2007/4/23
それが銀次! 銀次郎
眠そう。。銀ちゃん(笑)

ぎ:「んふぃ〜。。。」
銀ちゃんと暮らすようになってから、
気持ちの中で大きな変化がありました。
前までは、
「酷でも今やっておけばどうにかなる!」という気持ちがあって、
嫌がる犬に無理やり首輪をはめたり、散歩に連れて行っていました。
人馴れの練習!って、
大勢の人が集まる場所に連れて行ったり。
確かにどうにかなりました。
今までは。
銀ちゃんが最初に暴れた時も、
これまでも暴れる子はいましたからどうにかなると思ってました。
中型くらいの犬の力に負けると思ってませんでしたし、
これまでの経験の上に、なんの根拠もない自信があったのだと思います。
でも暴れる銀ちゃんを見て初めて「怖い」と思いました。
ヒョロヒョロで力の弱そうな銀ちゃんが、
死ぬ気でもがく力や想像を絶するパニック振りに、
全身が強張って声も出ませんでした。
自分を傷つけても分からずに、
自分の体が天を仰いでいるのか地に這いつくばっているのかも分からない。
ガチガチと空を切る歯の音と、銀ちゃんの体があちこちに激突する音。
救済ボラに関わっておきながら、
救済するべき犬の心を分かっていなかったのだと思います。
どの子も初めて何かをするときは緊張もするし怖いはず。
それが元々トラウマを抱えていたり、心に深い傷を負っている子に、
「今やっておけばどうにかなる!」は通用しないのだと思いました。

銀ちゃんの1歩が自然に出るまで待つつもりはありません。
でも、銀ちゃんの1歩が出やすいように努めることはしていきたいと思います。
まだ首輪の装着もままならない銀ちゃん。
まだ他の部屋へ行くこともままならない銀ちゃん。
それでも毎日触れるけど、
普通には撫でさせてくれない銀ちゃん。
ちょっと興奮すると目が引き攣れて真っ赤になる銀ちゃん。
そんな銀ちゃんをまるごとひっくるめて可愛い!と望んでくださるご家庭からのお問い合わせをお待ちしております



