昨日、一昨日と僕の作品を演奏していただけると言う事で聴きに行きました。
現代音楽の作曲家は特別な場合を除き、「作品を書けば書くほど貧乏になる」人がほとんど…
今まで誰も描いた事のないような素晴らしい作品を書いても演奏家に演奏料を支払って作品発表をしています。
そんな状況の中、演奏家から作曲を依頼され、そして演奏していただけるのは本当にありがたい事なのです!
一昨日は京都市交響楽団の首席メンバーから成るトリオ・ダマーズに新作を初演してもらいました。
お三方とも一昨年に亡くなられた作曲家ジャン=ミシェル・ダマーズと縁がある事で、この名をつけておられます。
そのダマーズの作品とドビュッシーの作品に挟まれる形でプログラムされていた僕の作品ですが、今回はかなり精力を注いで作曲したので少々難しくなってしまいました…
でも皆さんに真摯に取り組んでいただき満足のいく演奏となりました!
えりさんをはじめ、清水さん、小峰さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
新曲「アレクサンドラトリバネアゲハ」は8月に静岡で再演していただける事になりました。
是非お聴きください!
そして昨日はファルファーレのコンサート。
前日に引き続き超満員!
ファルファーレのための「鱗粉」は、これまで色んなところで演奏していただいてますが、劇好きのお二人は演出も考えてくれて素晴らしい演奏になっていました!
プログラムの最初でしたがツカミはオッケー!
それに続く現代の作品、近代の作品とも、とてもクオリティの高いコンサートでした。
さすがファルファーレ!
僕の登場は終わりましたが、えりさんの戦いは今日も明日も、そして明後日まで続きます。
5日間でこんなハードなプログラムをこなせるのは世界でもえりさんだけでしょう…
今日と明日は残席があるようなので、是非生き様を見届けていただきたいと思います!

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