o m n i v e r s e

ニューヨークのホテルのために作られた映像のようだが、ダンテの神曲で、地獄・煉獄・天国と彼岸の国を遍歴して回るような映像はなかな凄い。良くここまで作り込んだな｡

週末に早速みてきました｡前作の「序」がヤシマ作戦を軸に従来のアニメ版をコンパクトにまとめた印象だったんで若干の不安があったのですが、今回の「破」についてはそんな心配は杞憂でした｡

物語は登場人物の内的必然性に合わせてスッキリと整理されています。そして既に今までのエヴァとは全く異なった新作といっていいでしょう。しかし今までのヱヴァンゲリヲンのエッセンスを失うことなく完成度の高いものになっています。

オープニングから数十分に渡る使徒の襲来とその新しい使徒のデザイン、映像美は特筆に値します｡CGを効果的に使った見たことのないイメージの奔流と不思議なカット割りはなかなか素晴らしかった｡

今回の感想として感じるのは、日本人は第二次大戦/ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下（セカンドインパクトのメタファーともいえる）以降、西洋的な個/自我の確立とエディプスコンプレックスの問題に封印されてるという問題意識。そしてその超克のドラマ/神話モデルの模索。

今の日本人の神話の無意識構造が宮崎駿的なるものに強い影響を受けているとしたら、非宮崎駿的なる神話の模索｡それがすなわち宮崎駿という存在への庵野監督のエディプス葛藤への超克にも重ね合わされているようにも感じられる｡

まあ度々繰り返されるヱヴァンゲリヲンのリメイクは、永遠にしっくりこない神話をこねくり回してる感じはするけど。それもまた良し。

制作当初から十数年の歳月をかけて、登場人物も作り手もみんな大人になった。光と闇のドラマを理解しつつ決して中途半端で終わらない投げ出さない意志の強さを身につけた｡そしてそれを見つめる観客も｡それがいい。

さて神に見捨てられた人類の存亡を賭けた神との闘い｡そして人類はその限界を超えて神になり得るのか｡仕上げは後２話をご覧じろ。というわけで

お好きな方は是非どうぞ｡



ヱヴァンゲリヲン新劇場版「破」

Thrillerのヒットによって80年代の音楽流通は大きなパラダイムシフトを迎えたけど、マイケル・ジャクソンのPVで一番好きなのはこれ｡ベビーフェイスなマイケルじゃなくて、時折見せる不良ぶったりストリートカルチャーへの目配せの効いたハイブリッドな彼の感覚がカッコ良かった。1995年の作品｡全く古びてないよ｡

6月20日から21日にかけて伊豆大島へ行ってきた。
一年のうち太陽が最も天球上で支配的となる日｡太陽への賛歌と祈りを込めて伊豆大島に仲間達が集う。

伊豆大島は伊豆大島火山と呼ばれる水深300〜400mほどの海底からそびえる活火山の陸上部分であって1777の安政の大噴火以来、幾度もの噴火を繰り返している｡島は南国の雰囲気をまとう共に独特の重さを伴う｡これはこの土地が火山であることと無縁ではないだろう｡幾度となく人々の命を飲み込みつつ溶岩によって覆い尽くされた島｡

早速郷土の海産物夜鷹な昼食。特産物である明日葉の若干石油っぽい味にはこの島の火の要素がしっかりと染みこんでいる。

三原山火口へ向かう｡広漠たる真っ黒い溶岩が永遠に続く｡その中に生命力豊かに根を伸ばす緑｡明日葉。はじめて見る風景に圧倒される｡

一面が一色で塗り込められた光景は死をイメージさせる｡見たことのない光景は宙づりのイメージとして意味への昇華を常に待ちわびている｡
この意味合いはいずれ来たるべき時に判られるときが来るだろう｡それは夢の中、あの世の意識の中、出会いと意味の一瞬の煌めきの中に立ち現れる｡

