広島湾は江田島の北端の岬のその先の海上にある屋形石yakataishi灯標。この黄&黒の写真を見掛け、さてどこにあるの?とnetで探すと結構身近な海にありました。百年以上前明治期の建造です。この色分け色使いにも意味がありこの場合は「南側には浅瀬があったりするから大きな船は北側を通るべし」みたいな感じみたいです。なるほど。
広島の海の玄関口?宇品港の白い宇品灯台。この足下には小さな浜がある。「子供のころ電車(チンチン電車?)でやってきて泳いでた。(談:同行の
海遊旅人氏)」昔なじみの懐かしの海だそうだ。背景にはオーシャンビューのホテルがそびえ、湾岸道路の高架が走る。周囲の景色は変わってもその浜では、家族連れがお弁当を広げていたりする。いいなぁ。
今度はミドリ色で塗られたブイ(灯浮標)。この色も意味があり、この場合は水源(川や港の奥)に向かって航路の左の端を示すようです。詳しくは
こちらをどうぞ。
なにげなさ過ぎて?わかりにくい「澪つくしmiotukushi」(...だと思う。^^ゞ)。カヤックを進めようとしている水面の両側に立つ竹の棒(というか杭というか)。その昔、なにわ大坂の湊にあって「ここんとこがちょっと深こうなってて安全に通れまっせぇ」と航路を示していたとか。「澪つくし」はたしか商港大阪市のシンボルマーク市章になってます。灯台も現代の「澪つくし」ですよね。なんて。
浜から出艇しようと準備していると、カヤックお友達のO迫さんが登場!。今日は初夏の陽射しに誘われるままにふらり海辺にやってきたそうで、偶然にも我々は発見されてしまいました。以前、当地在任中のかの天狼☆氏と宇品の港の最深部を漕いだ時のようすを伺いました。ね、天狼☆さん。
漕ぎ終えた二人に“夏”を届けてくれたのは、近くの街にお住まいのR嬢。行列のできる冷やし中華屋さんに並んで買ってきてくれました。気持ちいい海風の浜で食べる夏の風物詩的冷やし中華はとってもおいしかったです。ありがとう。
「 六月を奇麗な風の吹くことよ 子規 」

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