昨日は倉吉博物館でのアザレアのまち音楽祭のコンサート。
コンサートタイトルは『辺見康孝ヴァイオリンコンサート』ですが、ここ数年はX[iksa]として参加させていただいています。
毎年同じ場所で同じようなお客様を前に演奏するのでプログラミングには苦労します…
今年は現代の巨匠ルチァーノ・ベリオの没後10年。
未来永劫、弾き継がれるであろうソロ楽器のための作品群『セクエンツァ』をプログラムの中心に据えました。
そしてコレッリの生誕350年などのメモリアルも含めたオールイタリアンプログラム!
その中で僕が力を入れたのがパガニーニです。
ヴァイオリンの技術の限界に挑戦する彼の作曲スタイルは目標とするところですが、やはり超ムズい…!
5月から、そして6月に入ってからも満足な練習が出来ない中、直前で最善を尽くしましたが甘くはありませんでした…
おかげで他の演奏にも影響が出てしまったので反省。
アザレア音楽祭のプログラムは1月に出さなくてはいけないので、先の事だと思って好き勝手にプログラミングしますが、来年は先の予定を考慮しなくてはいけません…!
その反面相棒のたかよさんは初めてのベリオを計画的に練習して素晴らしい演奏。
見習わなくては…
セクエンツァは今後も各所で演奏するのでお楽しみに!


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