砂漠の中を頂上を目指し進む14人｡

その次は波治加麻神社へ。
参道が杉林によって見立てられており、なかなか風情がある｡
神社自体はうち捨てられた存在のように林の片隅でひっそと佇んでいた｡

流刑地であった此島のアウトサイダー達の叫びが聞こえてくるようだ｡
霊的に敏感な仲間はどうやら調子を崩してしまった。

夜はみんなでBBQ。
このときいまこの場所で必然のもとに皆が集う｡
様々な時を超えてはじめて出会うもの同士が永遠を共にする｡
互いのこころを身近に感じながら、その接点の中で互いに立ち現れてくる未知へ期待そしてその期待に未来を委ねてゆこうとする想い｡それが場を和やかなものに変えてゆく｡

そしてクライマックスはキャンプファイアーの炎だ｡
Bangi&NORIZPEZの人前結婚式｡永遠の誓いを皆で祝福するともに全員の願いも炎に乗せて燃がらせる｡
そして2009年の夏至を祝う｡

火を囲み皆の意識も次第にチューニングを合わせはじめ集中力は高まってゆく｡Bangiの一声がこの空間の霊を呼び起こし皆の意識を時間の結び目に刻印する｡

翌日は行者窟へ。
ここは役小角が1000年前幽閉された場所といわれる｡役小角はここに2年間幽閉された｡


あらゆる修験者修行者の霊的なヒーロー、始祖役小角｡かれはこの場所で2年間を過ごしいったいどんな力に覚醒したのだろう｡この場所はただただ大自然の荒々しさ、人智を超えた力と対面できる場所。

断崖絶壁、太平洋の荒波が叩きつける岩場の中に行者窟はある。


幅十数メートル、奥行き27メートルの洞穴｡
この場所には夏至のこの日、まっすぐに洞窟の奥まで朝日の光が差し込むという｡
そしてその先には役小角の彫像が祀られている｡


そしてここにも磐座がある。文字なき時代から受け継がれる超越的なるものへの信仰そして憧憬｡

われわれが訪れたときに既に祭壇には蝋燭の火が供えられていた｡
いまでも脈々と本物の信仰が息づいていることを目にする｡
我々も志を同じくするものだ｡

そしてもう一つ｡
仲間である上楽夫妻が夏至のこの日伊豆大島で入籍を果たす｡
皆で応援団として役場に一緒に同行する｡
しっかり者で気っ風の良い奥さんと笑顔が爽やかな彼｡
似合いの夫婦の誕生だ。
末永い幸せを｡

そして別れの予感｡
また再びこの瞬間を共にする機会が訪れることを。

熱海で皆と別れる｡
彼らは東へ｡
遠き山に日は落ちて夏至の夕日を見ながら西へ帰る｡

午前中に東京入り。東京タワー横のホテルへチェックインし新薬のセミナーをひとしきりこなした後、友人と青山で待ち合わせ。少し遅れてリキッドルームへ入った頃にはなんだか不穏な高揚を引き起こすヤバイ音が。と思ったらモニターに映るのは４人の目玉オヤジ、EBISU RESIDENTSでした。


CICADAによって最新のミニマル・プログレッシヴチューンにREMIXされたRESIDENTSの楽曲に合わせてRSIDENTSらしきタキシードの目玉達がステージ上で繰り広げる謎の小芝居…。匿名性をまとった目玉という不安をかき立てる象徴らしきものが繰り広げる謎のシアトリカルな空間…。そのかしらに立ちこめる意味のようなものの断片を観客は無理矢理解釈して意味に繋ぎ止めようとする。それを嘲笑うような不条理さが醸し出す世界観は、例えていうならデヴィッド・リンチの映画のようだった。悪い夢でも見ているような。


この不穏と妄想気分が伴った世界観は、アメリカ文化の持つ独特のテイストを反映しているように見える。たとえばこれは未だ日本に伝えられないアメリカ・アンダーグラウンドカルチャーの最深部、ジョークの宗教Charch of Subgeniusなどの世界観に近いように感じられた。


このあまりにも突然すぎるイメージの挿入と不条理さへの信が宇川テイストの妙味かも知れない。

サウンド的には機材トラブルがあったようで本調子ではなかったようだが、タイトで叙情すら感じさせるCICADAのバックトラックとex.supercarのナカコーRESIDENTSの奏でるスペースギターが高揚感を煽っていました。イベント全体を通してサウンドは予想に反して良い意味で今のミニマルテイストが全編に統一感を持たせていて、以前のオールドスクールなハウス一辺倒なテイストとは変化していましたね。

