前回の小さな額ですが、全体的に薄ぼやけ気味の配色ではありながら
まんなかにズドーンとある濃紺と濃緑(写真では黒にしか見えませんが)が
なんかどこかで見たような…と思っていたら、その理由がわかりました。
↓の影響だったのね。
Mary Lee Benfolph,Gee's Bend Quilts,and Beyond
Tinwood Books,Atlanta Austin Museum od Art, 2006
この本は資生堂ギャラリーで開催中の「アフリカン・アメリカン・キルト」展会場に
参考資料として置いてあったもので、その強烈さに愕然とし、
ウチに戻るやいなやAmazonで注文していたのですわ。例によって(^_^;)
会場で紹介されていた作品群ももちろん素晴らしいのですが、
Gees'Bendのキルトはさらにその上を行くインパクト。
とくにその中心的存在であるMary Lee Bendolphの作品は、
凄まじい迫力で見る者を圧倒します。
で、一緒に語ってしまってはまことに申し訳ないのですが、
こういうモノには即座に影響される私メです

ibid. p61
Gees'Bendとは、アラバマ州にある黒人居住地域の名称。
2002年、そこに住む女性たちが作り続けてきたキルトが
ニューヨークのホイットニー美術館に展示された時は
「現代アメリカが創造した最も奇跡的なアート…」とまで評されたとか。
ううう…本物が見たい(ーー;)

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