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謳われない行進 〜 チベット騒動☆総集編

4月２６日　長野　聖火リレーをどう迎えるべきか？
【チベット問題】天台宗僧侶の涙ながらの声明【生放送】


北京オリンピック聖火抗議 in 長野

Olympic Torch Relay in NAGANO 1

チベット問題で日本の人権団体、なにやってるの？

History of House music part 1 of 15


History of House music part 2 of 15

先週末は東京出張、というか観光、時々出張。

金曜日、東京着は夜遅く。そそくさとチェックイン＆夕食。
その足てwombへ。ミニマル＆プログレッシブの注目株pig＆danを偵察。

到着するとちょうどプレイ中で、まさにクライマックスの最中。寄せては返すブレイクの連続にお客さんは歓喜＆ハンズアップの連続。ミニマルな音のモアレがサイケデリックに意識を誘導しつつ、しっかりプログレッシブな心地よさと盛り上がりを融合させてくるのが今のスタイル。４〜５年前には考えられなかった音のミックスがすでに当たり前になっていることの喜び。エレクトロニカがなければこの音像の繊細さは無かったであろうし、エレクトロニカに希薄だった身体性をトランスから導入しているのが心強い。そんな音。
長旅で疲れた体で無理して遊んでいたら、足がつってしまったので、泣く泣く退散。

翌日はホテル近くの東京タワーへ。強風のため特別展望台は上れなかったが、展望台から眺める東京の風景は、巨大な高層建築がニョキニョキと立ち上り、その奇態と高さの覇を競う巨大資本のスタイルウォーズ。それはそれで面白い。リアリティーが空中に移行し、資本はネット上のデータでイメージのみでやり取りされているのでこうなるのかとも思う。perfumeのリアリティーと相似をなすのだこの感覚は。


東京タワーは展望台に天照大神が祀られていたり、蝋人形感にはクラウス・シュルツが祀られていたり、すぐ近くにはメソニック・センターもあるようで（行き逃した！）謎の霊的スポットですね。

その後は原宿駅に移行し、bangi氏の仕事場にお邪魔する。皆様のおもてなしに深く感謝。クールでHxCxな生き様に感銘。今後ともなにとぞひとつ。

程よく出来上がったあたりで、CICADAがプレイするというASIAに移動。初めて行ったクラブだけど、ガラの悪さ＝ロック臭さがなんか新鮮。ライブハウスみたいなノリ。CICADAたちに合流、食事をとりつつ旧交を温めるも、流石にこの日はお腹いっぱい。幸せな気分でホテルへ。

翌日は仕事にて最新のうつ病治療などを勉強しつつ。目新しさは無いものの、結局薬物一辺倒の時代から、うつ病も多因子疾患、多角的な心理社会的サポートなしには治療とは云えないという当たり前の治療論へ回帰しつつある模様。
これは、うつ病も薬剤の進歩によって軽症化の流れの中にあって、重症のうつ病が少なくなった代わりに、心因、内因性うつ病というものが、本来別物とされていたメランコリー親和型うつ病と連続性のあるものだと見直されてきていることを意味する。薬物療法だけでは治らない、精神療法、心理教育、リハビリテーション、当たり前のことをしっかりやれ、というパラダイム。そのとおりながら、面白みに欠けるところが玉にキズか。

新700系新幹線は電源も引けるし、モバイル基地の様相。無線LANの電波も飛んでいた模様。ネットが使えれば移動時間も殆ど苦痛ではなくなる。

今回お世話になったみなさん、どうもありがとう。
また近々お会い出来ることを祈りつつ。

暗示の外に出ろ、俺たちには未来がある。



omniverse-解体屋外伝

出会いの予感は、奇妙な緊張と期待をはらみながら
未来への予測を許さないがために、出会いそれ自体が投企たり得る。

Bangi氏の月刊２３曜日blog。
「アンドロイド・エモーションとテクノ・ナショナリズム」

多くのインスピレーションは同時多発的に共有された。

さらに補足的に記録。


「未来から現在に介入する方法として。」

予言、神秘体験、霊感は未来から現在への介入技術の一つと理解出来るかもしれない。未来を書き換えるための技術として未来人が行えるアクションは、過去の人間にインスピレーションと意思を与えることだ。

では逆に我々が未来に対して、能動的に作用するために何が可能か。時空を超える技術は何か。ピラミッド、結社などミームを保持するいくつかの技術が歴史上存在する。我々は２０世紀の終盤から２１世紀にかけてネットスフィアという新しいリアリティを獲得した。この新しいフロンティアの中でどんな時空を超える技術が可能となるか。どんな方法が可能か。

そうだ我々も常に過去からの干渉に晒されて生きてきたのだ。過去から現在に対する干渉と、未来から現在に対す干渉。霊感、予言、気付きの体験。

これは現在使用されている、過去から未来へと続く、時間の一方的な流れに対するアンチテーゼだ。なぜならばこれらの働きは、時は常に現在を中心にして、未来から現在への流入、過去から現在への流入という考え方に依拠しているからだ。
この断片の中に、時間に大して次元発火装置を仕込む技術のアイディアがあるかもしれない。