その後も石野卓球にメルツバウ、MEGまでが同じステージに立つというカオスさ加減は加速し正に宇川祭りの阿鼻叫喚の様相を呈し最後に宇川直宏本人が登場！ひとしきり今日の解説をするという無茶苦茶な展開の後に、スペシャルゲスト堀江貴文が登場！偽レジデンツに偽セレブサイン色紙展覧会に全ての虚実が無効化した認知空間のなかで本物の堀江貴文！。本人のパンパンにはち切れるT-シャツ姿が脳内イメージとあまりにも異なっていたため思わず偽物として認識していました。


途中再び青山へ移動して友人Sのクリニックで再び乾杯。お祭り気分にすっかり舞い上がってiPod DJで散々盛り上がり。ここでもOUTBACK ECLIPSEの体験談を聞かせてもらったのが面白かったな。皆既日食ツアーの期待も高まります。

更にその後はアフターパーティーのGODFATHERへ再び移動。mixi上やtwitterで知り合った人達とも沢山会えてさながらオフ会の様相。また十年以上ぶりに出会う懐かしい顔にも沢山。また友人のSくんの後輩達にはいつもサポートしてもらっていて心強かったです。散々遊んで楽しすぎたんで途中からはあまり記憶がないのですが、当日その場を共有した方々本当にありがとう。また会う日まで。

あーなんか蒸し暑いと思ったら梅雨入りですか？
みなさんいかがお過ごしでしょうか。

☆最近まだ相変わらずtwitterの中毒性に耽溺しっぱなしで、ついiPhoneに手が伸びてtwitterを覗かずにはいられない始末。さて今のkuknackeはどうなっているかとか suzukiiiiiiiiiiさんは完全に寝ているかとか、全くリアルで接点のない見ず知らずの他者の日常の細かい心の機微に妄想を膨らませ気がつけば自分の出刃亀趣味にほとほと感服したりと、複雑なリアリティーを送っています。

アカウントはかなり前に取得していたけれど、ここまでずっぽりしたのはこの１，２ヶ月というところで、誰かが例えていたけれど、mixiの初期に近い熱中ぶり。iPhoneのアプリのTwitterFonっていうのがまた出来が良くてまたついつい手が伸びてしまう。しかしこの独特の緩さはなんだかかゆいところに手が届くような届かないような投げっぱなし感があって、それが新しい感じを若干錯覚気味に伝えている感じがしなくもない。

twitterの面白さは、twitterの世界が主に自分がフォローしている他者のつぶやき＝内的世界の未分化な連なりによって構成されているところで、自分のフォローしている人達の分だけ眼前に広がるtwitter世界にも多様性と広がりが生まれる仕組みになっている。subconsciousな言語世界の連なり。それってこの我々を取り巻く世界が認知され形作られるリアリティーの仕組みとも結構にているんじゃないの。

沢山の人達の感情のため息に似た発露とそれが自分自身の内的世界と感応して自分のこころの中に再現されるある種の印象。そういっとものが泡のように現れては消えるような淡いうつろいの中で毎日が過ぎ去ってゆく。twitterのタイムラインはこんな日常の印象に似ている気がする。

決して直接的にはサイキックな印象を感じさせるメディアとは思わないけれど、その醸し出す世界は意外と前言語的で直感的なコミュニケートメディアかも知れない。まああくまでも印象ですが。

☆明日から東京行き。とある製薬会社のプロモーションに参加後、UKAWANIMATION予定。CICADA加入のEBISU RESIDENTS楽しみ。その後余裕があればアフターのGODFATHERへ。遊びに行かれる方声かけてください。

☆翌日は新しい仕事のための打ち合わせに橋本夕紀夫デザインスタジオへ。こちらの方は後々またお伝えします。

☆皆既日食ツアーはボア船に決定!!!!!!皆既日食の瞬間をボアダムズの演奏と共に迎えられるのは最も正しい皆既日食の迎え方だと確信します。レジェンダリーなパーティーになることは必死でしょう。あっちの世界との扉が開かれるかもね!!!。３３３人限定のツアーもほぼチケットが売り切れ近いようです。我々は家族、友人総勢８名で参加予定。

これからしばらくは移動、打ち合わせ、交渉、診療、夏至、皆既日食etc全てが一点を目指して収束するための加速をはじめる予感。さてなにが出てきますやら。

今週 6月13日皆既日食ツアーも楽しみな宇川直宏主催、UKAWAMINATION First LIVENIMATIONにCICADAが出演します!!!豪華ゲスト、そして謎のEBISU RESIDENTSとは！？ってことでお近くの方は是非!!!!!

