週2回のペースでジム通いをしている。かれこれ3年は今のジムに通っているのだが、最近は簡単な筋トレだけを素早く済ませて30分ほどで帰宅というパターン。当初はスイムも凝っては見たものの、根っからのせっかちな性格故、遠泳というものが苦手で、すぐその単調さに飽きてしまった。当初は距離が伸びるに連れて、瞑想的トランス状態になるのことに面白さを感じたこともあったが、なんせトランス状態に入るには数十分ほどスイッチが入るまで辛さに耐える必要があり、次第に足が遠のいて、いつしかプールに入ることもなくなってしまった。
しかし、アンチサイケデリックな怠惰な状況を遂に打ち破る秘密兵器が出現。
皆の憧れ水中用mp3プレイヤー。
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耳栓型のインナーイアーヘッドホンが付属。耳栓形式のアタッチメントは複数付属。

PCとはUSB接続。プレイヤー側は特殊なピンプラグ形式になっている。
内蔵メモリーは1G。1〜2時間の水中トリップには充分な容量でしょ。
で早速実験。曲は水中を想定すると、空間に質量が満ちたエーテル感のあるアンビエントやプログレッシブな音がいいのかな???等と考え、M.A.N.D.A.Y.やらSven VathやらSasha、Guy GerberなどのDj mixものをセレクト。ゴーグルの淵にしっかりとセットする。結束バンド方式での接続だが、ホールド感はなかなかのもの。ヘッドフォンのケーブルもクリップでゴーグルに固定できるようになっており、絡まることもなく一度装着してしまえばコードを意識することもない。
↑トリップの現場↑
用意万端、ドキドキと高まる期待を胸におそそる水中に入る。音楽をスタート。イントロのハイハットが刻み始め、バスドラのリズムとともに壁を蹴ってイザ進水!。
おぉぉぉぉぉーー。陸上で聴くのと何の遜色のないクリアな音質が響いてくるのに驚く。全身を水に包まれ、水中を漂いながら音楽が体を響かせることの何と心地の良いことか。ブクブクと立ち起こる気泡、そして水音と音楽が自然と混ざり合い、えもいわれぬアンビエント感とトランス感を醸し出してくれる。50m往復して戻った時、笑いが止まりませんでしたよ。これは新しい遊び発見したなーと。その後も時間を忘れて何度も繰り返し往復。気がつくと一時間ほど経ってました。音楽のBPMと遠泳のリズムがシンクロし始めるのが秘訣だと思うが、このあたりもう少しトレーニングが必要かも。身体技法を用いたトランス体験とアイソレーションタンクが融合したものとでもいいましょうか。まあそんな感じの体験ができます。少し大げさ目にいってますけど。呼吸法とかも組み合わせたり出来ないかな。
ミニマルクリックっぽい音もトランス感がしっかりあるものは良く合ってました。クリアで清潔な感じがgood。プログレッシブものはやはり良く合います。ダークな音、ロックな音は今ひとつ乗り切れない。アンビエントはビートレスなものは体を動かすのには無理があるかもしれない。水中にいつまでも潜って大洋感覚を味わうのには最適でしょう。ま非合法手段を用いずにここまでのサイケデリック体験ができてしまううことはなかなかないでしょう。全感覚没入型。いやほんと是非おすすめ。
☆ってなわけで、週末3連休は盛りだくさん。この後ハリーポッターの新作観たり(前作同様イイ出来。神秘部の描写なんか原作の美しさに結構近く撮れてる、てゆうか回を重ねるごとに区檻ティー高くなってますね)夜からはちょっくら近くの河川敷にサウンドシステム持ち出して天の川の美しさを満喫したり、子供をまたまたプールへ連れていったり。土砂降りの雨で体冷えきったり。家族の食事を作ったり。
☆週末は東京へまたまた遠征予定。関係者の皆様なにかと夜露死苦。

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