写真は取り忘れたんですが。

今日は福岡から講師の先生をお招きして、精神分析研究会と大層な名前のついた勉強会&ワークショップ。日本での精神分析、対象関係論学派の新進気鋭の臨床家の一番のお弟子さんの講演でした。実際に日々の臨床、特に我々と同じ急性期治療病棟での治療の中での精神分析の実践の様子がうかがい知れ、そのリアルな患者と治療者の交流の姿に良い意味で感化・刺激を受けました。
葛藤する心から投影されるアンビバレンツな想いをいかに抱え、患者さんに返してゆくか、そのプロセスの中で患者の成長を促し、そして我々もその交流のなかから、人生の希望に足る光を見いだしてゆく作業。そんな日々のなかで忘れがちでありながら、最も重要な何かを伝えてもらった気がします。
講演を題材に行われたグループワークを取り入れたワークショップも時間の制約があるながらも、参加してくれた方には印象的な体験になったのではないでしょうか。
ワークショップに参加したそれぞれの方が、与えられた題材を今の自分の状況を投影して考えている様子が伝わってきて、とても面白く参加させてもらいました。
参加していただいた方、お疲れ様でした。
また明日からの臨床、頑張ってゆきましょう。


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