UKAWANIMATION! First LIVENIMATION!!!!!
--UKAWANIMATION! VS EBISU RESIDENTS--

公演日： 2009.6.13（土）
会場： LIQUIDROOM ebisu
OPEN / START： 18:00 / 19:00
料金：
前売り \4,000 (税込) 1 DRINK 別
当日 \4,500 (税込) 1 DRINK 別
ARTISTS： UKAWANIMATION! vs EBISU RESIDENTS
GUEST ACTS： 石野卓球、MEG、MERZBOW、DJ NOBU、JONTE、STRINGRAPHY、EBIS RESIDENTS!!!!!!!!!!!!!!!
VJ： HEART BOMB、VJ GEC (KIMGYM)

AFTER PARTY： ARTISTS：GODFATHER（高橋透/MOODMAN/宇川直宏）、川辺ヒロシ!!!!!!!!!!!!!!!
料金：
DOOR \2,000（ただしUKAWANIMATION!LIVE入場者は
\1,000にディスカウント!!!!!）

各プレイガイドにて好評発売中
プレイガイド：
チケットぴあ 0570-02-9999 （Pコード：320-010）
ローソンチケット 0570-00-0403 （Lコード：75629）
イープラス http://eee.eplus.co.jp
GANBAN http://www.ganban.net (店頭販売のみ)

主催： HOT STUFF PROMOTION
企画・制作： HEARTFAST / DOOBIE
INFO： HOT STUFF
TEL: 03-5720-9999
URL: http://www.red-hot.ne.


UKAWANIMATION!

『ポップ・アヴァンギャルドのニューディメンション現出!!!!!!!』
映像作家、現代美術家、VJ、グラフィック・デザイナー、文筆家etc...。多方面で活躍する宇川直宏が立ち上げたプロジェクト、 UKAWANIMATION!。宇川が発案したコンセプト＋歌詞／イメージ＋絵コンテを、それぞれミュージシャンや映像作家に伝え、楽曲と映像を同時生成させていくという、新しいミュージック・コミュニティーの確立を目指したこのプロジェクトは、"人間以外の森羅万象からみた世界"のみをコンセプトにして、昨年11月ファースト・アルバム『ZOUNDTRACK』をリリースした!!!!　カメラ・レンズの反射角や脱着を公園での脱衣行為に隠喩した feat.石野卓球 x 萩原健一のあり得ないポスト世紀末的コラボから、アヒルの水浴びと羽毛に纏わる水滴の無 限循環をハーシュノイズで表現した feat.メルツバウ、千葉の落花生の発芽から出荷までをミニマルに情景描写した feat. DAZZ Y DJ NOBU、そしてBOREDOMSのEYEの伝説のアートコア・プロジェクトHANATARASH、糸電話でデリック・メイのストリングス・オブ・ライフを奏でた feat. ストリングラフィ、MEG x iLL、田中フミヤ、 JONTE x TOBY、ALTS、そしてアンダーグラウンド・ハードコアのイコン＝アブラハムクロスまでが参加した同プロジェクトが、驚愕のファースト・ライヴを 6.13恵比寿リキッドルームで開催する!!!!! タイトルは〈UKAWANIMATION! First LIVENIMATION!!!!!〉!!!!!!!!!!! この日、このアルバムの世界観をアブストラクトに再現するという!!!!!!! 当日のラインナップは、１８メートルの糸電話楽器でテクノアンセムの数々を奏でるストリングラフィのLIVEインプロビゼーション!!!!!!!!!!そしてJAPテクノグル＝石野卓球による空前絶後の"ショーケンLIVESet"!!!!!!!!!! ガーリー・エレクトロ・アイコンのMEGとアニマルライツ・ハーシュノイズの極北メルツバウの相反する世界観の無秩序な融合!!!!!!!!!! 千葉アンダーグラウンドダンスジンジケート＝FUTURE TERRORの組長DJ NOBUによる落花生 DJ SET!!!!!!!! 更には『ZOUNDTRACK』のジャケで耽美な180度開脚を披露したUKAWANIMATION! のシンボリック"ウナギ"アイコンであり、ビヨンセ／マドンナ／安室奈美恵のコレオグラファー、ポスト・グレイスジョーンズなNYアート・コアの新星 = JONTE が、この祭典の為にニューヨークから緊急来日!!!!!!!!!!!! VJ にはエクスペリメンタルRGBマスターの両雄／HEART BOMBとVJ GEC( KIMGYM )!!!!!!!!!!!!! しかも、この祭典のサブタイトルは"UKAWANIMATION! VS EBIS RESIDENTS"ええええええええーーーっっ???? あ、の、RESIDENTS??? いやしかし、EBISという冠が？？？この日、ポップ・アヴァンギャルドのニューディメンションが立ち現れる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


