ここのところAUDIO関連のエントリーしかないので、興味のない方には全く面白みの無い文章になっているかもしれぬが、個人的な興味のみを綴らせていただく。
前回PC AUDIOについて書いたが、以下に見つけたエントリが事実だとすると、PC AUDIOの優位性を支持する事実かもしれない。
- CDプレーヤー/欠陥品(大鬼門) -
〜略〜
1)まず、一つめの知識を覚えてください。これは日本きっての、一流ケーブルメーカーのモガミ社が、研究成果を発表したことです。
コンピューターは、デジタル信号を扱っています。SCSIというコンピューター用の情報転送規格がありました。7年ほど以前には、最も信頼できる情報転送の規格でした。知ってみえるかたのほうが多いと思います。スカジーと言います。
モガミ社の発表によれば、SCSI用のケーブルの最も良質なものでさえ、情報の70%しか転送していない、つまり、残りの30%は、どこへともなく、消えてしまっているということです。
自分自身がデジタル信号だったらと考えると、何が起きているのか、分かりやすいです。
100人が、スカジーケーブルの中を走ります。30人は、消えます。戻っては来ません。あたかもそれは、「死」であるかのようです。死亡率30%なのですから、厳冬期の単独登山よりも、危険度は圧倒的に高く、自分がデジタル信号ならば、そんなケーブルの中を通るのは、金輪際、嫌なことであり、誰もが拒否することでしょう。
2)次に、二つめの知識を確認してください。どなたも当たり前のこととして知っておられます。
コンピューターの場合には、デジタル信号が消えますと、デジタル信号が消えたということを、元データーに、訴えかけます。そして、もう一度その情報を送らせます。これを繰り返していって、最後には、100%のデジタル信号になるように、「強制的に」処理しています。たったの1ビット欠落していてさえも、再度読み込んで、いや、何度でも読み込んで、情報を100%、ほとんどの100%になるまで、デジタルを、処理しています。
そうなるまで、何回読み直しているのでしょうか、想像が付きません。
これを、「ベリファイ」と、言います。元データーと、転送されたデーターを比較して、つまり「ベリファイ」して、元データーと同じになるまで、何度でも、読み直しているということです。したがって、100人の中で、死んだはずの30人は、「黄泉の国」から「ベリファイ」によって、呼び戻されて、復活して生きることになります。
それによって、コンピューターの場合には、1万文字を送っても、その一万文字を、全部受け取れます。デジタル信号の転送率は、例えケーブルがボロくて70%でも、「コンピューター側の偉大な努力」によって、情報は100%になります。
■上記の、二つの知識を、しっかり、踏まえてください。
「デジタル信号は欠落する(死ぬ)ものであること」、それを救うためには、コンピューターが備えているような、デジタル信号の元データーと行き先のデーターを照合させる、「ベリファイ」の機能と、その処理が必要だということです。
パソコンに付いているモデム、たかだか1万円以下のモデムですら、「ベリファイ」、それくらいのことは、当たり前のようにオンライン上で、処理して、行っています。
〜略〜
最初に、SCSIケーブルの良品でさえ、情報の30%が消えるということを、書きました。
CDプレーヤーの読み取り部分、その回路、次にケーブルを通過、デジタル信号の処理のプロセス、オーバーサンプリングして、さらに基盤を通過、そして、チップに入ってDA変換して、アナログにして、音になります。
ただの一カ所も、コンピューターがしているようなデジタル信号の照合作業、すなわち、「ベリファイ」処理は、なされていません。
上記の複雑なプロセスと、通過ケーブル類、基盤類、通過チップの中で、どれだけのデジタル信号が死んでいるのでしょう。私は40%から、ひどいものですと、60%が死んでいると、「音から」断定しています。
デジタルケーブルの、Belden社の1506Aレベルのものを使われたことのあるかたは、ボロいデジタルケーブルで、いかに多くの信号が消えているか、分かってみえると思います。ケーブル一本だけのことで、30%も、いやコンピューターの世界より、レベルが低い世界のことですから、50%さえ、信号が消えてしまうケーブルすらあるほどです。デジタル信号とは、そういうものです。
したがって、デジタルケーブルによる音の変化は、全て、デジタル信号の、欠落によるものです。
デジタルケーブルによる音の違いを楽しむというような病的行為の、真似をしている場合ではありません。
〜略〜
CDによる情報の欠落が、事実だとすると、デジタルケーブルでの音質の変化やアナログケーブルでの音質変化にも説明が付けられるようだ。確かに「デジタル信号には音質劣化がない」という神話が諸悪の根源だったという論には一定の説得力を持つ。ベリファイ機能のみが保証され100%デジタル情報の劣化が無ければ完璧なトランスポーターが実現出来、その音のクオリティーは元来のオーディオの常識を覆してしまうという事なのだろう。AirMacExpへのデータ転送にベリファイ機能があるのかどうか判らないが、実質有線で結ばれているのはAirMac〜AVアンプ間のみなので、データーの精度が保証されていれば、データー欠落の最小限なシステムが構築出来る事になる。そのほかコンピューターのベリファイ回数の精度(MacG5が最高らしい)についての記事なども興味深いし、その他の挑戦的な記事も一見の価値あり。ただ危機感を煽るような大袈裟な文体はすこし癖があるが。
オーディオの基本と鬼門・その真実
☆今日から朝ジョギングを始めた。運動のなかで走ることが一番嫌いで、しかも長時間のジョギングなんて考えた事も無かったが、思う所合って始めてみた。ジムに行き始めて2年、筋トレに加えて有酸素も取り入れて、ほぼ毎日体を動かす習慣を導入する事が出来るようになる。

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