1999年11月1日1刷と記されたこの本。
これで初めてポジャギの作り方を知ったという方も多いと思います。
私もその1人。もう少し前の「銀花」誌などで作品の美しさは知っていても
その作り方についてはほとんど何も分かりませんでした。
しか〜し! 掲載作品のあまりにも緊張感に満ちた素晴らしさに対して
その説明たるや、ほとんどお話しにならないほど適当で素っ気なく
おまけに歴然とした記載ミスも多くて(再版では訂正されているのでしょうか?)
これだけを見て作る…というのは、
少なくとも私にとってかなりハードルの高いことでした。
おそらく、編集者もライターもポジャギなんぞ作ったことなかったでしょうから
無理もない、と言えば言えるのですが……
なにしろ、ページめくって最初の作品がケッキのムジゲですからね。
これを巻頭に持ってきてしまうあたり、
ノウハウより、まずは目で味わえ…という編集者の意図が窺えようというもの。
(実際のところは分かりませんけどね)
で、これを作ってみようと思うまでに、
10年以上の月日が経ってしまったというわけです。私の場合(^_^;)
苦節14年!?
玉虫色のノバンでケッキのムジゲ。
さあ、どうなるか(@_@)

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