AFTER PARTY
『GODFATHER11th ANNIVERSARY Vol1』
公演日： 2009.6.13（土）
会場： LIQUID LOFT
START： 23:00 - Till Morning
料金：
DOOR \2,000（ただしUKAWANIMATION!LIVE入場者は
\1,000にディスカウント!!!!!）
ARTISTS： GODFATHER (高橋透/MOODMAN/宇川直宏), 川辺ヒロシ!!!!!!!!!!!!!!!

20歳未満の方のご入場はお断り致します。
年齢確認のため、顔写真付きの公的身分証明書をご持参下さい。

『UKAWANIMATION!アフターパーティーは日本で最もエクスペリメンタルな３人＋１人!!!!!!!!!!』

オーガナイザー／VJ を"原色の相談役"＝宇川直宏が務め、レジデントDJに＜芝浦GOLD＞の司祭として君臨していた"DEEP・HOUSE天皇"＝高橋透と、"AVANT・UNDERGROUNDの若頭"＝MOODMAN を擁す、日本で最もレジェンダリーなエクスペリメンタル・パーティー『GODFATHER』!!!!!!!!!!　その歴史は1998年にさかのぼり、現在は"弘法大師／お遍路スタイル"で、列島全土を巡礼し続けている!!!!!!! そんな伝説の『GODFATHER』が今年１１周年を迎え、UKAWANIMATION! LIVEのアフターパーティーとして、ここリキッドロフトを出発点に全国1１ケ所のフロアへとニードル行脚の旅に出る!!!!!!　しかもスペシャルゲストは完全ドテクノ化を果たした川辺ヒロシ!!!!!!!!!! JACK YOUR 背骨!!!!!!!!!!!!!!


同時開催
UKAWA NAOHIRO NEWEST EXHIBITION!!!!!
『宇川直宏／UKAWA'S TAGS FACTORY!!! 300 Counterfeit Autograph!!!』
OPENING PARTY： 2009.6.13（土）23:00 -
会場： TIMEOUT Cafe & Diner

開催期間： 6/13(土) - 7/5(日)まで
GALLERY HOURS：
月-金、祝前日 12:00 - 23:00
土 13:00 - 23:00
日、祝日 13:00 - 22:00
入場料： 無料
INFO： Time Out Cafe 03-5774-0440
宇川直宏／UKAWA'S TAGS FACTORY!!! 300 Counterfeit Autograph!!!

『UKAWANIMATION!同時開催は、宇川直宏によるセレブリティー300人の偽サイン展!!!!!!!!!!』
日頃からサインを求められるたびに、他デザイナーの筆跡を模写したサインをまき散らし、オマージュに勤しむ宇川直宏が、日夜密かに修行を積んでマスターした、なんとセレブリティー300人のサインをまとめて披露！展示！即売！。先月大阪ギャラクシーギャラリーで数枚披露し大好評を得たあのプロジェクトの全体系である!!! 今世紀、TAGで世界を開示出来ると宣言する宇川は、今回、知名度や希少価値、人気度や個人的想いによって様々な価値変動をみせる"サイン色紙"の世界に本格的に切り込んだ。本エキシビジョンは、様々な時代の、そしてあらゆるジャンルの著名人を、色紙というキャンバス上に並列サンプリングし、そして同価格で販売という価値の転覆を計る実験展示である!!!!!!!　勿論(当たり前だが)ドローイングなのでエディション数１／１。なのに全てのサイン＝autographはアンリミテッドエディションだというこの矛盾を啓発する試みでもあるのだ!!!!!!!!
Courtecy of YAMAMOTOGENDAI

