先日は韓国のチャンウォン(昌原)に行きました。
ここに行く時は、いつも謎だらけです。
コンサート前にはチャンウォンのボス、チェ・チョニさんからFacebookのメッセージで、何時にどこに来い!と簡単に指令が来るだけ。
楽譜も何の説明もなく、誰と誰の曲!とメールに添付されて送りつけられてきます。
これがボス!
とても面倒見が良く優しい人なのですが、慣れない人は怒られているのかと思ってしまいます(^^;)
今回も食事は全部奢ってもらえました!
毎回違う所に連れて行ってくれて、今回は初めて韓国でフグ料理を食べました。
今回も!条件が悪かったので、カルテットをベテランには頼めなかったのですが、初めて参加してくれた二人がとても頑張ってくれて、おかげさまで好評を得る事ができました!
奥からヴィオラの坪ノ内裕太さん、ヴァイオリンの安田つぐみさん、チェロはベテラン!大西泰徳さん。
今までチャンウォンでやった事のないようなゲンダイキョクもありましたが、何とか乗り切る事ができたのも、この絶妙なバランスのメンバーだったからです!
皆さん本当にありがとう!!
へんみ弦楽四重奏団は僕を唯一のレギュラーメンバーとする弦楽四重奏団で、漢字表記すると“変味弦楽四重奏団”
これからもストレンジテイストな曲を演奏していきたいと思いますが、今回のメンバーで自主公演も企画してみようと思っています!
今回のチャンウォンで、もう一つの良い出会いは韓国の琴、カヤグムです。
ボスのカヤグム協奏曲の弦楽四重奏版を演奏しましたが、カヤグムは韓国のハープと呼ばれている通り、お琴のように爪を使わないので音が柔らかく、かつ日本の琴よりもテンションが高いのか、音の輪郭はくっきりしている印象でした。
カヤグムのイ・オンファさんはとても素晴らしく、五線の楽譜を難なく読んで、リハーサルも要領よく、サクッとできました。
現代曲もよくやっておられるようなので、また共演の機会があるかも…
楽しみです!

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