい・・・ 木曜:Jazz & Classic Library
やっぱりこれを聴くにはこの景色でしょう。

つい最近の真っ赤な月。

“真っ赤な満月の晩に、わたしたちの音楽を聴きなさい。そして、祈りなさい。明日の幸せの為に・・・”
な〜んてシチュエーション、ピッタリです。
本日はこのアルバム






『TRIOS/Carla Bley』(ecm/2013年)
1. Utviklingssang
2. Vashkar
3. Les Trois Lagons (d’apres Henri Matisse)
- Plate XVII
- Plate XVIII
- Plate XIX
4. Wildlife
- Horns
- Paws Without Claws
- Sex with Birds
5. The Girl Who Cried Champagne
- Parts 1, 2 & 3
Carla Bley - piano
Andy Sheppard - tenor and soprano saxophones
Steve Swallow - bass
Recorded April 2012

カーラ・ブレイの新作はいつもの“WATT”ではなく本体の“ECM”からリリースされている。
そんな些細な事も注目に値するこのアルバム。
聴くなら、みんなの寝静まった夜中がいい。
そして、できるなら満月の、それも真っ赤に染まった満月のような、ちょっぴり普段と違う様相の夜がいい。
ちょうどつい最近“真っ赤な満月”を撮ったところなので今日も並べてみた。
カーラ・ブレイの音楽はいつの時代にもリリカルで知的なエッセンスに溢れているのだけど、ただ綺麗なだけではなく、それはとんでもなく野性的で衝動的な感性から湧き出ていると思う。
ジャズから見れば、それは“ちょっと隣りのいい音楽”という位置に属しているように今では見えるのだけど、実はジャズの本質にもっと近いところに源がありそうだ。
もっとも、長いカーラ・ブレイのキャリアの中で彼女の印象として最初にイメージ付けされたのは“前衛”というレッテルだった。
今にして思えば、何をして前衛と呼んでいたのかは定かではないけれど、1960年代後半のジャズと社会現象の狭間を一番端的に言い表すと“前衛”というワードがお洒落だったのは確かだ。
僕も子供心にその頃のカルチャーは記憶に残っていて、好きだ。
不思議な色彩感覚のファッション(サイケデリック)やその後ロック・ミュージックへの原動となったフラワームーブメントなどのポップカルチャーをジャズに取り込む時に“前衛”という表現になったのだと思う。
人々が“愛”や“平和”というキーワードをポップカルチャーに持ち込む寸前の事だ。
その源は1964年の10月にニューヨークのダウンタウンにあるセーラー・カフェを中心として起こった“ジャズの10月革命”に行き着く。セシル・テイラーやオ―ネット・コールマンらが新しい理念の下にフリージャズを唱え始めたのを機に、ライブ演奏と討論会を併設した形で前衛アート、フリージャズという新しいムーブメントを定着させたものだけど、その翌年には文化活動団体としてジャズ・コンポーザーズ・ギルドが誕生し、その中からポール・ブレイ(カーラ・ブレイの元夫)など当時の若手ジャズメンが続々と「新しい狼煙」を上げた。
この辺り、実際に目撃しているわけではないのだけど、社会的なムーブメントやカルチャーと至る所で通ずるものがあるから、子供にだってその状況は理解は出来た。
その過激さと裏腹にポピュラーシーン全般にはビートルズという新しい金字塔が現れていた。
実は、このビートルズと前衛ジャズとは、それぞれの音楽の本流からみると、この時期まったく同じような位置にあったと思う。
つまり、ジャズで言えば“前衛”である事が最新だったのだ。
まだジョン・コルトレーンがスピリチュアル・モードで“前衛”と“本流”の橋渡しを始める、少し前の事だ。
そんな中から登場したカーラ・ブレイの音楽は、他の結果的に騒々しい音楽とは少し違っていて、独特のテイストを持っていた。
それは騒々しい音楽を“前衛”と呼んで器用に楽器を奏でる連中と違って、とても不器用な流れでストイックなほど音数が制御されるのに何処か馴染みのある音楽だった。
ある意味で、そのストイックなほどに制御された音使いの世界はセロニアス・モンクと共通する。
それは縦のタイム感に共通するもので、彼女らしさは横のラインに現れている。
コードを縦に見ると、それはとてもセロニアス・モンクのようにブルースを根底に持つとても不器用な流れになるのだけど、コードを横に並べて、その隙間を繋ぐ一番印象に残る音でシンプルなメロディー・ラインを加えると、カーラ・ブレイ独特の世界が広がるのだ。
彼女の作曲はハーモニーに主観がある。
それが証拠に、僕が最初にカーラ・ブレイの音楽に触れたのも、やはりハーモニーに主観を持つヴィブラフォンのゲイリー・バートンのRCA時代のアルバムだった。
ジャズから見て“ちょっと隣りのいい音楽”な位置にあるカーラ・ブレイの音楽。
それが年齢を重ねる毎に、ジャズの本流へと近づいているのをこのアルバムは見事に立証していると思う。
カーラ・ブレイのファンにはお馴染みの“Utviklingssang”からアルバムはスタートする。
驚くのはドラムレスの編成であるのにまったく不自然さがない事。
スティーヴ・スワロウが導く世界にカーラ・ブレイ、そしてサックスのアンディー・シャープが寄り添う。
美しいけれど、決して甘ったるくならないカーラ・ブレイのバラード。
やがてアンディー・シャープのソロからバンプにかかると、そのままステイしたシャープがブレスノイズを乗せて来る。これがまるでドラマーのブラシワークのように聞こえてしまうから不思議だ。
最低必要限で最大の効果をこのトリオが生んでいる、オープニングとしては地味だけど、納得のトラック。
“Vashkar”は個人的にバークリー時代、ゲイリー・バートン氏のヴィブラフォンのレッスンで課題になって一番苦労した曲なので思い入れがある。僕はゲイリー氏の『HOTEL HELLO』(ecm/1975年)でしか聴いた事がなかったのでこのタイプの曲のイメージをあまり自由に広げる事が最初は出来なかった。レッスンでトライしているとそれとはどんどん違う世界が拓けてきた。このタイプの音楽を自由自在にまるで生活習慣の中に溶け込むように広げられる日本人はそんなにいないだろうと思う、そういうタイプの音楽だ。
この演奏ではカーラ・ブレイがイントロの部分でラヴェルの“ボレロ”のようなアプローチを行っているのを聴いて、「ああ、そこにこの曲の根底があったのかー!!!」と今さらながらに敬服。音楽には少しだけ国境があるから楽しい。
“Les Trois Lagons”はPlate XVII〜XIXの三部作。
一番新しいカーラ・ブレイの頭の中なような気がする。ウォーキング・タイムでスイングするアンディー・シャープのソロに続いてカーラ自身のソロから徐々に様相が変化し、果敢にスティーヴ・スワロウが見事なまでのサポートを見せる。その内にテーマに戻り第一幕終了。
カーラ・ブレイのイントロから始まる第二幕はスティーヴ・スワロウによるエレジー。これがまた美しい世界。もしも、これを縦のラインだけで繋いだらセロニアス・モンクの世界になるのたけど、カーラ・ブレイには横のラインという武器がある。限りなくリリカルな展開へと導かれて第二幕終了。アンディー・シャープが吹くガイド・ラインが心に残る。
まるでハーモニーのパラドックスのような展開を伴いながら第三幕が始まる。
最新のカーラ・ブレイに感じたのはこのコントロールされた展開がカーラ・ブレイの新しい世界に聞こえたから。