ショーケンって格好良かったんだね。
まるでステージに放たれた獣のようだ。
youtubeのコメント欄にもあるけれど
この時代に比べて今の日本は随分萎縮しているようにみえるな。

link from
http://cicadalove.blogspot.com/2009/06/uxox.html

さてそろそろ７月２２日の皆既日食の日が近づいてきた。
レイヴ・トラベラー・トライブの間ではある種の宗教的な風習とさえ化している感のあるこのイベント。1999年のハンガリーのSolipse、2001年のザンビア、2002年のOutback Eclipse Party、2006年のトルコSoulclipse、伝説となったパーティーは数多くあれどいずれも今までは逃してきた。



太陽と月そして地球。その３者の出会い。距離も大きさも異なるこれらの星達が一直線に並んだとき、地球から見る太陽と月が全く同じ大きさで一致するという神秘。この宇宙において偶然など存在しないことのこれほどまでに明白な証明はない。果たしてその瞬間俺は一体何を体験するのだろうか。それを確かめにエクリプスへ行く。

2002年のSamothraki Dance Music Festivalで日本でのエクリプス・パーティー開催の試みをあるオーガナイザーから聞かされた。そのときは遠い未来の話に感じられたが、どこかでこの日をイメージの中に宿して生きてきたと思う。そして精神科診療のなかで深まっていった神秘主義的な象徴解釈の中でも太陽と月が織りなすドラマはこの世における最も支配的な物語であり、この現代でさえ人間の生の最も根幹をなす元型的システムだ確信するようになっていった。

2009年７月２２日、日本全国で部分日食が観測できる。また奄美大島北部、トカラ列島、屋久島、種子島南部など、皆既日食帯と呼ばれる細長くのびた地域・海域内では、皆既日食を観察することができる。日本の陸地に限ると、皆既日食が観察できるのは1963年7月21日の北海道東部で見られた皆既日食以来、実に46年ぶりだ。



さてこの７月２２日に際して注目しているパーティーは大きく２つ。１つは奄美皆既日食音楽祭。これは奄美大島で行われる大規模の日食パーティー。この日のために２年前から地元でこの時期になるとプレパーティーが開催されてきた。



□ECLIPSE2009〜奄美皆既日食音楽祭

開催日
2009年7月16日(木)〜24日(金)　9日間

奄美の島唄や伝統音楽、テクノ、トランス、ハウス、ジャム、アンビエントなどダンスミュージックを中心に様々な音楽ジャンルが集う野外音楽フェスティバル。皆既日食が起きる7/22(水)を挟み、9日間の長期開催です。当会場では、皆既日食が10時55分より約2分44分観測できます。イベントは基本的には２部構成で、夜〜朝までが音楽祭、昼間は島内観光やキャンプを楽しむ時間、皆既日食前後については昼間も音楽祭になる予定です。

会場
奄美大島 / 明神崎リゾート ex.HANA HANA EAST
（鹿児島県奄美市笠利町用安）

Ticket　
http://www.totalsolareclipsefestival.jp/ticket/index.html
前売券
販売期間：2009/4/22- 30,000円
当日券 （数量限定）
40,000円
テントサイト券
前売券　5000円(１張)　　3/1〜発売開始

