2009/1/29
小さな手 銀次郎
地球(床)を掴む銀ちゃんの小さな手。

地球はあまりにも大きい。
時間は銀ちゃんのためだけに回っているわけではないけれど、
銀ちゃんのためにもある地球。平等に、誰にでも巡る時間。
誰かが誰かの都合で勝手にその時間を止めてはいけないし、
地球は誰かのため「だけ」にあるわけじゃない。
センターリポート
不都合・不合理があるから生きているものを排除する・・。
その上に成り立つ「都合」「合理」ってなんだろう。
この小さな手がしがみつく大きな地球のうえに生きているのは、
私たちニンゲンだけじゃない。

この大きな世界で、
この小さな生き物が自分の生をまっとうするだけ。
そんなことが とても難しい。
『命を大切にしなさい』
『命を粗末にしてはいけません』
子供のころ、先生や大人が教えてくれたこの言葉。
大人になった私が次の世代に同じことを伝える。
「じゃあどうして犬や猫はこんなに沢山殺されるの?」
って聞かれたら、私はなんて答えればいいんだろう。
子供のころの私が同じ質問をしたら、大人はなんて答えてくれただろう。
銀次の頭を撫でながらそんなことを考えてみる。
銀次はいつもの通り、何も言わず、身を寄せてくれるだけ。
伝えたいのは、
このぬくもりの大切さ。かけがえのなさ。イノチの重さ。

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