さらにカーラ・ブレイの世界は広がる・・・・
“Wildlife”も三部作。
沈痛な面持ちの「Horns」。甘ったるさを完全に排除した美の世界。そのまま「Paws Without Claws」へ・・・・
このオスティナートで始まる色彩豊かな世界はこのアルバム中で一番カラフルな世界。そして、たぶん、子供の頃に聞いても大好きな永遠にリピートしていたい世界。今までのカーラ・ブレイの世界から少し世界が動いているような気がするのは、たぶん現在の伴侶でもあるスワロウの影響だと思う。
この、カーラの世界、好きだなぁ。
珍しく、本当に珍しく温度、体温の変化まで起こした「Paws Without Claws」からさらにヒートアップしながら最終章の「Sex with Birds」へと向かい、やがて美しい終焉を向かえる。
“The Girl Who Cried Champagne”は再びカーラ・ブレイ・ファンにはお馴染みのメドレー。
楽園的とでも形容すればいいだろうか。
1980年代に突然カーラ・ブレイ・バンドが大人気に。
敬虔なカーラ・ブレイ・ファンの僕らはただ驚くばかり。永遠の“ちょっと隣りのいい音楽”なはずが、まさか本流に乗るとは・・・・。
そんな事を思い出した。
聴き終わって驚くほど「あっ」という間の時間だった事に気付く。
全然耳も頭も疲れていない。
これがちょっと昔のカーラ・ブレイのアルバムだと、聴き終わって少しだけ耳や頭に疲労感が伴ったのだけど、このアルバムには見事にそれがない。
疲労がないばかりかもう一度アンコールとばかりに1曲目から聴き始められるのだ。
それは、たぶん、カーラ・ブレイの音楽が年輪を増す毎に、ジャズの本流の部分に絞られているからじゃないかと思う。自らの音楽の根幹が、ここに来てどうやら本流と合流しそうな、そんな明確な印象が浮かび上がっているような気がしてならない。
真っ赤な満月の晩に、わたしたちの音楽を聴きそして祈りなさい・・・明日の為に。。
そんな風にシチュエーションを整えて楽しんでみてくださいな。
っあ、すっかりドラムレスというのを忘れていました。
超お薦めです!
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『AXIS』
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1. 『SYNERGY』 VGDBRZ0016 / 定価:¥3,150(税込)
2. 『FOCUS LIGHTS』 VGDBRZ0017 / 定価:¥3,150(税込)
3. 『TIDE GRAPH』 VGDBRZ0029 / 定価:¥3,150(税込)
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ひと頃は盛んだったネット投票も、もうここだけになってしまいましたが今年もヴィブラフォンは「その他の楽器」部門で僕もノミネートされていますので是非宜しくです!