Perfume PV - Computer City ／ コンピューターシティ


perfumeを聞いてみよう。
ここにもそのアイディアのキラメキの欠片がある。
perfumeの歌声は、初音ミクのボーカルとすでに交換可能であることがわかるだろう。Perfumeの肉体はすでに未来においてデータによる存在に置き換えられることを予感として孕んでいる。

Perfume - エレクトロ・ワールド (初音ミクバージョン完成版)

ではperfumeにより歌われるポエジーの世界は、i-robotのような無機物の有機物に対するコンプレックスというような世界観ではない。それはエゴの制約から飛翔した、拡張した感覚だけの世界だ。その世界のなかで薄れ行くエゴとリアリティーの拡散への歓喜と、失いつつある肉／タンパク質リアリティーに対する郷愁のポエジーだ。Perfumeはネットというアストラル世界へのアセンションを呼びかけているミューズなのだろう。

プロデューサーの中田ヤスタカは天才的な嗅覚でこのことを表現することを可能にした。そしてこれは昨今のアニメに共通したテーマである。攻殻機動隊、電脳コイル、エウレカセブン、などこの数年の重要なアニメは肉体と精神、外宇宙と内宇宙、ぼくとセカイ、死を超克する手段としての電脳世界へのアセンションの欲望をテーマにしたきた。

この事態が日本で発生したことに留意するべきである。日本民族はすでに核によって一度殲滅させられたのだ。我々は一度完全にイメージの世界で量子レベルに分解解体され、そのイメージの中から再生した。国全体が大きなイニシエーションを体験したといっていい。我々は一度死に、そして再生したのだ。

この観点において新しい日本のテクノ・シャーマニック・ナショナリズム(TSN)が発明されることだろう。






以下は2ch西洋魔術スレッドに投稿された匿名文書。
この文書も、Perfume以降の視点からバージョンアップされるべきだろう。


萌術
ハイパーフラット空間における魔術的幼形進化

Mogick
Magickal neotenism in hyper flat landscape

Ver.1.4　2005/05/19　
author : Anonymous


古来、和をもって尊しとする日本的精神文化土壌においては、シャーマンの呪力は外敵への攻撃や絶対神への畏怖よりもむしろ、重労働をねぎらい共同体との幸福な合一感を高める友愛意識、ムラ意識の増幅と共有こそを主題とした。
これに、恐れ多い権力者、大君さえも死ぬと子供に帰るという死生観も加わり、あの世とこの世、世俗と権力を橋渡しするヘルメス神の姿態は幼子、童、またその遊び相手といった幼児的意匠をまとい、死者、先祖、神々と現世人は「家族」として、相互的な保護と恩寵の絆で結ばれていた。
古墳の内装などを眺めれば、子供部屋のようなカラフルさ、素朴さ、やわらかさが確かに感じられる。
大陸の影響を受ける以前の埴輪も、呪物というよりも子供を慰める玩具のような楽しさと愛らしさのほうが率直にみてとれる。


アニメ、マンガなどの現代日本の特徴的な文化は、すなわち異界や権力など超越的な領域に、畏怖ではなく愛しさ、慰め、幼児性を投影する古来の感性の自然な発露である。
神を、異界を、自然の諸力を幼児的な愛しさとして表現し、親子の愛情と同質の保護、安らぎという関係性を構築して発展した日本文化は、幼児的なもの、愛らしいもの、小さく繊細なものへの研ぎすまされた感性を持つという点で世界でも希有なものである。


この日本人独特のエロス、それは性愛的エロスとも、形而上的エロスとも、微妙に重なりながらも同一ではない「愛」が、まさに幼児的であり性愛的であり形而上的でもある現代日本のロリコン文化、2次元文化のさなかから生まれた概念である「萌え」のなかに、再生・変奏されていることは論を待たない。
埴輪からドラゴンボール、SONYの極小ウォークマンからハードなロリコン文化まで通底している日本的エロスの、現代的表現が「萌え」なのである。


「萌え」は幼児的エロスの発露、表現である。朦朧とデフォルメ・単純化された「幼児の図像学」こそが萌えの媒体となる。そこではディテールは省略され、線と面による単純直裁な表層が色鮮やかに溢れ出し、内なる幼児性をあやし、慰める。


またこの幼児的表層は同時に、異界とのインターフェイス、形而上的エロスへと展開する。
死者、先祖、その最果てに鎮座する先祖神と交感の場である線と面と色彩の領域、それは現前の表象を飛び越え、ある超越性Transcendenceを内包することとなる。
現代美術の文脈でとり沙汰される「スーパーフラット」を、霊界とのインターフェイス、形而上的空間へと拡張した概念を、ここではとりあえず「ハイパーフラット」と呼ぶことにする。スーパーフラットな表象に、異界、霊性を透かし見て、相互に交感するトポスとして設定することにより、八百万の神々が幼な児の姿形を纏い乱舞するハイパーフラット空間が立ち現れる。