Artist　
http://www.totalsolareclipsefestival.jp/artist/index.html

朝崎郁恵×ヨシダダイキチ×ウロツテノヤ子(Amami)
SYSTEM7(A-Wave/UK)
TAKKYU ISHINO(Tokyo)
KEN ISHII(70 DRUMS/Tokyo)
DJ TSUYOSHI(Madskippers/Joujouka/Tokyo)
MIXMASTER MORRIS(The Irresistible Force/UK)
ANDREW TILL(Psy-Harmonics/AUS)
奄美道の島太鼓(Amami)
いっちゃりょん会(Amami)
大笠利里前地区八月踊り保存会(Amami)
城南海(Amami)
高城剛(Tokyo)
KAORU INOUE(Seeds and Ground/Tokyo)
DJ NORI(GALLERY/SMOKER/Tokyo)
REE.K(Space Gathering/Tokyo)
MASA(Space Gathering/Tokyo)
JUZU a.k.a.MOOCHY(NXS/CROSS POINT/Fukuoka)
HIKARU(BLAST HEAD/Tokyo,Tokuno-Shima)
Sinkichi(Sun Conscious/Okinawa)
DACHAMBO (Tokyo)
SOFT(Kyoto)
SUN PAULO(Tokyo)
DJ KENSEI (Tokyo)
DJ NOBU (Future Terror/Chiba)
IZURU UTSUMI(Tokyo)
FUNKY GONG(Madskippers/Joujouka/Tokyo)
KOTARO(Equinox/Wonkavator/Wakyo/Tokyo)
NOGERA(Echo&Nymph/Shpongle/Yokohama)
HIDEYO BLACKMOON(Ibiza/Tokyo)
FULLMOON MONDO(New World/Osaka)
INDIGO(Blissdom Recordings/Osaka)
MIRROR SYSTEM(System7/A-Wave/UK)
DJ KATSUYA (Nature soul/33x/Tokyo)　　
SANDNORM (OVA/Tokyo)　
DJ AISA (Vatos Inc./insense music works inc./Tokyo)　
DJ KING(Real House/Amami)
DJ KITOSHI YASUDA(Real House/Amami)
AMAMJAUBB(Amami)
CORAL SOUNDS(Amami)
SHOU-KEI(Mai Mai Brothers/Miyazaki)
KATSUMI(M-Cosmo/Kumamoto)
PANAWASTA (Fukuoka)
SINN (Global Chillage/Tokyo)
CINN (Tone Tunes X/Tokyo)
888(YEBISU PRODUCTION/m-cosmo/Kumamoto)
KEITAMIN.JP(YEBISU PRODUCTION/m-cosmo/Kumamoto)
HISAO(Mai Mai Brothers/Miyazaki)
LUCKY(Miyazaki)
SHO (karuta/chill wave/Fukuoka)
SOLNOWARL (alternative ambient/Fukuoka)
DJ WARP (Kagoshima)
MASAWOMI(YEBISU PRODUCTION/TENPENCHII/Kumamoto)
MSFX(YEBISU PRODUCTION/m-cosmo/Kumamoto)
hige(YEBISU PRODUCTION/m-cosmo/Kumamoto)
JIJI(Ocean Species/Nagoya)
YUKIHEAT(Amami)
DJ SLINKY(Amami)

VJ：
M.M.DELIGHT(Tokyo) / REALROCKDESIGN(Tokyo)

Field Design：
Candle JUNE (Tokyo) / R領域(Tokyo) / ENWAMADE(Tokyo) / MAW(Tokinos/Kumamoto)

Lighting：EGG HOUSE(Tokyo)
Sound：MMU(Yokohama)

Access　
http://www.totalsolareclipsefestival.jp/access/j_amami.html

東京から
飛行機だと：：￥38300〜￥42500 （約2時間半）
フェリーだと：：￥20500〜￥40000 （約2日半）
高速バス＋フェリーだと：：高速バス￥7000＋￥3000〜＋フェリー￥9200〜＝￥19200〜（高速バス（東京−博多15時間＋博多−鹿児島4時間＋フェリー11時間＝約30時間＋乗り継ぎ時間＝約1日半〜2日）
青春18きっぷ＋高速バス＋フェリーだと：：￥11500（青春18きっぷ（5日間有効）＋高速バス￥3000〜＋フェリー￥9200〜＝￥23700〜

大阪から
飛行機だと：：￥29850〜￥33200 （約1時間45分）
フェリーだと：：￥15500〜￥30200 （約31時間−約1日半）
高速バス＋フェリーだと：：高速バス￥7000〜￥10000＋フェリー￥9200〜＝￥16000〜￥19200（高速バス（大阪−鹿児島10時間＋フェリー11時間＝約21時間＋乗り継ぎ時間＝約1日〜1日半）
青春18きっぷ＋高速バス＋フェリーだと：：￥11500（青春18きっぷ（5日間有効）＋高速バス￥3000〜＋フェリー￥9200〜＝￥23700〜