投票は2013年12月31日まで。
みんなで盛り上げましょう。
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【配信追加情報】
ご要望の多かったiTunes StoreやAmazon.co.jpでのアルバム『AXIS』の配信が2013年9月4日より始まりました。

『AXIS/赤松敏弘』
1. Return To Forever (Chick Corea)10:51
2. Over Again (Toshihiro Akamatsu)7:53
3. Sound Of Focus (Toshihiro Akamatsu)8:23
4. Axis (Toshihiro Akamatsu)07:49**
5. Silent Butler (Toshihiro Akamatsu)5:18
6. Cheerful Flight (Hideo Ichikawa)6:09
7. Havona (Jaco Pastorius)7:19
8. I Thought About You (J.Mercer-J / Van Heusen)4:47**
Toshihiro Akamatsu(vib)
Koichi Sato(p)
Masahiro Sawada(b)
Kodai Higuchi(ds)
**guest : Nanami Morikawa(vo)
発売元:(株)ベガ・ミュージックエンタテインメント(VEGA)
★iTunes Store 赤松敏弘ディレクトリー

iTunes storeでは6アルバムからセレクトされた44曲を配信中
★Amazon 赤松敏弘 MP3専用ディレクトリー

amazon.co.jp MP3ストアーではアルバム『Axis』収録全8曲を配信中
全曲試聴可。
若手メンバーとのフレッシュな演奏を、DSDレコーディングによる最良の音質でお楽しみください。

赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ドラムス)
どうぞ御利用ください!



★CDを“ドスドス”探したい人の味方!

■ジャズ全体http://www.hmv.co.jp/artist/rank/0/genre/800/
【楽器別】
■ヴォーカル
■トランペット
■トロンボーン
■サックス
■フルート
■クラリネット
■ピアノ
■オルガン
■ビブラフォン
■ギター
■ベース
■ドラム
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)

VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
■HMV
■amazon.co.jp
■disk UNION
■山野楽器
■新星堂
■ベガ・ミュージック・エンタテインメント
■Yahoo!ショッピング
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チェキラ!
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2013/12/18
幻日の次は赤い月、チリも積もれば山となり・・・で、これは美味しい! 水曜:これは好物!
幻日(Parhelion)を見た翌日は・・・

真っ赤な月

素晴らしく大きな、そして真っ赤な月です。

まったくもって連日空から目が離せませんねぇ。
その内に雲かなんかが出て来て・・・・

出来過ぎなくらい、ムードの高まる月でした。

さて、、、
年末ですね。
そうなると大掃除かなんか、やってますか?
昔は年末ギリギリになって年賀状やら何やらで半べそをかきながら大掃除が加わって途方に暮れる内に今年が幕切れになる、という毎年改めようと思いつつも改められないジレンマに溢れた季節でしたが、最近は思い付いた時、時間がある時にサッサと片付けて一極集中を回避出来るようになりました。
と、言っても12月の声を聞いた時から超マイペースにやっているので、殆ど誰にも気付かれませんが・・・(笑)
真っ赤な月の日の午後はコレでした。

ジャラジャラジャラ〜ン。小金持ち!
家中の小銭を集めて銀行へ行くのです。
これがなかなかどうして、たまるんですよねー。
コンビニとか寄って帰る度にジャラジャラと。
そこで日々消化しよと思って持ち出しても、そんな時に限ってピッタリの勘定だったり、一箇所で綺麗に使いきった帰り道にもう一軒寄ると行く時よりも小銭が増えて帰ってきたり・・・・
ならば、と始めたのが小銭を年間にまとめて銀行に入れる、という技。いや、大掃除。
果たしてその結果は!?
ジャーン! もとい、ジャラ〜ン!!

