戦う!!ヴァイオリン

昨日は辺見ヴァイオリン教室の第３回発表会でした。
今年の会場は1月にリサイタルを行った宍道町のギャラリーC。駐車場が少ないと言うご指摘もありましたが、響きが良く、雰囲気も良いという事で中々好評でした！

鳥取県倉吉市や境港市、島根県では雲南市の生徒さんもおられ、幼稚園年中さんから大人の方まで様々ですが皆さん頑張って良い演奏が出来たと思います。色んな苦しみがあったと思いますが、それを乗り越えて皆さんは演奏する喜びを勝ち取ったのではないでしょうか？

子供さんたちの1年の成長も素晴らしいですが、忘れてはならないのが2人の大人の生徒さん…。今まで２回の発表会では何故か弓がジャンプしてしまい音にならなかった方、当日午前中の合わせで何故か全く弾けなくなってしまった方。本番では感動的な演奏でした！

ギャラリーCにはグランドピアノがなく、伴奏者の渡部さんにはご迷惑をおかけしましたが、ヴァイオリンの伴奏にはアップライトぐらいがちょうど良いのでは？と思いました。フルコンサートのグランドピアノに立ち向かうヴァイオリンは、ボクシングに喩えるとヘビー級の選手にフライ級の選手が立ち向かうようなもの…。ヘビー級の選手が力を抜かないと太刀打ちできない！
その試合をお客さんに面白く見せるには相当なテクニックが必要、と言うかプロレス的な要素が必要になりますが、僕が今までご一緒させていただいたピアニストでそんなテクニックをお持ちの方はごく僅かでした。

プロレスについてはまた語らせていただきますが、ピアニストの方、本気で思いっきり急所を殴らないでくださいね！

先日ファルファーレ(ハープデュオ)のたかよさんからイタリアのお土産でジェノベーゼとファルファーレ(パスタ)をいただきました。

実はこのジェノベーゼ研究、食い気が先に立って、すでに食べてしまって更新待ちのがありますが先にこちらを拡大版でレポートします！

まずはファルファーレ！
ファルファーレ(Farfalle)とはイタリア語で蝶々の事。たかよさんとえりさんのハープデュオ、ファルファーレはハープ２台並べた姿が蝶々に似ている事から名づけたそうです。

このパスタのファルファーレは見ての通り蝶々の形！
普通は薄茶色の物がほとんどですが、このヴェネツィアのファルファーレはFarfalle Primavera(春の蝶々)と言う名前がついていてとてもカラフル！
初めて見た･･･。

食べるのが惜しいようですがやはり食欲には勝てません！
実はファルファーレ自体、茹でるのが初体験。８〜１０分と書いてありましたが７分ぐらいで試食してみたところ羽の部分が良い感じだったので上げてみると、まだ胴体(シワ)の部分は少し硬い状態･･･。アルデンテ(硬め)が好きな僕も少々早すぎたかな？

いずれにしてもこのパスタ、なかなか茹でるのが難しいようです。次回は表示どおりジャスト８分で上げてみます。

ちなみにこんな状態でカラフルさはそのまま！


そして本題のジェノベーゼ！
このジェノベーゼ、ジェノバのすぐ近くで同じ海岸沿いの町で作られた物！
本場のジェノベーゼと言って良いのではないでしょうか？
材料は割合まで書いてあって、バジル43％、エクストラヴァージンオイル37％、松の実12％、パルミジャーノ・レッジャーノチーズ5％、後は海の塩、にんにく、ワインビネガーが少々です。
このジェノベーゼの大きな特徴は松の実がそのまま入っている事！

それもその松の実は多分塩漬け･･･。
アンセントになっていて良かったです。

とても美味しかったのでそのままファルファーレに和える事に！

超簡単レシピですが超美味しかった〜！
たかよさんありがとう！！

実はイタリアはまだ一度も、空港ですら立ち寄った事がありません。
次にヨーロッパに行く時は是非とも行かなくては！

今は大阪から松江に帰るバスの中。僕はガヤガヤした電車より荷物も預ける事が出来て自分のスペースが飛行機のビジネスクラス並に確保されて、さらに観たければ映画も観れるバスが好きです。

昨日はファルファーレ音楽院の発表会とハープの入った室内楽のコンサートでした。
小さい男の子がハープを弾いていたのには驚き！
楽しい発表会でした。

コンサートはたかよさんと僕とのデュオとえりさん他、京響のメンバーによるトリオ。フェリーチェ音楽院の素敵なサロンでフランス音楽によるプログラムでした。
僕たちはタイスの瞑想曲、サンサーンスの白鳥の他、ダマーズのソナタを初共演。いつもながら楽しく演奏できました。
えりさん達はドビュッシーのソナタを快演！
このユニット"アンフィニ"は６月にコンサートがありますので要チェックです。

コンサートの模様はココをクリック！

来週はウチのヴァイオリン教室の発表会。生徒さん達の名演を期待しています！

この一週間ちょっと、雑用に追われていた上にオーストラリアから友達が来ていてブログ更新出来ませんでした…。
彼は作曲家で僕のソロCDにも彼の曲が入っています。最近は作曲家という枠にとらわれずダンスやビジュアルアートにも積極的に関わっています。

今回彼は東京で行われていた芸術のマーケットで彼のイベントを紹介しに来ていましたが、大の松江好きで今回も５日間滞在しました。来年は松江発の新しい作品が出来そう！
楽しみです！

今回は日本庭園で名高い足立美術館や３月をもって閉館のティファニー美術館、そして雪深い大山で足跡のない山道を靴をグショグショにしながら探険したり楽しいひと時を過ごしました。
写真は宍道湖畔のカフェにて。
今度は７月に来松予定！