☆会場は整備されていそうだし安心して楽しめそうなところが特徴か。アーチストのラインナップが散漫で若干の不安が残る。エクリプス当日はトランス系のアーチストでしっかりと盛り上げて欲しい。中途半端な自意識はこの場合必要ない。ラインナップから考えるとSystem7やANDREW TILLがいるが少し弱いか。それこそ今はなきTotal Eclipseが出てくれたりすると最高なんだけど。2chの噂ではETNICAの名前が挙がっていたけど、ETNICAがエクリプスの瞬間に出演するなら魅力がかなり増すのだが。

でもロケーションの素晴らしさと大地を踏みしめて踊れるという喜び、そして大勢の仲間と共に踊り倒す楽しさには変えられない。テントサイトで過ごすことが多くなりそうだし、準備もしっかり必要だろう。日中は３５℃を超えるらしい。奄美観光も楽しそうだ。


奄美皆既日食音楽祭
http://www.totalsolareclipsefestival.jp/



そしてもう一つが


□太陽と月のまつり
LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDRING TOUR
ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンドリング・ツアー

ボアダムズが主催するこのイベント、本来はトカラ列島の悪石島で開催される筈であった。オーガナイザーは９年の月日をかけ前から実現に向けて地元の人達と協力して話し合いを重ねてきた。しかしこの日食フィーバーの中大手の旅行代理店の介入などによって開催が不可能になってしまったようだ。

この顛末とストーリーについてはこちらを是非参考にして欲しい。
http://www.sunmoonfes.net/index.html


そしてパーティーはルーシー号という定員４００人の客船でエクリプスへ向かう。約6分半におよぶとされる今世紀最長の皆既日食をめざして。


客船ルーシー号、中央皆既線上で日食を追う
3泊4日のミラクルライブ、ダンスパーティクルーズ
LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDRING TOUR
ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンドリング・ツアー
2009年7月20日(mon・祝) – 7月23日(thu)
http://www.sunmoonfes.net/lucy.html

LIVE
VOOREDOMS/BOREDOMS
GOMA

DJ
MOODMAN

VJ
宇川直宏　　　BETA LAND

PARTY SPACE EFFECT
FLOWER OF LIFE

PARTY FOOD
MANGOSTEEN

& MOREEE!!!
その他、出演者は続々お知らせします！！！
　333人限定! 168,000円〜

TOTAL ECLIPSE
プールやウッドデッキのバーをそなえた広い甲板で今世紀最長６分半の皆既日食を体感！！

PARTY
ライブ満載ミュージックサロン、ＤＪ達によるノンストップナイトラウンジ
地下巨大格納庫でのディープダンスパーティー！

FOOD
乗船する２０日から下船する２３日までの全食事は、ロシア料理のフルコースが全員に用意されますMANGOSTEENのシェフが創るフィンガーフード、トカラーゼ料理が船内を回ります水、アルコール、ソフトドリンク類も、豊富に販売

REST
参加者全員が快適に休めるベット、2人部屋、4人部屋があり各部屋にシャワー・トイレ完備

THEATER
皆既日食やトカラ列島にまつわる映画、映像の上映各アーティストによる映像作品や映画「77 BOADRUM」の上映

PARTY SPACE EFFECT
FLOWER OF LIFEによる異次元体感スペース

KIDS ROOM
子供たちのワークショップ、手品、ジャグリングなど


ルーシー号



☆皆既日食の瞬間をボアダムスで迎えられるこのパーティーはスペシャルなものになるのは間違いないだろう。音的にはF.O.L.のクルーが中心のテック〜サイケデリックな少し緩めのハウスだろうか。マニアックだがクオリティーは高いだろう。３泊４日の間３３３人のメンバーと運命を共にする体験。悩ましいところだ。問題は金額とどうしても逃げ場が無くなってしまうことか。

太陽と月のまつり
http://www.sunmoonfes.net/index.html



参照サイト

エクリプスガイドネット
http://eclipseguide.net/index.html

LIVE ECLIPSE 2009
http://www.live-eclipse.org/

国立天文台　皆既日食の情報
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/index.html



その他のECLIPSE PARTY情報も随時募集中。
更なるコアなHIDDEN PARTY情報があれば是非。