6,847円也
ううん、、、多いと見るか少ないと見るか、、、微妙な数字だなぁ。。
でも今月のCD代の一部か何かにはなりそうですから思う存分使わせていただきます!
チリも積もればなんとやら、です。
そう言えば・・・・
このブログの投稿写真も今現在で19,314枚。
2006年3月下旬から始めて記事数が2,205件ですから、一つの記事に対して平均8枚程度の写真を添えている事になります。
もっとも、最初の頃は写真のサイズや重量も制限されていましたから小さなものが多く、その分、点数も多かったような気がしますが、現在では自動的に縮小されるものの、以前よりも大きめに反映されるし容量も無制限なのでどんどん増えているわけです。
で、
その中に、昨年の晩秋に、以前ヴィブラフォンのソロ・コンサートでお世話になった岡山県の中国山地にある奈義町現代美術館を訪問した時に、岡山駅から乗ったJR津山線の車窓があまりにも懐かしいのでパチパチとカメラに収めていたら、何となくココ、見覚えがあるなぁ、、、と思いながら撮った写真がありました。

ナっなっナント、偶然にもこの記事↑を書いたのはちょうど一年前だったー!!
それがコレ!


日本の母校の打楽器科の後輩にあたるK山氏。
彼がFacebookに「これから田植えです」と御実家の田んぼの写真をアップしていて、その背景に見覚えのある列車、そう、この津山線が写っていたのです。
初夏の写真でしたから状況は一変しているものの、何となくこの写真にも写っている鉄塔に山勘でパチリ!

後日、Facebookで「ねぇねぇ、この田んぼって、ひょっとして?」と写真をアップすると、彼から「お見事です!今度この田んぼで収穫したお米を差し上げます!」と。
ひゃ〜、それは嬉しい!!!
しかし、一枚の写真からこんな事に繋がるとは・・・・・ねぇ。
まるで、全国田んぼ当てクイズ、みたいだ〜!
で・・・
そから半年後・・・
帰宅すると・・・

キタ-----(゚∀゚)-----
K山氏から届いた、あの田んぼで採れたお米!!

さっそく研いで炊飯!

頼むぞ、炊飯器!!

最近の炊飯器はいろいろと機能があり過ぎて結局何が良いのかは自分で使ってみない事にはわかりません。
一番大きいのは炊飯器の性能ではなく、水。
それも一般的な水道水。
これが場所によっては軟水系、硬水系とバラバラ。
どちらで炊いても同じ炊き具合になるにはどうすれば良いか?
僕なりの答えは・・・・
早炊きに限る。
つまり水の性質が影響するなら、水が浸透する時間を縮めるのが一番。
短ければ短いほど、水の影響は減る、という事です。
で、、
長けた、もとい、炊けた!

どーよ。
銀シャリ、とはよく言ったもので、ホント、お米が銀色に光っています。
お茶碗によそうと・・・

うわーっ、この艶。たまりませんねー。
K山氏によれば、これは「あさひまい」という種類で、彼の御実家の田んぼでも川(誕生時川)から水を引いたエリアではなく、田んぼの右手奥の山に湧き出る水が水路に入ってくるエリアのお米なんだそうです。
まずはそのまんま一口!
っんまい!

この食感。お米がシャキっとしてエッヂが立っています。それでいて噛むと適度な弾力の中から、信じられないほどの甘みが、正に襲って来ます!! @@;!!
これはうまい!
家人も大感激

お米は精米したてが一番と言います。
ちょうど昨夜届いたのでたぶん精米三日後。
いや〜、この甘さが襲って来る感じ、というのは初めてですねー。
襲われているとキケンなので、ちょっと水分補給で息を整えましょう。

えーっと、

これは、新潟県の南魚沼の青木酒造という所が作った「鶴冷」というお米の成分の入ったお水です(笑)
息も整ったところで、その後お米に合うおかずの数々が続く日々・・・・