3月17日(土)に兵庫県西宮市のフェリーチェ音楽院で室内楽コンサートに出演します。

今一番のパートナー、ハープの松村たかよさんとのデュオで5月のリサイタルでも演奏するダマーズのソナタを演奏します。
この曲は作曲されてからまだ10年ちょっとしか経っていない新しい曲ですが、いわゆる現代音楽ではありません。Jean-Michel Damase(1928-)はパリ音楽院でビュッセルに師事し、近代フランス音楽の伝統を引き継いでいます。調号はついていませんがラの音を中心に、つまりイ長調とかイ短調とか調性音楽と言えるでしょう。フランス人の作品らしい色彩感のあるお洒落な曲です！

このコンサートでは同じくファルファーレの松村えりさんのユニットでドビュッシーのフルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタも演奏されます。京都市交響楽団の精鋭の方たちなのでこちらも楽しみです！

詳細はこちら･･･。
ご来場お待ちしています！
3月17日（土）室内楽コンサート
午後3時半開演
於：フェリーチェ音楽院（西宮北口より6分）
　ヴァイオリンとハープのためのソナタ(Damase)
　　辺見康孝（ヴァイオリン）松村たかよ（ハープ）
　フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ(Debussy)
　　西尾牧子(フルート）　高村明代(ヴィオラ）　松村えり(ハープ）
入場料：1,000円（要予約）
チケットの御予約はharpduo-farfalle@inter7.jp　まで

今日は僕の町の法吉(ほっき)公民館を拠点に活動しておられる法吉鳥(ほうきどり)コーラスとの共演でした。

今日は街の温度計は21度！
色々な種類の蝶々が乱舞し、今年初のウグイスの鳴き声、日本では初のてんとう虫との遭遇など春めいた一日です。
実は法吉鳥とはウグイスの別名。僕がアレンジした法吉公民館の歌の最後にはヴァイオリンでウグイスの鳴き真似をします！

ここ数年、松江では僕をフィーチャーしたコーラスがひそかなブーム。僕のアレンジはいつも何か仕掛けが…。
今日は春の歌のメドレーでヴィヴァルディの「春」を対位法的に重ねて好評でした！

この一連のコーラスとのカラミですが、４月の終わりにはプラバホールのミューズコーラスさんの定期演奏会で僕の弦楽四重奏団にハープの松村たかよさんが加わって一気にゴージャスに！
またコンサート情報はアップしますので乞うご期待！！

写真は演奏後に会場の鹿島文化センターで…
法吉鳥コーラスの皆さん、森田さん、代さん、お疲れ様でした！

2006年も皆さんに支えられ何とかやってきました。
2007年は年男！益々頑張りますのでよろしくお願いいたします。

1月以降の主なスケジュールです！

1月11日(木)19:00開演(18:30開場)
吹田市文化会館メイシアター 中ホール(阪急吹田駅前)
ニューイヤーコンサート　現代音楽の夕べ
福井とも子さんの『Schlaglicht』を金井亜沙美さん(ピアノ)と演奏。
入場料：前売2,000円、当日2,500円
お問い合わせ：06-6380-2221

1月12日(金)19:00開演(18:30開場)
兵庫県立芸術文化センター 小ホール(阪急西宮北口南改札口すぐ)
next mushroom promotion vol.9
ネクストマッシュルームはお勧めのアンサンブル！お近くの方は是非！
入場料：前売2,500円、当日3,000円、学生(前売りのみ)1,000円
予約受付電話：090-9059-3661(スミ)

1月15日(月)19:15開演(18:45開場)
すみだトリフォニーホール 小ホール(JR錦糸町駅北口徒歩5分)
next mushroom promotion東京公演
入場料：前売3,000円、当日3,500円、学生(前売りのみ)1,000円
予約受付電話：090-9059-3661(スミ)

1月20日(土)19:00〜20:00
大阪・高津神社
第47回大阪異業種交流会
ハープ：松村多嘉代 ハープソロおよびハープ＆ヴァイオリンのデュオ
タイスの瞑想曲ほか
お問い合わせ info@osakanetwork.com

1月26日(金)19:00開演(18:30開場)
1月27日(土)19:00開演(18:30開場)
1月28日(日)14:00開演(13:30開場)
ギャラリーＣ(松江市宍道町)
戦う!!ヴァイオリン in 松江
辺見康孝 ヴァイオリン ソロ リサイタル
入場料:1,000円(チケットはありません。予約の必要もありません。）

2月2日(金)19:30開演(19:00開場)
すみだトリフォニーホール 小ホール(JR錦糸町駅北口徒歩5分)
戦う!!ヴァイオリン in 東京
辺見康孝 ヴァイオリン ソロ リサイタル
入場料：予約2,000円、当日3,000円(チケットはありません。
予約はこのブログのコメントに！、匿名可)

2月9日(金)
8pm - CCRMA stage, Stanford University
2月10日(土)
8pm - Center for New Music and Technology, Berkeley
Fight with the Violin in USA

2月25日(日)
會津風雅堂(会津若松市城東町12-1)
お問い合わせ：0242-27-0900
2月27日(火)
六本木スーパーデラックス(東京)
勝部ちこさん他ダンサーとの共演
詳細は後日

年始から今日まで、忙しい日々でした･･･。
コンサートにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
練習が不十分になってしまったコンサートもあり少々反省が残りますが今後も積極的に活動して行こうと思います。
3月は充電期間。
発表会や小さなコンサートはありますが、5月のリサイタルに向けて準備です。
近日中にコンサート情報をアップします。
またの皆様のご来場、心よりお待ちしております。