2009/4/6

朝露キラキラ  銀次郎

露がキラキラとキレイな朝です。


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沢山の出会いと別れの季節です。






銀ちゃんは昨日と同じ今日を送るわけですが、


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ひとつだけ、昨日と違う今日が始まりました。






昨日とは違うこと。



それは、







     銀ちゃんには家族がいること。
















はい。













銀くんをこのまま迎えさせて頂くことになりました





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私は銀ちゃんが大好きです。
銀ちゃんと家族になれたこともとても嬉しいです。

それを前提に、少し長いですが聞いてください。






銀ちゃんには過去2件ご希望がありました。
そこで銀ちゃんのありのままをお話しすると、
どちらのご家族さまからもご辞退のお申し出を頂き、
まったく問い合わせのないままに時間が過ぎていきました。


私は今でも、うち以上に幸せになれる家・ご家族がいると思っています。

良縁に恵まれなかったことは私の努力不足、力不足で、
銀ちゃんには申し訳ない結果となってしまったと思っています。


きっとこのブログを見てくださる多くの方は、
そんなことはないと言ってくださると思いますが、
『預かり』として、良い方向に導いてあげられなかったことには違いありません。


そして、預かり家庭という特殊な環境の中では、
銀ちゃんの精神的サポートも十分にはしてあげられません。

だから今でも銀ちゃんは、
次々に来る新しい預かりっこの存在に毎回目を腫らして、
その環境に早く慣れるようにと必要以上に頑張らないといけないのです。

優しすぎるがゆえ、
次々にかつぎ込まれる痛み傷ついたイヌネコの、
その気持ちを自分のことのように敏感に感じ取ってしまい、
自分のことのように痛み傷つき恐怖を共有してしまいます。


私は銀ちゃんにうちのような特殊な環境じゃなくて、
ごく普通の家庭犬として落ち着いた生活を送らせてあげたかったです。

預かりをやめて銀ちゃんを迎えるか、
預かりをやめないで、銀ちゃんの募集を続けるか。

そのどちらの答えも出せないままに、
次々に来る預かりっこたちを拒めるわけもなく、
銀ちゃんを迎えることを決めました。


銀ちゃんがこれから先も私といることで、
他の所でならしなくていい苦労をしていかないといけなくなりました。
共に生きると決めたからには、一緒に頑張りたいし乗り越えていくのだけど、
苦労させることが分かっている私は、この縁組を手放しでは喜べません。



でもこれ以上、
銀ちゃんの名字がないままに年を重ねさせることに限界を感じました。



そして、
生涯の課題ともいえるかもしれませんが、
一生うまく付き合っていかなければならない点もあります。

例えば、
トイレシートの角度がいつもと数センチ違うことや、
折りたたまれたシートのその少しのしわですらトイレが出来なくなり、
家具は勿論、縁や壁、ベッド、敷き物に関わらず、
少しの段差や少しの角、ありとあらゆる場所にあたりかまわず排泄します。

銀ちゃんには叱っても褒めても効果はありません。
人がなにかアクションを起こす行動そのものが「興奮材料」なので、
褒められているのか、叱られているのかは理解できません。


また、
鳥が飛んだのが見えた。とか、風が吹いて葉っぱが舞ったのが見えた。とか、
そんな日常のどこにでもあるような些細なことがきっかけで、
自身で制御がきかないほどパニックを起こし怪我をする頻度が高い・・かと思えば、
同じことが起きてもまったくの無反応だったりと、
トレーニングや忍耐や工夫だけではどうにもクリア出来ない問題も抱えています。



銀ちゃんと銀ちゃんを迎えてくれるご家族の本当の幸せを願えば、
これを話さずに譲渡することはあり得ません。



家族として迎えたら、365日、24時間、毎日、一生です。


そういう子と向き合おうと思ってくれる人がどれくらいいてくれるだろうか。


そう真剣に考えたときに、
銀ちゃんの家族を探すのは現実的ではないと思いました。


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事実、銀ちゃんの預かり4年を迎える私ですら、
銀ちゃんと一生を暮せしていけるのか、今もまだ自信がありません。


とにかく今日の1日を過ごしていく。
この1ヶ月を過ごしていく。この1年を過ごしていく。。。
そんな思いで過ごしてきた3年間でした。


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これからも今日の1日を銀ちゃんと過ごしていくうちに、
5年、6年、10年、15年が経っていくのだろうと思います。





銀ちゃんが大好きだから、
うちでは迎えたくなかった。

でも銀ちゃんが大好きだから、
共にいることを決めました。



うちで迎えることで銀ちゃんには苦労をかけてしまいますが、
出来る限りのサポートをこれからも続けていきたいと思います。






銀ちゃんにぴったりの家族を見つけてあげることは出来ませんでしたが、
銀ちゃんはこれからも私たちとともに生きていきます。


このブログはここで一旦終了とさせていただきます。
長く見守り続けてくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました。

言葉やカウントが、
人を、私を、支えてくれる原動力になりました。

銀ちゃんが幸せになれるよう、
頑張っていきたいと思います。


今度は私が頑張る番です







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銀ちゃん。
ふつつか者ですが、これからもよろしくお願いします  杏より




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