霊界との交感、魔術的・呪術的行為のトリガーとして、日本人は、「畏怖」でも「敵対」でもなく、幼児的・性愛的・形而上的エロスの複合体Complexとしての「萌え」を喚起し、家族的、また近親相姦的な親密さで結びつく。
この呪術的感性によって、縄文の昔から現代まで綿々と面なる日本文化が形成されているのである。


退行ではなく進化としての幼児化、ネオテニー（幼形成熟）は、萌術の熱源でありまた目的でもある。
ネオテニックな進化への欲望・意志が保証する進化論的遠心力から逸脱し、 幼児的・性愛的・形而上的エロスが統合性を失ってアンバランスに漏出する不安定な状態は、消費それ自体を目的化してしまったヲタク文化のネガティブな諸相として現れる。 萌術は、このような袋小路からの脱出を目論むネオテニック進化論であり、古代から未来へと貫通する日本精神文化の精髄の、魔術的ルネサンスである。


すなわち、萌術とはネオテニーの魔術に他ならない。


（本稿はインターネット上の日本語掲示板「魔術結社GIKO＠2ch.net」に匿名で投稿された。匿名筆者は本稿に関する基本的著作権を放棄し、文章が改変されない限りにおいて本稿のあらゆるメディアへの転載／配布を無制限に許可する。）

Perfume PV - Electro World ／ エレクトロ・ワールド

Perfume PV - Polyrhythm ／ ポリリズム


これは確かにヤバい・・・(;´Д`)


バキx2。
Amazon1位!!!!!!!!!!!

日本でも90年代以降急速に広がりつつあるサイケデリック・ドラッグ。意識を変容させ、現実の多様性を開示し、個人に多くの気付きをもたらすこの物質も、使用法の如何によっては精神に重大なダメージを及ぼす可能性もある。

ドラッグ文化の発展は古来より文化的成熟には不可欠な要素であり、日本におけるこれらの流れも、欧米における自由化の流れと歩調を合わせながら、止まることはことはないであろう。

しかし、日本においてこれら意識の航海士達の為の羅針盤となりえる情報は極端に制限されていたのが現状ではなかったか。単発的にネット上に現れては消える、個人の体験談の断片、旅の記録は文化としてのアーカイブを形成することなく、知恵として共有されないままにネット上のトラフィックを漂っている。

幻覚剤、精神作動性物資を意味するentheogenを冠したentheo.orgは、この現状に危機意識をもったLove S. Doveによって立ち上げられたサイトだ。彼女自身の豊富な体験に裏付けられたエンセオジェン／サイケデリックスに関する情報は、安易な楽観主義に堕さない信用できる情報を提供する。また彼女自身がアメリカ在住ということから、アメリカ、英語圏のなかにおけるリアルタイムなサイケデリックスにまつわる現状を報告してくれるだろう。


ENTHEO.ORG

ブログ開設にあたってのご挨拶・Entheo.orgプロジェクトのミッション

過去も未来も一気にぶち抜け。

天元突破グレンラガン、遂に最終話まで見ました。
前半６話くらいから、もしかしてとんでもない名作になるのではという予感。それが途中一切の弛緩く最終話まで突き抜けていった、スピード感、高揚感、気合いと、破壊力、愛と友情の気持ちよさに大感動。熱い熱い熱い。


「敢えて云おう。
我らの敵は宇宙そのものだ。」

個人の自由を抑圧するあらゆるものに対する抗戦。理解のスピードより速く突き抜けてしまうことの心地よさ。すべてがドリル／螺旋という最もシンプルな象徴の力をかりて、一気呵成に突破してゆく。スケールのドデカさはアニメ史上最大。最後の敵は宇宙そのものだ。


GAINAX製作。合体ロボットアニメから、エヴァンゲリオン、キャプテンハーロック、あらゆる過去SFアニメに対するオマージュ捧げ、形而上学的ハードSFにまで変容を遂げながら、全２７話、４部構成。全編鳥肌、感動保証、殿堂入り決定。
日常の中ですり切れて、何かを忘れてしまいそうな不安に苛まれているとしたら、是非このアニメを見てほしい。



天元突破グレンラガン　Official HP


映画化決定

昨日は心地よい二日酔いの余韻も引きずりつつ
朝早々と仕事を終了して、患者さんたちと花見へ出かけた。




「去年は○○さんが入院してたね」

「昨日デイケアで見たけど、元気そうだったよ」

「今年は退院がんばってみようと思うんじゃ」




こんな時間が一緒に過ごせると、信じられると感じてしまう。

週の半ばにこんな日があるのっていいね。

日曜日はやっと花見へ。
前日思い立って声を掛け合って、翌朝は快晴。
近くの河原に手頃な花見スポットを見つけて、音だしの準備を整えて
飲んで食べて好き勝手に戯れて、ゆっくりと時間の流れを楽しんだ。

満足満足。