A.k.iii.o君から教えてもらったSKULL DISCO。Dubstep。当初のスモーキーなアートワークが、次第にエジプト神秘主義へ回帰しているのが興味深い。しかもこの象徴も奇怪で精神病的な断片化されたイメージと結びついてスカムな様相を呈する。音楽の能動的イメージ喚起力がこのようなMAGICKと結びつくのはPTVを筆頭としてアンダーグラウンド・ミュージックの常であった。ダンスミュージック/DUBSTEPというブラック・オリエンティッドな文脈にもMAGICKが流れこんでゆくことが興味深い。。イメージの変遷に合わせて音も抽象度合いを増してゆく。

[SKULLCD01] Skull Disco - Soundboy Punishments (Double CD)
R. Villalobos のmixも含むレーベルコンパイルCD。クリック・ミニマルテクノの新しい潮流とシンクロしながらアンダーグラウンドの闇をさらに押し広げてゆく。
SKULL DISCO
CD1
1) Shackleton - Hamas Rule
2) Appleblim - Girder
3) Shackleton - Tin Foil Sky
4) Appleblim - Mystical Warrior
5) Shackleton - I Am Animal
6) Appleblim - Fear
7) Shackleton - Majestic Visions
8) Shackleton - Naked
9) Gatekeeper - Tomb
10) Shackleton - Hypno Angel
11) Appleblim - Cheat I
12) Shackleton - Blood On My Hands
CD2
1) Shackleton - Blood On My Hands (R. Villalobos Apocalypso Now Mix)
2) Shackleton - Stalker
3) Appleblim - Gold And Silver
4) Shackleton - I Want To Eat You
5) Shackleton - New Dawn
6) Shackleton - Massacre
7) Shackleton - You Make Me Cry
曲のタイトルもなんかそれ風。
ジャケットに描かれているのはトート&アヌビスコンビ。
トート
トート(トト(Thoth))は古代エジプトの神。トートまたはトトはギリシア語での名で古代エジプトではジェフティと言った。書記と学芸の守護者で、文字(ヒエログリフ)の発明者とされる。聖獣はトキとヒヒ。 ヘロドトスの『歴史』ではギリシアの女神アテナと同一視され、エジプトで最も崇敬される神とされる。
多くの信仰を集めた神のため、その神話も多岐に渡り、神話によっては創造神としての性格も持つ。
同じくギリシアのヘルメス神とも同一視され、これが後に発展してヘルメス・トリスメギストスを生んだ。また、ヘルメス思想では、エジプトの知恵はタロットに残されたと考えられたため、タロットはしばしば「トートの書」とも呼ばれた。
近・現代においてもトート(=ヘルメス)はオカルトで重要な存在であり、アレイスター・クロウリーは「トートのタロット」を制作した。また、タロットに関する論文である「トートの書」を執筆している。ただし、この本はトート神とは余り関係がない。
「大いなる導きヒヒ」と呼ばれると共に、ヒヒの姿で描かれる事もあるが、これはヒヒを聖獣とする知恵の神ヘジュウルとの習合による物である。ちなみにヒヒは魔術の象徴でもある。
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アヌビス
アヌビス (Anubis) はエジプト神話に登場する冥界の神。アヌビスという名前はギリシャ人によるものであり、当時のエジプトでは「インプゥ (Inpw)」と呼ばれていた。リコポリスの守護神。
エジプトの中でも比較的に古い時期から崇拝されていた神で死者の神であり、犬またはジャッカルの頭部を持つ半獣もしくはジャッカルそのものの姿で描かれた。これは古代エジプトにおいて、死肉を求めて墓場の周囲を徘徊する犬またはジャッカルが死者を守っていると考えられたからである。また、そもそもアヌビスはセトのモデルとなった動物と同じく、ジャッカルや犬と似てはいるが現在は絶滅してしまった別のイヌ科の動物やまったくの想像上の動物であるとする説もある。その身体はミイラ製造時に防腐処理のために遺体にタールを塗りこみ黒くなるのに関連して真っ黒だった。
アヌビスはセトの妻にして妹であるネフティス(この女神も死者やミイラとの関連が深い)が兄のオシリスとの不倫によって身篭もった子で、セトが敵視していたオシリスの子であるから誕生後はすぐにネフティスによって葦の茂みに隠された。
オシリスがセトに殺された時はオシリスの遺体に防腐処理を施してミイラにしたとされ、そのためアヌビスはミイラ作りの監督官とされ、実際にミイラを作ったり死者を冥界へと導く祝詞をあげたりする際にアヌビスの仮面を被って作業が行われた(このミイラ製造に携わる仮面をかぶった職人ないし神官はストゥムと呼ばれた)。ひいては医学の神ともされている。また死んだ人間の魂(バー)を速やかに冥界へと運ぶために足がとても速いとされる。
またオシリスが冥界の王となる以前の冥界を支配、管理しておりオシリスが冥界の王となった後も彼を補佐してラーの天秤を用いて死者の罪をはかる役目を担い、その様子はピラミッドの壁面などに描かれている。
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