金曜晩はM君と急性期病棟の今後の方向性についてイメージ調整。
プロの意見は実際的で非常に勉強になる。空間のイメージの作り方について課題がいろいろと明らかになる。
M君いろいろとご迷惑をおかけしております。
翌日は天気も良く、調子に乗ってスケボーなどを嗜んでおりました。
そうするとつい競争などをしたくなるものでして、当然のように結果として転倒して足首をねん挫してしまったでごたる。
直後は頭の芯までしびれるような衝撃がありまして、これは後続のお方が、転倒して横たわっている朕の後頭部をタイミングよく真芯でとらえてからでありますが、ありえない方向に瞬間的屈曲された足首が発する痛みに、昨日から嘆いておる次第です。

足関節捻挫とは足首に内反力や外反力が強制されて軟部組織や靭帯、骨が損傷される疾患です。年齢を問わず日常の外来診療において最もよく遭遇する疾患の一つです。
足首の靭帯は脛腓靭帯と外側側副靭帯(前距腓靭帯・後距腓靭帯・踵腓靭帯)と内側側副靭帯(三角靭帯)とからなります。これらの靭帯によって足首の安定性がもたらされております。
足関節捻挫は靭帯損傷のない症例(単なる捻挫)と、靭帯損傷を認める症例(靭帯が伸びたり断裂した症例)と、小さな骨片を認める症例(剥離骨折)とに分かれます。さらに、靭帯損傷では脛腓靭帯損傷と外側側副靭帯損傷と内側側副靭帯損傷とに分かれます。多くは内反が強制されて起こる外側側副靭帯損傷の症例です。又、剥離骨折を認める症例の大半は足関節外果剥離骨折です。
http://www.tahara-seikei.com/973.htm
RICEの処置
RICE(ライス)の処置は外傷(打撲や捻挫、骨折など)の直後に行われる重要な治療法です。RICEの処置はRest(安静)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の4つで構成されています。この内、冷却はスポーツ後のクーリングダウンとして大切な処置の一つです。
Rest(安静)
痛みや腫れを軽減させる目的で行われます。三角巾や包帯などで患部を安静にさせます。骨折や靭帯損傷がある場合はギプス固定を行います。
Ice(冷却)
局所を冷却することにより、組織の血管は収縮し腫れや炎症反応が抑制されます。又、冷却により痛みを認知する神経線維の伝導速度が遅延し、筋肉の異常な緊張や発痛物質の発生が抑制されます。当院では冷水浴器を用い、冷却温度を10℃前後(季節によっては温度を変更いたします)に設定し、感覚がなくなる程度に冷却します。自宅では氷パックやクリッカーを用いて20分間、一日に4〜5回、受傷後3日間行うように指導します。
Compression(圧迫)
内出血や腫脹(はれ)を抑える目的で行われ、処置としては弾力包帯などで圧迫します。
Elevation(挙上)
腫脹を抑える目的で行われ、処置として患部を心臓より高く挙上し静脈還流を促します。
仕方が無いので今日はWiiのドラゴンボールZスパーキングNEOでもやって過ごすとします。

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