“愛媛産しらす”に“おろし”に醤油。撮影しようとしたらお米が器に転落。しかし、これを食べたら絶品。家人は醤油の代わりにゆずポンで。

“たまご焼き”家人作。やや甘めのたまご焼きにおろしとネギを添えて・・・・

“辛子丸茄子”最近多く見掛ける新ジャンル。これは徳島産。

“小豆島産椎茸昆布”風味が豊かな香川産の椎茸昆布との相性は抜群

出ました!
南宇和産“マルマサ上撰しょうゆ”と“たまご”と来れば・・・

“宇和島風たいめし”鯛の刺身にタレと薬味を加えてごはんにぶっかける郷土料理

特上たまごごはん、と言う感じでワシワシといただく!

“牛すじの煮込み”家人作。牛スジは三度煮こぼして臭みを取り圧力なべでトロトロに!

“京都産千枚漬け”あっさりとした甘酢の風味と昆布だし。ごはんに合います!
そして・・・
前日の“牛すじの煮込み”を冷蔵庫で冷やすと・・・

こんな具合に「煮こごり」が・・・
それを・・・・
炊きたてのごはんの上に載せると・・・

あー、イケません、イケません。。
ごはんは何と合わせても万能選手。
でも、一番旨いのは、
炊きたてのごはんそのものです。
ちょっぴり美味しい塩なんか振ってみたりして・・・・・
K山氏、どうもありがとう!
こんな感じで、毎晩美味しくいただいております!
みなさんはどんなおかずと合わすでしょうか。
それにしても、一枚の写真から・・・・
こんな美味しい事に繋がるんですよねぇ。
ご・ち・そ・う・さ・ま・で・し・た!!


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VGDBRZ0044
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1. 『SYNERGY』 VGDBRZ0016 / 定価:¥3,150(税込)
2. 『FOCUS LIGHTS』 VGDBRZ0017 / 定価:¥3,150(税込)
3. 『TIDE GRAPH』 VGDBRZ0029 / 定価:¥3,150(税込)
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【配信追加情報】
ご要望の多かったiTunes StoreやAmazon.co.jpでのアルバム『AXIS』の配信が2013年9月4日より始まりました。

『AXIS/赤松敏弘』
1. Return To Forever (Chick Corea)10:51
2. Over Again (Toshihiro Akamatsu)7:53
3. Sound Of Focus (Toshihiro Akamatsu)8:23
4. Axis (Toshihiro Akamatsu)07:49**
5. Silent Butler (Toshihiro Akamatsu)5:18
6. Cheerful Flight (Hideo Ichikawa)6:09
7. Havona (Jaco Pastorius)7:19
8. I Thought About You (J.Mercer-J / Van Heusen)4:47**
Toshihiro Akamatsu(vib)
Koichi Sato(p)
Masahiro Sawada(b)
Kodai Higuchi(ds)
**guest : Nanami Morikawa(vo)
発売元:(株)ベガ・ミュージックエンタテインメント(VEGA)
★iTunes Store 赤松敏弘ディレクトリー

iTunes storeでは6アルバムからセレクトされた44曲を配信中
★Amazon 赤松敏弘 MP3専用ディレクトリー

amazon.co.jp MP3ストアーではアルバム『Axis』収録全8曲を配信中
全曲試聴可。
若手メンバーとのフレッシュな演奏を、DSDレコーディングによる最良の音質でお楽しみください。

赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ドラムス)
どうぞ御利用ください!



★CDを“ドスドス”探したい人の味方!

■ジャズ全体http://www.hmv.co.jp/artist/rank/0/genre/800/
【楽器別】
■ヴォーカル
■トランペット
■トロンボーン
■サックス
■フルート
■クラリネット
■ピアノ
■オルガン
■ビブラフォン
■ギター
■ベース
■ドラム
★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★
Nov/14〜15/2012
Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)
1st set (9:30pm〜10:50pm)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor
2nd set (0:48am〜2:09am)
1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St
Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP
※赤文字の演奏動画を公開しています



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。



ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。
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『BEST LIVE 2011(動画)』

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6
25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』
Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)
Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011
[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます
★第二部1曲目

★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]

★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]

ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)

VGDBRZ-0044/3.000円(税込)
赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

■Tower Record
■HMV
■amazon.co.jp
■disk UNION
■山野楽器
■新星堂
■ベガ・ミュージック・エンタテインメント
■Yahoo!ショッピング
■楽天市場
■ヤマダ電機WEB.COM
■セブンイレブンネットショップ
他
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